荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

2015年の巻。

2015年12月31日 | 日毎ニュースに正義の理想を




大晦日。

今年も様々な方が亡くなりました。

その中でも、思い入れのある方を15人に絞り、回顧してみましょう。



大塚周夫

ニッポンの声優。ニッポンTV史黎明期の洋画吹き替えから活躍されていたとの事ですが、僕らの世代では【ルパン三世(第1シリーズ)】の石川五エ門や【ゲゲゲの鬼太郎】のねずみ男が思い出深いです。

他にも【チキチキマシン猛レース】のブラック魔王・【美味しんぼ】の海原雄山等、心に残る名演技が印象的。

1月15日、虚血性心疾患で死去。享年87歳。



坂東三津五郎(10代目)

ニッポンの歌舞伎俳優。

近藤サトとの再婚でゴタがありましたが、その件には全く知識がありません。

一度、国立劇場で彼の清元を観た事がありました。

その飛び散る汗を観、プロの舞を再認識させて貰ったものです。

姫路城・松本城等城郭好きで知られた様ですが、キャバ嬢も大好きだったと、告別式でバラされてましたね。

2月21日、すい臓癌で死去。享年59歳。



レナード・ニモイ

米国の俳優/映画監督。

とにもかくにも【スタートレック】のMr.スポックが有名。

僕はSF映画が苦手なので、一回も観た事がありませんでしたが。

中坊ん時の塾講師がよく似てたなぁ。

2月27日、慢性閉塞性肺疾患で死去。享年83歳。



山岸一雄 

ニッポンの人気ラーメン店【大勝軒】創業者【Mr.つけ麺】と呼んでも差し支えないでしょう。

様々な分裂もあったと聞きますが、このヒト自身はそんなにギラギラ感がなかったと思います。

人気店になると、周りもガタガタ言い出すんでしょうね。

ちなみに一回も食った事がありませんが。

4月1日、心不全で死去。享年82歳。



愛川欽也

ニッポンの司会者/俳優。

このヒト、昔っから『何屋さんだろ』と思ってました。

近年では、やはり【出没!アド街ック天国】の司会や、【西村京太郎トラベルミステリー】の亀さん役が印象深い。

もっと昔は声優さんの記憶もあります。

【いなかっぺ大将】のニャンコ先生・【スーパースリー】のマイトが好きでした。

4月15日、肺がんで死去。享年82歳。



羽柴秀吉

ニッポンの実業家。東北弁を駆使し、様々な選挙活動に注力していた『変わったオジサン』って思っておりました。

凄ぇ、お金持ちなんですよねあれだけ、お金持ちなら正しい政治ってヤツに期待出来そうな気もしますが…。

一方、政治は底なし沼の如く、お金が掛かりそうでもあります。

中卒との事。4月11日、肝硬変で死去。享年65歳。



ベン・E・キング 

米国のミュージシャン。一も二も無く【スタンド・バイ・ミー】が超有名

曲自体は1961年発表との事ですが、1981年の映画で主題歌として使用され、リバイバルヒットとなりました。

てか、このヒトってドリフターズのメンバーだったんですね。知らなかった。

4月30日、死去。死因は不明。享年76歳。



町村信孝

ニッポンの政治屋。自由民主党の最大派閥を率いていた事もある大物。

【東大通産省官僚】という王道を歩んだサラブレッドです。

この年代の政治屋にしちゃ顔付きがマトモかなぁ、って…。てっきり内閣総理大臣になるものだと思っておりました。

6月1日、脳梗塞で死去。享年70歳。意外と若かったんだなぁ。



今井雅之

ニッポンの俳優。

過去の関連記事。
今井雅之の巻。

5月28日、大腸癌で死去。享年54歳。



塩川正十郎 

ニッポンの政治屋で、愛称は【塩爺】。小泉純一郎内閣時の登用が記憶に残っております。

当時80歳で財務大臣に着任。小泉純一郎の【サプライズ人事】のひとつと呼ばれました。

日本テレビ系【真相報道 バンキシャ!】にゲストコメンテーターとして出演した時、騒音おばさんネタに対し【キチガイ】を連発したのには爆笑しました。

9月19日、肺炎で死去。享年93歳。



阿藤快 

ニッポンの俳優。

過去の関連記事。
阿藤快の巻。

11月15日、胸部大動脈瘤破裂で死去。享年69歳。


 
加藤治子 

ニッポンの女優。【寺内貫太郎一家】のお母さん役が有名ですね。

僕が好きだったのは、ドラマ版【天国までの百マイル】の母親役。

『ポンコツ同士、お似合いだよ』というセリフが、とても可愛らしかった。

映画版での同役は八千草薫。こちらは可愛コブリッコ過ぎて駄目。

11月2日、心不全で死去。去年92歳。



生頼範義 

ニッポンのイラストレーター。

【スター・ウォーズ】シリーズの国際版ポスター・イラストで一躍有名に。

このヒトのタッチというか世界観は奥深く、とても良かった。

【スケバン刑事】の文庫版カバーイラストが記憶に残っております。あと、【銀河鉄道999】のイラストも描いていた様な…。


10月27日、肺炎で死去。享年79歳。  



野坂昭如 

ニッポンの作家。

物心付いた時は、いつも酔っ払ってわめいているオジサン、というイメージ

『ソ・ソ・ソックラテスかプラトンか~』というサントリーのCMが印象的です



改めてウィキを読みましたが、ホント多才なヒトだったんですね。

12月9日、心不全で死去。享年85歳。アッチで大島監督と仲良くケンカして下さい



水木しげる 

ニッポンのマンガ家。言わずと知れた【ゲゲゲの鬼太郎】の原作者です。

僕はアニメ版第2シリーズをよく観ていました。

エンディングテーマの『カラ~ンコロ~ン、カランコロン』ってのが、ちょっと怖かったなぁ。

世界妖怪協会の会長だとか。協会員には荒俣宏・京極夏彦等が名を連ねております。

11月30日、多臓器不全で死去。享年93歳。



皆さん、改めてご冥福をお祈りします。



『一度だけの人生だ。だから今この時だけを考えろ。過去は及ばず、未来は知れず。死んでからのことは宗教にまかせろ』中村天風(ニッポンのヨーガ行者・1876~1968)




逮捕の巻。

2015年12月30日 | 日毎ニュースに正義の理想を




お笑いコンビ【キングオブコメディ】の高橋健一が逮捕されました。

都内女子高に忍び込み、JKの制服等を盗んだそうです。

しかも20年も前から、このテの犯行を重ねていたとか。

2007年にも痴漢冤罪で活動を自粛していたとも聞きます。

そうすっと冤罪ってのも実に怪しいですな。

『やっぱ、アレはやったんじゃないの…』ってな感じ。

訴えたのに冤罪扱いされた女性も可哀想なものです。

一事不再理…、良いんだか悪いんだか分からんシステムですね。



ほとんど彼らのコントや出演番組は観た事はありません。

相方は、顔がなかなかユニークなので知ってはいました。

人気ドラマ【下町ロケット】に出てましたもんね。

過去の記事。
下町ロケットの巻。

一方、今回逮捕に至った高橋ってのは知りません。

まぁまぁ・そこそこのイケメンとも思えますがねぇ。

まぁ、それとこれとは話しが別なんでしょうが。

こういうのって、すぐに『病気じゃないの?』『治療が必要なんじゃないの?』って意見が出て来る。

なんでもかんでも犯罪者を病人扱いするのは、ホント危険だと思います。

逮捕には至りましたが、多分、弁当(執行猶予)は付くでしょう。

とはいえ、安心・安住する事無く、深く罪を悔いて貰いたいです。



『ある社会の文明の発達の度合いは、刑務所に入ってみることでわかる』フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(ロシアの小説家・1821~1881)

徒然の巻、20151229。

2015年12月29日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを




過去の記事。
徒然の巻、20151107。
徒然の巻、20150327。
徒然の巻、20150215。
徒然の巻、20150127。
徒然の巻、20141127。
徒然の巻、20141113。
徒然の巻、20141101。
徒然の巻、20141031。



スター・ウォーズ

米国映画【スター・ウォーズ/フォースの覚醒】がエラい人気だとか。

むか~し【エピソード4~6】は観てます。確か日本劇場で。


ほとんど内容を把握出来ず、面白くなかったのを、よく覚えております。

そのせいで【エピソード1~3】は未観。

結果、『スター・ウォーズ好き』を公言するヤツが嫌いになっちゃった。

村上春樹やApple社製品をありがたがるヤツとキャラがカブるんですな。



クリード チャンプを継ぐ男

もういっちょ米国映画ネタ。こっちも米国を代表するシリーズです。

馴染みのバーで『ロッキーの新作が公開される』という噂をキャッチして早数ヶ月。

てっきり【ロッキー】というタイトルが付くと思いきや、フタを開けたら【クリード】。

『なんだ?クリードって?』と訝しんだのですが、主役が黒人って事でピンと来ましたよ。『あ~、アポロの息子の物語か~』と。


それにしても、第1作のニッポン公開が1977年。

低予算・短納期だったと聞きますが、これだけ大化けするのだから【映画】という博打はやめられないのでしょう。



LINE

過去の記事。
LINEの巻。
SNSの巻。
SNSの巻、ふたたび。

LINEとかいうSNSをやる様になって、初めてのクリスマス。

ほ~、トーク画面に雪が降っていますな。

12人の女性と、ひとりのオカマさんに『メリークリスマス』と送ったところ、『あ~雪が降ってる~』と反応してるヒトもいました。

なかなか芸が細かいっすね。

もっとも、いまだにLINEってよく分かっていませんが



『平凡なことを毎日平凡な気持ちで実行することが、すなわち非凡なのである』アンドレ・ジッド(フランスの小説家・1869~1951)

紳士の巻、むたび。

2015年12月28日 | 愚か者の街に紳士の佇まいを








過去の記事。
紳士の巻。
紳士の巻、ふたたび。
紳士の巻、みたび。
紳士の巻、よたび。
紳士の巻、いつたび。



紳士道を目指しながらも、夜な夜なおねぇちゃんトコに繰り出し、数万円を散財し、ベロベロになって帰還…。

翌日、吐き気を我慢しながら『いったい、何処が紳士じゃ』と自棄にもなります。

せめてカッコ良いネーミングでも付けないとやってられん。

んで思い付いたのが【酔いどれ紳士】。

黒澤明監督の【酔いどれ天使】っぽくもあるし、どことなく永井荷風っぽくもある。



もっとも荷風先生はそれ程お酒を飲まなかった様ですが。

一方、伊集院静あたりも使用していそうなので、ちょっと怖い。

あんなカッコ付けの田舎モンオヤジとおんなじ感覚なんて、鳥肌が立ちます。



結構、和服でおねぇちゃんトコに行くのですが、ベロベロになると襟元を汚しちゃうんです。

先日も長着を洗いに出したのですが、染み抜きの指定をしなかったせいで、輪染みがクッキリと。

これじゃあ、とても紳士とは言えませんなぁ。



【酔いどれ紳士】…、う~ん、なかなか気に入りました。

このネーミング。

『夜の帳がおり、オレはパトロールへ。酔いどれ紳士は今日も行く…』なんてね。



『典型的な紳士たる条件は、上品な体面を保つことのほかは、すべてを自己の名誉のために犠牲にすることである』バーナード・ショー(アイルランドの劇作家・1856~1950)

タチバナの巻。

2015年12月27日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを








過去の記事。
風間の巻。
伊達の巻。
沖田の巻。



刑事ドラマには使用されやすい、すなわちカッコ良い名前があります。

風間とか伊達とか沖田とか。

過去、それぞれを検証した事もありました。

今回は【タチバナ】を検証してみたいな、と。

この場合、【橘】・【立花】の両表記となります。

ちなみに2時間サスペンスは除いております。



橘剛

【特捜最前線】で本郷功次郎が演じた刑事で、階級は警部でした。

警視庁お荷物部署の特命係ではなく、エリート部隊である特命課に所属。

割と感情的なキャラだった様な記憶があります。

【特捜~】っていつも観ていたのに、それ程覚えていないんですよね。



橘兵庫

【太陽にほえろ!】にて、ボス=裕次郎の病欠時に代打を務めた、渡哲也演じた警部。

そう。ボスは警部補ですから、橘警部の方が偉いのです。

部下の刑事たちとは一線を引き、ニックネームで呼ばない等、新しいタイプの上司像を創り上げました。

団長とは真逆のキャラクターが新鮮。

裕次郎復帰に伴い、本庁に戻る事に。



橘謙司

裕次郎亡き後、発狂した小林専務が勢いだけで制作した【代表取締役刑事】で、渡哲也が演じた辰巳署刑事防犯課長。

タイトルだけでも迷走しているのが、よ~く分かります。

前述の【太陽にほえろ!】に続き、2度目の橘警部ってわけです。

西部署在籍の過去があるという設定だとか。





【もっとあぶない刑事】第20話「迷惑」に登場した一匹狼の警視庁刑事。

演ずるは石原プロモーションに在籍していた事もある苅谷俊介でした。

残念ながら下の名前はない様です。

いつもポケット瓶のウィスキーをあおっている無頼派デカ。

こういうデカ像も見なくなりました。時代ですね。



橘真ノ介

押尾学とバディを組んだ(組まされた)【ダブルスコア】で反町隆史が演じた巡査長。

反町はともかく、押尾が演じた河村悦郎という役は、東大出のキャリアというトンデモ設定です。

おまけにテコンドーの達人で、オンナにモテモテ。

なんだこりゃ。



立花吾郎

【Gメン'75】で若林オーストラリアが演じた刑事。

当初は警部補でしたが、やがて警部に昇進しております。

作品スタート時から出演していたイメージがありましたが、実際は第105話「香港-マカオ 警官ギャング」からとの事。

スタートから丸2年経ってからの登板だったのですね。



立花直也

【さすらい刑事旅情編II】で林家こぶ平が演じました。

この【さすらい~】って人気シリーズだった様ですが、僕は1度も観た事がありません。

こぶ平も大嫌いですから、余計観る事がなかったのでしょう。



立花薫

【ママチャリ刑事】で浅野ゆう子が演じたバツイチオンナ刑事。

田中美佐子演じるミステリー小説マニアの主婦が相棒です。

ハナっから視聴率獲得を諦めたタイトルですね。

もうとっくに、浅野ゆう子の賞味期限が切れた世紀末作品。


立花美咲

【ハンチョウ~神南署安積班~】で本仮屋ユイカが演じた交通課巡査。

これも観た事ありません。TBS系月曜20時…、この枠って、結局【水戸黄門】的なんすよね。

田舎の年寄りが好む単純な勧善懲悪。だったら【水戸黄門】やってりゃいいのに。



立花雄馬

僕がこよなく愛する刑事ドラマ【BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係】で青木崇高が演じた刑事。

主役・石川安吾とバディを組む、熱血肉体派デカ。

第5話「追憶」での被疑者追跡シーンのアクションは実に素晴らしかった。

ホント、この作品は良かったな~。



立花団司

北山宏光(Kis-My-Ft2)が【ビギナーズ!】とかいうドラマで演じた様です。

まったく分かりませんし、分かる気すらありません。

【タチバナ刑事】の人数を増やすための『枯れ木も山の賑わい』ってヤツです。



立花

【めしばな刑事タチバナ】とかいうグルメマンガのドラマ版主人公。

未観ですが、いわゆる【刑事ドラマ】ではありません。

残念ながら下の名前はない様です。階級は警部。

演ずるは佐藤二朗!実にナイスな人事であります。



とまぁ【橘】・【立花】の両表記ですと、なんと12人の【タチバナ刑事】が確認出来ました。

階級は警部が結構いますね。

【風間刑事】が9人、【伊達刑事】が4人、【沖田刑事】が4人…。

さて、次は何という名前を検証しましょうかね。



『戦は兵数の多少によるものではない。一和にまとまった兵でなくては、どれほど大人数でも勝利は得られないものだ』立花宗茂(ニッポンの武将・1567~1643)

恋愛の巻、みたび。

2015年12月25日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを




過去の記事。
恋愛の巻。
恋愛の巻、ふたたび。

『最近、恋愛らしい恋愛をしてねぇなぁ』と嘆息しておりました。

一方で、たまに飯食って、たまにヤる女性はいます。

今年、そんな女性と由布院に行きました。

過去の記事。
由布院の巻。

いや、昨年もそんな感じ。

昨年は3人の女性とムフフとなりました。

ちなみに全員、人妻であります。

『ニッポンの人妻の貞操観念はど~なってんだけしからん』と、間男である張本人の僕ですら思いますよ。

そんな歪んだ男女関係ばかりの僕でしたが、そろそろ本気になれそうな女性が現れました。

その女性、年内に手術するとか。

諸々、大変でありましょう。

何か力になりたいんですよね。

そんな風に思えるってのは、久しぶりです。

上手く行くか行かないかは、これから。

見てて下さい。

だ~れも興味ねぇと思うけど。



聖なる夜に、大いなる愛を。メリークリスマス



『一生涯ひとりの異性を愛することは、一本の蝋燭が生涯燃えることと同じである』レフ・トルストイ(ロシアの小説家/思想家・1828~1910)

危機管理の巻、むたび。

2015年12月24日 | 日毎ニュースに正義の理想を




『ヨーロッパにあって、日本にないもの。大人の責任』永六輔(ニッポンの放送作家・1933~2016)



ま~た馬鹿がやらかしました。

安田純平とかいう41歳のおっさんジャーナリストが、シリアで武装勢力に拘束されました。

この武装勢力がどういったグループで、具体的な要求は何なのか、は不明です。

それにしても、この安田純平とかいう馬鹿は、過去にも拉致られているそう。

何なんでしょうね。【危機管理】というモノに麻痺しちゃったのでしょうか。

僕らは『イスラム圏の武装勢力に拉致られる』なんてぇ聞きますと、ビビります。

しかしながら、結構生存率も高そうだし、ハクも付く。

【ジャーナリスト】とか名乗る馬鹿には比較的楽勝なのかも知れません。

ネットでは、【自己責任】というコメントがもちろん多いです。

ニッポン政府からも、当然渡航禁止は言い渡されているはずですし。

ここはまぁ、拉致られているのがホントなら、舌噛み切って死んで頂きたい。

身代金の要求があったとしても、ニッポン政府は$1たりとも支払う必要はありません。

【ジャーナリスト】とか名乗る、革命家気取りの馬鹿の生命には$1の価値もありませんから。

そんな馬鹿のために、一所懸命に働いているヒトたちの血税を投入するなど言語道断。

死んで下さい。





過去の記事。
テロの巻。
テロの巻、ふたたび。
危機管理の巻。
危機管理の巻、ふたたび。
危機管理の巻、みたび。
危機管理の巻、よたび。
危機管理の巻、いつたび。



『紳士とは自己に対する全責任が負える人間のこと』西澤潤一(ニッポンの工学者・1926~)

ドラマの巻、みたび。

2015年12月24日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




過去の記事。
ドラマの巻。
ドラマの巻、ふたたび。



gooランキングにて『最高傑作だと思う日本の刑事ドラマランキング』というネタを発見。

僕は幼少時より刑事ドラマが大好き。

なので、こういうネタには敏感に反応しちゃいます。

さて、肝腎のランキングはと言いますと…。

1位 踊る大捜査線

2位 古畑任三郎

3位 相棒

4位 アンフェア

4位 ガリレオ

6位 あぶない刑事

7位 ストロベリーナイト

7位 SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~

9位 BOSS

10位 太陽にほえろ!


という結果。

う~ん、おそらく刑事ドラマファンのみのアンケートではないですな。



1位の【踊る大捜査線】は当然でしょう。

新しい潮流を作り上げた功績は実に大きい。

ただ、この作品以降、やたらめったら『キャリアとノンキャリアの確執』だの『本庁と所轄の反目』だのというプロットが増えました。

いまや田舎の年寄りが観る様な2時間サスペンスですら、キャリアがどうの、所轄がどうの、と言ってます。

警察庁のキャリアは2,000人程。

仮に半分のヒトが、全国の地方警察に赴いたとして、ひとつの県に着任するキャリアの数はたったの20人程度。

完全に【お飾り】【お客様】なんすよ。

通常はキャリアとノンキャリアの接触なんてあり得ないって事。

過去の記事。
踊る大捜査線の巻。



2位は田村正和の代表作となった【古畑任三郎】。

フジテレビジョンって【刑事モノ】が不得手という印象でしたが、前述の【踊る~】と共に、この時期ブイブイ言わせておりました。

もちろん、ベースは【刑事コロンボ】ですが、そこはさすが田村正和。

オリジナリティ溢れる知性派刑事を好演してましたね。

ゲストもとても豪華でした。

好きだった作品は、vs鹿賀丈史の【殺人特急】と、vs玉置浩二の【追いつめられて】。

今でもネットで観ております。

そうそう、セリーヌのチャリンコ、欲しかったなぁ。




3位は【相棒】。

現在も脈々と放映されている、いわずと知れた人気作。

それだけに1位にランキングされてもおかしくないのになぁ、と。

飽きが来ない様、様々な色合いの脚本が魅力です。

特命係というありえない部署に対して、リアリティを伴った内容というバランスが絶妙。

2016年元日の第10話「英雄~罪深き者たち」がホントに楽しみです。

三浦さんも登場するってんですから、期待するなって方が無理でしょう。


過去の記事。
相棒の巻。
相棒の巻、ふたたび。
相棒の巻、みたび。
相棒の巻、よたび。
相棒の巻、いつたび。
相棒の巻、むたび。



4位【アンフェア】は一回も観た事がありません。

いや、厳密に言うと第1話の最初だけは観ております。

実はこの作品、もの凄ぇ期待していたんです。

しかしながら、あまりのリアリティのなさに絶望すら感じ、視聴を止めました。

まず、オンナ刑事が花の捜一で検挙率No.1になれるわけがない。

デカなんてオトコ社会で、オンナは添えモノ。

オンナ刑事は、あくまで容疑者がオンナだった場合の要員なのです。

また、一匹狼って設定もありえない。

警察ってのは組織捜査が信条ですから。

原作の秦建日子著【推理小説】も読みましたが、主役・雪平夏美って少年を射殺した過去があるんですよね。

いくらシャブ中の強殺犯でも、少年を射殺しちゃったら花の捜一になんかいられません。

『えっ!?ここって東京!?』ってなド田舎の交番とか、免許センターとかにトばされてお仕舞。

北海道警に異動ってのも目茶苦茶過ぎます。

『東京都の公務員は都内しか異動がない』ってのは今時、み~んな知っていますよ。



同率4位は【ガリレオ】。

【古畑任三郎】と同じ倒叙法のドラマでした。

変人・ガリレオ先生と柴咲コウの絡みがとても楽しく、微笑ましかった。

言う程、吉高由里子も悪くはなかったですが、やっぱ柴咲コウに軍配が上がります。

吉高由里子はキャリア刑事役でしたが、キャリアが所轄の現場になんか出ませんよ。

なんで、こういう設定にしちゃうかな~。

さっぱり分からない。


過去の記事。
福山雅治の巻。



6位は世代人にはたまらない【あぶない刑事】がランクインです。

刑事ドラマ乱立の現在と違い、この時期、刑事ドラマってのは斜陽期。

そんなアゲインストな状態に登場しました。

決して順風満帆なスタートではなかったのを覚えております。

ところが、洒落た会話と派手なアクションって内容は、完全に時代にマッチし、【刑事ドラマ】というより【あぶデカ】というジャンルに成長。

それに伴い、多くの珍品奇品のフォロワードラマが輩出されました。

まさに時代が生んだ刑事ドラマと言えましょう。

来年、いよいよ最後の映画が公開されます。

やはり、寂しいですね。

過去の記事。
あぶない刑事の巻。
あぶない刑事の巻、ふたたび。
あきれた刑事。
あいつがトラブルの巻。
ベイシティ刑事の巻。



7位【ストロベリーナイト】。

一回も観た事がありません。

ウィキによると、主役の竹内結子が本庁捜一の班長とか。

ありえねぇだろ。

なんで、こういう設定にしちゃうかな~。

どうも僕はオンナ刑事モノが苦手な様です。



同率7位は【SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~】。

これもほとんど観た事がないんだよなぁ。

堤幸彦の演出ってウザいから敬遠しちゃうんですよね。

こまごました小ネタとか伏線とかもウザい。

もちろん【ケイゾク】も観た事ありません。

それにしても、長ぇタイトルだな。



9位【BOSS】。

天海祐希の【男前イメージ】のみで製作された作品。

天海祐希の役柄がこれまたキャリア。

古~い刑事ドラマのプロットをそのまま現代にトレースする、という安易な姿勢が刑事ドラマファンの神経を逆撫でしてくれました。

ま、文句言いながらも、いちおう全部観てます。

お荷物部署のクセに、難事件を次々解決しちゃう【捜一特別犯罪対策室】ってのが舞台。

もちろん、その部署を苦々しく思ってるエリートもちゃんといました。

ここまで来ますと、もはや様式美すら感じます。

玉山鉄二が射撃の名手ながら、過去のトラウマによって発砲出来なくなっちゃったデカなんですが、こういう設定って異様に多いですね。

こんなのが高視聴率なんだから、困っちゃいます。



10位はこれまた世代人票なのでしょうか【太陽にほえろ!】です。

いまだに、この作品をベースにした刑事ドラマが多い。

9位の【BOSS】なんかは、まさに好例(悪例)。

とは言え刑事ドラマというジャンルを決定づけたのも事実です。

この作品がなければ【Gメン'75】も【特捜最前線】も【西部警察】も生まれなかったでしょうから。

1986年、【太陽にほえろ!】の終了とクロスフェードするかの様に【あぶない刑事】がスタート。

時代の転換を見た気がしたものです。



近年の刑事ドラマのキャストって変わり映えしませんよね。

主役・No.2以外だと、相島一之・宇梶剛士・遠藤憲一・大杉漣・金田明夫・小日向文世・笹野高史・鈴木浩介・田中哲司・生瀬勝久・温水洋一・松重豊、あたりをとっかえひっかえシャッフルしてるだけの安普請なキャスティング。

もう少し、ちゃんとした仕事しようよ。

正義と悪との対比、勧善懲悪ってのは永遠に求められるジャンル。

そろそろ新しい切り口の刑事ドラマを観たいものであります。



『繰り返される虚構こそが、受け容れられる真実となる』ウラジーミル・レーニン(ロシアの革命家・1870~1924)



個人的には【BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係】がランクインしていないのが不満です。

まぁ、ランクインするわけないか…。

和服の巻、いつたび。

2015年12月23日 | 愚か者の街に紳士の佇まいを




過去の記事。
和服の巻。
和服の巻、ふたたび。
和服の巻、みたび。
和服の巻、よたび。

年の瀬も押し詰まり、バタバタして参りました。

この時期、楽しいのが【和服】であります。

すっかり和服を着るのが好きになってしまいました。

どうであれ、ニッポン人にいちばん似合うのは和服だな~と。

僕の和服遍歴はたったの1年。

たまたま、近所の呉服屋にフラリと寄ったのが始まりです。

女将さんが美人さんって事もあり、羽織・長着・襦袢と一気に発注。

その後も夏物の単衣を作ったり、ネットで小物を買ったりしました。

『モノを持たない生活』とか言っておりましたが、もう無理そう。

やっぱモノが好きなんすね。



パーティでは和服がいちばん目立つし、エラそうに見えます。

ちょい馬鹿、いや、ちょいワル気取ったオッサンっていますよね。

パーティでドヤ顔してるオッサンって実に多い。

シャツのボタンみっつ位開けて、細いパンツ、素足に革靴って馬鹿。

腹の出た、醜い体型を晒してるクセにカッコ付けてる馬鹿。

そんな馬鹿なオッサンが羨ましそうに僕の和服姿を眺めてましたよ。



新たに発注した羽織が出来ました。


羽裏はおっぱいです。


今度の羽織は薄~いグレー。

一緒に買った帯は茶系の風神雷神です。

女将さんのゴリ押しで羽織紐まで買っちゃいました。

これに以前買ったインバネスと帽子を合わせれば…。

和装紳士の出来上がり~。

さ、銀ブラと洒落こみますか。

過去の記事。
銀座の巻。

『「銀ぶら」といふ言葉は、其最初三田の学生の間で唱へられたものだともいふし、また玄文社の某君の偶語に出たものだともいふ』水島爾保布(ニッポンの画家・1884~1958)

有沢比呂子の巻。

2015年12月22日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




有沢比呂子さんという女優が心不全で亡くなったとか。

享年43歳。

『有沢比呂子ねぇ…、知らねぇなぁ…』と思いながら、画像を確認しました。

なるほど、美しい。

美魔女ってヤツですな。

ん?まてよ。

どっかで見た様な…。

そ~だ!【相棒】だ!

【相棒season12】第14話「顔」で美容外科の院長やってたヒトだ。

【例のプール】で水着になって泳いでたヒトだ。


な~んか妙な演出が記憶に残っております。


そっか~、こんな美しいヒトが…。

もったいない。



それにしても、芸能界って良いですね。

凄ぇキレイなヒトがたっくさんいるんですもん。

有名ドコロはもちろん、それ程知られていなくてもキレイなヒトばっか。

僕は、来世は必ず芸能カンケーに従事し、キレイなヒトばっかりとお付き合いしたいと思います。



うるせ~クソブスババアが長生きし、そして美人薄命。

とかくこの世は矛盾ばかり。

ご冥福をお祈りします。



『自分の命を愛しても憎んでもいけない。だが生きている限りは命を大切にするがよい。長く生きるか短命に終わるかは天に任せるがよい』ジョン・ミルトン(英国の詩人・1608~1674)



と思ったら【相棒season6】第1話「複眼の法廷」にも出演されていました。


当時は呂子ではなく、呂子だったんですね。

死刑の巻。

2015年12月21日 | 日毎ニュースに正義の理想を






『望まれずに産まれて。望まれて死んで』加藤智大(ニッポンの犯罪者・1982~)



裁判員制度導入後、初めての死刑執行がなされたとか。

だから何?

当り前の事じゃん。

死刑を言い渡してんのに、肝腎の執行をしない方がおかしい。

税金泥棒って言うんですよ、それって。



相変わらず『死刑を下した裁判員の苦悩』みたいな戯言を耳にします。

『民意が云々』っつって裁判員制度が導入されたのに、実際に自分たちが関与するとなると、ビビって死刑を回避しちゃう…。

そんな逃げ腰なら裁判員制度なんて止めた方がいいっすよね。

本来、死刑喰らって当然の極悪人を生かすなんて言語道断です。

無期懲役たって、いずれシャバにリリースされるのですから。

どいつもこいつも自分だけはかわいい。

自分だけは手を汚したくない。

現実に目を閉じ、耳をふさぎ、キレイなフリしていたい。

他人が極悪人を裁くのは構わないけど、自分が裁くのは嫌だ…。

こういうオトナばかりだから、この国は成長しないんです。

精神性が子ども過ぎるのです。



僕が裁判員に任命され、凶悪事件の裁判に携わったとしましょう。

僕はなんの躊躇もなく被告人に死刑を言い渡します。

間違いなく。

被害者やその家族の苦しみ・悲しみを考えれば【苦悩】している場合ではありませんから。

裁判員である自分しか、被害者やその家族の恨みを晴らしてあげる事は出来ないのですから。

改めて言いましょう。

僕は間違いなく死刑を言い渡します。

『震えて眠る夜があるだけでも、ありがたいと思え。翌朝、刑務官の足音に怯えろ。そして地獄に堕ちろ。それが貴様の贖罪なのだ』と。



『これ以上私を生かし、税金を使って裁判を長引かせるのは無意味』アイリーン・ウォーノス(米国の犯罪者・1956~2002)

横山秀夫の巻、みたび。

2015年12月20日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




過去の記事。
横山秀夫の巻。
横山秀夫の巻、ふたたび。

平成の松本清張=横山秀夫原作【64(ロクヨン)】のドラマ版を観ました。

原作読了は2年半前。詳細は失念しておりましたが、実に面白かった。

さすがNHK【土曜ドラマ】。

主演である三上役はピエール瀧。

なかなか意表を突くキャスティングであります。

ちなみに、来年公開される映画版の三上役は佐藤浩市。

ずいぶんキャラが違いますね。

ただ、ドラマ版を観て思い出したのは『三上はブ男・三上の妻は美人』って設定です。

“娘はオトコ親に似る”

そのため、三上の娘は自身の顔を醜いと思いこむ【醜形恐怖症】に陥り、父親を憎む一方で美しい母親を忌避し、やがて耐えきれなくなり家出してしまう、といったサイドストーリーが用意されております。

これが『ニッポン一カッコ良いオジサン』=佐藤部長だと、サイドストーリーに生きない様な気がします。



では各々キャラクターについて。

ピエール瀧。少々滑舌の怪しいトコがありましたが、寡黙な役柄ですので、うまく切り抜けていると思います。

妻を慮る風情も実に味わい深い。



【下町ロケット】では悪役の新井浩文が諏訪役。

このヒトが悪役じゃないの観るのは初めてかも。

自然体でうまいものですね。



なんと山本美月ちゃんが出てるじゃありませんか

か~わい~い地味なカッコがまた良いんだ萌え萌え~


『声が変』という悪口を目にしますが、今回の女性警察官役にはぴったんこ


お芝居も上々です

ジャニタレ学芸会の【必殺仕事人2015】では出番が少なかったからオジサン嬉しいっ

ちゅっちゅっ

ちなみに映画版では榮倉奈々ちゃんが、この役演ります。




ちゅっちゅっ



東洋新聞記者の秋川を演じてるヒト、な~んか瑛太に似てんなぁ…と思ったら弟の永山絢斗でした。似てるわけだ。

そしたら映画版では瑛太が演るそうです、この役。



『尊敬出来る上司』松岡役は柴田恭兵。

役のトーンは【刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史】での加山新蔵役と同じでした。

なんか痩せちゃったな~。すっかりおじいちゃんの様相であります。

こりゃユージはもう無理だわ。



気になる【エース・二渡】はトレンディ俳優・吉田栄作でした。

これが上川隆也だと、うなるトコなんですが…。

しかしながら実は僕、吉田栄作を結構、評価しております。

【相棒season10】第10話「ピエロ」でのテロリスト役なんか実に良かった。

ちなみに女房は評価していません。改造人間だから。ババアだから。


こうして見ますと、山本美月ちゃんとの美しさの違いが歴然ですな。



驚いたのは中園参事官が出てた事。

似た様なコバンザメ系キャラでしたが、こちらの方が若干優しかったかな。



とまぁ、主要人物をレビューしてみました。

一方、映像も凝っておりますし、抑えたBGMも耳に心地良い。

このドラマ、オトナのオトコがゆっくり安心して観られる、原作の名を汚さない稀有な秀作です。

ベタ褒めであります。

みんなも観てみようず



『エンターテインメントの本質は、いかに人を気持ちよくさせるか』堀威夫(ニッポンの実業家・1932~)

婚活の巻、ふたたび。

2015年12月19日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを






過去の記事。
婚活の巻。
結婚の巻。
離婚の巻。

知人に婚活中の女性がいます。

なかなか良縁に巡り逢わない様で、見ているこちらの方がヒヤヒヤ

会話ひとつとっても、気を遣うってモンです

例『こないだ読んだミステリー、【血痕】がキーポイントやねん』

とかね。

しかし改めて『婚活ってストレス溜まるだろうな~』と思いました。

人生の一大事ですから、そりゃ簡単・いい加減にゃいきません。

まず、婚活パーティーへ行くのにプレッシャーがかかる。

お互い気になったとして、そのヒトと逢うのにプレッシャーがかかる。

そして、断るにせよ、断られるにせよ過大なプレッシャーがかかる。

フツーのヒトなら1年に一度ってレベルのプレッシャーが、2ヶ月に一度やって来たら、相当精神が疲弊しそうです

急ぐ気持ちは重々理解しますが、インターバルを設けるのも精神衛生上良いんじゃないですかね

そんだけしんどい思いして結婚しても、幸せになれるってワケでもありませんし。



そう言えば、年末に上述の女性と会う機会があります。

婚活が進展したかどうか、気になるトコですな。

GOOD LUCK



『結婚を尻込みする人間は、戦場から逃亡する人間と同じだ』ロバート・ルイス・スティーヴンソン(英国の小説家・1850~1894)


いい加減にしろブス

雇用の巻、ふたたび。

2015年12月18日 | 日毎ニュースに正義の理想を




過去の記事。
雇用の巻。

【羽鳥慎一モーニングショー】を初めて観ました。

【モーニングバード】は観ていた様な気がします。

それは赤江珠緒“珠ちゃん”が好きだったからです。

さて、その日の特集は【中高年男性の派遣社員の現状】。

『わしら逆風にさらされて大変じゃ~』という流れであります。

その劣悪な現状説明に、変なジイさんがゲスト出演。

変なジイさんは東大卒業後、毎日放送に入社しました。

ところが、家族を介護しなければならないので退職。

しばらくは介護をしながら執筆活動をしていたものの、書籍が売れるわけもない。

結果、派遣社員としてブラック企業先で、酷いメに遭う。

そんなオレって超可哀想。

…とまぁ、そんなジイさんです。

んで番組は、いかに劣悪な環境で仕事をさせられて来たか、というケーススタディの紹介となります。

そう、“して来た”ではなく“させられて来た”という姿勢。

この姿勢に僕は驚きましたよ。

人間、お金がなければ生きていけません。

テレビ観ながらお尻ボリボリかいてても、収入のあるヒトもいるでしょうし、働かなければ収入のないヒトもいるでしょう。

そして働くのなら、その仕事やその企業に、より利益をもたらす能力のあるヒトが、多くの収入を得る事が出来る。

そうでないヒトは『誰にでも出来る、文句を言うなら辞めて貰っても良い仕事』に従事するしかないのです。

世の中、仕事って大変です。

お金を稼ぐって大変です。

楽して高収入を得られる仕事なんて、どこにもないんです。



“自分の子どもの様な年代に叱責された”とジイさんは言いました。

当り前です。

社会で社会人として働いていれば、10代も70代も関係ありません。

失敗が続けば、10代の責任者が70代の派遣社員を叱責するのも仕方ありません。

甘え過ぎです。



レギュラーコメンテーター・玉川徹は『お金を稼がないと、生活していけないんです。これはもう貧困問題です』とキチガイじみた意見を吐きました。

お金がないと死んじゃうのが貧困層なら、この飽食ニッポンという国は貧困国家になっちゃいます。

おそらく、玉川徹は『年配者は働かなくても生きていける環境にしなければならない』と言いたいのでしょう。

社会保障で国や自治体が担保せい、と。

何をプロ市民みたいな事を吐いているのか。



先程のジイさん、根本的に“東大出”というプライドが言動に確実に表出しています。

『オレは東大出だ、中卒・高卒の工員に使われる人間じゃない』

という意識がハッキリ見えておりました。

再就職活動当初は『オレは東大出だ。ホレ、オレを雇え。雇われてやる』って驕っていたのでしょうね。

東大出たって、使えね~ヤツは使えね~って事。

自業自得ですわ。



もう一度言いましょう。

楽して高収入を得られる仕事なんて、どこにもないんです。

能力次第なんです。世の中。

権利を主張する前に、愚直に働くしかないんです。

『今の若者は…』と言うのも結構ですが、まず自分の甘えを矯正すべきでしょう。



『会社で働くなら知恵を出せ。知恵のない者は汗を出せ。汗も出ない者は静かに去っていけ』土光敏夫(ニッポンのエンジニア・1896~1988年)

お酒の巻、よたび。

2015年12月17日 | 妥協なき生活に極上の飲食を




過去の記事。
お酒の巻。
お酒の巻、ふたたび。
お酒の巻、みたび。

『支えなしに床に寝られるなら、まだ酔っていない』ディーン・マーティン(米国の俳優・1917~1995)



年末です

仕事もせず遊んで暮らし、友だちも少ない割に酒席は多ございます

昨年は忘年会まみれ。

今年もソコソコ飲み会が控えております。

オンナのコとのデートも3件程



さて、問題は酒量です。

僕は適量での飲酒が出来ません。

1滴でも飲んだら、後は記憶が無くなりベロベロになるまで飲み続けます。

昔は楽しいお酒だったはずですが、近年は反省、いや猛省するケースがまことに多い。

どうしたら『これ以上は飲むのをやめよう』とストッパーが効くのか。

『走り出したら止まらないぜ~』ってタイプなので、歯止めが効きません。

困ったものだ…。



一方、お酒を飲む意味・意義にも疑念が生じております。

もちろん飲めば、舌も滑らかになり、会話が弾むもの

でも、だから何なの?

シラフでも良いんじゃない?

そう考える事が増えました。



は~。

…遠くに引っ越して、断酒しますか。

断酒なら今、住んでる街で出来るんじゃないか、って?

無理

街中、知ってるお店・楽しい仲間だらけですから。



『賢い人間には、周りの愚か者と共に時間を過ごすため、無理やり酔っぱらわなくてはならない時がある』アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ(米国の小説家・1899~1961)