荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

僕達急行 A列車で行こうの巻。

2015年02月28日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを



GYAO!にて【僕達急行A列車で行こう】を観ました。

森田芳光の遺作です。

う~ん…。

ほっこり映画を描きたかったって事は、よ~く分かります。

ただ、すべてが古臭い。せいぜいが90年代レベル。下手すりゃ80年代のセンス。

おそらく、今作以前に森田芳光のセンスの限界が訪れていたんじゃないか、と。

こんなの観ると三谷なんかは、まだ新しく思えます。

ちょいと、何が古臭かったのか挙げてみましょう。

『スーパー銭湯でコーヒー牛乳をグイッと飲みたい』というセリフがありますが、あまりにもステレオタイプ過ぎます。あるあるネタ以前のセリフですね。

伊藤克則が出てたトコ。まぁ、森田監督とは付き合い古いっすからね。

手を回す・足を動かすといった、ちょっとしたアクションに変な音を入れるトコ。

キャバクラ的なお店をキャバレーと表現しているトコ。

全体的に変な芝居をさせているトコ。“わざと感”を出してるのは分かるんですが、それ自体が古い。ただ、貫地谷しほりは面白かったです。

登場人物の名前が、みんな列車名ってのも流行らない。ガイジンまで。



ま、監督より脚本家の責任かも。



乗り鉄・撮り鉄・弁当派・鉄道模型等々、いろんな鉄っちゃんが出ては来ますが、そんなに鉄っちゃんネタが多いわけでもない。

鉄っちゃんふたりが、不器用ながらも恋に仕事に奮闘する姿は、それなりに微笑ましいとは思います。

また、物語としては酷いほどのご都合主義ですが、そこはまぁファンタジーって事で許しましょう。

とにかく、良くも悪くも森田芳光臭がする作品という事です。



なんか天気が常に曇ってるんです。

思い出してみれば、森田芳光の映画っていつも曇っていた気もしますね。



【相棒season9】第8話「ボーダーライン」のワーキングプア役をやってた俳優さんが出てましたね。

過去の記事。
ホームレスの巻。

趣味の巻。

2015年02月27日 | 日毎ニュースに正義の理想を



確定申告の時期がやって参りました。税金払いたくねぇなぁ…。

んで、1年振りに会計士がウチにやって来たわけです。

70歳をとうに過ぎた、その会計士なんですが今回驚いたのが、趣味の多さ。

昨年はダイビングのため、片道3日もかけてダーウィン島まで行ったそうです。

目的はジンベイザメを激写するためだとか。

要するに“ダイビング”という趣味に合わせ、もれなく“カメラ”という趣味も付いているのですね。

ちなみに潜り自体は400回を超えているそう。

なんにしても『モノを持たない暮らし』とか言っている身としては、モノが増えてしまうというのは、ちょいとシンドい趣味です。

とはいえ、僕みたいな無趣味の人間からしますと、まことに羨ましい。

この会計士、散歩も趣味だそうで、昨年は全体で340㎞ほどを踏破したそうです。

大して歳も違わないのに、日がないちにちボーっとしている父親に少しは見習わせたいと痛感しました。



付き合って10年になる、まぁまぁ若い友人がいますが、彼も『釣りを始めようと思うんですよ』とか言ってました。

もっとも、そいつは言う事がコロコロ変わります。

以前は『ゴルフを始めようと思うんですよ』とか言ってましたから。

モノ好きなオトコなので、釣りなんてかなりヤバい趣味ですね。

ルアーやリールを所狭しと部屋に飾るのかなぁ。

…やっぱ僕には無理です。

今まで通り、映画観たり、読書したり、ジム行ったりする事にします。

過去の関連記事。
映画の巻。
映画の巻、ふたたび。
読書の巻。
ジムの巻。
ジムの巻、ふたたび。

二・二六事件の巻、ふたたび。

2015年02月26日 | 日毎ニュースに正義の理想を



先日、かねてより熱望していた銀座の老舗キャバレー【白いばら】に初めて訪れました。

そしたら、そこのオンナのコから、早速営業のメールが来たんです。

まぁ、暇だし1時間くらいなら…、と昨日行って来ました。

オンナのコからのメールが『二・二六事件の前日だから』云々と書いてありましたから、てっきり何かイベントでもあんのかと思っていたのですが、特になし。

なんだ残念

どういう事かと申しますと、昭和11年に起きた二・二六事件の前日、すなわち2月25日夕刻に青年将校たちが【白いばら】に密かに集合。

ホステス相手に酒を飲み、酔った勢いなのか軍刀で店内の植木を叩っ切り

『明日朝刊ラジオをよく聴いとけ』

と捨て台詞を吐いて退店して行った、という逸話です。



過去の記事。
二・二六事件の巻。
白いばらの巻。



キナ臭い時代に突っ走っていた往時の事は、頭ん中にお花畑が咲いている平和ボケの現代人にはまったく理解出来ません。

様々な思惑があったでしょう。

しかしながら、彼ら青年将校たちの基盤となったのは『私心のみで生きる腐った政治屋・事業家、許すまじ』だったと思いたい。

まぁ、現代ニッポン人は世界中でもっとも豊かで優しい人種です。

なーんにもイデオロギーを持たず、この世のすべてはお金という判断基準しか持たない人種。

キナ臭い国家が良いと言っているわけではありません。

ただ、どいつもこいつも少しは緊張感持てよ、って憂うだけです。

平和ボケ・ニッポン万歳



『相手に平和を与える人は、自分も平和を得る事になります』ミハイル・ゴルバチョフ(ロシアの政治家・1931~)

父娘の巻。

2015年02月26日 | 日毎ニュースに正義の理想を



大手家具店【大塚家具】にてお家騒動が勃発しているとか。

しかも、会長である父(71歳)と社長である娘(46歳)とのバトルという、一風変わった構図です。

この娘ってのが、どの程度の商才を持っているのかは知りません。

別に二代目が全部が全部ダメってわけでもないし。

パッと思いついた有能な二代目と言えば【星野リゾート】とか【ホッピービバレッジ】とかありますよね。



まぁ、大金も絡んでいるでしょうし、庶民には分からない事情も多かろうとは思いますので、単純な父娘ケンカとは言えないのでしょうが、社員はたまったもんじゃありません。

とくに僕は20年ほど、北欧を中心としたヨーロッパ家具を扱って来ましたので、同業として看過出来ないネタなのです。

過去の関連記事。
インテリアの巻。

細かい事を申し上げますと、北欧家具はオリジナル商品を扱っているわりに、コルビュジエやミースの家具なんかはジェネリックを扱うといった非常にブレを感じる企業だなぁ、という印象。

とんでもない量の在庫もあるでしょうし、近年のIKEAやニトリといった安価家具の台頭もあるでしょうから、そりゃ上手くいかないのは当然でしょうね。



さて、71歳の父と46歳の娘。僕もアラフィフのオジサンなので良く分かりますが、昔は父娘って仲が悪かったもんです。

妹も父を毛嫌いしていました。

ところが今は真逆らしい。

いや、実際『お父さん大好き!』っていう若いオンナのコってかなり多い。

この事象は自分なりに分析した事がありました。

例えば、現在50歳の父と20歳の娘がいたとします。

娘が生まれた時、すなわち父が30歳の時のニッポンと、現在ってほとんど何も変わっていない様な気がするんですね。

せいぜいITまわりくらい。

政治は政治屋が無能で変わり様がないのは置いといて、経済だって1995年時と日経平均はほとんど同じです。

生活なんて便利にも不便にもなっていません。

東京メトロや都営地下鉄の新線は開通しても、その分、駅がもの凄ぇ混んでいます。

文化も【ミュージックステーション】観りゃ、サザン・B’z・福山・SMAP・安室ちゃんなんか、今でも現役です。

要するに“価値観が20年間ほとんど変わっていない”という事。



ところが、僕らは違う。

僕らが20歳の頃が1980年代後半。生まれたのは当然1960年代後半です。

モノがあふれ、バブルにわいていた時代と、混迷する日米安保に端を発した学生運動・なかなか処理されない戦後問題・深刻な公害…等々、カオスと言い換えても差し支えない状況だった時代。

そんな時代の差が、父娘の価値観の差を招いていたのでしょう。



価値観の遠近が、軋轢の大小に影響を与えるという事です。



僕も橋本環菜ちゃんみたいな娘と、仲良く父娘デートでもしたいな。


過去の関連記事。
橋本環菜ちゃんの巻。



環菜ちゃんは1999年生まれ。16年前なんて“おととい”ってなもんです。

『娘の美しさは父親にとってこの上ないものである。息子はより秀でた魂を宿していても、思いやりと情愛の深さでは娘に劣る』エウリピデス(古代アテナイの詩人・BC480~BC406)

三億円事件の巻、みたび。

2015年02月24日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを



GYAO!にて【初恋】を観ました。

…なんじゃこりゃ!!!

死ぬほど退屈だぞ!!!

吐くほどつまらん!!!


過去の関連記事。
チョン・ジヒョンの巻。
チョン・ジヒョンの巻、ふたたび。

タダで観た身ですので、文句言える立場じゃないのは分かってます、しかし、酷い

今まで観た、ありとあらゆる映画の中で最悪かも。

実写版【デビルマン】の方がマシじゃないでしょうか。

1960年代後半の世相・風俗を描きたかっただけか?

にしては、お金を使ったんでしょうけど半端なセット・ロケだったし、ジャズ喫茶だ、学園闘争だ、アングラだとあまりにもステレオタイプ。

あの街を観て『リアル~』とかいうヒトがいたら、そいつはな~にも知らないヤツでしょう。



三億円事件の実行犯が女子高生だった、というトンデモ解釈は良いんです。この際置いときましょう。

ただ、まったく三億円事件に関して描ききれていないんです。

過去の関連記事。
三億円事件の巻。
三億円事件の巻、ふたたび。


若き日の佐藤浩市が犯人を演じた作品もありました。

少年Sだ、ゲイボーイKだ、という史実に基づいていなくても良いんですが、物語において三億円事件が少しも有効に作用していないんです。

小出恵介が『三億円盗むよ』っつって、宮﨑あおいが『いいよ、やる』って、あまりにも淡々とし過ぎ。

世紀の大犯罪を犯すという、ヒリヒリ感がまったく描かれていません。

無理矢理、三億円事件をブっ込んだだけ。

一方で、とくべつ警察サイドを描く事もない。

とにかく演出がダラダラと冗長で退屈。

だからといって、心象風景を代弁しているほどの芸術性は露ほどもありません。

実行犯・女子高生役を演じる宮﨑あおい。

これが下手。

笑ってるか、仏頂面してるかのどっちか。芝居に幅がまったくないんです。

彼女は叫びます。『おとなになんかなりたくない!』

アホか…。今時、こんなセリフで若かった頃を思い出し、せつなくなる様なバカがいんのか?

三億円奪取後、小出恵介に頭をポンポンされて嬉しそうな顔をしている宮﨑あおいの顔が、それこそ“初恋”なんでしょうが、こんな演出のドコが良いのか。

とにかく演出が、どこにでも転がっているレベル。

ニチゲーの学生の方が、よっぽど面白い映画撮れますよ。



三億円事件をよく分かっていないヤツだったら、こんな奪取劇でも『リアル~』とか言っちゃうんでしょうね。

偽白バイがシートを引きずって走る理由も、なんであんなにしちゃったんだろう?と熟考させられるくらいヒドい。

シートの中に犯人一味のものと思われるハンチング帽が入っていたって事を知らないんでしょうか。

あえて史実と変えるなら、その効果をキチンと表現しろよ。

知らぬが仏とはよく言ったもんです。

そして知らない事は時として“悪”となります。

監督は塙幸成とかいうヒト。今後、このヒトの映画は絶対に観ません。

宮﨑あおいも一気に嫌いになっちゃいました。



ただ、鰐淵晴子が出てたのは評価しましょう。



主題歌を唄うのは元ちとせ。

このヒトは『あいうえお』を『はひふへほ』と唄うんですが、これがまたムカつきました。

ホント、文句しか出て来ません。



ウィキによりますと原作は、中原みすずとかいうヤツの自叙伝的内容だとか。

そして、宮﨑あおいが映画化の際、中原みすずと対談した時、彼女こそが三億円事件の真犯人だと確信した、とあります…。

いい加減にしろー!!!!!

大バカものー!!!!!


伊達の巻。

2015年02月23日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを



その昔、カミさんが『刑事ドラマの刑事の名前って、伊達とか風間って多いよね』って言っていました。

なるほどな、と。

で、暇だったので【風間刑事】に関していろいろ調べてみました。

過去の記事。
風間の巻。

あるわあるわ、現在のトコ、9人の【風間刑事】が確認されております。

というわけで今度は【伊達刑事】を調べてみましょう。

伊達一義

フジテレビジョン系で放映された【ジョーカー 許されざる捜査官】で堺雅人が演じた刑事。

いちおう刑事ドラマなのでしょうが、いわゆる【必殺モノ】ですね。

法の眼をかいくぐる悪人どもに制裁を加えるんですが、この制裁がショボい

ブっ殺しちゃうのが手っ取り早いし、演出的にも効果があると思うのですが、なにぶん小うるさく世知辛い昨今、クレームを恐れるあまりにトンデモ仕置きになっちゃった。

結構、視聴率は良かった様ですが、僕は早々に撤退しました。




伊達晋作

バブル真っ只中の1989年、日本テレビ系で放映された【ハロー!グッバイ】で水谷豊が演じた刑事。

水谷豊も舘ひろしに負けず劣らず刑事役が多いですよね。

ロンドン帰りのキャリア刑事という役回り、って【相棒】の右京さんと同じ履歴。キャリアなのになぜか警部補。

VTRで撮影された本作、安普請なドラマ作りがホントにムカついたものです

布施博がいたのもムカつきを増長させてくれました。大嫌いなんすよ、布施博。

過去の記事。
嫌いな男性タレントの巻。

また【風間】って刑事を川崎麻世が演じておりました。ダセぇ人事っす。

タイトルからしてダセぇ。



伊達健

テレビ朝日系で放映された【ゴリラ・警視庁捜査第8班】で舘ひろしが演じた刑事。

これまた1989年の、しかも4月期に放映という上述した【ハロー!グッバイ】と同時期の作品でした。

【西部警察】の夢よふたたび、といった『ドカーン』とか『バキューン』系。

まぁ、小林専務が好きそうなヤツです。

どちらかというと、刑事モノというより傭兵モノといったイメージが強かった。

時期的にお金が潤沢にあったのか、とにかく派手でした。

伊達健が乗ってるクルマは、スタリオンしかもガルウィング


インパクトあり過ぎ、というかインパクトしかありません。

また、やっぱここにも【風間】って刑事がいました。演じるは神田正輝。

『時代の勢いってのは凄ぇなぁ』と今の若いコなんかが思っちゃう様な迷作でした



伊達浩介

1976年【刑事物語・星空に撃て!】とかいう作品で織田あきらが演じた刑事。

織田あきらって誰だって?

昔のイケメンですよ。

過去の記事。
高倉健の巻、ふたたび。

まったく観た事もありませんし、作品に対して何か覚えている事も一切ありません。

ウィキによりますと、豊川誕とか北公次とか当時のジャニタレが出ています。

こうした歴史の襞に隠れた刑事ドラマっていっぱいあるんでしょうね。



とまぁ、風間刑事に比べますと数は少ない伊達刑事。

次はどうしましょう、【速水刑事】とかかな。

白いばらの巻。

2015年02月22日 | 妥協なき生活に極上の飲食を



昨年末、オジサン4人で新潟旅行を決行しました。

過去の関連記事。
新潟の巻。

飯は美味いし、温泉は快適

特筆すべきはオンナのコの肌のキレイさでした。

みーんなスベスベ。

というわけで『年明け、新潟のコがいるお店に行こう』と盛り上がりました。

ところが、【新潟パブ】なんてお店があるはずもない。

『であれば、新潟のコが確実にいるお店に行こう』となったのです。

向かうは銀座【白いばら】。

ちょっと気の利いた殿方なら、どなたでも知っている老舗キャバレーであります。

このお店の特徴は、エントランス脇にニッポン地図があり、各都道府県に出身のオンナのコの名札がぶら下がっているトコ。

この地図を見るだけでも価値はあるかも。

結局新潟のコは2人しか在籍してなかったので、東京や千葉出身のコで我慢する事にしました。

いや、それにしても広い。

そして、もの凄ぇ昭和感。

考えてみればキャバレーというトコに行くのは初めてでしたが、これほどインパクトのあるお店はそうあるものではありません。

楽団が入っているのですが、そのヒトたちが全員昭和30年代の映画エキストラに見えるんですね。

また、ショーが催されるんですが、これはレディー・ガガという現代版。

勘定は2時間、ドリンクひとつがついて約10,000円。

まぁ、そんなもんでしょうな。

オンナのコはちょいととうが立っていて30歳前後といった感じです。

聞くと、時給は安いそうですが、当日フけてもペナルティがないそうです。

昼職持っているコも多そうなので、なかなか働き心地が良さそう。

創業はなんと昭和6年。満州事変の年。

なんでも二・二六事件時は前日に青年将校たちが、このお店にひそかに集まったとか。

過去の関連記事。
二・二六事件の巻。

最期の時は僕も【白いばら】に行く事にしますかね。



リピーターになるかは置いといて、一度は行ってみるべきお店でありましょう。

汚部屋の巻。

2015年02月21日 | 華麗な生活に極めたシンプルを



シンプルライフだのミニマリストだのといった言葉の対極が【汚部屋】です。

汚屋敷・ゴミ屋敷とも呼ばれていますね。

以前からバラエティ番組なんかですと、オトコは几帳面・神経質でキレイな部屋。

一方、オンナはだらしなく、片付けられない汚部屋っていう構図が多い。

これは料理番組でオトコは料理上手、オンナは料理下手って構図と同じです。

根本的に『オンナはオトコに比べると、キチンとした生き物である』という根拠のない論理を逆手にとった番組作りなんでしょうね。



僕は几帳面・神経質です。

一方、母親・妹・別れたカミさん・歴代の彼女たち・知り合いのオンナ…、僕に関与したオンナで僕より几帳面・神経質だったヤツはひとりとして存在しません。

とくに妹のだらしなさはレッドゾーンレベル。

妹の部屋は文字通り、足の踏み場がなく、ベッドはヒト型に沿ってマンガやお菓子の袋が散乱していました。

そんな【行けず後家】になるかも知れなかった妹を娶ってくれた奇特な義弟には、深海より深く感謝しております。

『オンナだからキレイな部屋である』なんてぇのはただの幻想なんですよ。

ちなみに、汚部屋専門の清掃業者に依頼する客の80%はオンナだそうです。



ネットを眺めておりますと【汚部屋の女性タレント一覧】というのがありました。

安田美沙子・春香クリスティーン・渡辺直美・キンタロー・岡本夏生・さかもと未明・中村うさぎ…。

なるほど、僕の嫌いな女性タレントとカブりますな。

過去の関連記事。
嫌いな女性タレントの巻。



近年、だらしないヤツ・片付けられないヤツを病気扱いする風潮があります。

僕はこの風潮に激しい怒りを覚えます。

なんでもかんでも病気扱いすんじゃねぇ!甘ったれてるだけだろ!ちったぁ努力しやがれ!デブ!ギャンブル依存症!人間のクズ!


過去の関連記事。
片付けの巻。



殺人や強盗といった凶悪事件に遭う家というのは、圧倒的に汚部屋が多いとか。

また、出火を起こしたり、放火に遭う家も汚部屋だらけだそうです。

汚部屋住民本人が悪いのか、そういう厄災を招きやすいのか…。

僕は前者であると信じて疑いません。

整理整頓・掃除・片付けは努力すれば、絶対に結果の出る行為です。

汚部屋のヤツは少しは努力しましょう。

病気のせいにしないで。




最近拾った画像。海外のホテルでしょうか。

恐ろしいほどのさりげなさとシンプルさです。

こういうレベルにニッポンが達する事は100年経っても、1000年経っても無理です。

チョン・ジヒョンの巻、ふたたび。

2015年02月20日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




GYAO!にて韓国映画【10人の泥棒たち】を観ました。


封切りが、六本木ヒルズでたった2週間限定だったので、ハコで観られなかった作品。

なぜ、観たかったかと申しますと、チョン・ジヒョンが出演しているからです。

僕はチョン・ジヒョンが大好きです

過去の記事。
チョン・ジヒョンの巻。
笛木優子の巻。
外国人女性の巻。

ホントに大好きです。いや、ホントにホントに大好き

さてこの作品、英タイトルは【THE THIEVES】、すなわち【泥棒たち】。

邦題とほぼ一緒です。

なので【オーシャンズ11】みたいにヒトを傷つけない犯罪モノかと思ったんですが、本編を観ますと、裏切りに次ぐ裏切りの、仁義なきバイオレンスアクション。

バンバン拳銃ブっ放すし、泥棒ってより強盗です。

いわゆる“タタキ”。

まぁ、この場合の英タイトルは【THE ROBBERS】でしょうな。



とにかく、チョン・ジヒョンの魅力が全開です。

たまりません

彼女が演じるイェニコールは、仲間から【バカ女】と揶揄される軽い感じなのですが、さに非ず。

仲間が何を考えているのかを探る、したたかさも見せます。

完璧なスタイルに、ピタっとしたボディースーツがとっても映える。

他にも水着もあれば、タンクトップ&ボクサーショーツもあれば、バスタオル1枚もあります。

修理工のツナギ姿も萌えました。

まさに七変化。

とくにバスタオル1枚に警官制服の上だけ、そんでブカブカのブーツ姿はハッキリ申し上げて使えますよ。

オトコなら

いやぁ、その辺のニッポン人オンナとは全く別の生き物です。



先ほども記しましたが、かなりバイオレンスアクションのこの作品。

最近の韓国映画って凄いっすね。

ニッポンのエンターテイメント映画なんか足元にも及びません。

クルマがクラッシュするシーンは、今まで観た事ない映像でした。

ニッポン映画【藁の楯】なんかも悪くはないけど、やっぱCGがショボいんです。

全体的なトーンがカッコ良いのは、フィルムの違いなんでしょうかねぇ。

マカオ・パクが敵と繰り広げる、ビルの壁面戦ってのは新しいアクションジャンルと言えましょう。

でも、ちょっと冗長だったかな。

もうひとつ。

マカオ・パクがワイヤーを括り付けて飛び降りるシーンを1カットで描くのは、同じ様なシーンを【アジョシ】でも観ましたねぇ。

CG、どうやってんでしょう。



面白い作品でしたが、最後も含めて少々分からんトコがありました。

あと、もうちょっと尺が短くても良かったのかなぁ、とも。

まぁ、とにもかくにもチョン・ジヒョンです。

もちろんペプシ役を演じたキム・ヘスも、ジュリー役を演じたアンジェリカ・リーも凄ぇキレイっす。




台湾へプロモーションに行った時のチョン・ジヒョン。

あれ?

遊牧民の巻、ふたたび。

2015年02月19日 | 華麗な生活に極めたシンプルを



遊牧民、すなわちノマド。

いやぁ、最近はめっきりノマドって聞かなくなりました。

ノマドって聞く度に舌打ちしていた僕としては、まことに嬉しい。

過去の記事。
遊牧民の巻。

なにが嫌だったのかと申しますと、やはり『ボクって・ワタシって、新しい生き方してるでしょ』って臭いがプンプンしてたトコでしょうな。

どうせフツーなヤツなのに。

そう言えば何年か前に、安藤美冬とかいうネズミ講オンナが、偉そうにノマドについて講釈たれてましたねぇ。

『仕事を下さいと言ったらその時点で上下関係が生まれるから(言わない)』なんて寝言も言ってました。

トーシロのクセに【笑っていいとも!】でベラベラくっちゃべっていたのも腹が立ったもんです。

『最近見ねぇなぁ』と思ってネットを見ますと、今トートバッグの開発なんかもしているんですね。

いろんな事やんないと大変ですもんね

さっすがフリーダム




遊牧民ってあてもなくフラフラしているわけではないのに、それを知るニッポン人は結構少ないのでは。

会社に縛られ、家庭に縛られ、常識に縛られて生きるしかない、農耕民族であるニッポン人からすると、【流浪】って感じが羨ましいんでしょう。

【寅さん】や【スナフキン】や【木枯し紋次郎】に憧れるのと全く同じ事です。

人間、隣の芝生は青くみえるもの。

能力のないヒトは、変な事を考えない方が良いと思います。

ハイパーメディアクリエイターとか言うヒトに任せましょ。そういう事は。



『人は幸福を求めて放浪するが、幸福はつねにごく身近に、私達の手の届くところに見いだされる』エドワード・ブルワー=リットン(英国の小説家・1803~1873)

横山秀夫の巻、ふたたび。

2015年02月19日 | 枯渇した生活に豊潤な読書を


過去の記事。
横山秀夫の巻。

平成の松本清張=横山秀夫著【64(ロクヨン)】が映画化されるとか。

主演は佐藤浩市。

佐藤部長は好きな役者さんなんです。【ザ・ハングマン4】の頃から。

にしても、映画出演ってぇと佐藤部長ばっか。

あとは役所広司とか豊川悦司とか。

もうちょっとヒネリの効いたキャスティングは出来ないんすかねぇ。

まぁ、重厚な作品ですから佐藤部長クラスじゃないとダメってのも、良ーく分かりますがね。

だからなのか、佐藤部長ってそこそこ横山秀夫作品に出演してます。

【逆転の夏】とか【クライマーズ・ハイ】とか。

ちなみにこの【64】、2部作になるとか。

これはヤヴァい。

コケる気がします。とくに後半編。

【るろうに剣心】じゃないんだから、絶対に一気にやるべきです。

とはいえ、期待はしているんですよ。



なんてぼんやり考えてたら、4月にNHKで【64】がドラマ化されるという情報もキャッチ。

主演はなんとピエール瀧

意外性にもほどがあります。

ヒネリ効き過ぎ。

佐藤部長≠ピエール瀧。実に面白い。

奥田英朗【精神科医・伊良部シリーズ】の伊良部一郎役のバラつきも凄かったけど。

阿部寛≠松尾スズキ≠徳重聡。

とにかく、このキャスティングには惜しみない拍手を送りましょう

ハラショー




もちろん映画・ドラマ両方共、エース・二渡役は上川隆也でお願いしたいですね。




横山秀さんの直木三十五賞受賞を阻んだ、北方“ソープ”謙三と林“デブスババア三重苦”真理子。

手前ぇらも【半落ち】レベルの作品を書いてみろっての

書けないクセに

シンプルの巻、ななたび。

2015年02月18日 | 華麗な生活に極めたシンプルを


すっかり映画やドラマをレビューするブログとなってしまいました。

もちろん、シンプル生活やミニマリストについて言及したいトコですがネタがありません。

無印良品やユニクロや100均で毎日の様にガラクタ買って、ブログに晒している自称“ミニマリスト”の奥様方はネタがたくさんあって実にうらやま。

過去の関連記事。
無印良品の巻。
ユニクロの巻。

閲覧数の多いシンプル生活・ミニマリストブログも覗きますが、皆さんもネタはなさそうです。

精神論に終始するケースも多い。

『モノを減らす事によって、心が解放される』みたいな。

まぁ、初心者には響くのかも知れませんが、もう僕なんかにはダメです。

相変わらず、ひとつ買ったらふたつ捨てるってのは実行していますし、便所掃除・玄関掃除・窓拭き・床拭きもマメにやっています。

完全に『すべき事』がショートしている状態なんでしょうね。

『さらなる高みを目指して…』とも思うんですがねぇ。

こういう時こそ、ドミニック・ローホーやゆるりまいを読むべきなのでしょうな。

過去の関連記事。
ドミニック・ローホーの巻。
ゆるりまいの巻。

んでモチベーションを上げる、と。

もっとも、それほど彼女たちがモノが少ないかと言うと、そうでもない。

僕の部屋もそれなりに少ない状態ではありますから。

ま、服はまだまだありますけど。



オジサンの愚痴でしかありませんでした。

『一生懸命だと知恵が出る。中途半端だと愚痴が出る。いい加減だと言い訳が出る』武田信玄(ニッポンの武将・1521~1573)

晒すトコがないので、キッチン棚を。



過去の関連記事。
シンプルの巻。
シンプルの巻、ふたたび。
シンプルの巻、みたび。
シンプルの巻、よたび。
シンプルの巻、いつたび。
シンプルの巻、むたび。

藤田まことの巻。

2015年02月17日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


2月17日、藤田まことの命日であります。

2010年だから、もう5年になるのか…。

僕が『あぁ、このヒト亡くなっちゃったんだ…』と悼んだヒトのひとりです。

ちなみに他には【ニュースステーション】小林一喜・逸見政孝・いかりや長介くらいですかね。

さて、藤田まことと言えば、そのハマリ役の多さです。

あんかけの時次郎(【てなもんや三度笠】他)が約9年。

中村主水(【必殺仕置人】他)が約19年。(もちろんジャニタレの必殺ごっこはカウントしません)

音川音次郎(【京都殺人案内】)が約30年。

安浦吉之助(【はぐれ刑事純情派】)が約21年。

秋山小兵衛(【剣客商売】)が約12年。

といったトコでしょうか。

しかも、その全てが視聴率を稼いでいるわけですから凄い。

もっとも、だからこそのロングランなんでしょうが。

まさに『役者冥利に尽きる』と言えましょう。

一方、そのキャリアにそぐわないのが不遇な映画出演。

映画関係の受賞は1回のみ、出演本数も同レベルの役者さんに比べれば、かなり少ないはずです。

映画【必殺!III 裏か表か】出演時、その完成度の高さから第10回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞の獲得を期待していたらしいんです。

ところが、フタを開けたらノミネートすらされなく、かなり落胆したそうです。

役者である以上“本編”は大事でしょうからねぇ。



若い頃は逮捕されるほどヤンチャだった反面、中年期以降は人格者だったと聞きます。

バブル時は飲食店やブティックなどの経営失敗により、相当額の借金も作りました。

嵐山の【主水】なんて行ったなぁ…。

そんな借金も返せるのですから、役者って儲かるんですな。



僕は藤田まことの江戸弁も大阪弁も好きでした。

八丁堀・中村主水のべらんめぇ、そして【京都殺人案内】にて遠藤太津朗と交わす、ベタベタの大阪弁なんか最高です。




享年76歳。どうぞ安らかに…。

過去の記事。
必殺仕事人の巻。
必殺仕事人の巻、ふたたび。
必殺仕事人の巻、みたび。
必殺仕事人の巻、よたび。
必殺仕事人の巻、いつたび。
必殺仕置人の巻。
必殺商売人の巻。
山内久司の巻。



『人は死ぬ。だが死は敗北ではない』アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ(米国の小説家・1899~1961)

相棒の巻、よたび。

2015年02月16日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


【顔】【ジョシデカ!-女子刑事-】【ゴーストママ捜査線~僕とママの不思議な100日~】【SAKURA~事件を聞く女~】。

舘ひろしまでとは言いませんが、結構多い仲間由紀恵(35歳)の警察官役。

いや、舘ひろしが35歳の時は【西部警察シリーズ】のタツとポッポの2役しか演じていない事を鑑みれば“結構”どころか、かなり多いのかも。



【相棒season13】第15話「鮎川教授最後の授業」を観ました。

水谷豊と仲間由紀恵が【諸岡さん】や【ぬらりひょん】でお馴染みの清水紘治に監禁・脅迫される、といったプロット。


監禁されるのが、水谷豊と成宮くんコンビではないトコが怪しい。

こりゃ明らかに【相棒season14】すなわち水谷豊&仲間由紀恵コンビのパイロット版代わりって感じです。

…って誰もが思うでしょうから、予想を裏切って【相棒season14】は、やっぱ別のヒトなんすかね。



いまや【相棒シリーズ】の“相棒”をアレコレ予想するのは【NHK紅白歌合戦】の出場者を予想するよりも楽しい事となりました。

ただ、“相棒”を務めるタームが少々短い様な気がします。

とはいえ長々とやっても飽きられちゃうんでしょうな。

視聴者ってのはホント、わがままなモンであります。

過去の記事。
相棒の巻。
相棒の巻、ふたたび。
相棒の巻、みたび。

仮面ライダーの巻。

2015年02月15日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


ガキの頃は完全な仮面ライダー派で、ウルトラマンシリーズってほとんど観ていませんでした。

せいぜい【ウルトラマンレオ】くらいっすかね。

もちろん、旧1号ライダーから観ていたのでしょうが、2号ライダーからドはまりした様です。お袋が言ってました。

その後、結構いい歳になっても【スカイライダー】や【スーパー1】も観ています。

さすがに現在、日曜朝に放映している、いわゆる【平成ライダー】モノは観ていません。

しかしながら、村枝賢一の【仮面ライダーSPIRITS】は読んでいましたし、映画【仮面ライダー THE FIRST】や【~THE NEXT】は観ました。




そんな僕ですが【昔は良かったおじさん】になりたくないので【平成ライダー】を否定はしません。

『改造人間の悲哀』をオミットしている以上【仮面ライダー】の冠を外すべきだとは、ちょっと思いますが。

藤岡弘、はじめとする昭和ライダーの演者さん(ジジイ)は、皆さん平成ライダーに苦言を呈していますね。



どっかの企業模様みたい。それにしても菅田俊の悪人面、凄ぇなぁ。

それはまぁ良いんです。

さて本題。

ちょいと前から、昭和ライダー平成ライダーって構図の映画があります。

オヤジ世代とガキ世代の両方を取り込もうって魂胆は分かるんですが、少しあざと過ぎる。

そんな中、ほとんどこじつけ状態で【仮面ライダー3号】なるキャラクターをひり出すらしいですね。

大昔の【別冊たのしい幼稚園】で、この3号が描かれていたとか。

でも、当時って整合性なんて何も考えてなかったわけだから、あんまり【公式】としてプッシュするのはいかがなものかと。

皆さんおっしゃいます様に『V3の立場が…』って。

それでも、いちおう興味はあるんで『どんなデザインだろ』って思ったら【~THE FIRST】の1号ライダーみたいじゃん。

どうしても否定的に捉えちゃうんだよな、と少々反省してたら【仮面ライダー4号】登場のアナウンス。

なんじゃこりゃ!空挺団かい!

おまけに【~THE FIRST】の2号ライダーみたいだし。

プロデューサーの白倉伸一郎ってヒトはホントに【仮面ライダー】を愛しているのでしょうか。




それにしても、ミッチーはすっかり東映のヒトって感じですね。


ガキの時、ライダーベルトが欲しかったのですが、売り切れって事でバロム・1のヤツを買って貰ったものです。



過去の記事。
整形の巻。