荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

泣く男の巻。

2014年11月06日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




秋の殺し屋祭り第1弾

韓国映画【泣く男】を観て来ました。

あの名作【アジョシ】と同じ監督です。イ・ジョンボム。

主演は韓流四天王のひとり、チャン・ドンゴン。

とにかく血糊の量がハンパありません。

この点は軽々と【アジョシ】を凌駕しております。

がしかし、全体的に【アジョシ】に比べると魅力に欠ける気がします。

そのほとんどが、今作主演のチャン・ドンゴンと【アジョシ】主演のウォンビンの差にあると思いました。

こればっかりは好みですから、チャン・ドンゴンファンのヒトには申し訳ないっす。

ナイーブなウォンビンに比べると、チャン・ドンゴンはいささかマッチョ過ぎる。

もちろん、プロの殺人マシーン役ですからナイーブじゃやってけません。

ただ、マッチョ過ぎるのもどうかと。

もっとも【アジョシ】との差別化を明確に狙ったのかも知れませんが。

ま、僕がチャン・ドンゴンよりウォンビンの方が好みってだけの話ですな。

ちなみに僕、ホモじゃないっす



今回は大人のオンナの救出劇でしたが、ちゃんと幼女も出てます。カン・ジウちゃん。

【アジョシ】のキム・セロンちゃんに比べると、出番が少ないのですがその演技は実に立派なものです。

イ監督は幼女を描くのが上手いっすね。

キム・セロンちゃんにはホント、泣かされました。

ホント可愛いやら、いじらしいやら・・・。

ちなみに僕、ロリコンじゃないっす



ヒロイン役はキム・ミニとかいうヒトが演じていました。

普段、韓流ドラマを一切観ないので、韓国女優の名前と顔はほとんど存知上げません。

どことなく、浅野温子の若い頃と松嶋菜々子を合体させた様な顔だな、と。美人さんです。



ビルん中でのダイ・ハードごっこはいささか冗長に思えました。

アクションそのものは、やはりイ監督ですから非常に丁寧に撮られていましたが。



韓国人だけでなく他国人も出て来ます。

外人さんも皆さん非常に上手い。

なぜ、ニッポンの映画に出て来る外人って、ロクでもない演技しか出来ないのでしょう。

何しに来てんのか、理解してないヤツすらいそうです。

不思議で仕方がありません。



今作もとくべつセクシャルな描写がなくてとても良かったです。

僕は映画にセクシャルなファクターを求めません。

ですから北野映画が好きなのだと思います。

あまり観た事はありませんが、黒澤映画もセクシャルな描写が極端に少ない監督だと思います。

最近の監督は裸やセックスを描きゃ、ちょっとお洒落で変わってて文学的だと思っているんですかね。

リアルなセックスとかいって、寺島しのぶとかを脱がすのやめて下さい、ホントに。

ババアのセックスが芸術か?

ババアの裸なんて気持ち悪いだけであります。

ま、こればかりはヒトそれぞれっすけど。



すっかり大人になっちゃったキム・セロンちゃん。

ホントに僕、ロリコンじゃないっす


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