荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

歯の巻、ふたたび。

2015年05月30日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
前歯が抜けた状態で2年が経ちました。

あれは2年前、エドウィンの新作であるジャージーズを買うために、日暮里に行った時です。

昼飯でも食うべぇと、ある中華料理屋に入りました。

選んだメニューは【豚肉のリブ】。

その骨でガリッとやっちまったんです。

しばらくほっといたら、新しい歯が生えてくるかなぁ、なんて小さな願いも虚しく、鏡を見れば間抜け面したオッサンがそこに…。

僕は歯医者さんが大嫌いです。

小学一年生の時、乳歯を抜く際に地獄の苦しみを受けたからです。

あの時の歯医者と万が一遭遇したら、絶対ブン殴るのでしょう。『オレにトラウマを植え付けやがって~』って。

あの音、あの臭い、診察台にかぶって来る歯科医院独特の照明…、すべてがダメ。

というチキンな僕ですが、重い腰をついに上げました。

近所の歯科医院の門を叩いたのです。

わかります?どんなにビビってたか?

ヤクザの事務所にカチ込む方がよっぽどマシ。

…諸々、歯医者とお話をし、口の中を見て貰ったのですが、診察台で口の中をほんの少しイジられただけでも、僕は“ビクッ!!!ビクッ!!!”と銃弾を撃ち込まれた死体の様になるんですな。

『こりゃ治療出来んわ』と、さすがに歯医者もサジを投げまして『日本歯科大学附属病院を紹介します。そこでは静脈麻酔を使った治療が出来ます』と。

要するに麻酔を打って、寝てる間に治療をしちゃおう、って寸法。

ですので、いちおうは【入院】という形になる様です。

う~ん。おおごとになって来ました。

治療っていうより手術って感じだ。

7月6日、日本歯科大にて検査です。



いっその事、全部の歯を抜いて総入歯にしたい…。

そうすれば、二度と治療の恐怖におののかないで済むのですから。



『私たちが恐れなければならないものは、恐れそのものだけである』フランクリン・デラノ・ルーズベルト(米国の大統領・1882~1945)



そう言えば堀江貴文著【刑務所わず。】にて、ム所に収監されるかも知れなくなった場合、最初にやっとくべきなのが【虫歯の治療】とありましたねぇ。

LINEの巻。

2015年05月29日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
2度目のスマホからの投稿です。

LINEとか言うSNSをやるハメになって約半年。

いまだに理解をしておらず、メールの代替品という認識しかありません。

よく、スタンプを送って来るヒトがいます。

アレって、お金をわざわざ払ってるんですってね。

若いヤツならまだ分かりますが、いい歳ブっこいたオッサン・オバハンが買っている事実を鑑みると『この国は破滅だなぁ』と感じざるをえません。

あんなモノに、例え100円でも費やしてしまうヤツは、決してお金持ちにゃなれないでしょう。



あと、なーんか使いづらいんすよね。

ま、これは僕がオッサンなだけだけど。

ホント、新しいモノなんて、もう要らねぇわ…。

今井雅之の巻。

2015年05月29日 | 日毎ニュースに正義の理想を


俳優・今井雅之氏が大腸がんで亡くなりました。

最近、ワイドショーで見かけたところ、以前の姿とすっかり変わっていたので驚きました。

まるで別人だ、と誰もが思った事でしょう。

様々なテレビドラマに出演した今井氏ですが、好きだったのは木村拓哉主演の【ギフト】での野長瀬役。

ドジでお調子者な役どころなのですが、アドリブが絶妙に上手かった。

この野長瀬役は今井氏以外には考えられません。

好きだったなぁ『いずこへ…』。



一度だけ今井氏に会った事があります。

僕が最初に勤めた会社の先輩の結婚式で。

その先輩は学生時代に、今井氏とバイトで一緒でかなりの仲良し。

披露宴では『今、NHKの朝ドラで放映されている【ええにょぼ】に出てます今井雅之と申します』と挨拶をされていました。

2次会にも来られて、みんなで大騒ぎ。

良い思い出です…。



ちなみに、先輩と今井氏が一緒だったバイト先とは三宿のラ・ボエム。

今井氏がフジテレビジョン系【ウチくる!?】に出演した際もラ・ボエムが紹介されていたのを覚えております。



漢気溢れるそのキャラクターは、今の時代にはなかなか稀有な存在でした。

享年54歳。早すぎる死。

ご冥福をお祈りします。

『賢者は、生きられるだけ生きるのではなく、生きなければいけないだけ生きる』ミシェル・エケム・ド・モンテーニュ(フランスの哲学者・1533~1592)

ドミニック・ローホーの巻、みたび。

2015年05月28日 | 華麗な生活に極めたシンプルを


過去の記事。
ドミニック・ローホーの巻。
ドミニック・ローホーの巻、ふたたび。

図書館で借りた、ドミニック・ローホー先生著【屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方】を読了しました。



前作の【「限りなく少なく」豊かに生きる】も残念な出来でありましたが、今作も少々物足りなさを感じました。

完全にシンプルネタのインフレ状態なのでしょう。

訳者は原秋子女史。安定感はありました。

内容はかいつまんで言いますと『ミニマルにシンプルに生きるって贅沢で自由な事なのよ』ってトコですか。

ネタがネタだけに拡散性がありませんから、厳しいジャンルですよね。

アホな自称ミニマリストの主婦みたいに、毎日毎日ガラクタ買って、それを記事にするわけにはいかないでしょうから。

過去の記事。
ミニマリストの巻、みたび。



さて、先生の言う事はおおむね正しい、というか、かなり同意出来ます。

なるべく大きな家に住みたがり、モノに溢れ、そして更にモノを欲しがるヒトには決して理解は出来ないでしょう。

先生が言う様に、モノをあんまり買わない様にし、結果、経済がおかしくなろうと、それも僕の知った事ではありません。

淘汰されるべき職種・業種はとっとと淘汰されちゃえば良いと思ってますから。

そんな事はどうでもよろしい。

ただ、ひとつ引っかかるのが先生のニッポンの文化に対する評価です。

確かにニッポンの文化で秀でたモノはたくさんあるでしょう。

しかしながら、それは現在、我々の生活に密着していないものばかりです。

京町家だの枯山水だの。

要するに【ガイジン・フィルター】がかかった目線という事。

実際に評価されているニッポンの文化なんて大した事ありませんよ、先生。

アニメだ、アイドルだ、情けない…


拾った画像。良いセンスですよねぇ…。うらやまです。



『シンプルに、シンプルに、生きよう。すべきことは百や千ではなく、二つか三つでいいのだ』ヘンリー・D・ソロー(米国の作家/思想家・1817~1862)


キッチンの戸棚。貰ったレトルトカレー・セゾンカードのポイント交換したお米・マグカップ(スウェーデン&デンマーク)・イッタラの食器4点。

ここも変わり映えしません…。

安請合いの巻。

2015年05月27日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを


ふたつ返事で安請合いをしてしまうケースが多いです。

『ヒトに嫌われたくない』という心理がそうさせているのか、単純に押しに弱いのか。

んで結構な割合で『安請合いしなきゃ良かった』と後悔するんです。

地元町会等の地域活動なんかは、その最たるモノ。

僕が現在暮らしている街は、僕のおじいちゃんの代からなので、居を構えてからかれこれ106年くらいなんですね。

当然、街との関わり合いがあるんですが、僕は商売をやっているわけでもないですし、ガキもいないので地域活動に参加するメリットがないんです。

そんな中、会長のオッサンに『どうしても町会に入ってくれ』と懇願されちゃったのです。

結局のトコ、仕方ねぇなぁ…、と町会に入りました。

もっとも、その時は町会がそれほどハードなものだとは露ほども思ってはいませんでしたが。



安請合いが人間関係に影響を与える場合もあります。

安請合いをしたものの、相手の望む行動を僕がしなかったばかりに相手と断絶状態に陥りました。

まぁ、その相手との関係もちょいとウザいなぁ、と思っていたトコなので断絶して良かった面もありますが。



シンプルに生きて行くには、シンプルな人間関係が不可欠であります。

そのためには毅然と【YES】・【NO】をハッキリさせないと駄目って事ですね。

ニッポン人を嫌っている僕ですが、極めてニッポン人的な愛想笑いをし、モノ事を深く考えず、安請合いをしてしまう自分がほとほと嫌になります。

【NO】と言える自分を、今さらながら模索しているわけです。



『断るのにあれこれ多くのことを弁ずるのは無駄なこと、相手の耳には拒否の一語しか聞こえていない』ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(ドイツの詩人・1749~1832)

節約の巻。

2015年05月26日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを




ここ数年、かなり金遣いが荒いです

ルイ・ヴィトンだグッチだを買い、おねぇちゃんトコに入り浸り、高級料理店でおねぇちゃんと舌鼓を打ち、移動はもっぱらタクシー…。

ホント、ドコのお大尽だよってツっ込まれそうな生活を送って来ました。

もちろん、借金してまでそういった生活を送って来たわけではありません。

いちおうは収入に伴ったお金の遣い方でしたし、貯金もそれなりにあります。

明日、マセラティを買おうと思えば買えます。

ただ、元来がケチなので最近は節約しなきゃなぁ、と思う事がしばしば。

おおむね週に10万円を遣う生活ってのは、いかにもおかしい。狂ってます。

ニートのクセに。

これがデキるビジネスマンとかなら、許されるかも知れません。

能力やスキルに対しての正当な評価で貰ったお金でしょうから

一方、僕の様な、日がないちにちボーっとしているだけの、何の生産性もないオジサンが遊び歩いているとなると、話は別。

僕もマトモな人間ですので、ヒト様が汗水たらして働いている中、遊んでばかりいる自分を恥じ入ります

なので、今後は節約を心掛けようと決めました。

せめて週5万円程度に抑えたいと思います。

って事は週2~3軒くらいしかおねぇちゃんトコ行けないなぁ…



『節約せずに誰も金持ちにはなれない。そして、節約する者で貧しい者はいない』サミュエル・ジョンソン(英国の文学者・1709~1784)



本日の新入り。


ブルガリの【MAN】。

まぁ、これは石鹸等と一緒で生活必需品ですな。

行列の巻、ふたたび。

2015年05月23日 | 妥協なき生活に極上の飲食を




顧問弁護士との打合せのために銀座一丁目に行きました。

ま、僕の住むマンションから銀座一丁目までは、歩いてもすぐなんですが。

過去の記事。
銀座の巻。

その時、目に入って来たのが【行列】。時刻は10時30分。

暑い中、オバハンを中心とした客がアホ面してズラーっと。

お店の名は【セントル ザ・ベーカリー】

以前から知ってはいました。

パン屋なわけですが、よほど美味しいんですかね。

【焼きたて】をプッシュしているパン屋は多いですが、家に持って帰るのなら【焼きたて】にならねぇんじゃねぇかと思うんですがねぇ…。

アホらし。



その後、八重洲のクリニックに向かって歩いていて目に入って来たのが、またもや【行列】。時刻は12時04分。

暑い中、オッサン・オバハンを中心とした客がバカ面してズラーっと。

お店の名は【つじ半】。

このお店の事は存知上げませんでしたが、どうやら寿司屋の様です。

調べてみますと、激安で海鮮丼が頂けるとか。

コスパ、コスパのコスパバカ共が、スマホいじりながら並んでる姿はヘドが出そうです。

そのスマホで海鮮丼を撮影して、Facebookなんかにアップするんだろうなぁ。

『今日は、つじ半さんでランチ並んだ甲斐がありました(涙)新鮮な海鮮丼、とっても美味しいです。コスパ高し』とかって。

食を語るなら、昼じゃなくて夜行けや貧乏人

バカらし。

過去の記事。
行列の巻。
貧乏人の巻。
食の巻、みたび。
B層の巻。

モノを食うために行列に並ぶヤツは、基本的に貧乏人で、ヒトと同じである事に安堵し、創造性のかけらもないクズ人間だと僕は思っています。

生産性のない事に並ぶなんて、他人が並んでいるから並ぶなんて、死んでも嫌です。

ディズニーリゾート以外はね。


ついに鳥取県に上陸したスタバ。

バカがいっぱい並んでます。

これ、午前5時48分だそう。

まぁ、若いヤツだったら百歩譲って理解は示しますがね…。

30過ぎて並んでたらホント、バカです。

貧乏人の考えって分かんねぇなぁ。

『お金は行列に並ばない人のところにやってくる!』後藤専(ニッポンの経営者・1966~)

食の巻、むたび。

2015年05月22日 | 妥協なき生活に極上の飲食を




ろくにジムにも行かず、銀座のおねぇちゃんと由布院に遊びに行ったり、新宿二丁目のオカマのママさんとバンコクに遊びに行ったりしていたら、ちょっと太った様な気が。

過去の記事。
由布院の巻。
タイの巻。
タイの巻、ふたたび。
タイの巻、みたび。
タイの巻、よたび。

んで、久しぶりに体重計に乗ってみると…。


61.0kgか…。

微妙っすね。

BMI値を計ってみました。

BMIは【21.9】。標準ポイントは【22】なので、ギリ大丈夫ってわけです。

ちなみに標準体重は61.4kgだとか。

あぶねぇあぶねぇ

とはいえ、僕の身長において、普通体重範囲は51.6kg~69.7kgだそうです。

それ以下ならガリ、それ以上ならデブって事ですが、あまりに幅が広すぎますよね。

過去の記事。
映画の巻、ふたたび。
体型の巻。

数ヶ月間、おねぇちゃんトコや、オカマさんトコや、高級飲食店で飲み食いしたツケ、すなわち脂肪をそろそろ清算しようと思っていたので、ここはひとつ一日一食を徹底化しようかと。

僕もヒトの子なので、ついつい二食摂っちゃう日もあります。

とくに、ここ数週間はその傾向が顕著でありました。

もうすぐ二丁目のママさんのバースデーパーティなので、それまではストイックな飲食を心掛けたいと思います。



出来るかなぁ…。

過去の記事。
食の巻。
食の巻、ふたたび。
食の巻、みたび。
食の巻、よたび。
食の巻、いつたび。

『僕は長年、1日1食主義を実践しているんです。(中略)もちろん、人間なので美味しいものは食べたいし(中略)でも、そこは意志の力。抑えられるか、流されてしまうかはすべて自分の意志次第ということです』京本政樹(ニッポンの俳優/タレント・1959~)

物欲の巻、よたび。

2015年05月21日 | 華麗な生活に極めたシンプルを




過去の記事。
物欲の巻。
物欲の巻、ふたたび。
物欲の巻、みたび。

バンコクに遊びに行って来たのですが、MBKセンターで買い物をしちゃいました。

過去の記事。
タイの巻。
タイの巻、ふたたび。
タイの巻、みたび。
タイの巻、よたび。

GUCCIのスウェットとHUBLOTの時計…、ま、パチもんです。





おまけに先日、有楽町の無印良品で何を思ったのか、麻のジャケットを買っちゃいました。



過去の記事。
無印良品の巻。

完全に、もうひとりの別人格である僕がいたとしか思えません。

ヤバいヤバい。

完全に部屋のシンプル化・ミニマル化に対するリバウンド状態。

これで止めとなれば良いんですが、夏の和服をつくりたいんすよ。

過去の記事。
和服の巻。
和服の巻、ふたたび。
和服の巻、みたび。

ホント困った

思い起こせば今年は例年に比べると、買い物をしちゃってますねぇ。

ルイ・ヴィトンだけでもトートバッグやブーツ、ポケットチーフなんぞを買っちゃいましたから。











過去の記事。
ルイ・ヴィトンの巻。
ルイ・ヴィトンの巻、ふたたび。
ルイ・ヴィトンの巻、みたび。
ルイ・ヴィトンの巻、よたび。

それも全て勢いで。

これも、もうひとりの別人格である僕の仕業でありましょう。

いちおう『ひとつ買えばひとつ、もしくはふたつ処分する』とは意識はしていますが、最近はどうも芳しくないんです。

なかなか処分が進まないんですな、これが。

買っちゃった上記アイテムも、別段欲しいっってほどでもなかったんです。

ここのトコ、おねぇちゃんトコや、オカマさんトコや、高級飲食店で飲み食いしまくってましたし、ちょっと散財月間だったのでしょう。

もう買わないぞったぶん。



最近の処分品。


デンマークの家具メーカー・Fritz Hansen社から貰ったTシャツ。


奄美大島で買った奄美魂Tシャツ。


VANSのサンダル。

以上、3点はバンコクで着用し、処分して来ました。


『人生には目指すべき二つの事柄がある。一つは諸君が欲するものを手に入れること。もう一つは、手に入れたのち、これを楽しむこと。ところで、第二のほうに成功する人は人類のうちで最も賢い人だけである』ローガン・ピアソール・スミス(米国の随筆家・1865~1946)

騒音の巻。

2015年05月20日 | 華麗な生活に極めたシンプルを




シンプルライフだのミニマリストだのを標榜していますと、結構精神が研ぎ澄まされて来ます。

過去の記事。
田舎の巻。

また、部屋に引きこもる生活を続けていますと、静かである事に慣れて来ます。

結果、音に対し、かなり敏感になってしまいました。

引きこもりとは言いつつ、飲みには出かけるわけですが、ドコに行ってもホントうるさい。

まず、お店のBGM。

各店、なぜあんな大きな音にするのか?

今までに使った金額がレクサス1台位のガールズバーは異様にデカいBGMを店内に流します。

まぁ、客に大声出させりゃノドも渇きます。

ノドが渇きゃ酒もすすみますから、仕掛けとしては成功なのでしょう。

カラオケもしかり

新宿二丁目のオカマバーでも、絶叫に近い声で唄うヤツの多い事。

過去の記事。
オカマバーの巻。

僕も唄うんでヒトの事は言えませんがね。

もっともカラオケボックスとかカラオケパブみたいなトコだったら大丈夫。

カラオケのために存在するトコなら我慢は出来ます。

会話をするトコでうるせぇと辟易しちゃうんです。

銀座のおねぇちゃんのトコなんかですと、バンドが入っているんですが、これが又うるさい。

おねぇちゃんと小声レベルで会話出来ないと、ご機嫌斜めになって帰っちゃう事も。

客の声も気に障りますな。

若いヤツに比べると、オッサンの方がデカい声で喚いているケースが多い。

ノって来るとカウンターをバンバン叩くヤツもかなりウザいです。

なぜ、静かに飲めねぇのか不思議で仕方ありません。

先日、新富のおねぇちゃんと築地【くろさわ】にご飯を食べに行った時も『荻窪鮫さんは飲み方がキレい』と言われました。

そりゃそうです。

ダンディズムに関しちゃ、昨日今日体得したわけじゃございませんから。

オトコの飲み方は、ダサくて迷惑なのは論外としても、ただカッコつけりゃ良いってわけでもありません。



先日、タイのバンコクに行って感じたのが『タイ人ってうるせぇなぁ』という事。

過去の記事。
タイの巻。
タイの巻、ふたたび。
タイの巻、みたび。
タイの巻、よたび。

タイには昔ながらの黒いヒトと中華系の白いヒトがいます。

黒いヒトが低所得者層であると聞きましたが、白いヒトに比べるとうるさいんですね。

所得とうるささって相関関係があるのかな?

あ、でも成金って声デカいっすよね。

金持ちだからって上品ってわけじゃないのです。



『老年は騒音から遠ざかる。沈黙と忘却に仕える』フランソワ・オーギュスト・ルネ・ロダン(フランスの彫刻家・1840~1917)



全然、関係ないんですが…。


若い時の上戸彩。やっぱ凄ぇ…。凄ぇ!


暇過ぎて自撮りしました。

龍三と七人の子分たちの巻。

2015年05月19日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




ニッポン映画、世界のキタノの【龍三と七人の子分たち】を観て来ました。

『ジジイが最高!!』なんてキャッチコピーのせいか、場内はジジイ・ババアばっかり。

もっとも、平日の真っ昼間に映画館に来てるのはフツー、ジジイ・ババアしかいないんでしょうけど。



前作【アウトレイジ ビヨンド】が面白くなかったので、今作はどんなもんかいな、といった感じでの観劇であります。

過去の記事。
アウトレイジの巻。

いや、面白かった。

今までの北野武監督によるコメディ作品は、独りよがりで『?』と感じざるを得ないものばかり。はっきり申し上げて全然面白くない作品もありました。

それらに比べると、かなりまともなコメディ映画であります。

主演は、北野組には初参加の藤竜也。

ちょうど【70年代が生んだアクションの寵児 沖雅也と「大追跡」】という本で、藤竜也のインタビューを読んでいたトコでした。

過去の記事。
沖雅也の巻。

その昔は“カッコ良いオジサン”なんてぇと、かならず藤竜也の名前が挙がっていたものです。

スクリーンでの藤竜也は確かに老けておりましたが、それでもカッコ良いっす。背筋もピンとしてますし。

共演の近藤正臣もしかり。

僕の父親なんか、このふたりと大して歳が違わないのにショボくれてますからね。

役者さんて凄ぇなぁ。

まぁ、品川徹はどっからどう見てもジジイですが。



コメディとは言え、いちおうはヤクザ映画である今作。

もちろん暴力シーンもありますが、かなりソフィスティケートされています。

そのためR指定がつかなかったとか。

キタノ映画の新しい側面を観た様な気がします。



今作にもビートたけしは出演しますが、完全に脇役。

時代錯誤ゆえ、暴走気味の主人公のジジイたちを慮る刑事役を、味わい深く演じておりました。

それにしても、自身が監督・出演する作品でここまで脇に回った役は初めてでしょう。



ビートたけしも68歳、刑事役を演じるってのもキツくなって来ましたね。



【裏刑事-URADEKA-】以来の顔合わせでしょう。藤竜也&近藤正臣。

過去の記事。
ベイシティ刑事の巻。

『老人が暴威を振るうのは、彼に実力があるからではなく、我々がそれに忍従するためにほかならない』ウィリアム・シェイクスピア(英国の劇作家・1564~1616)



<追記>なんと【裏刑事-URADEKA-】でレイプ犯を演じていたトヨエツ。若くて気持ち悪いっす。


必殺仕事人の巻、ななたび。

2015年05月18日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを






過去の記事。
必殺仕事人の巻。
必殺仕事人の巻、ふたたび。
必殺仕事人の巻、みたび。
必殺仕事人の巻、よたび。
必殺仕事人の巻、いつたび。
必殺仕事人の巻、むたび。
必殺仕置人の巻。
必殺商売人の巻。
山内久司の巻。

あらゆるジャンルの1000本ノック会社であるデアゴスティーニ・ジャパンより【必殺仕事人 DVDコレクション】が発売されました



困った、まことに困った。

欲しいんです。

ただし、全70号だそうです。

特製バインダーにファイルしたとしても、かなりのボリュームになる可能性が高い。

シンプルライフだのミニマリストだのぬかしている身としては、ここはガマンすべきでしょう。

でも、欲しいんです。

必殺シリーズ第15弾【必殺仕事人】から第30弾【必殺仕事人・激突!】までのレギュラーシリーズとスペシャルドラマ17作品、映画6作品とすべてが網羅されているとの事。

定期購読しちゃったら、長い長い旅になりそうです。

う~ん…困った、まことに困った。

既にスペシャルドラマの【仕事人大集合】と【必殺現代版】は持っていますから、ダブるかも知れません。

中途半端に発売された【必殺DVDマガジン】もあるしなぁ…。

全体のボリュームから鑑みればどうって事ないんでしょうが。

既に発売されているDVDを買い揃えたら、とんでもない金額になっちゃうし。

これが最後のチャンスかも知れねぇしなぁ…。

まぁ、定期購読じゃなく、スポットで購入していくってテもありますな。

取り敢えず、そのテでいってみるか。



【必殺シリーズ】に初めて触れたのが、かれこれ33年前。

ホント、死ぬまで【必殺シリーズ】に縛られそうです。


結局、買っちゃいました。



『俺は街の底の、踏みつけられた人たちの切ない願いと、涙で濡れた頼み金、それっきゃ信じられないだけさ』錺り職人の秀(ニッポンの仕事人・1979~1996)

死語の巻。

2015年05月15日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを




世の中、自慢気に流行り言葉を口にするオッサン・オバハンがたくさんいますが、『危ねーなー』といつも感じます。

『オレは、ワタシは若いんだぜ』という主張なのでしょうが、オッサン・オバハンがそのフレーズを口にする時は、既に賞味期限切れ状態であるケースが多いからです。

そんな中【実は死語だと知らずに使っているフレーズランキング】なるネタを発見。

うーん、実に面白い。

それでは1位から見てみましょう。



1位「KY」

今から7~8年前に練馬のフィリピンパブで耳にしたのが最初。

僕よりもずっと歳上のダンディなオジサマが口にしていました。

その数年後、【ルパン三世VS名探偵コナン】にて、ルパンが「KY」を口にしたのを聞いた時は『うわっ!古っ!』って感じたものです。

賞味期限が短いフレーズでしたね。



2位「なう」

IT系用語も日進月歩な世界ですから、賞味期限が極めて短い様な気がします。

僕はツイッターを一度もやった事がないので、ほぼ使用した事がありません。

そもそもツイッター自体が下火になってません?

ニッポンでフォロワー数1位に輝く有吉弘行も『ツイッターやめよっかなぁ』みたいな事、言ってましたし。

「わず」なんてものありましたが、使ってるヤツ知りません。

あ、堀江貴文くらいか。

過去の関連記事。
マックの巻。



3位「ナウい」

…これは確信犯的に使っているヤツがメインじゃないでしょうか。

相当古いっすよ。1970年代後半くらいですか。

「ナウい」の後、「イマい」なんてのもありました。

僕自身、たまーに使ったりします。20代にゃ通じませんが、30代なら結構いける様な…。



4位「草食系」

賞味期限長めな気がしましたが、そうでもないんですね。

これは使っちゃうオッサン・オバハンは多いでしょう。

この辺の感覚は若年層との乖離を痛烈に感じます。

でも、若いコも使っちゃう気もしますけど。



5位「そんなの関係ねぇ」

ファーストコンタクトはすいぶん前の様な記憶があります。

やっぱり、とあるオジサンが使ってました。しかもアクションつきで。

そもそも、なかなか一発芸自体が長持ちしませんからねぇ。

「かいーの」だの「ごめんくさい」だのでご飯が食べられる関西芸人って楽でいいっすね。



6位「激おこ」

そもそも、それほどパブリックなイメージがありません。

おそらく知らないオッサン・オバハンも多い事でしょう。

桑名正博とアン・ルイスの失敗作である美勇士というデブが「激おこプンプン丸」という表現をしているのを観、『バカ丸出しのフレーズだなぁ』と思ったくらいですかね。



7位「マブい」

これも極めて古い。おそらく3位の「ナウい」よりも古いのではないでしょうか。

モノクロのニッポン映画などで聞いた事があります。

若干ニュアンスは違いますが「マブ」という名詞もありました。

【ろくでなしBLUES】の初期編で太尊が使ってましたが、当時恐ろしくダサく感じたものです。

<追記>こないだ、反町隆史版【GTO】を観てたんですが、生徒役のオトコのコが使ってました…。



8位「ガビーン」

ヤバいっすね。これは使っちゃってる気が大いにします。

「ガーン」なら良いんでしょうけど。

“慣れって恐ろしいな”と感じるフレーズであります。

それだけに初出に興味があります。誰が使いだしたんだろ。



9位「だっちゅーの」

こんなフレーズが世を席巻するんですから、ニッポンという国はホント平和ですね。

【ボキャブラ天国】で観た記憶がありますし、いろんなイベントに出てました。

なんて言うコンビだったか、どうしても思い出せません。

でも、めんどいので検索もしません。

そう言えば【今いくよ・くるよ】が丸パクリしてました。

他人の芸をパクって、ご飯が食べられる関西芸人って楽でいいっすね。



10位「マンモスうれぴー」

5位の「そんなの関係ねぇ」や、9位の「だっちゅーの」もそうですが、田舎の国道沿いにあるスナックのママや、その客がいまだに使ってそうですね。

自分が若かった時に覚えた言葉ってのは、骨の髄まで染み込んでいるケースが多いですから。

バランス感覚に欠いたヒトなんかは使っちゃうでしょうね。

そう考えると、都会人は田舎のヒトに比べるとバランス感覚に秀でたヒトが多い様な気がします。

過去の関連記事。
酒井法子の巻。



とまぁ、酒場の話題にはピッタンコなネタでございました。

常々思うんですが、若いコってあんまり流行り言葉って使わない気がします。

前述した様に『自分は若いんだ』と思いたがるオッサン・オバハンが無理して使っちゃうケースがほとんど。

現に「じぇじぇじぇ」っつって喜んでいたのはオッサン・オバハンだけでしたから。

あ~アブいアブい。

タイの巻、よたび。

2015年05月14日 | 無聊な生活にさすらいの旅を




サワッディカップ

タイ・バンコクの4日め。

過去の記事。
タイの巻。
タイの巻、ふたたび。
タイの巻、みたび。

いよいよ帰国の日であります。

この日も昼までは自由行動なので、ホテルからブラーっと散歩に出ました。

とりあえず、ベンシャシリ公園に行ったのですが、あまりに眠くなって来たのでベンチでしばらく昼寝

この日はタイも平日との事で、園内も静かです。

横になって読書をしている白人が散見されましたな

平和なひとときです。

その後、街をブラブラしました。

【60バーツショップ】ってのを発見。

要するに100均なんですが、ニッポンからの輸入のため、60バーツ=約240円になるわけです。



昼食はエンポリアム内の中華料理店でいただく事に

お店の名は【エンポリア】、中国語だと



エンポリアムの高層ビル棟にあるんですが、階数が【EL階】とあります。

いったい何階なのか…。

おそらく25階くらいでしょうか。

高所恐怖症の僕はちょっとビビりますな

それにしても、エンポリアムのエンポリア…“アルジェリアのアルジェ”を思い出しました。

このお店はビュッフェなんです。

凄ぇ頼み過ぎてお腹いっぱい。



さぁ、最後は何するべ?

と、オカマのママさんと協議したトコ、昨日と同じく『MBKセンターに行こう』という事に。

MBKセンターまで一緒に行き、『あとはホテルのロビーで、チェックアウト時に集合しましょう』となりました。



4時過ぎにはホテルに戻り、シャワーを浴びて3日ぶりに新しいズボンをはき、カッコ良いTシャツを着ます。

現地ではボロボロのカッコでも、帰りはキレイにしないとね。

6時にママさんとタクシーに乗り、空港に向かいます

フライトは22時10分

空港ではカツカレーを食べました

初タイ・初バンコク、ホントに満喫出来て感無量。

これも、新宿二丁目のオカマのママさん・ママさんのお客さんでバンコクに1年前から移住している女性・僕の知合いでバンコクに駐在している男性の皆さんのおかげです

ひとり旅じゃ、なかなか知り得ない事ってありますから。

また行こうタイへバンコクへ

サワッディカップ

タイの巻、みたび。

2015年05月13日 | 無聊な生活にさすらいの旅を




サワッディカップ

タイ・バンコクの3日め。

過去の記事。
タイの巻。
タイの巻、ふたたび。


そろそろ疲れが出て来る頃なので、オカマのママさんとは11時30分にホテルのロビー集合って事に。

あとで聞いたトコ、オカマのママさんはぐっすり眠っていたそう

そりゃそうですわな。還暦過ぎてんだもん。

まず僕は、バンコク在住のニッポン人女性から聞いた“お洒落なスタバ”へ

ホテルから歩いて15分程度です。

ニッポンでは、スタバにまったくと言って良いほど行きませんが、海外に行くとその街のスタバを訪問する様にしております。

確かにお洒落。天井が高く、どこかヨーロッパの図書館を彷彿とさせます

スタバを出ましても、まだ約束まで時間があります。

そこで、やはりホテル直近の高級デパート【エンポリアム】へ。

もうまったく東京のデパートと一緒。

というか、エンポリアムの方が高級感がありますな。

22時までやってるんですね。便利便利。

バンコク在住ニッポン人のご用達でありましょう。

ただ高い

たとえばリーバイス501なんかは3,500バーツしていました

トミーヒルフィガーのポロシャツもおんなじ位でしたか。



昼食はオカマのママさん・在住女性・その友人女性ふたり、というメンバーで小さなタイ料理屋へ

その後はBTSでサナームキラーヘンチャート駅へ向かいます。

MBKセンターで買いモノをしました。



夕食はオカマのママさん・在住女性・僕の知合いでバンコクに駐在している男性と4人で、これまたタイ料理屋に行きました

名前は【頌通酒家】。中華っぽいけど純然たるタイ料理のお店です。



さて、食後はママさん・在住女性とはそこで別れ、僕と駐在男性は夜の街へ。

バンドも入っているクラブに行きました。

駐在男性は顔らしく、馴染みのオンナのコと早速イチャイチャ始めております。

僕はと申しますと、最初についたオンナのコがあんまり喋らないコだったので、別なコに代えて貰いました。

どこの国も無口なコっているもんですね。

2番目のコはニッポン語も喋れるので、なかなか楽しかった。



バンドがノリの良い曲を演り始め、みんなで踊りまくり、飲みまくりです。

ぐでんぐでん。


今回の旅は、この駐在男性に散々お世話になっちゃいました。申し訳ないっす。



思ったんですが、タイのオンナのコはフィリピンのコに比べると、さほど明るくないんですよね。

もちろん、オンナのコ同士でキャッキャやってるシーンはよく見かけましたが、他者が関与すると静かになっちゃう。

それだけニッポン人に近いのかも知れません。

ニッポンにはフィリピンパブはたくさんあるのに、タイパブをそれほど見ないのはそんなトコが原因なのかも。