荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

照明の巻、ふたたび。

2013年05月25日 | 華麗な生活に極めたシンプルを
暇死にしそうなある晩、ふと部屋の模様替えをしようと思いつきました。

家で独り酒を飲んでいた勢いも手伝った事は確かであります。

僕の部屋は1LDK。

今迄はLDKを居間、1ルームを寝室にしておりましたが、今回は大改革でありまして、LDKの方にベッドを持ち込みました。

すなわち、LDKをホテルの一室の様にしようと思ったのです。

ベッドを移動するのは一苦労ではありましたが、なんとか完了。

うーむ。なかなか良いですな。



問題は照明であります。

僕は直接照明が苦手で、間接照明で生活しております。

今回の模様替えの結果、照明がひとつ足りなくなってしまいました。

最近、インテリア用品を買っていないので、たまにゃ手ぇ出すか、と照明購入を決意。

いろいろ吟味した結果、以前より欲しかったコンスタンティン・グルチッチの『MAYDAY』に白羽の矢を立てました。

2日後、我が家にグルチッチデザインの照明が到着。



・・・素晴らしい。

インテリアに興味のある皆さん、格好良いお部屋を作ろうと思ったら間接照明にした方が良いですよ。

過去の記事。
照明の巻。

『闇の中に置かれたがゆえに、それまで知らなかったさまざまの「明るさ」のありがたさがわかるのです。それこそ、「当たり前が輝いて」見えてくるのです』渡辺和子(ニッポンの修道女・1927~)

カツカレーの巻。

2013年05月24日 | 妥協なき生活に極上の飲食を


肉食系であります。

牛も鶏も馬もワニも好きですが、もっとも好きなお肉は豚です。

豚の生姜焼きなんてぇのは人生になくてはならぬメニューで、料理の真似事としてたまに自分でもこしらえたりします。

トンカツも大好きですが、こちらは家でこしらえる事はありません。

揚げ物を独りもんがこしらえるのは結構キツものがあります。

一方でカレーライスも好きなので、それらが融合したカツカレーは人生にもっともなくてはならぬメニューなのです。

カツカレーの発祥といわれる銀座スイスというお店を皆さんはご存知でしょうか。

老舗の洋食屋さんなんですが、それ迄はカツカレーというメニューはなかったそうなのですが、お客のひとり、読売巨人軍の千葉茂選手とかいうヒトが

「僕はトンカツもカレーライスも好きだから合体させてよ」

と言ったのが発祥の経緯だそうです。

築地店もあり、双方で1回づつ食ったんですがいまいちでしたねぇ。

正直、カレースタンドで食うのとレベルは変わらないなぁ、と感じました。

では、どこのお店のカツカレーが美味しいかと申しますと、荻窪『大宮飯店』であります。まさに日本一。

このお店、荻窪から徒歩15~20分という位置にあります。神明通りといういまひとつパッとしないストリート。

でも凄い美味しいですよ。

トンカツのボリュームが凄い。豚肉も丁度良い軟らかさ。

カレーのとろみ具合も素晴らしい。

まぁ、量が多いので女性は完食は難しいかも知れません。

日本一という事はすなわち世界一をあらわします。

ニッポンの宝なのであります。

『カツカレーは勝利の味がする』千葉茂(ニッポンの元プロ野球選手・1919~2002)

トランカーの巻、みたび。

2013年05月23日 | 無聊な生活にさすらいの旅を
もとより存知あげてはいた商品であります。

実物も羽田空港内のショップで見た事がありました。

なにかと申しますと、キャリーケースにキックボードをジョイントしてしまった『マイクロ・ラゲッジ』であります。



『キャスターがついてんだから、キックボードにもなるんじゃねぇの』という簡単な発想から生まれた事は想像に難くありません。

発想とはそもそも単純なトコから生まれるものです。

買う・買わないは別にして結構コレ欲しいんですよね。

コレで空港内を移動してたらちょっとしたヒーローじゃないかと。

以前、コペンハーゲンの空港で、熊さんみたいな巨体の職員のおじさんがキックボードで空港内を移動してましたが、ありゃかわいらしく見えたものです。

空港内ってフリースペースは石タイルなんでとても乗り心地が良さそうです。

尤も、手荷物検査場のあとはカーペットなので乗り辛いとは思いますが。

ニッポンの空港ってインテリアデザインが貧しすぎますわな。

目的地に着いても颯爽と『シャー!』と空港を後にするなんて、考えただけでもワクワクします。

まぁ、ヨーロッパなんかは道路が石畳で仕上げているケースがかなり多いのでやっぱり乗り辛いとも思えますが。

コレひとつで旅から旅への旅烏・・・。

さ、まじでどっか行こう!


動物の巻。

2013年05月22日 | 日毎ニュースに正義の理想を
どんな動物でも飼や、かわいいものです。

どちらかと言えば、人間の言葉をある程度理解してくれる動物の方が好きです。

要するに犬・猫とかですね。

実家には犬も猫もいたので賑やかなものでした。

今も欲しいっちゃ欲しいんですが、飼った犬・猫が10年程生きて、そして死んだとすると僕は60歳手前であります。

その歳で相棒を失ったら僕も後を追って死んでしまう事でありましょう。

さて、そんなかわいいペット達ですがドーベルマンなんてハードボイルドな犬を飼っちゃうヒトもいます。

反町隆史と松嶋菜々子夫妻が飼うドーベルマンが同じマンションに住む女性住人に噛みついたとか。

それにしても175万円もする家賃のマンションってどんなんだろ。

・・・てか噛みつかれた女性って佐藤可士和の女房じゃん。

佐藤悦子。亭主の本より高額な【佐藤可士和のつくり方】を書いたヒトです。

働くオンナにゃ結構人気があるみたいですよ、このおばさん。

『わたしの主人・佐藤可士和は凄い才能をもった人物。一方で、わたしがいなければバスにも乗れない』という様な自慢話満載の名著でありました。

派手なおばさんなのでドーベルマンもビビったんじゃないですかね。

松島トモ子にライオンがビビった様に。

しっかし佐藤可士和っていいマンション住んでんなぁ。

アートディレクターって儲かるんだなぁ。

動物のお話しではなくなってしまいましたね。

『私は犬や猫を大事にしない奴を信用しない』エイブラハム・リンカーン(米国の大統領・1809~1865)

垣根涼介の巻。

2013年05月21日 | 枯渇した生活に豊潤な読書を
垣根涼介著【勝ち逃げの女王 君たちに明日はない4】を読了しました。

数年前、読書好きな友人に『最近ハマった作家いる?』と問うたところ、友人は『垣根涼介』と答えました。

『ハードボイルド作品と、そうではない作品の両方があるんだよ。俺はハードボイルド作品の方が好きだなぁ』と言い、

『【君たちに明日はない】はあんまり好きじゃない。まずは【午前三時のルースター】を読んでみて』と言われました。

すなわち【午前三時のルースター】はハードボイルド作品であり、【君たちに明日はない】はそうではない作品という訳であります。

僕は天邪鬼なので、そうではない【君たちに明日はない】を読みました。

いちおう、リストラ請負人が主人公ではあるのですが、あくまで狂言回しとしての登場であり、毎回リストラの対象になる人物が真の主人公と言えましょう。

まず、このリストラ請負人という職業への着目がすばらしい。

しかも毎回、様々な職業従事者がターゲットになりますので、その業界の取材・調査も大変難業であろうと推察されます。

物語自体は、リストラ対象者がリストラを受け入れる・受け入れないを問わず、幸福な、あるいは未来への希望を感じさせる結末となっており読後感もよろしい。

但し【君たちに明日はない】もシリーズが進み、リストラ対象者の個性が既出のキャラクターとかぶるケースが増えて参りました。

短編で描かれておりますので、キャラクターを量産しなければならない。これは不可避な事であるのでしょう。

【池袋ウエストゲートパーク】シリーズも依頼人の個性やトラブル解決策がかぶり出した事と同じであります。

一方【午前三時のルースター】も友人の言いつけ通り読みました。

いやぁ・・・こりゃ僕はダメでした。

まず、ただの旅行代理店の営業マンがベトナム迄行って、いきなり銃撃されてるのにビビらないっての引っかかる。

暇だからくっついて来る相棒のキャラクターも紋切り型。

ニッポンにいる時は威勢の良かった少年も、ベトナム行った途端に草食化してしまうのも理解出来ませんでした。



読書というのは読み手によって千差万別である事を痛感します。

前述の友人は大沢在昌作品ですと【アルバイト探偵】シリーズが好きだそうです。

僕はやっぱり【鮫】ですな。

ちなみにいちばん好きな大沢作品は【湯の町オプ】です。

婚活の巻。

2013年05月20日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
僕は独身貴族(子爵)のおじさんです。住まいは下町ですが。

離婚して今月で丸6年となります。

それにしても、シューカツだのコンカツだの【カツ】を含めりゃ良いってぇもんじゃねぇだろ、と言いたくなる言葉が多すぎます。

とにかく皆さん何かをしなきゃ、という意識に捕われ過ぎてるのではないでしょうか。

能動的に行動するのは人生にとってまことに大切ではありますが、目的がブレているのに見切り発車するのはいささかよろしくない様な気がします。

勿論、就職も結婚も人生にとっては一大事。避けては通れぬファクターであります。

これに不動産購入が含まれれば、オトコ稼業は一巻の終わりです。

【オトコ】ではなく【夫】や【父】として生きて行かねばならない、重い重い十字架を背負いこむ事になります。

さて、婚活です。

この言葉もすっかり定着しました。

先日、なじみのオカマバーで飲んでいたところ隣に座っていたオトコが『今日、婚活パーティーに行って来たんだ』と話しておりました。

ちなみにそのオカマバーは観光バーと俗に呼ばれるノンケが集まるトコであります。

だから僕も彼もノンケ。

彼は30代前半でしょうか。ツラはお世辞にもイケメンとは言いがたい。

尤も、世の中イケメンしか結婚出来ないって事はありません。

性格は結構良さそうですし、収入も決して少なくはない様です。

しかし婚活パーティーでの戦歴は惨憺たるもので、最近は疲れすら感じて来たとか。

前述しました様に彼はブレております。

すなわち、好きなヒトがいて初めて結婚という意識・行為が発生するのに、結婚そのものが目的となってしまっている。

『好きになれるヒトを探す』ではなく『結婚してくれるヒトを探す』という行為にシフトしているのです。

これでは良い出会いなどあるはずがない。

まぁ、そんな事を言い出したら結婚相談所なんて全部倒産してしまうでしょうが。



『金のために結婚するものは悪い人間であり、恋のために結婚するのは愚かな人間である』サミュエル・ジョンソン(英国の文学者・1709~1784)

シンプルの巻、ふたたび。

2013年05月19日 | 華麗な生活に極めたシンプルを
先日、東京メトロ東西線で見かけたあんちゃんのお話しであります。

彼は歳の頃20代半ば位でしょうか。身長は結構高く、175~178cm程度。

顔はちょいと残念な石川遼ってなトコですな。

身体つきは極めて普通です。

字ヅラにしますと、どこにでもいそうなあんちゃんという事になりますが、僕は結構ガン見してしまいました。

というのは、そのあんちゃんのファッションがあまりにもシンプルであったからです。

トップスは洗いざらしの白シャツを軽く腕まくり。素材はおそらく綿麻混紡。

その白シャツの胸元には、決して派手ではない共色である白の刺繍がほどこされていました。

ボトムはモスグリーンのパンツ。

若干、わたりが太目のゆったりしたパンツであります。素材はおそらく麻。

靴は茶系のチャッカーブーツで、決してきれいとはいえません。

靴をピカピカにして履かないと気が済まない僕には到底出来ぬ事であります。

鞄はやはり茶系のレザー製の大きめのトート。

足元にクタッと置いております。

腕には時計もブレスレットもなく、首元にもチェーンがありません。勿論、指輪も。

で【プレジデント】を読んでいました・・・。

あまりにもシンプル且つ落ち着いているのです。

気負わないファッションでありながら、おそらく彼の着ているモノはそれなりに良い品であることもうかがえます。

これだけの雰囲気を醸し出せる人間は40歳を過ぎてもそうはいません。

おまけにスマホやケータイをいじるのではなく【プレジデント】を読んでいるトコがこれまた凄い。

あまりの完成されたあんちゃんのシンプルファッションに見惚れた訳なのです。

いまやブランドオヤジに成り果てた自分が恥ずかしい。



『人は生まれて、生きて、死ぬ、これだけでたいしたもんだ』ビートたけし(ニッポンの芸人・1947~)

ローラの巻。

2013年05月11日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを
オジサンのせいか風邪がなかなか完治しません。

歯も抜けたままですし、正に満身創痍であります。

で、身体に明らかに熱を帯びていると感じたので2・3日寝込んでました。

ちなみに僕は体温計を持っていません。

とはいえ、なかなかガーガー寝られるものでもないので、スマホでYouTubeを観てました。

なにを観ていたかと申しますと【ローラ】です。

このコは実に面白い。天才的な瞬発力を持った逸材であります。

おバカタレントの範疇で登場したと記憶しておりますが、あきらかにバカではない。

タメ語もかなりコントロールされているのがよく分かります。

宇多田ヒカルのそれとはクオリティーが全く違う。

実父がバングラディシュ人で実母がニッポン人とロシア人のハーフとの事ですが、彼女の髪や眼の色は黒だそうです。

髪を染め、カラコンを入れて【ハーフタレント枠】の特等席を手に入れました。

あのテのタレントで【笑っていいとも!】のレギュラー獲得はすごろくで言う【あがり】でしょうからな。

なかなかギミック満載のタレントさんです。

僕の敬愛する毒舌王・有吉弘行が言っていた事を思い出しました。

『芸人は同じ事をし続けると間違いなく飽きられる。スタッフの意に反しても、少しづつマイナーチェンジを繰り返さないと長生きは出来ない』

というものです。

同様にローラもそろそろ新しい引出しが必要かも知れませんね。

なんせ世に出て来て3年程経つらしいので。



そういやローラ・チャンって見なくなりました。

出世の巻。

2013年05月10日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
男も40半ばを過ぎますと、リーマンの世界では課長とか次長とか部長とかいった役職に就くかと存知ます。

企業規模の大小・ブランド性の有無・業種の差異等問わず、どうであれ出世というのはうれしいものであるはず。

なぜなら、評価というのは自分でするものではなく、あくまで他人がするものだからです。

自分で下す評価などなんの意味もない、ただのマスターベーションであります。

他人に認められてうれしくないヒトが存在する訳ありません。

もし仮に、本当に出世に興味がないとしたら、そのヒトはリーマンには向いていません。

競争原理に身を置くのを否定して生きるヒトも少なからずいますからな。僕は知りませんけど。



学生時代の友人と酒場にて。

『ところで○○さ、そろそろ部長になったの?』

『え?俺?いやぁ部長になれって言われてるんだけど、断ってんだよねぇ。役職手当なんかたかが知れてるし、責任ばっかり重くなって意味ないからさぁ』



という様な会話を少なからず聞いた事があります。

この場合、○○氏に部長昇進のお話しなどありません。

企業の昇進辞令というのは絶対であり、上記の様な意味のない理由で回避出来る訳がないからです。

○○氏が上記の様な寝言を言うのは【見栄】にすぎません。

まぁ、男も40半ばを過ぎますと、ひとめ見ただけで『あぁ、このヒトはせいぜい課長かなぁ』とか『あぁ、このヒトは部長だろうなぁ』というヒトの格というのが如実に現れます。

これを俗に【貫禄】という訳ですね。

こればかりは正に男の履歴書であり、一朝一夕で身につくものではありません。

仕事とは男にとっては人生であるべきだと僕は思っております。

精神誠意その職に注力していれば、必ず結果は出ます。

その結果に伴い、当然評価も高まるものと僕は思っております。

他人からの評価がない人間は、人生をいい加減に送って来た人間と言いかえても差し支えはないでしょう。



【出世への近道】。居酒屋の便所でこのテの説教板はよくあります。【親父の小言】とか。

結構、身にこたえます。40半ばを過ぎると。

『妬み屋は出世しない』谷沢永一(ニッポンの文芸評論家・1929~2011)

転勤の巻、ふたたび。

2013年05月09日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
中学高校時代の友人が、東京から盛岡に転勤になりました。

彼は僕とおんなじ東京生まれの東京育ちでありながら、新卒で入社した会社の都合で大阪に配属となりました。

【すまじきものは宮仕え】と申しますが、やはりリーマンには我慢が肝要。

彼は実直に大阪で働き、大阪生まれの大阪育ちの嫁をめとり、ガキもふたりもうけました。

まぁ、ちょいちょい浮気はしてた様ですが。

ちなみに彼は関西文化が大っ嫌いでしたな。

16年後、ようやく念願の東京勤務の辞令がおります。

当初は彼ひとりだけ帰京し、そして1年後、嫁ガキを呼び寄せました。

とりあえず居を松戸にした彼は、舅姑の眼もないので一国一城の主としての君臨を企んでいたはずです。

一家四人の幸せな生活は、ほんの1年程しかもちませんでした。

なぜなら3・11があったからであります。

そう。松戸はホットスポット。彼の嫁が『放射能がぁぁぁ!セシウムがぁぁぁ!』とわめき出しました。

結果、ガキを連れて嫁は大阪に帰ってしまいました。

小学校を転校しなきゃならないガキがかわいそうであります。

もっとも僕は、嫁は放射能云々が原因でなく、大阪に帰りたかっただけだとにらんでおりますが。

それも1年の時が経ち、居を松戸の真逆・新百合ヶ丘にする事で、嫁とガキが戻って来ました。

ところが、嫁ガキが戻って来てようやく1年たったある日、ふたたび辞令がおりました。

すなわち『本年4月をもって盛岡勤務を命ずる』・・・。

さすがに単身赴任であります。

これが出世へのファストパスなのか、それとも片道切符なのかは分かりません。

彼は寒いところが苦手でした。

風邪などひかないと良いなぁ、と初夏の東京で願う僕でした。


国民栄誉賞の巻。

2013年05月08日 | 日毎ニュースに正義の理想を
松井秀喜と長嶋茂雄が国民栄誉賞を受賞しました。

長嶋一茂による『パパへの授与はもっと早くてもよかったんじゃないの?』というコメントがあったらしいですね。

また、長嶋茂雄があんなヨイヨイ姿になり果てながらも、ちょいちょいマスコミにツラ晒すのは、一茂のコントロールらしいですね。

【らしい】ばっかりで恐縮でありますが、一茂の守銭奴ぶりにはどんびきですな。

僕は長嶋茂雄ってヒトがあんまり好きではありません。修行僧の様なたたずまいの王貞治は大好きでしたが。

王さんは博多で見かけた事がありましたが、まことに立派な立ち姿に見惚れてしまいました。

一方、3・11後、電力不足問題時、国民の総意に思いっきり反し、開幕を主張したニッポン最大にして最悪の老害・ナベツネの提灯持ちを長嶋茂雄がつとめていた映像を観、嫌悪があらためて深くなりました。

さて、国民栄誉賞ってぇのを初めて調べてみようと思いました。

ネットってぇのは便利ですね、過去の受賞者があっという間に確認出来ます。

ざーっと眺めますと・・・スポーツやってるヤツと芸能モンがほとんどです。

いわゆる芸術家や科学者等、ノーベル賞レベルのヤツぁいません。

今の今迄、国民栄誉賞ってぇとなかなかに凄い賞だと認識していたのですが、存外たいしたもんでもねぇな、というのが偽らざる感想です。

スポーツ新聞やワイドショーを楽しみにしてる様な連中相手の賞イベントである事がよーく分かりました。

『そんなん(国民栄誉賞)もろたら立ちションもできんようになる』福本豊(ニッポンの元プロ野球選手・1947~)

歯の巻。

2013年05月07日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
歯が抜けました。

部位は右上の側切歯という、前歯二本の横に鎮座してるヤツです。

前歯二本が新郎新婦だとしたら、仲人にあたる訳ですな。

『イー』としますと思いっきり目立ちます。まことにマヌケなツラであります。

これで鉢巻を巻いたらバカボンのパパです。

バガボンドだったら格好良いのですがバカボンのパパじゃ格好つきませんね。

早く何らかの処置を施さないと女のコをデートにも誘えません。

僕の$100萬の笑顔が台無しですから。

もともと異様なほどの歯医者嫌いであります。

小学一年生の頃、日大病院の歯科で抜歯する際に地獄の苦しみを味わってしまったからです。

おそらくそれ以降、虫歯が完治した事はないはず。

痛みがなくなれば通院をやめてしまうのがいつものパターンであります。

21世紀に入ってからは一度も歯医者の扉を叩いた事はありません。

まぁ、技術の向上もあるせいか『痛みが全くない』という触れ込みの歯医者も多い様です。

しかしながら、なにぶんビビりなものですので怖いものは怖い。

みなさん同様、歯医者のにおいと、治療器具の音だけで震え上ります。

そんなチキン野郎の為にミシュランみたいな格付け本があると聞きましたが、いまだ書店で出会った事はありませんな。

さぁ、どうしよう・・・。

洗濯の巻。

2013年05月06日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
GW中だってぇのに風邪っぽく、おまけに二連ちゃんで夜中迄の痛飲もあり、1日半程寝込んでおりました。

なにぶん本日18時より、今年3月に大学を卒業したばかりの22歳年下の女性とデートなので、少しでも体調を整えておこう、という訳であります。

という訳で、二連ちゃんの飲み会もあったせいか、洗濯物がたまりまくってしまいました。

発汗もかなりあったので、シーツや枕カバー他も勿論含まれます。

さて、僕は洗濯が大好きです。

洗濯機が作動している時間は無駄っちゃあ無駄ですが。

『このシャツにはこのハンガー、あのTシャツにはあのハンガー』と着衣によって担当ハンガーが決まっております。

また、パンツや靴下、ハンカチ等も一定の法則で干します。

それらが風になびく光景はまことに美しいものであります。

最近、柔軟剤を使用する知恵を得ました。

なるほど、香りといい肌触りといい、なかなかの心地良さですな。

使用しないよりゃ使用した方がよろしい。

洗濯物が乾きますと、たたみ作業となる訳ですが、これまた僕の得意分野。

僕のたたみ作業は、さながらブティックのそれであります。

ワイシャツ系やハンカチに関しては当然アイロンがけが発生します。

これはあんまし得意じゃありません。

が、アイロンがけそのものは好きです。

早く帝国ホテルの伝説のランドリーに近づきたいものです。

『今一度日本を洗濯致し候』坂本龍馬(ニッポンの志士・1836~1867)

ファミレスの巻。

2013年05月05日 | 妥協なき生活に極上の飲食を
いったい、いつの頃よりファミレスなる面妖な形態の飲食店舗が生まれたのでしょう。

文化が未成熟なクセにカッコをつけるバカ国家にはぴったりな形態であります。

僕が知る上ではヨーロッパにおいては、ガキをレストランに連れて来るなんてぇ図は見た事がない。

このニッポンという国はガキが世の中にとっていちばん大事な存在みたいですので、ガキの犯す事であれば殺人すらチャラになります。

ガキが公衆でピーピーわめいても許される国は極めて珍しいでしょう。

愚民たる所以。

まぁ、そんなバカ国家の愚民なので逆にファミレスの存在は良かったのかも知れません。

ところが、愚民はファミレスと同じ感覚で、他のまともなレストランにガキを連れて来ます。

で、またピーピー始まります。

まともなレストランで、それなりの金額を払ってお食事を頂いているのにガキが隣でピーピー・・・、親子ともども殺したくなりますな。

少子化で様々な業界が四苦八苦しているのは百も承知です。

だからといってガキを全て免罪符にするのはいかにもおかしい。

鉄道に、でかい顔してでかいベビーカーで乗り込んで来るクソ共も共犯です。

ファミレス論がクソガキ・クソ親論にスイッチしてしまいましたね。

ヨーロッパではどんなガキでも『いけない事はいけない』ときつく叱ります。

ピーピー泣き喚いているガキを野放しにしてるのは、このバカ国家・ニッポンだけ。

そんなバカ国家の愚民が【国際社会】とかヌかしているわけですから、情けなくなります。

『愚民の上に苛酷な政府がある。良民の上には良い政府がある』福澤諭吉(ニッポンの武士/教育者・1835~1901)