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荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

バービーの巻。

2015年03月16日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを



GYAO!にて韓国映画【バービー】を観ました。

バービーっつっても、顔のデカい、ブスでデブのクセに、ちょっとは手前ぇがイケてると勘違いしてる、品のない糞オンナ芸人の事ではありません。



これはいたたまれなく、やるせなく、まことに救いのない問題作であります。

別に実話だからってありがたがる必要もないんですが、韓国の闇を覗いてしまったイヤ~な気分になりました

ちなみに今作直前に観たのが、懐かしの香港映画【Mr.BOO!】だったので、作品内容のあまりのギャップに疲れちゃいました。



まず感じたのが『オレはロリコンなのか』という自身に対する疑問。

基本、オンナは18、9歳くらいから上じゃないとダメ…って思ってたのに、今作の主人公・キム・セロンちゃんの可愛らしさにメロメロであります。

ちなみに僕の上限は54歳くらいかな……………ってどーでもいいっすね。

そー言えば、広瀬すずちゃんがどーの、橋本環菜ちゃんがどーのって言っていたのも怪しい。

過去の記事。
ババアの巻、よたび。
橋本環菜ちゃんの巻。

怪しいわ、怪しいわ、なんだかとっても怪しいわ

さて、このキム・セロンちゃんですが、もともと大好きなんです。

【アジョシ】で観てから。

【アジョシ】で演じた役も幸薄かったですが、今作も実に幸薄い感が強かった。

幸薄いガリガリのコが、知的障がい者の父親やワガママで病弱な妹の面倒を見、叔父さんの横暴に耐え、家業である民宿の切り盛りをし、サイドビジネスとして携帯ストラップを手作り販売しながら、懸命に生きている姿はホントにホントに涙を誘います

このコがはしゃげばはしゃぐほど、いじらしくなるのはなぜでしょう…。

笑顔が底抜けに良いんですが、これまたどこかいじらしい。



【アジョシ】もそうでしたが、母性すらも感じます。

このコには今後も幸福な役は演じて欲しくないっすね。


天童荒太や梁石日の小説もそうですが、児童売買・臓器売買ネタの場合、クズの大人しか出て来ません。

今作でも、娘の臓器のために韓国人少女を買う米国人・スティーブ、キム・セロンちゃんを売り飛ばそうと画策する叔父さん、キム・セロンちゃんを3,000ウォンで手込めにしようとする民宿の客…。

ちなみに、この民宿の客って監督さんなんですね。


ニッポンと同じく米国に依存するしかない、現在の韓国の米国至上主義。

結果、生命までもが米国人にコントロールされてしまう現実。

ラスト、自分で作った星条旗を振り続ける妹に、米国への隷属・服従を重ね合わせたのでしょう。


良かったシーンを挙げます。

親子3人で踊るシーン。無邪気な3人がとにかく切ないです。

妹が自分の貯金を使って、親子3人で写真館で写真を撮るシーン。ワガママでしたたかに描かれていた妹ですが、ちゃんと良いトコもあるわけです。それにしてもキム・セロンちゃんになんか似てんなぁ…と思ったら実妹なんすね。

キム・セロンちゃんとスティーブの娘・バービー、 言葉の通じないふたりが泣きながら意思の疎通を試みるシーンは涙なくして観られません

劇中流れるフラメンコ調のBGMも実に良かった。抑えた音色が作品に合っています。


とまぁ、重たくはありますが、正視して観るべき作品です。

僕が観る韓国映画はどれもハズレがありません。

この作品も長く僕の心に残るでしょう。

もちろん、マイ・フェイバリット・ムービーズ海外編【珠玉の10本】にランクインです


あ、あとキム・セロンちゃん、お願いだから整形しないで下さい。





ウガーっ!!!
こんな大きくなっちゃってる!!!


過去の記事。
チョン・ジヒョンの巻。
チョン・ジヒョンの巻、ふたたび。
泣く男の巻。
外国人女性の巻。

白夜行の巻、ふたたび。

2015年03月15日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを



ドラマ版【白夜行】をちょびっと観始めました。

映画版で言いますとラストシーンからスタートします。

ちなみにドラマ版ラストシーンはクリスマス時期。

…なんでクリスマスを被せるのでしょう。

ドラマ版の放映時期が9~12月のクールだったとか?

原作通りだったら仕方がない、と思いますが。

でも、そんな陳腐な事を東野圭吾が描きますかね。

なんせ直木三十五賞作家ですから。



映画版が面白かったので、どうしてもそれがベースとなってしまいます。

まず、武田鉄矢の関西弁が下手過ぎ。

基本、非関西出身者の役者が似非関西弁を使うのは止めた方が得策です。

【極道の妻たち】シリーズの主演女優・岩下志麻もド下手なもんでした。

過去の関連記事。
女優の巻。



【破門】に出演している濱田岳みたいに例外の芸達者さんもいますが。

過去の関連記事。
黒川博行の巻、みたび。



山田孝之はさすがですね。

あんまり好きな役者ではないのですが、今まで観たお芝居はどれもハマっており大変評価をしております。

ドラマ版はあくまで山田孝之が主役ですので、物語に対してのウェイトが重い。

その辺、あんまり出演シーンがなかった映画版の高良健吾はなんか可哀想です。

そういう制作意図なんでしょうけど。



さて、肝腎の綾瀬はるか嬢。

映画版の堀北真希の方が、神秘的で凛とした感じかな。

綾瀬はるかは感情を前面に出しており、視聴者に親近感を持たせやすい様にしているのでしょう。

2時間ちょっとであれば、ミステリアスで引っ張れますが、3ケ月の長丁場だと難しいかも知れませんね。









まだ、第2話までしか観ていないのでレビューになりませんわ。

全部観てから書けって事ですよね。

すんません。

退職の巻。

2015年03月14日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを



ヒト様のブログを眺めていると『皆さんいろんな事で悩まれているのだなぁ』としみじみ思います。

その中でも【退職】について書かれている方がまことに多い。

もちろん、悩みのネタなんて【仕事・会社】系の他には、【恋愛・結婚】系がほとんどでしょ。

主婦だったら【育児・嫁姑】系がせいぜいプラスされるくらい。

ヒトの悩みは尽きませんが、あまりバリエーションは広くありません。


さて、【退職】について。

僕は過去に3回転職しました。

すなわち4ヶ所の会社に厄介になったわけです。

ですので、いまさら会社を辞めるなんて、行きつけのキャバクラに行かなくなる程度のメンタリティしかありません。

そんなもんなんです、退職なんて。

どんなに頑張っていたって、しょせん己の価値なんて会社にゃ大してないんです。

気負って努力する事は肝要ではありますが、視野狭窄に陥るのはまことに危険。

『バハハーイ!』とサヨナラ出来る心の強さを持ちましょう。

己が思っているほど、周囲のヒトが思ってくれてるわきゃないんですよ。

皆さん、ナルシストだなぁ…。

と、勤め人でなくなった僕は俯瞰して見る事が出来るのでした。

『頭の片隅から「わかっているくせに。きみがいなくてマイクロソフトが困るのはせいぜい1、2ヶ月だ。すぐに誰かが穴を埋める。」という声が聞こえた』ジョン・ウッド(米国の社会起業家・1964~)

サンブンノイチの巻。

2015年03月13日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを



【サンブンノイチ】を観ました。

『品川ヒロシ監督の作品は良いよ』と、行きつけのバーの常連が言っていたので観る気になったのです。


う~~~~~ん。

悪くない。悪くはないけど、良くもないってトコかな。

…全然レビューになっていませんね。


まず、演出としてはアップを多用しているのが気になりました。

僕はネットで観ていたので、別段ツラくはなかったですが、大画面の劇場だったらしんどいのではないでしょうか。

私見ですが、映画の場合は“引き”の映像の方が好きです。

また、クスッとした笑いを提供したかったのでしょうが、脚本が全く面白くない。

例えツッコミを始めとするギャグが、ことごとくカラ回りしています。

一方でアクションシーンはフツーに観れるレベルではありました。


キャスティングは良かったですねぇ。

まず藤原竜也ですが、さすがの安定感。

ただ、気のせいかも知れませんが、最近こんな役ばっか演じている様な気がします。

ブラックマヨネーズの小杉も十分及第点でしょう。

カツーンをリストラされちゃった田中聖はやはり良いチンピラ具合。

いや真面目なお話、彼はお芝居が上手いと思います。

僕が苦言を呈し続けている【必殺仕事人20XX】シリーズでも、彼が演じた【仕立て屋の匳】だけは認めていたもんでした。

過去の関連記事。
必殺仕事人の巻。
必殺仕事人の巻、ふたたび。
必殺仕事人の巻、みたび。
必殺仕事人の巻、よたび。
必殺仕事人の巻、いつたび。

次は、中島美嘉……………ってもう32歳なんだ!?

実際見たらガリガリなんだろうなぁ。

ただ、意外と表情豊かなんすね。

顔芸で笑かせてもらいました。

窪塚洋介も、これまたこんな役ばっかですね。

お芝居も上手いんだか下手なんだか、よく分かりません。


劇中、ちょっと気になったのが、キャバクラの描き方。

この映画に限りませんが、ど~も現実と違うんだよなぁ。

品川なんか散々キャバクラ行ってるだろうに。ねぇ?


おっ、来週同伴の約束だっけ。

ファミレスの巻、ふたたび。

2015年03月12日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを



過去の記事。
ファミレスの巻。

とある午後2時過ぎ、サイゼリヤに入る。

ドリンクバーに群がるババアたち。

…あれは人間か?

いや、ニッポン語を喋り、二足歩行するメスのトドだ。

醜悪。

【美魔女】?いったいドコのお話だ。


ガキがピーピー泣きやがる。

五月蝿い。

ヒトの迷惑を考えられないバカ親だらけだ。

ヒトの迷惑を考えられないバカ親に、蝶よ華よで甘やかされて育つから、さらに人の迷惑を考えられないガキが増殖する。



いまだにスバゲッティを食うのにスプーンを使う田舎モンがいる。

このニッポンという国は100年、いや1000年経っても、こういう下品がいるのだろう。

そういう下品な田舎モンほど、スバゲッティの事をパスタと呼ぶのだろう。

そして下品で貧しい田舎モンは、死ぬまでイタリアに行く事なんかないのだろう。


『人は他人に迷惑を掛けない範囲で自由である』福沢諭吉(ニッポンの日本銀行券一万円紙幣肖像・1835~1901)


そんな醜悪で、ヒトの迷惑を考えられない下品で貧しい田舎モンに苦悩するご同輩にこのコを捧げましょう

門脇麦ちゃん。

【愛の渦】では凄ぇお芝居してます。

まだ22歳…。

30年後、ニッポン語を喋り、二足歩行するメスのトドには、どうかならないで下さい。

うつの巻、ふたたび。

2015年03月11日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを



GYAO!にて【ツレがうつになりまして。】を観ました。

主演は宮﨑あおいと堺雅人。

【シベリア超特急】より【北京原人 Who are you?】より【デビルマン】より酷い糞映画【初恋】を先日観て、怒り狂った上『今後、宮﨑あおいの作品は観ない』と決めたばかりなのに…。

過去の関連記事。
三億円事件の巻、みたび。

堺雅人は髪型が右分けでも左分けでも無く、今回はセンター分けです。

傲慢不遜な古美門研介と正反対の性格、即ち小心で真面目で几帳面な役を好演しております。流石



さて、僕もうつになった事が有ります。

過去の記事。
うつの巻。

劇中に【ルボックス】と言う抗うつ剤の名称が出て来ますが、此れは僕も服用しておりました。

僕の場合は専ら仕事の不安感との闘いでしたね。

抗うつ剤を服用すると巨大化した不安感がスーっと覚めて行ったのを良く覚えています。

堺雅人の様に服用する事によって、気分が良くなるって感覚は無かったです。

又、睡眠障害も起こしており、二日間碌に眠れず三日目は夕方にはウトウトしてしまう、と言った事も有り仕事に成りませんでしたから、矢張り抗うつ剤の服用は大切だと痛感しました。



俗に真面目で責任感の強いヒトがうつになると言われていますが、一方で怠けの理由にしてるヤツも多い筈。

うつ病患者に対しては『頑張れ』と言ってはいけ無いセオリーが有りますから、其れに寄り掛かってゴロゴロしているだけのクズは一定数存在してもおかしく有りません。

宮﨑あおいが『頑張らないで良いんです』的な事を言っていましたが、以上から考察すると、正しいとも言えますが、違うとも言える訳です。

僕の敬愛する毒舌王・有吉弘行も『今は皆、過保護なんだよもっと頑張んなきゃダメだ』ってラジオで言ってました。

過去の関連記事。
有吉弘行の巻。

観てて『有る有る』って共感したのが、宮﨑あおいに優しい言葉を掛けられて泣いちゃうトコ。

会社を辞めても良いって言ってくれる嫁って羨ましいですね。

僕もカミさんには心配掛けましたけどね…。



吹越満もお芝居上手です。弱いダメ男を自然に演じていました。此れ又流石

【デカワンコ】の格好良いコマさんと全然違いますよ。

梅沢富美男オチも良かったです。

編集者役で【相棒season9】第8話「ボーダーライン」のワーキングプア役をやってた俳優さんも出てましたね。

過去の関連記事。
ホームレスの巻。



総じて興味深く、且つ面白く観る事の出来た作品でした。

うつは、中々理解され難い病気です。

そんな空気が漂っている中、こう言った作品で理解者が少しでも増えると良いですね。



最後に、シンプルライフだのミニマリストだのとほざいている身からひと言。

『モノの多い家だなぁ、断捨離すれば良いのに』



『苦悩というものは、前進したいって思いがあって、それを乗り越えられる可能性のある人にしか、訪れない。だから苦悩とは飛躍なんです』 イチロー(ニッポンの野球選手・1973~)

沖田の巻。

2015年03月10日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを



別れたカミさんが『刑事ドラマの刑事の名前って、風間とか伊達って多いよね』って言っていたのを思い出し、いろいろ調べてみました。

過去の記事。
風間の巻。
伊達の巻。

やっぱカッコ良いっすもんね。風間だの伊達だの。

田中刑事や鈴木刑事でも良いんだけど、やっぱスタンダード過ぎる。

また、御手洗刑事や毒島刑事でも良いっちゃ良いんだけど、じゃあ舘ひろしが名乗るかってぇと、どうかと。

そんな中、他にどんなカッコ良い刑事苗字が?と考えたところ【沖田】なんかも“あるある”かなと思って調べてみました。



沖田五郎

言わずと知れた石原プロモーションの金字塔【西部警察 PART-II】に登場する刑事。

通称“オキ”。

演ずるは、今作で初めて角刈りに挑戦した三浦友和。

『ドカーン』とか『バキューン』といったエンターテイメント系アクションドラマ&刑事ドラマばっかり観ていた僕なんですが、実は【西部警察】は一回も観た事がありません。再放送も含めて。

当時【太陽にほえろ!】に操を立てていた事もありましたが、いちばんの理由は裏番組です。

日テレでは【俺たちは天使だ!】【西遊記II】【陽あたり良好!】【久米宏のTVスクランブル】あたりを観てましたし、TBSでは【刑事ヨロシク】を観ていました。

フジの【オールスター家族対抗歌合戦】は観ていません。萩本欽一嫌い。

そんなわけでして、何も語るべき事がないんですな。

ウィキを読みますと、東大法学部卒のキャリアって設定なんすね。

ん?右京さんと同期か?

オキの方がイッコ上か?

オキはポッポと仲良しだったとの事。

過去の記事。
格好良いおじさんの巻。

良い画像がありました。頭にネクタイ巻くヒトって、我が人生で一回だけ見た事があります。

8トラ!懐かしい!



沖田淳一

【あぶない刑事】人気にあやかって製作された【あいつがトラブル】で萩原健一が演じた刑事。

過去の記事。
あぶない刑事の巻。
あいつがトラブルの巻。

なんでも【太陽にほえろ!】のマカロニが、もし生き延びて中年刑事になったら…という発想から生まれたキャラクターだとか。

“淳”の一字がファン泣かせであります

警視庁新宿署を辞めたショーケンを受け入れてくれたのが神奈川県警港街署、というノンキャリではありえない人事。

まるで【刑事物語】の片山元みたい。

過去の記事。
刑事物語の巻。

部下をほったらかしにして、自らが暴走してしまうという、いかにもショーケン=マカロニらしい役。

いちおう課長なんですが、そう呼ばれるのを嫌っており“代表”って呼ばせてます。

なんのこっちゃ。

上述のオキは鉛毒症とかで余命いくばくもない、という設定でしたが、代表は代表で心臓が悪いらしい。

沖田総司つながりなんでしょうね。

この設定、あんまドラマには有効に作用しなかった気がします。

この頃のショーケンは【豆腐屋直次郎の裏の顔】もあったし、良い時代でしたね。



沖田仁美

ニッポン実写映画歴代興行収入1位に輝いた【踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!】にて登場する女性キャリア警察官。

過去の記事。
踊る大捜査線の巻。

警視庁刑事部捜査一課管理官という事で、室井さんの後任ですね。

演ずるは、真矢ミキ。

ちょいとステレオタイプですが、高慢ちきな嫌な役を好演しておりました。

まさにハマリ役。

その後の【容疑者 室井慎次】ではいいヤツになってましたけど。

ちなみに、というか当然このヒトも東大法学部卒って設定。



とまぁ、いろいろ調査したのですが、今のトコ3人の【沖田】刑事しか見つかっていません。

まだまだいるはず。

今後も調査は続きます…。



『俺は猫も斬れない』沖田総司(ニッポンの武士・1844~1868)



<追記>4人目を発見しました。

沖田拓郎

【風の刑事・東京発!】で岡本健一が演じました。

オカケンか…、最近見ませんねぇ。

月村了衛の巻。

2015年03月09日 | 枯渇した生活に豊潤な読書を



月村了衛著【土漠の花】を読了しました。

行きつけのバーのマスターから借りっ放しになっていたヤツ

この月村了衛のヒトが書いた作品というのを読んだ事が一度もない上に、弁当箱サイズなんですね。

それで、なんとなく読むのを躊躇してしまったのです。

このヒト、2010年デビューで、既に“吉川英治”や“大藪春彦”なんかを受賞しています。



さて、この【土漠の花】ですが、2015年本屋大賞候補だそうで、はたまた“文春ミステリー“や“このミス”にもランクインしているとの事。

作品の感想。

感動と興奮。いま最も評判の号泣小説!

こんな物語を待っていた!

自分の生き方を問われた気がした。

こんな男たちに守られたい!!

どうやら絶賛の嵐です……………が。

う~~~~~ん……………。

そんなに良いすか?

ゾンビみたいにワラワラ出現するソマリアのテロ武装集団を、洞窟・川・村・ゴーストタウンといった各ステージで、バンバン撃ち殺すというゲームを観させられている感じなんすよ。



新開や梶谷や由利の自己犠牲は『オレの事は放っといて、先に行けぇ~!』みたいな事を言ってる映画版のジャイアンみたいで、既視感あり過ぎです。

また、由利の回想シーンがいきなりインサートされたり、それまで決断力はあるけど非情だった新開が、いきなり良いヒトになっちゃったり、全体的にストーリー展開が唐突なんです。

新開なんか『アスキラを見殺しにしよう』とか言ってたのにね。

おまけにガキと戯れるのに、竹とんぼ……………って仕置屋の市松かいっ!




あと、三人称一視点だと思ってたら、三人称多視点だったりするのも、いささか読みづらかった。

クルマの達人・泳ぎの達人・バイクの達人・合気道の達人・射撃の達人……………って【ザ・ハングマン】とか【サイボーグ009】かよ

とくに射撃の達人は凄すぎます。実戦経験皆無なクセに一発必中、デューク東郷をやすやすと超える手練。

しっかし刑事ドラマでも射撃の達人って、過去にトラウマがあって撃てなくなっちゃった、っていうプロット多いすよね。

それにしても頭にお花畑が咲いてた、たった7人の自衛隊員が、何十人いや何百人を殺しまくるってぇのはあまりにもリアリティなさ過ぎ。

銃ってホント当たんないっすよん。

一方の、ソマリアのテロ武装集団は上述した様に、ゾンビ扱い以外の表現なし。

いっさいのイデオロギーをもオミットされた、悪の組織としか描かれていません。

ラスボスを倒すシーンも、これまた既視感バリバリでした。



ラストのラブラブ・ハッピーエンドもなんだかなぁ!

この作品は、自衛隊の海外派遣の是非といった政治的・外交的内容では断じてありません。

あくまで7人のオトコたちがそれぞれの得意技を駆使し、次々襲来する強敵をなぎ倒して、お姫様を目的地まで送り届ける、というエンターテイメント。

これが現実なら、24ページ目で全員ブッ殺されてます。

その辺、間違っちゃいけないぜっ!



つまんなくはないんですが、う~~~~~ん……………。評価に困る迷作って事にしときましょう。


正義の巻、ふたたび。

2015年03月08日 | 日毎ニュースに正義の理想を



川崎で起きた中1殺害事件。

様々な波紋を呼んでいる様であります。

このテの極悪非道なガキの犯罪が起きた場合に問題になるのが、少年法の改正。

現在の少年法は重大犯罪を起こしたガキに対して、更生・教育を施すという名目で、数え切れないガキをリリースして来た悪法。

だからと言って、ネットによる私刑・一般人による加害者サイドへの誹謗中傷は決して良い事ではないでしょう。

また、送検されてもいない事実関係がハッキリしていない状態で、外野がガタガタ言うのもお門違いかも知れません。

ただし、それと少年法を改正しない方が良い、という考えはまったく次元が違うと思います。

よそ様の国の事はよく存知上げませんが、少なくともこの国・ニッポンではガキとキチガイはヒトを殺しても良い事になっております。

ホントに【過保護>正義】な国だと情けなく感じます。

過去の記事。
誰も守ってくれないの巻。



仮に僕の子どもがガキに殺されたとしましょう。

現行の少年法であれば、まず極刑はなく、それどころか数年後にはシャバに出て来て、のうのうとし始めます。

そうしたら僕はありとあらゆるテを使って、そのガキの居場所を探し出してブチ殺す事でしょう。

そのガキを親が守ろうとするなら、その親もろともブチ殺す事でしょう。

シャバに出て来た時点で、罪を償ったという事ですから、当然司法に弓を引く行為とみなされ、重い罰を受けるに違いありません。

もちろん、その行為が正義ともまったく思いません。

ひょっとしたら死刑になるかも。

でも僕は殺すでしょう。

安いドラマだと『ガキを殺しても、あなたの子どもは戻って来ません』とかいう陳腐なセリフがあります。

じゃあ、司法がなんとかしろよ、と言いたい。

それにガキを殺す事と、子どもが戻って来ないという事はまったくベクトルが違います。

しょせん、この世の正義なんてクソほどの役にも立たないのです。

過去の記事。
正義の巻。


2006年公開【太陽の傷】。未見ですが、少年法について描かれているそうです。

白夜行の巻。

2015年03月08日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


GYAO!にて東野圭吾原作【白夜行】を観ました。

2時間半の長尺作品ですが、いや疲れた。

長いってのもあるんですが、やはりその内容。

児童虐待、そしてそれに伴う連続殺人…疲れないわけがありません。

どことなく天童荒太の小説を思い出しました。

過去の記事。
天童荒太の巻。



東野圭吾作品は1作しか読んだ事がありません。

作品タイトルも忘れてしまいました。

その作品があまりにつまらなかったので、東野作品は避ける様になったのです。

なので【ガリレオシリーズ】も【加賀恭一郎シリーズ】も読んだ事がありません。

ちなみに図書館のランキングを見ますと、圧倒的に東野作品が貸し出しを占めています。

人気作家ですね。



さて、当該作品ですが時代考証、すなわちファッション・建築等の世相風俗が良く描かれています。

こないだ観た【初恋】なんかヒドかったもんなぁ。

過去の記事。
三億円事件の巻、みたび。



パトカーの変遷・刑事部屋の備品・ロンTをインする高良健吾・戸田恵子のスナックに飾ってある鶴田一郎の絵…。

鶴田一郎なんて良いですねぇ、いかにも当時のスナックって感じ。しかも平成10年時にはお店から消えてるトコも芸が細かい。

篠塚邸のビリヤード台もポケットではなく、四ツ玉ってトコも分かってますね。

ちょっと引っかかったのはウォークマン。

当時のウォークマンはもうちょっと進化していた記憶があります。



皆さんのレビューを見ますと、総じて評価が低いですな。

逆に【初恋】は異様に評価が高かった。

僕には映画を語る資格がないんすかね。

まぁ、視点が皆さんと違うって事で許してつかぁさい。



はっきり申し上げまして、今作は非常に面白かった。

長尺もさほど気になりません。

船越英一郎のお芝居も2時間サスペンスのそれと違い、抑えた表現が良かったです。

堀北真希と高良健吾の絡みが少な過ぎる、って意見もありましたが2時間半では十分かな、と。

まぁ、それなりに登場人物が多いんで、とりとめがないというか…多視点過ぎるきらいはありました。

おそらく原作も一人称多視点なんすかね。

過去の記事。
吉田修一の巻。

レビューによれば、ドラマ版の山田孝之&綾瀬はるかという【セカチュー】コンビの方が全然良かった、という意見がまことに多い。

今度、観てみます。



その異様な環境下ゆえに、哀しみを共有し、奇妙な連帯を感じて堀北真希のために殺人を繰り返して来た高良健吾ですが、社会的に成功した堀北真希を脅していたらどうなっていたんでしょう。

そんな下衆な関係じゃねぇんだよ、と言われちゃうとそれっきりになっちゃいますが。



長髪の高良健吾って三浦春馬に似ています。

この頃の堀北真希は顔がシンメトリーじゃないんですねぇ。

ドミニック・ローホーの巻、ふたたび。

2015年03月07日 | 華麗な生活に極めたシンプルを



シンプルライフだのミニマリストだのといったネタを書きたいトコなんですが、なにぶんモノ減らしは、おおむねストップしてしまい完全に暗礁に乗り上げている状態。

なので『久々にドミニック・ローホー先生の本でも読んでモチベーションを上げるか』と図書館に確認したところ、これが結構貸し出し中なんですね。

みなさんシンプルライフやミニマリストに興味があるのでしょうか。

さて、【ドミニック・ローホー】の名前で検索をかけますと妙にお洒落感を醸し出しているブログが多い。

過去の記事。
ドミニック・ローホーの巻。

なんざんしょ、手前ぇをおフランス人と間違っちゃってんすかね。

高温多湿の国に住む、ニッポン人のババアが気取って『生活を豊かにしてるの』だの『良いモノだけに囲まれて生きて行くの』だの、まことに気持ち悪い。

そりゃまぁ、先生が言う事はよくわかりますよ、もちろん。

ただ、それをこのニッポンにスライドするのはあまりにも危険です。

『おフランス被れの勘違いババア』って指さされまっせ。

いっぺんパリに旅行すりゃ、アジア人のクセに気取っていたのが恥ずかしくて死にたくなる事でしょう。

先生はあくまで精神性を説いているわけですから。

しょせん、モノはモノ。

そもそも、そういった思考でなければ、先生も傾倒した【禅】をほんの少しでも理解する事は無理。

ホント、ババアはモノが好きですからねぇ。

シンプルライフだのミニマリストだの、のたまってるクセに先生の既刊本や、先生のお部屋が載ってるクロワッサンを買っちゃうなんて、キチガイの所業。

僕には理解不能であります。

あと、ブログ書いてるババアに多いのが、先生の文章をそのまま載せてるヤツ。

訴えられるぞ…。



とにかく、今後も【一日一捨】を励行するしかございません。

過去の記事。
シンプルの巻。
シンプルの巻、ふたたび。
シンプルの巻、みたび。
シンプルの巻、よたび。
シンプルの巻、いつたび。
シンプルの巻、むたび。
シンプルの巻、ななたび。
ミニマリストの巻。
ミニマリストの巻、ふたたび。
ミニマリストの巻、みたび。
ミニマリストの巻、よたび。
トランカーの巻。
トランカーの巻、ふたたび。
トランカーの巻、みたび。
トランカーの巻、よたび。
掃除の巻。
掃除の巻、ふたたび。
掃除の巻、みたび。
ゆるりまいの巻。
無印良品の巻。
ユニクロの巻。

暇の巻、ふたたび。

2015年03月06日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを



過去の記事。
暇の巻。

フジテレビジョン系で放映されている、いわゆる月9【デート ~恋とはどんなものかしら~】の視聴率が好調だそうです。

第2回までは観たかな。

プロットは皆さんご存知だと思うんでハショりますが、長谷川博己演じる役がニート。

で、真っ昼間から映画をDVDで観たり、読書をして過ごしている、と。

どっからどう見ても、ただのニートなんですが、本人は【高等遊民】とかヌかしているヤバいオトコ

さて【高等遊民】という言葉ですが、僕は以前から知っていました。

フランス語ですと【ランティエ】。よくよく調べると【金利生活者】という意味もある様です。

要するに働かなくても食っていけるヤツの事。

かくいう僕もファンド等の分配金で食う様になってから、ほぼボーっとしてます。

ですから、暇。

趣味はなく、ボランティアは論外、何か勉強する事もない。

生産性のない日々に我ながら呆れる事もしょっちゅうです。

昼酒を飲み、ネットをずーっとやってるニートっす。恥ずかしい。

とはいえ己が死ぬほど幸せである事は、噛みしめております。

とにかくひっそり生きる事が僕の目的と言っても良いでしょう。

暇だからって外出すると、モノが欲しくなったり、飲み食いする事も増えます。

モノを持たない様にし、体重もコントロールしている身としては、なるべく自宅にいるのがベターなのです。

過去の記事。
危機管理の巻。
危機管理の巻、ふたたび。
危機管理の巻、みたび。



そのわりに、おねぇちゃんのお店に入り浸っていますが



静岡県浜松には【ル・ランティエ】というオーセンティックバーがあります

静かに、粋にお酒を飲める【高等遊民】な殿方にお薦めです。

くれぐれもバーで騒ぐのはやめましょう


【真夏の方程式】の杏ちゃん。ブルーのビキニが良く似合います

実に素晴らしい。



『最も難しい三つのことは、秘密を守ること、他人から受けた危害を忘れること、暇な時間を利用すること』マルクス・トゥッリウス・キケロ(共和政ローマ期の政治家・BC106~BC43)

女優の巻。

2015年03月05日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを



先日、【昭和を彩った美しすぎる女優ランキング】なるネタを発見しました。

どれどれ、どんな感じなのかな…と見てみますと下記の様な結果。

吉永小百合

加賀まりこ

大原麗子

松坂慶子

八千草薫

ひし美ゆり子

松原智恵子

南田洋子

浅丘ルリ子

岩下志麻

それなりに順当なランキングかな。

ざっと、各女優さんをレビューしてみましょう。



吉永小百合

このヒトの出演作って、ただの1回も観ておりません。

とくに近年、このヒトのお芝居をCM等で見ると、もの凄ぇ嫌悪感に包まれます。

まぁ、製作者も“吉永小百合”というブランドが欲しいだけなんでしょうから、いつもと同じお芝居になってしまうのは仕方がないのかも。

いちばん可哀想なのは、神輿に乗せられた本人なのでしょう。



加賀まりこ

現在、大した女優でもねぇのに大女優然としているのがこのヒト。

これの俳優バージョンが中尾彬であります。

と思ったら、加賀まりこの代表作【月曜日のユカ】で共演してたんですね。

昔のスチールを見ますと…やっぱ、かわいい歳は取りたくないもんですな。



大原麗子

1967年に公開された【ドリフターズですよ!前進前進また前進】という作品でフーテン娘役を演じていたのを、強烈に記憶しています。

異様にかわいらしいんです。

まだ、メイク技術も高くはなくブスばっかだった世の中で、相当輝いていた事でしょう。

華麗な表舞台に比べると、晩年は病に悩んだ人生だった様です。亡くなってもう6年か…。



松坂慶子

このヒトもあんまり出演作覚えてねぇなぁ。

パッと思い出せたのは、やはり【蒲田行進曲】。それと【ホノカアボーイ】くらい。

【ザ・ベストテン】にて、バニーガールの衣装で【愛の水中花】を熱唱する姿は、よ~く記憶しております。

ちなみに【蒲田行進曲】で演じた小夏役を、TV版では大原麗子が演じております。



八千草薫

かわいいババアってお話になると必ず出て来るのが、このヒト。

う~ん、僕としてはガキの頃から【ぶりっ子演技】には辟易していました。

【天国までの百マイル】でも映画版のこのヒトより、TV版の加藤治子の方がずっと良かった。

チョーいい歳ブッこいてんのに、どこか“かわいらしさ”を加味するのはいかがなものかと。



ひし美ゆり子

【ウルトラセブン】のアンヌ隊員しか思いつきませんねぇ。

今回、諸々スチールを眺めていましたが、ホントにキレイでかわいい

正直、アンヌ隊員だけでランキング入り出来るのだから、大したものです。



松原智恵子

このヒトの【ぶりっ子演技】は好きです。が、それにしても出演作が思い当りません。

ウィキを見ますと、ドラマでの当たり役ってのはなさそうですが、一方で映画出演作はまことに多い。

なんとなく酒井和歌子とカブるんですよ、このヒト。



南田洋子

若ぶるわけではありませんが、このヒトも女優ってイメージがないんですよ。

『南田よ~こ、長門のカミさん~』というダウン・タウン・ブギウギ・バンド【港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ】の替え歌しか思いつきませんな。

晩年の肉体的に不自由な生活がいちばん印象に残っております。



浅丘ルリ子

これまた、よく知らねぇんだよな…。

ある程度ババアになって、清志郎みたいな濃いメイクをしているイメージしかありません。

このアンケートって60代以上のジジイに取ってんのかな。

おそらく1回たりとも出演作を観た事はないでしょう。



岩下志麻


浅丘ルリ子と同率9位。このランキングでもっとも視聴している女優です。

いや、フツーに好きなんですよ、このヒト。

女性としても。

さすがに最近はおばぁちゃんなわけですが…って、お袋と同い歳じゃん

僕ら世代には【極道の妻たち】シリーズが、もっともメジャーな出演作でありましょう。

ただ、東京・銀座生まれだからか、大阪弁がクッソ下手でしたね。



とまぁ、駆け足でレビューしてみました。

どんなにキレイなヒトでも歳とりゃババアになるって不文律は、どんなに時代が流れても変わらないって事です。

いやだいやだ、歳はとりたくねぇや。

こんなキレイでかわいい文乃ちゃんもババアになっちゃうんですよねぇ…。

和服の巻、みたび。

2015年03月04日 | 華麗な生活に極めたシンプルを




先日、とある呉服屋が開催する和服イベントに行って来ました

会場は日本庭園があり、ちょっとした滝が流れるホテルの宴会場。

そこでフレンチを食って、和服を着た出場者がひとりひとりランウェイを歩き美を競う、といった趣旨です。

審査員は4名。

今回は東京大会で、この予選に通過しますと全国大会に出場出来るって寸法。

『和服をこしらえたのは良いけれど、それを着て行く場がないわぁ』っていうヒトにチャンスを与えてるわけです。

早いお話、和服を買わすためのメソッドであります。

来場者、なんと500名。

そのうちランウェイを歩く出場者が300名。

ほとんどが、もちろんオンナです。

平日の真っ昼間によくもこんだけヒトが集まるものだなぁ。

ちなみにオトコは僕も含めてたったの6名でした。

最初はこのお話を断ったんですが『オトコの数があまりにも少ない。どうしても出場してくれ』と懇願され仕方なく…。

まぁ、行けば何か面白い事でもあるかなぁ、と前向きに考える事にしました。

そしたら、団体戦ってお話だったのが、当日には個人戦も出てくれ、と。

いやぁ、恥ずかしかったし、チョー緊張しました

ランウェイを歩くなんて、一生に一回もないですよ、普通。

他の5名のオトコたちは、何度か出場しているヒトもいるせいか、妙に場慣れしていました。

今回、痛感しました。

モデルだの舞台でお芝居をするだの、ヒトに見られるのって、基本ナルシストじゃないとダメって事。

『見られるのは段々と慣れ、快感になる』と申しますが、ホントでしょうかね。

僕には信じられません。



結果、オトコ6名は甲乙つけ難いって事で全員予選通過。

全国大会に出場って事になっちゃいました。

全国大会の開催は、なんと8月初旬。

クソ暑い時期です。

すなわち『夏モノの和服をこしらえなさい』という呉服屋の魂胆が見え見え。

ちなみにオンナで全国大会に出場するのが、およそ150名。

半分が予選通過したわけです。

このうち何人が和服をこしらえるのでしょう。

呉服屋も高級ホテルの宴会場でフレンチ食わす甲斐があるってもんです。

ちなみに全国大会の開催会場は○○ホテルだとの事。

お金持ちって暇っすね。

過去の記事。
和服の巻。
和服の巻、ふたたび。

オタクの巻。

2015年03月03日 | 日毎ニュースに正義の理想を



京成電鉄が運行していた【3300形】とかいう電車が引退したとか。

イベントを開催したのは、京成成田駅で約600人の鉄っちゃんが集まったそうです。

問題は撮り鉄が殺到し、押されてコケるヒトも出、怒号も飛び交い騒然となった事。

なんで、こいつらっていっつもこんな感じなのでしょう。

僕も成田空港線が開業した時、撮り鉄にドつかれた事があります。

もちろん、そいつは墓の下っす

ヒトごみの中にはガキもいたそうです。

そういうトコにガキ連れて行くなよ…。

バカが。

過去の記事。
ファミレスの巻。

こないだ観た【僕達急行 A列車で行こう】の主人公ふたりの様に穏やかになれないもんですかねぇ。

過去の記事。
僕達急行 A列車で行こうの巻。

昨年末も、東京駅で100周年記念限定Suicaが発売された際に大騒ぎになりました。

怒号どころか、駅員を殴ったヤツまでいたそうです。

過去の記事。
行列の巻。

一方で東京メトロでは、禁止されているフラッシュ撮影をし、それを注意され謝ったガキに『すいませんじゃねーよ』と運転士が怒鳴ったとか。

なかなかいいじゃないですか。

ふざけたヤツらには少々暴言吐いたって。

客だから何でも許されると思ったら大間違いって事。



鉄っちゃんに限りませんが、オタクってヤツらは時として暴走します。

オタクのクセに、否、オタクだからこそ、目的のために攻撃的になってしまうのか。

群れて、自分たち以外には分からない会話をしていると妙な連帯感が生まれ、結果として暴走してしまう…。

ホントに幼稚で未熟です。

“オタク文化”とか言って『海外で人気なんだ~』なんて呑気に言ってるヤツがいたらブン殴ってあげましょう