■■ 企業の健康診断を - 企業診断、ビジネス・ドック
「企業は生き物である」とよく言われますが、まさにその通りで、元気なときもあれば病気の時もあります。
場合によると重病であるかもしれませんし、これから重病になるところかもしれません。
人間が年に一度や二度、健康診断や人間ドックを受けるように、企業にも健康診断が必要です。これを企業診断とか経営診断といいます。
その代表的な企業の健康診断手法が、「ビジネスドック」なのです。
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■■ 企業の健康診断を - 企業診断、ビジネス・ドック
「企業は生き物である」とよく言われますが、まさにその通りで、元気なときもあれば病気の時もあります。
場合によると重病であるかもしれませんし、これから重病になるところかもしれません。
人間が年に一度や二度、健康診断や人間ドックを受けるように、企業にも健康診断が必要です。これを企業診断とか経営診断といいます。
その代表的な企業の健康診断手法が、「ビジネスドック」なのです。
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■■【セミナー案内】 ケーススタディを通じて経営に関する知識を短期間に習得
~ 士業・コンサルタントのための情報 ~
ビジネスパーソンとして、知っておくべき経営知識を短期間で習得できます。アシスタントコンサルタントをめざす人には、短期間で資格取得が可能ですので、最適な講習会です。
60年以上の歴史と伝統を持つ、日本で最初に設立されて経営コンサルタントコンサルタント団体が、自信を持ってお勧めします。ふるってご応募ください。
詳細 ←クリック
明治大学リバティアカデミー講座 受講者募集
明治大学リバティアカデミーとは、明治大学の生涯学習機関で、「資格取得のために能力アップを図りたい」「社会人としてのレベルアップを図りたい」「経営に関する知識を吸収したい」「社会情勢についてもっと知りたい」というニーズに応え、学生・社会人・企業経営者向けに、多様な講座を開講しております。
平成25年度より、明治大学経営学部坂本恒夫教授の多大なる御協力により、当協会もこの活動に賛同し、当協会の単位取得可能な講習会として開催しています。平成27年度上期も、当協会会員のみならず、経営の基本を学びたい社会人・経営者を対象とした【「企業経営を斬る」~経営コンサルタントによる実践経営ゼミナール~】と題した公開講座を提供しています。
上述のように単位取得ができるだけではなく、経営士補資格取得をめざす会員には、経営士補資格取得の学科試験が免除の上、経営士補資格取得審査を受けることができます。会員には、受講料の割引も適用されますので、ふるってご応募ください。
【講座概要】
不要な会社は淘汰されます。社会に淘汰される前に、あなたの手で斬ってみる疑似体験の講座です。経験豊富な経営コンサルタントが、実際の会社をケーススタディの題材として中小企業を斬る手法を体験していただきます。企業の実態・問題点に触れ、解決策を導いてゆく講座です。
ベテランの経営者を対象としておりますが、現場や実例に触れたいと望んでいる若手経営者や経営コンサルタントにとっても、疑似体験ができる講座です。毎回、異なった事例を題材とした実践的ケーススタディですので、既受講者におかれましても新たな気づきや学びのある講座です。
教えてもらうのではなく、自分で考え、体得して、実践に活かしていただくことを目的としています。これまで経営セミナーを聴講しても、「日常の経営問題の解決と関係が薄い、役に立たない」と嘆いている方に「眼から鱗が取れる」と思われる講座です。
【開催概要】
開 催 |
平成27年5月20日から7月8日までの毎水曜日19時~21時 |
対 象 |
当協会会員・入会希望者、一般企業の経営者・管理職、大学・大学院生 |
受 講 料 |
32,000円 (当協会会員は、割引制度適用・別途ご案内) |
申し込み |
日本経営士協会明治大学リバティアカデミー講座事務局木本先生 k.kimoto@keieishi.jp またはFAX 03-6801-6630 |
受講特典 |
受講者全員が、出席状況に応じて単位取得(1単位/回) 経営士補資格取得希望者は、80%以上の出席を持って学科試験免除の対象となります。 【 注 】 士補資格取得には、課題レポート提出、口頭試問が別途課されます。 |
問合わせ |
日本経営士協会明治大学リバティアカデミー講座事務局木本先生まで電話:090-4331-6009(9時~17時) またはメール:k.kimoto@keieishi.jp |
【カリキュラム概要】
回 |
講義月日 |
曜日 |
内容 |
担当講師 |
1 |
5/20 |
水 |
【心 de 経営】ができない社長を斬る 社員の気持ちを理解できず、自社の現況を省みない社長を斬ります |
今井信行 藤原久子 |
2 |
5/27 |
水 |
管理者の頭の構造を抜本的に斬ります |
木本康聖 |
3 |
6/3 |
水 |
管理会計を理解していない経営者を斬る |
中島宏機 |
4 |
6/10 |
水 |
経営戦略思考でIT活用できない経営者を斬る |
今井信行 山成充高 |
5 |
6/17 |
水 |
事務用品卸売会社の出荷体制を斬る |
俵 一史 榎本昭雄 |
6 |
6/24 |
水 |
自社の資金繰りを把握できない経営者を斬る |
宮地昌之 |
7 |
7/1 |
水 |
マーケティング戦略を活かせない管理職を斬る |
木本康聖 |
8 |
7/8 |
水 |
「不要」を斬った会社は伸びてゆく |
坂本恒夫教授 |
経営やコンサルティングのセミナー・経営情報 | |||
◆《イベント情報》「平成27年度革新的ベンチャービジネスプランコンテスト いしかわ」の挑戦者募集を行っています ◆《研修》新興国・途上国ビジネス研修を開催します
|
経営者・管理職 士業 |
経営者・管理職やコンサルタントに役立つ経営情報を毎日改訂 | |
経営者・管理職 士業 |
セミナー・展示会等の情報を毎日改訂して最新情報をお届け |
■■【一口情報】 日本における雇用問題
経営コンサルタントを40年もやっていますと、若かりし頃、話し下手であった自分が信じられないほど、人前でもしゃべれる様になりました。雑学をかじっていると、人が関心を持ってくれます。
■ 日本における雇用問題
NHKの番組で、労働政策研究・研修機構主席統括研究員をされています濱口桂一郎氏が、日本におけます労働問題について語っていました。氏のお話を要約してみました。
日本におきましては2000年代に入りますと、労働問題が若者の雇用問題にシフトしてきました。それまで、日本では若者の雇用問題など存在しなかのように見られてきました。ところがバブルがはじけますと「就職氷河期」という言葉が流行するほど、若者の雇用環境が厳しくなりました。
欧米では、それ以前から若者の失業率の高さが大きな問題となり、例えばスペインでは若者の50%もが失業状態である、等と報道されてきました。その背景には、若者のスキルの低さです。
即戦力が求められます欧米の労働市場では、スキルを持つ中高年がもてはやされていました。
日本では、人件費の高い中高年労働者よりも、将来のある若者を雇用し、仕事を通じてキャリアアップさせるやり方が伝統的にありましたので、雇用問題がクローズアップされずにいました。
1990年代以降の就職氷河期を迎えますと、「入社」できない若者が増えてきました。その若者たちがフリーターなど非正規労働者として滞留するようになってきたことは、広く知られていることです。
しかし、現況をよく見ますと、若者雇用問題といっても、正確には「若い中高年」問題というべきものであると濱口氏は論じています。
それに対し、日本の雇用問題の中心である中高年問題とは、人件費が高くつくがゆえに、現に働いている企業から排出されやすく、排出されてしまったらなかなか再就職しにくいという問題です。
その人達を救うがために、若者の就職の機会が減ってきてしまったと考えられます。
このことに対しては、異論も多く出ています。
若者が著しく不利益を被ってしまうような構造に、氏は着目しています。
欧米では、1970年代から1980年代にかけて若者のためと思って、中高年に対して早期引退促進政策という政策をとってきました。そのためにスキルレベルが落ちるという問題に遭遇してしまいました。その問題から、ヨーロッパ諸国では、各種の対応策を講じてきています。
一方で、そのような失敗経験がない日本では、これから本格的な解決に着しなければならない時代に遭遇しています。欧米など「他人の経験」をきちんと学び、対応すべきと、氏は結論づけています。
高齢化社会を迎え、増加する高齢者の生活維持のコストを誰が負担するのかを再度、真剣に考えるべきではないかと私は考えます。高齢者が自分で働き、自活することを重視するのか、若者に雇用機会を提供して、安定的な収入の上に、高齢者をサポートしてゆくのか、選択肢はあまり多くない中で、基本方針の見直しと、早期の政策課題としての取り上げが必要と考えます。