【経営コンサルタントの独り言】 「3共」って何だろう??? c26
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経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。
■ 「3共」って何だろう??? c26
製薬会社のことではありません。
共産主義賛同者というわけでもありません。
経営士資格取得をしているコンサルタントなら、知らない方がおかしいくらい、そこではあたり前のことです。
経営の高度化・専門化が進んで来ている今日、ひとりのコンサルタントだけでは、優れた支援サービス提供はできません。
中小企業診断士や税理士をはじめとした士業・専門業の先生方の「異業種交流組織」としての活動理念です。
「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」という三銃士の名言があります。
毛利元就の「三本の矢」という逸話があります。
それとはちょっと異なりますが、複数の専門家が集まると大きな力となります。
3共は、大きな力を作るための思想ですし、行動指針でもあります。
(特)日本経営士協会のサイトを見ると「3共」とか「共業・共用・共育」という言葉が出てきます。
同協会には、質の高い会員が、「共育」と言って相互研鑚し、「共業」と言って相互に強みを発揮できる協同業務を行っています。そこで蓄積された協会の共有財産を皆で使えるように「共用」を大切にしています。
定期的に研究会や研修会を開催するだけではなく、メーリングリスト(インターネットを使ったグループ活動)を通じても共育と共業をしています。また、当協会にコンサルティングや講師依頼などがありますと、それを会員に紹介し、これらを通じて質の高い業務遂行を行っています。
当協会では、経営コンサルタントだけが集まっているのではなく、これから経営コンサルタントを目指そう、経営コンサルタント的視点で経営を行おうという人たちにも仲間になって欲しいと考えていて、一般会員という制度も作っています。
一方で、資格会員である経営士という実力を有する人たちの集まりである当協会においては、協会が会員に何かをしてやるというより、会員が協会で何ができるかがポイントと考えています。かつて、ケネディ大統領が「国が国民に何かをするというより、国民がアメリカ合衆国に対して何をすることができるかが重要だ」という言葉を思い出しました。別の言葉で言うと「会員の皆様にも汗を流していただきながら、会員とともに協会を育てていくという考えが浸透しているから「共業・共用・共育」が可能なのです。
(ドアノブ)
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