■■ 【今日は何の日】 5月20日 世界計量記念日

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一年365日、毎日が何かの日です。
季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック
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■■ 【今日は何の日】 5月20日 世界計量記念日
■ 世界計量記念日(World Metrology Day)
1875年5月20日にフランス政府の提唱により「メートル条約」が欧米17か国間で締結されました。この「メートル条約」締結の125周年を記念して2000年から「世界計量記念日」が制定されました。
メートル原器である「アルシーブ原器」は、1799年12月10日に基準として指定されたものです。これは、白金製で、フランス国立中央文書館に保管されています。
科学の変遷で定義は変化をしていきています。
現在生きているメートルの定義は、下記のように1983年に開催された第17回交際度量衡総会で決められています。
The metre is the length of the path travelled by light in vacuum during a time interval of 1/299792458 of a second.(メートルは、1秒の299,792,458分の1の時間長の間に真空中を光が走る距離である)
1921年4月11日に、「度量衡法」が改正公布され「メートル法公布記念日」が制定されています。それまでは尺貫法など、日本で伝統的に用いていたり、英国ポンドなどの併用ができたりしましたが、これ以後、メートル法のみに一本化することが定められました。
しかし、中国から入って来た尺貫法は何百年と続いてきたので、この法律に対して根強い反対運動が起こりました。
その結果施行が無期延期となり、メートル法への完全移行は1951年の新「計量法」施行でようやく行われることになりた。
11月1日は、「計量記念日」です。通商産業省(現在の経済産業省)が1952(昭和27)年に1993(平成5)年の新計量法の施行にともなって、計量思想の向上・普及を目的に制定しました。
■ 成田空港開港記念日
1978年5月20日に、新東京国際空港(現成田国際空港)が開港しました。
成田の地に空港建設が閣議決定されてから12年経てようやく開港に漕ぎ着けたのですが、その4日前のテレビ中継は、“想定外”の光景を映し出しました。その映像は夢を見ている心地でした。
過激派学生達が管制塔の機器を破壊し、機動隊の戒厳態勢の中で開港式が行われました。
沖縄問題をこれを教訓にし、地元の意向も充分にくみ取って進めるべきです。
因みに8月25日は「東京国際空港開港記念日」です。
1931(昭和6)年に羽田空港が開港したのを記念して制定されました。当時は、東京飛行場と言いました。正式名称は「東京国際空港」です。成田空港ができた時に、成田は国際線、羽田は国内線と棲み分けをしました。
それなのに、「東京国際空港」と「国際」という言葉があるのはおかしい、ということを言う人が結構いました。
成田が国際線用という用途にしましたが、実際には関空を始め、多くの空港への国内線が発着していました。一方羽田空港は国内線用途言っても、政治的な問題から台湾向けの航路がありました。航空貨物も羽田からの発着があり、国際空港としての機能は不可欠でした。
■ ローマ字の日
グローバル化を予測した物理学者であった田中舘愛橘が、漢字に文字表記から、アルファベットによる表記を提案しました。その功績からから、彼の命日である1952年5月21日の命日を丸めて、5月20日を「ローマ字の日」として、財団法人日本のローマ字社(NRS)が1955(昭和30)年に制定しました。
【Wikipedia】 ローマ字
仮名にローマ字を一対一で対応させたものは、1867年にジェームス・カーティス・ヘボンが作成した和英辞書『和英語林集成』の中で、日本語を表すために用いたローマ字が最初のもの。この辞書は第9版まで版を重ね[2]、第3版から用いたローマ字はヘボンの名を入れヘボン式ローマ字として知られる[2]。
ヘボン式ローマ字は英語の発音に準拠したので、日本語の表記法としては破綻が多いとする意見があった。そうした立場から、1885年に田中館愛橘が音韻学理論に基づき日本式ローマ字を考案した。日本式は音韻学理論の結実として、日本国内外の少なくない言語学者の賛同を得た。しかし、英語話者にとって英語の発音に準拠しない日本式は受け入れがたいものであり、どちらを公認するかで激しい議論が続いた。両者が表音主義の下に歩み寄って改変を行ったのが1937年に内閣訓令第3号として公布された訓令式ローマ字である。
■ その他
◇ 酒田山王祭
◇ 福井三国祭
◇ 知恩院宗祖誕生会
【一口情報】 紫外線が教える経営 3/3
紫外線について、「季節指数」と「色」について書いて来ましたが、この辺のことは私でも知っていることです。賢明なる読者の皆さんも「今更ブログに書くほどのことでもなかろう」と思われた方が多いと思います。
実は、今日書くことは、テレビで紫外線の番組を見るまでは私は知りませんでした。
「着る物と色」による紫外線対策です。中東で女性が黒い色のチャドルを身にまとうことはよく知られています。なぜ砂漠の暑い地域で黒色のチャドルを纏うかというと、紫外線対策効果があるからと思い込んでいました。
確かに黒色は光を吸収します。光の中に紫外線も含まれるそうですから黒色の衣服を着ることは効果があるはずです。しかし、紫外線対策としての効果は、色や模様ではなく、「織り密度」(多分厚みも影響)にあるのです。黒色の目の粗い、薄い物を羽織っただけでは、充分な紫外線対策とはいえません。
すなわち、織り密度が高いと、白色であっても良いわけです。もちろん白より黒の方が紫外線を吸収する分、メリットがありますが、熱を吸収するというマイナス面もあります。
「そんなの常識だろう」という言葉を吐く人を時々見かけますし、自分も意識をしないで発しているかも知れません。しかし、「常識」といわれることが正しいとは限らないのです。
「永田町の常識は、世間の非常識」と言いますが、「わが社の常識は世間の非常識」かも知れません。第三者の眼で、健康診断をしてもらうことをお薦めします。(最後は、手前味噌になってしまいました)

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