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経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【一口情報】 右投げ左打ちの少年野球と企業経営

2015-04-27 21:10:34 | 【話材】 ビジネス関連

■■【一口情報】 右投げ左打ちの少年野球と企業経営

経営コンサルタントを40年もやっていますと、若かりし頃、話し下手であった自分が信じられないほど、人前でもしゃべれる様になりました。雑学をかじっていると、人が関心を持ってくれます。

 

■ 右投げ左打ちの少年野球と企業経営

日経サイトで、野球評論家の広澤克実氏が日本野球のレベル低下に警鐘をならした記事を書いていました。

野球少年の全体数はそれほど減っていないといいます。

ある少年野球指導者の話ですが、体育の成績が「5」という子どもが野球をやらなくなったというのです。彼らの多くは、サッカーに興味を持って、野球に関心を持たないと言います。

体育が『5』の子供が野球をやらないということは、運動能力の高い子供が野球をやらなくなっていますので、レベルが下がってしまうことが懸念されるわけです。

その徴候として、プロ野球におけます本塁打、打点部門での外国人の活躍が挙げられています。

運動能力の高くない子供が出塁するためには、「右投げ左打ち」が有利です。なぜなら、ファーストベースに近い位置からスタートダッシュをすることができますので、内野ゴロでも出塁できるからです。捕手の肩が弱いですので、出塁すれば盗塁ですぐに二塁に進塁できる可能性が高くなります。

本来は右利きでも、運動能力が高く、脚力があれば簡単に左打ちに変えられるそうです。右利きの子供が左打席に立つことは、利き腕の力を活かせないので長打は無理ですが、内野ゴロは打てます。

多くの時間を「バント」の練習に費やすのは、そのためです。

確率の悪いホームランを打つ選手を育てることより、ゴロを打ち内野安打を打てるタイプの選手を積極的につくることが、監督の”勝率”に繋がり、長期的な視点で子供を育てることにそっぽを向いてしまうのです。

近年、野球に強いキューバやドミニカ共和国はすでに一貫教育のアカデミーが整備されているといいます。広澤氏は、「野球のゴールデンエイジ」と呼ばれる育ち盛りの10~18歳の指導のあり方を変えることと、その一貫教育が理想だと主張しています。

同じようなことは企業経営でも言えます。

安倍総理が、ホワイトエグゼンプションによる成果主義の導入ということを声高に言い出し、民間企業の経営のあり方にまで口を挟もうとしています。

私は成果主義を否定しているわけではありません。成果主義は適している企業もあれば、そうでない企業もあります。十年ほど前、成果主義導入に失敗した日本企業が多数あることをよもやお忘れではないでしょう。

成果を上げるために、目先の業績向上を目した個人プレーが中心となり、中長期的に見て好ましくない状況が、この少年野球の例からも学べるのではないでしょうか。


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■■【時代の読み方・日曜版】 この一週間の映像 2015年4月4週 0426後半

2015-04-27 20:24:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■【時代の読み方・日曜版】 この一週間の映像 2015年4月4週 0426後半

  文字数制限のため、週を前半と後半に分けて掲載致します。

 一週間の出来事・映像に見る話題

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、映像も交えて、お節介心から紹介しています。

 この一週間、何があったのか、一括しましたので、見落としたニュース等をご覧下さると幸いです。

23日(木)

■【今日の出来事】

民間:自動車生産、パソコン国内出荷実績
米国:米PMI、新築住宅販売件数
欧州:ユーロ圏PMI、英小売売上高
その他:シンガポールCPI

【時事用語解説】

■【今日のブログ】

 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 【今日のマガジン
 正午発信 【時代の読み方
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報

【映像に見る今日の話題】 日本のエネルギーミックスを考える

 福島第一原発事故以来、高い原油を輸入し続けて来ました。それが貿易立国日本の赤字に拍車をかけてきたことも事実です。ところが、ここのところの円安傾向で、貿易収支が、2年9か月ぶりに黒字に転換したと報じられました。一時的な現象でしょうが、逆にこれは原油輸入量が減れば、日本の貿易収支は黒字を保てる可能性が高いことを示しているように思えます。
 日本の電力需要を、どの様なエネルギー源でまかなうのかを決めるエネルギーミックスの議論が、エネルギーの専門家や中小企業の経営者らによる有識者会合を開いていて、行われました。 
 映像


■【今日は何の日】 
国際マルコーニデー 4/23

 4月23日は「国際マルコーニデー 」です。世界で初めて無線通信を行ったイタリア人のマルコーニを記念する日です。・・・・・<続き

■【ウェブサイト更新】

 【公的補助金・助成金】を毎週増補・改訂しています。
 「経営コンサルタント資格短期取得講座」に関する記事を掲載。

24日(金)


■【今日の出来事】

政府日銀:サービス価格指数(日銀)
民間:柘植JR東海社長記者会見
米国:耐久財受注額
欧州:独Ifo企業景況感指数

【時事用語解説】

■【今日のブログ】

 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 【今日のマガジン
 正午発信 【経営特訓教室
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報

【映像に見る今日の話題】  ドローンの脅威

 15年以上前から、リモコン操縦による小型飛行体のテロ等への悪用の心配を発信してきました。今日では「ドローン」と言われますが、当時はそのような言葉もない時代でした。
 総理大臣官邸の屋上に、小型の無人機「ドローン」が落下しているのが見つかったというニュースを聞いて驚いた人も多いと思います。その前にも、ホワイトハウスで話題になったばかりですのに、何の対策も打っていない”平和ボケ”は問題ですね。法制化も未着手とはお粗末と言わざるを得ません。
 中国のドローンの世界市場で三分の二ほどもシェアを占めています。販売時に購入者の登録制をとるなど、トレースできる方法も必要です。GPSや電波を利用したりして飛行制限地域を設けられるなどの機能も必要でしょう。
 早急な対策が求められます。  映像

■【今日は何の日】
 植物学の日 4/24

 4月24日は「植物学の日」です。

 文久2(1862)年の旧暦による4月24日は、「植物学の父」と呼ばれた植物分類学者の牧野富太郎博士の誕生日です。
 高知県佐川町の・・・・・<続き


■【ウェブサイト更新】

 時代の読み方に新しい記事を毎週追加しています。
 「情報セキュリティの脅威について正しい認識と対策」をアップロードしました。

25日(土)


■【今日のブログ】

 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 【今日のマガジン
 正午発信 【
セミナー情報
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報

【映像に見る今日の話題】 補正予算案と平成27年度予算案をわかりやすく http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2015/150123yosanan.htm" target="_blank">映像

 平成26年度補正予算案及び平成27年度予算案の閣議決定を踏まえ、予算案の内容について、担当者が直接、分かりやすく説明した動画が中小企業庁から公開されました。

 真のプロ経営コンサルタントが、40年の経験の上に、夢を語る 映像

■【今日は何の日】 孔子祭 4/25

 4月25日は孔子祭です。孔子や儒教の先哲を祀る儀式が行われます。中国で儒教が国教となったときに、釈奠・・・・・<続き

■【ウェブサイト更新】


【 注 】
【今日のブログ】や「映像」は、閲覧と発行時間が異なる場合には、掲載ブログとは異なるブログが表示されたり、リンクが切れていたりすることがあります。

 
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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】4月第5週 理想とする経営コンサルタント

2015-04-27 13:57:24 | 【専門業】 新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】4月第5週 理想とする経営コンサルタント


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

  【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック
 
 

 4月5週 理想とする経営コンサルタント

■ クリティカルシンキングはビジネスだけではない 14-4-5-1

 「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」という本を読んでいて、駆使はビジネスだけのものではないという件に大変興味を持った。もしかすると、クリティカル・シンキングというのは、すごい者なのだろうか、自分はまだその入口すらキチンと理解できていないような気がする。


1-11 クリティカルシンキングはビジネスだけではない

 日常の生活にも多くの問題課題があふれています。クリティカルシンキングを、ビジネスの世界だけのものと考えている人が多いようですが、日常生活の問題解決にも有効です。

 自分の人生をどのように送るべきか、キャリアプランニングの視点で自分を見つめることは大切です。クリティカルシンキングは、ロジカルシンキングと共にビジネスには必須です。

出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

■ 業務代行 14-4-5-2

 先週のチュータリングサービス・メールでは、マネジリアル・ヘルパーについて、経営コンサルタントとしてのニッチ市場についてアドバイスしてくれた。
 今朝届いたチュータリングサービス・メールは、マネジリアル・ヘルパーに続き、「業務代行」という視点である。


◇ 業務代行からスタートする
 マネジリアル・ヘルパーは、コンサルタントの下請的な業務のように見えますが、気持ちの持ちようです。筆者は、マネジリアル・ヘルパーは下請けではなく、コンサルタントとの棲み分けができているのですから協業だと考えています。コンサルタントや企業の業務の代行業とも言えます。
 コンサルタント業としてスタートするには業務代行というのはひとつのやり方です。

■ チュータリングサービスで目から鱗 14-4-5-3

 日本経営士協会のチュータリングサービスを受講始めてからもう半年以上になる。この四月からスタイルが変わった。SKYPEを利用したネット講習は、講師が受講者に次々と質問を浴びせかける。受講生は、いつ、自分が指されるかわからない。講師からは「発想の瞬発力」という聞き慣れない言葉が出てきた。
 「自分が理想とする経営コンサルタントとは」というテーマが、SKYPEによるスクーリング直後に出されていた。どの様に書いたら良いのかわからないので先延ばしにしていたが、期限もあることから今週初めに箇条書きで三項ほど書いて返信をしておいた。
 今朝、メールチェックをしたら講師からの返事が来ていた。簡単な回答しかしていないので、メールを開くのが怖かった。何とA4サイズ換算で一ページ半くらいの長いコメントが反ってきた。
 自分は、商社マンとしての経験しかないので、何の取り柄もないと思っていたら、丁寧に私の特徴を書いてくださった。その中に、講師の愛先生ご自身が商社マンであったので、その他意見を含めたコメントから、目から鱗の思いがした。


■ 自分の商社体験をコンサルタントに活かす 14-4-5-4

 先輩コンサルタントの鞄持ちというのが名案であると思っていたのが、名案とはほど遠いアイディアであることを知って、へこんでいたが、いつまでも夢遊病者のようにフラフラしていては生活してゆけないと、自分を鼓舞することにした。
 そのきっかけとなったのが、昨日のチュータリングサービス・メールである。「業務代行」といキーワードをベースに、自分の今後のあり方を考えてみた。すなわち、経営コンサルタントとしての生き方、それを実践するための「経営コンサルタントとしての商品」を作ることを考えてみることにした。
 私は、商社マンとして十年を経験している。その中で、海外経験や人脈がある。これを活かすにはどうしたらよいのであろうか、と考えて商社マンを核にして、マインドマップの手法で発想の展開をしてみた。
 次第に明確になってきたのが、中小企業の輸出支援業務である。商品にもよるが、自分が築いてきた海外の人脈を利用すれば、輸出相手国の状況を把握することも、顧客を見つけることもできのではないだろうかと考えた。
 自分の経営コンサルタントとしての生き方が見えてきたような気がすると、何となく力が漲ってくるようにさえ思えた。

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