荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ジャケットの巻。

2013年02月28日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
大王製紙・元会長の井川意高がパクられたりする時に、彼が着ていたジャケットを見るにつけ『すげぇ高そう』と思ったものです。

テレビ越しに見ても、微妙な光沢、ジャストフィットのそれは目が飛び出る程高いテーラーで仕立てているのでしょう。

さて、もうすぐ春。

断捨離という言葉を最近忘れている僕は、紺のジャケットを買ってしまいました。

黒の春夏物のジャケットは2着持っているのですが、数年前から紺が欲しかったのであります。

しかも上に記しました通り、微妙な光沢のを。

いろいろ探した挙句、エンポリオ・アルマーニに良いのを発見。

お値段12万円。・・・ルイ・ヴィトンのバッグで12万円を高いとは思わない僕ですが、ジャケットに12万円という発想はありません。

ちなみに、上記の黒のジャケット2着は世界のユニクロで合計しても1万円に満たないです。

あきらめて松屋銀座をウロウロしていたところ、タケオキクチが目に飛び込んで来ました。

そこに燦然と輝くジャケットがあったのです。

素材はウール・・・とはいきませんでポリ100%。いわゆるジャージー素材っていうんですかね。

いや、それでも素晴らしい光沢です。

『そうそうこういうの!』と即買いです。気になるお値段は3万円弱。

おうちに帰っていろんなパンツをはいてジャケットに合わせてみたところ、デニムでもチノでもクロップでもなんでもOK。

『やっぱ、ベーシックなものがいちばん』と無印良品のコピーみたいな事を改めて認識しました。

今日で2月も終わり。

そろそろ寒い日々も飽きて来ました。

もうすぐ春ですね



これ着てどこか行きたいなぁ。

『夜ね、ご飯に行くときはジャケットくらい羽織ろうよ。それが僕のポリシーですね』舘ひろし(ニッポンの俳優・1950~)

ジムの巻。

2013年02月27日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
加齢に伴いジジイ化が進むのは致し方ない事であります。

とはいえ、いつ迄も若々しくいたいと思うのも事実。

という訳でオッサン・オバハンたちがうじゃうじゃ集まって来るのがスポーツジムです。

僕は築地の方のジムに通っておりますが、なにぶん下町の連中が集まっているので、ジジイ・ババアばっかり。

暇な年金受給者が暇つぶしにやって来ます。

もう数年眺めておりますが『お前らナニしに来てんの?』と問いたい位、痩せないんですよ。ヤツら。

まぁ、痩せるのが目的ではなく、ジジイ・ババア同士くっちゃべるのが目的ですからね。

僕は勿論、一所懸命トレーニングします。

1時間程チャリンコをこぎ、それからマシンで筋トレ。

筋トレはおおむね40分位でしょうか。

で、ストレッチやってお風呂へ。

判で押した様な流れ作業であります。

こんな感じでずーっとトレーニングをしておりますので、いちおう人前で裸になれる心づもりではあるのです。

オトコはある程度は筋肉がないとね。

腹筋もそこそこ割れてないとね。

それにしても役者でもモデルでもないのに何故こんなに頑張っているのでしょうか。

そう、モテる為です。

では、モテているのか・・・。

二・二六事件の巻。

2013年02月26日 | 日毎ニュースに正義の理想を
アベノミクスとかいって景気も上向きみたいですな。

株価もリーマンショック以降の数値をマークし、円安も進んでおります。

マンション購入客も増えているとの事。増税前の駆け込み需要だそうです。

別に収入が増えているわけでもないのに『増税されるんなら買っとこ』という考え方が全く分かりません。

とまぁ、政治屋も政治屋なら、愚民も愚民。なんだかんだ言っても平和ボケのニッポンであります。

そんな平和ボケの現代からしますとあまりにバイオレンスな戦前。

そう今日は2月26日、【二・二六事件】であります。

平たく言やぁ、ふざけた政治屋や私服を肥やす資本家がムカつくから殺しちゃおう、という事です。

20代の青年将校ですから様々な理念もあった事でしょう。

とはいえ彼らに影響を強く与えた北一輝は三井財閥からお金を貰っていたそうです。

結局、どいつもこいつもお金次第のクズだった訳なんですね。

とはいえ緊張感のあった往時がしのばれます。

現代の様に悪事に手を染めたクズがのうのうとデカい顔して生きてるのは許せませんよね。

だからって自衛隊の若いヤツらが決起するかっつったら絶対しませんよ。

こうして骨抜きの社会構造が進むのでしょう。

僕も平和ボケのニッポン国民ですが、悪い事をしたらそれなりの報復がある、という緊張感があった戦前の潔さを羨ましく感じます。

こういう考え方は間違っているのでしょうか?

博打の巻。

2013年02月25日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを
世の中には博打が大好きなヒトがいます。

大王製紙・元会長の井川意高とか。

僕は過去、博打にハマった事は全くありませんでした。

パチンコは高校生の時に2回だけ。麻雀も点数を数えられるレベルに達する前に挫折。

バブル期、おんな子どもも狂喜乱舞した競馬も1回も手を染めませんでした。

一度だけ、ソウル・ウォーカーヒルでルーレットを5万円程、というかわいらしい博歴であります。

そんな真面目な僕ですが、ついに初博打と相成りました。

それは【オートレース】です。

なぜ、オートレースにチャレンジする事になったかは割愛します。

とにかく、川口へ。西川口に行ってしまうと別な目的になってしまうので気をつけなければなりません。

ではレッツラゴー!



ドーンと大看板。



入口。入場料として100円取られます。



そんなにさすらいのギャンブラーはいませんねぇ。



ご飯処も充実してます。第4レース前、すなわち正午過ぎなのに飲食してるギャンブラーは存外少ないです。



いろんなイベントも充実。なんと伊藤裕子が来るじゃありませんか。なる程、こういう営業してんだ。



謎の予想屋【赤シャツ社】。社名の由来を是非共聞きたい。



車券を買います。過去の戦歴を鑑み、2-3の一点買い!ヒリヒリするぜ!



レース前の静けさ。レース中は結構熱くなって撮影を忘れてしまいました。結果は勿論、はずれ。

まぁ、今回はさわりといったところなので第4レースのみで撤収。



すぐそばにある飲み屋さん。おけらになって当たり屋で稼ぐヒトたちのお店ではなさそうです。

とまぁ、40半ばのおじさんの冒険譚でございました。

次は元SMAPの森君のレースを観に行こう。



『賭博には、人生では決して味わえぬ敗北の味がある』寺山修司(ニッポンの歌人/劇作家・1935~1983)

傘の巻。

2013年02月24日 | 愚か者の街に紳士の佇まいを
『雨が好き』とか言うヒトを『なんかカッコ良いなぁ』と思うか『けっ、お前ぇ小林麻美か?』と思うかは、その日の虫の居所次第であります。

しかし小林麻美は古過ぎか・・・。

6月になりますと梅雨入りしますが、実際に雨に悩まされるのは7月です。

服や靴や鞄が濡れる、傘を持つ為に片手がふさがり行動に支障が出る、髪型が決まらない、と多々マイナス面はあります。

しかしながら女性の場合はレインブーツやレインコートを新調したりといったお洒落を楽しむ一面があるのも事実。

男性の場合はほとんどレインシューズというものは履かないですね。

レインブーツに至っては、どんなにお洒落なモノを履いていても、結局昔ながらのゴム長と大して変わらない【河岸帰りのおじさん】状態となります。

男性が凝る事が出来るレインアイテムと言えば傘位でありましょう

さて、久し振りに傘を購入致しました。

先日、図書館で昨年4月のBRUTUSを借りて来たのですが、特集がプレッピーでした。

その記事をぼーっと眺めていますと、カッコ良い傘を発見。

柄がニッケル製のアニマルヘッドで、かなり細巻き。黄色い英国人の僕の嗜好にぴったりです。



ネットで調べたところ掲載されていたものが結構安く購入出来る事が分かりました。

ヘッドは数種類あるのですが、売れ残っていたのは【ダック】です。北京ダックのダック。

『おーこれでいいじゃん』と早速発注。

果たして納品。

実際、手にしてみますと傘の長さが絶妙であります。

ダックのヘッドも存在感があります。というか存在感しかない。

内田裕也のマネして『ロッケンロール』とか言いたくなります。

こういう傘は鞄を持ってはダメですね。

やはり傘一本を悠々と振り回しながら歩かないと。

で、雨が降って来たらタクシーに乗る、と



『雨が降ったら傘をさす 』松下幸之助(ニッポンの実業家/発明家・1894~1989)

カブリオレの巻。

2013年02月23日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
僕はほとんどクルマに乗りません

第一にクルマを必要とする状況がないという事です。銀座迄歩いてすぐという下町に住んでいますと、衣・食の高グレードのモノ全てが手に入ります。

第二に出かけると必ずお酒を飲んでしまうという事です。ビールを飲まない昼飯なんて考えられません

といった理由で、BMW320iを所持はしているのですが、母親に貸与し、僕自身は5回しか乗った事がありません。

昨年はゴルフに行った1回のみ

そんな僕ですが、稀にクルマが欲しくなってしまう時があります。

全く意味はなく、急に【カブリオレが欲しい病】が発症するのです。

もう1年半位前になるでしょうか、急に思い立ち晴海のレクサスに行きました。

レクサスのカブリオレISCに試乗する為です。レクサスでは【コンバーチブル】と呼ぶみたいですが。

なんの予約もしておりませんでしたが、スタッフの男性は快く試乗させてくれました。

いや、やっぱ最高でした

曇天ではありましたが、気持ち良い事この上ない

つくづく『カブリオレってオトコの浪漫だなぁ』と思ったものでした。

さて、今回も発症してしまいました。

やはり筆頭はレクサスISCですが、調べてみると国産ですとフェアレディZや、海外勢ですとBMWZ4やポルシェ・ボクスター辺りも選考範囲になる様です。価格的に。

ポルシェ・ボクスターって結構安いんですね。

『どれどれマセラティは・・・?』うーむ高い。

まぁ、どっちにしろお金がないんで買えませんが。


ババアの巻。

2013年02月22日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを
【相棒season11】第16話「シンデレラの靴」を観ました。

中山忍がゲスト出演。

僕からすると、【刑事貴族3】以来の顔合わせであります。

『中山忍って変わんないなぁ、今いくつなんだろ』と思い、ネットで調べてみますと御年40歳。

かなり早い段階で、2時間サスペンスとか京都系熟年刑事モノに活躍の場をシフトしていたのを観、『このヒト分かってるなぁ』と思ったものです。

いつ迄も、若い連中相手の惚れた腫れたのドラマに出てるより、年寄り相手のドラマの方が息が長いですから。

尤も、本人の希望なのか事務所の方針なのかは分かりませんが。

さて、劇中、中山忍の太ももがあらわになります。

元マラソン選手だからです。

そのバランスが絶妙な太ももを観、ちょっと興奮しました。

40ったらババアですよ。はっきり申し上げまして。

そのババアの太ももにグッと来さすんですから、中山忍はエラい。

これこそがエロだと思いました。壇さんに教えてあげたい。

まぁ、女優さんですから、そこら辺にあるファミレスでドリンクバーをガブガブ飲みながらグダグダくっちゃべってるダブダブした40歳とは違うのは百も承知です。

僕はおじさんですが若い女のコが大好きです。

そういう事言いますと、ババア共は眉をひそめます。

だったら少しは頑張れや!肌、肉質、匂い、全てが別物なんだよ

そんな中、中山忍は久々に感知した稀有な物件でした。



やはり2時間サスペンス常連の森口瑤子。今年、47歳

芸能界っていいなぁ。キレイなババアがいっぱいいて

大沢在昌の巻。

2013年02月21日 | 枯渇した生活に豊潤な読書を
大沢在昌著【語りつづけろ、届くまで】を読了しました。

坂田勇吉シリーズの第3弾でありまして、タイトルの如く前2作に比べアクションより会話が中心となっております。

表紙は本城直季みたいなミニチュアライズ写真。被写体は下町ですかね。

日本一不運なサラリーマンである坂田勇吉も3度目のトラブルって訳で、ビビりながら相手と渡り合うも、かなり場馴れした感があります。

但し、今作は舞台が東京ってのが今ひとつ物足りない。

やはり未踏の地でトラブルに巻き込まれ、偶然知り合った味方の手助けを借りつつ決着をつける、というプロットは守って貰いたかった。

いや、ホントに坂田勇吉シリーズに第3弾があるとしたら海外出張かなぁ、と思っておりましたから。

【闇先案内人】もそうでしたが、物語中盤からこねくり回した会話が中心となり、読み進めるのが難儀になるというのは歳のせいでしょうか。

はっきり申し上げて、全体的にこじんまりした作品ではありました。

とは言え、今回のヒロイン・咲子はいい感じです。

ラストの描写も今後、坂田勇吉との未来を予想させてくれましたし。

【新宿鮫シリーズ】の青木晶がどんどんメス化したので、今一度こういう男前のキャラクターを出したかったのでしょうね。

でも、現実世界もそうですが、こういうオンナ程、いざって時ピーピー泣きわめくんですけど。

一方、【教授】も【姫さん】も只者ではないな、と思ってたら『やっぱりな・・・』という結末でした。

彼らブレーンを配置する事によって物語に幅を持たせたかったのでしょう。

僕は大沢在昌の軽ハードボイルド作品群では【アルバイト探偵シリーズ】よりはこの【坂田勇吉シリーズ】の方が好きです。

なんだかんだ申し上げましたが、まだまだ続いて欲しいシリーズなのです。

第4弾では坂田勇吉が咲子との新婚旅行でトラブルに巻き込まれる、ってのはどうでしょう。

あっ、その前に【鮫】ですよ【鮫】!!!



第1弾【走らなあかん、夜明けまで】は映画化されました。世良正則のケンさん役がカッコ良かった。


SNSの巻。

2013年02月20日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
もともとIT系には弱い方なので、積極的にPC周りの事をやろうとは思いませんでした。

勿論、ネットだのメールだのは出来ないとそれはすなわち社会的かたわ者になってしまうので、やっておりますが。

とはいえツイッターとかフェイスブックはやりません。

LINEなんて意味すら分かりません。

フェイスブックはいっとき始めたのですが、流れてくるものがヒドいんで退会しちゃいました。

どこ行っただの、なに食っただの、お庭に花が咲きましただの、ガキが卒園しましただの、くっだらない事ばかり。

もっとまともな情報発信があるのかと、僕は勘違いをしていたんです。

SNSに限らずネット上にあるものって、結局大した情報なんてないんですよね。

やはり情報ってお金を出さなきゃ精度の高いものは入手出来ないんですよ。

あとはやはり実際にヒトと顔を合わせて得る情報です。

これに勝る情報収集はありません。

僕の知り合いには、この情報収集だけで食っているおじさんがいます。

僕は『昔は良かったおじさん』にはなりたくありませんから、現代の新兵器はどんどん使用すべきだと思っております。

上記に挙げました通り、現代兵器を使用出来ないヤツは社会的かたわ者ですから。

かと言って、現代兵器に依存し過ぎるのもあまりにも危険だと思います。

世代論は好きではないのですが、確かに今の若者はメールで全てを済まそうとしております。

いや、結構なオッサン・オバハンでもそうか。

ブスの巻。

2013年02月19日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
僕が若い頃、女子は可愛いコとブスが大抵セットで歩いていたものであります。

ナンパした際は、誰がブス担に甘んじるか仲間同士、目と目で調整会議をしたものです。

一方、学校で『昨日、ナンパされたのぉ~』とか言ってる同級生のブスもいました。

念の為『誰と一緒だったの?』と問うと『○○』と言います。

そう『○○』は可愛いコなのであります。

『手前ぇがナンパされてんじゃねぇんだよ』と心の中で毒づきました。

怖いものなしの今なら口に出してしまいます。

ところが、最近の女子はおおむね同類と歩いているケースが多い様に見受けられます。

可愛いコは可愛いコと、ブスはブスと。

さて、僕はブスが嫌いです。ブスなババアは大嫌いです。

ちなみに僕のブスの定義は『性根が思いっきり顔に出てる女』です。

まぁ、ビジュアル的に問題ないコは置いとくとして、多少ビジュアルに問題があっても性格が良ければ絶対にブスには見えないものです。

世の中、ビジュアルに問題がある女だって恋愛をし、結婚をします。

恋愛も結婚も決して美男美女に与えられた特権ではなく、あくまで人類が歴史を紡ぐ為の日常的行為なのです。

ビジュアルが優れてなくとも、そこそこ男から人気のあったコは結構います。

そういったコは大抵ニコニコし、ヒトの話しをキチンと聞き、声や言葉がキレイであります。

ブスなババアのくせに『私が私が』じゃあ誰も相手にゃしませんぜ。

そういうブスなババアの話しって起伏がないからつまんないですよ。

なぜ起伏がないかと言いますと、男に誘われないから世間を知らないって事なんですね。

せいぜい『自分へのご褒美』とか言って行く、高級ホテル位しかモノを知りません。



いろいろご意見はあるでしょうが、僕は光浦靖子がすげぇブスに見えます。

一方、光浦のモノマネをするキンタロー。は結構可愛く見えます。

キンタロー。は性格良さそうっすよね。



ちょいと出過ぎかなぁ、と。それにしても峯岸の方、ひでぇなぁ。

『ブスとは自分だけ幸せになれると思っている人である』宮台真司(ニッポンの社会学者・1959~)

必殺仕事人の巻。

2013年02月18日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを
【必殺仕事人2013】が放映されました。

すっかりジャニタレ仕事人も見慣れた感はあります。

【必殺仕事人2007】で新生仕事人として復活しましたが、旧作を知るおじさんからしますと違和感は否めませんでした。

藤田まことも出演するには出演しておりましたが、元締って程働く訳でもなし、ほとんどおまけ扱い。

藤田まこと自身も恐ろしく老けてしまい、とても殺しを遂行出来る様な状態ではありませんでした。

大股で叩っ斬る独特の殺陣など夢のまた夢。尤も35年も前のお話しですがね。

声もこもってしまい、本当に残念な出演となりました。

一方、少年隊・東山紀之の同心役は、まぁ悪くはないんですが、ちょいとキレイ過ぎるんですよね。

藤田まことの顔って絶妙なんですよね。

色男ではないし、かと言って醜男でもなく、昼行灯・種無しカボチャの呆けた顔と凄腕の殺し屋の顔のバランス感が素晴らしかった。

ただ単純に殺しのシーンの時だけ難しい顔すりゃ良いってもんじゃないんです。

なんだかんだ言っても主水が一番格好良かったものです。

TOKIO・松岡昌宏はただただウザいの一言。

子どもの頃、仕事人シリーズの放映を観ていたファンだそうで、力が入るのは分かるのですが『なんとかならねぇのか』と思う程の芝居のウザです。

松岡の責任じゃあないですけど、殺しの衣装もヒド過ぎですな。まさにチンドン屋。

KAT-TUN・田中聖もそれ程悪くはないとは思うんですが、どうも糸で殺すってのがチマチマしてて嫌なんですよね。

先っちょが針ってのも先端恐怖症の僕にはツラい。

まぁ、刺し技・チョーク技は必殺シリーズの基本ですから、外す訳にもいかないんでしょう。

と、苦言を呈するだけってのも芸がありませんけど、苦言しか出て来ないんです。

苦言を避ける方法はただひとつ。【必殺仕事人】の名前を使わない事です。

藤田まことを汚さない為にも。



主水の大殺陣といえば【必殺商売人】。まさに『大人の必殺』でした。

円安の巻。

2013年02月17日 | 日毎ニュースに正義の理想を
アベノミクスとか言って、どうも景気が良くなっている風です。

消費者物価指数も2%アップすると息巻いておりますし【脱デフレ】は安倍内閣の最重要項目であります。

実際は皆さんお給料は現段階では増えていないのに、消費活動にシフトしているなんて、愚民ってホントに愚民なんだなぁ、と。

一方、アメリカもまずまず調子の様ですな。

特にシェールガス開発によって、かなり内需が潤って来るのではないか、と馴染みの株屋のあんちゃんが言ってました。

で、円安。

僕の商売はヨーロッパからの輸入ですから、円安は痛いんですよね。

ところが、円高の時って景気が悪いんで売れないんですな。

円安になってモノが売れると、今度は利益率が減る・・・頭の悪い業界であります。

2008年の頃なんて、1ユーロ=170円近かったんですよ。

どうなっちゃうのかと日々ぼんやりしている僕でもいささか心配になった程であります。

さて、2月15日からルイ・ヴィトンの国内販売価格が平均12%値上がりするそうです。

僕は結構なルイ・ヴィトンファンです。

大体、松屋銀座で購入します。

僕担当の販売員さんもいます。

シリーズではダミエ・グラフィットがほとんどですね。

先日はコンピュータ・スリーブというコンピュータケースをブリーフケース代わりとして購入しました。

ギリで間に合った、という感じ。

ところが、今度は春用にストールが欲しくなって来ました。ヤバいです。



去年辺りからクラッチバッグが流行ってるそうなんで、丁度良いです。

黒川博行の巻。

2013年02月16日 | 枯渇した生活に豊潤な読書を
黒川博行著【繚乱】を読了しました。

【悪果】に続いての堀内・伊達コンビ登場であります。

弁当箱二段組みの大作です。

競売にかかったパチ屋に、極道・企業舎弟・警察OB・フィクサー気取りのジジイ達がわんさかと群がるお話し。

これに堀内・伊達コンビがひと儲け企む、といった図であります。

黒川博行作品といえば、やはり【疫病神シリーズ】が筆頭に挙げられるかと思うのですが、この作品も結局、トーンとしては一緒かな、と。

とはいえ一例を挙げるなら、堀内はホルスター迄入手し拳銃を持ち歩きますが、二宮は持たないでしょうな。

どこか川にでも捨てちゃいそうです。

勿論、桑原も極道であるが故に持つ事はないでしょう。

尤も、【ケンカの国の王子様】である桑原がいれば拳銃等必要ありませんが。

伊達も粗暴さを持ちつつも、女房や娘を気にする小心な部分も描かれております。

この辺、家庭に全く向かない二宮や桑原とは行動原理が異なって来るかも知れません。

さて、黒川博行に関しては、僕も御多分に洩れず【疫病神】からスタートしました。

いや、なんて面白いのかと読後しばらく呆けてしまったものです。

第二弾【国境】はスケールが大きくなり(過ぎ)、二宮・桑原コンビは北朝鮮迄出張します。

ラスト、キャバクラでの桑原の粋な計らいには僕も涙が出ました。

黒川博行の魅力は、やはり作中飛び交う関西弁でありましょう。

僕は生まれも育ちも東京なので関西弁の細かいニュアンスは全く分かりません。

関西人に言わせますと、黒川博行のそれは違和感が無いでもない、との事です。

黒川博行は愛媛生まれですから、若干のニュアンスの違いは生ずるのかも知れませんね。

【疫病神】を読んだ頃、白川道の【海は涸いていた】も読みました。

僕の中では、このふたりは『エンターテイメントのノワール/ブラン』として印象付けられたのでありました。

それにしても、何度も直木賞候補に挙がりながらも受賞に至らないのは残念至極であります。

壇蜜の巻。

2013年02月15日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
昨年秋位から今年にかけてやたらメディア露出が多い壇蜜。

【ダンさん】と言いますと『檀さん大和田さん』でお馴染み【連想ゲーム】を連想します。古いですね。

懐かしいなぁ『とんねるずのオールナイトニッポン』・・・。

さて、いい女気取りのこのヒトですが、僕は全く分からないんですね。良さが。

まず、顔。

『ニッポンで一番美しい32歳』という触れ込みは、自分で考えた訳ではないでしょうからスルーするとしても、納得は出来ません。

あっさりしたポン人顔のお好きな殿方には良いんでしょうかね。

次に身体。

はっきり申し上げましてお尻の形状はかなり崩れております。

僕はとにかく上向いた丸いお尻が好きなので、あぐらをかいた様な四角いお尻には全く興味を持てないのです。

胸もたいしてないですし、寸胴体型、全体的にボリューム感が足りないんですよね。

メリハリを求めないポン人体型のお好きな殿方には良いんでしょうかね。

また、エロ全開のセールスも気に食わないんですよ。

だったらAV出りゃいいじゃん、て思っちゃうんです。

杉本彩姐さんが『エロの表現者として、わたくしの正当なる後継者』みたいな事をおっしゃったそうですが、あまりにも短絡的。

『エロ=露出が高い服でクネクネ』みたいな。

あとは『和服の胸元を乱してみました』みたいな。

みうらじゅん、リリー・フランキー、福山雅治等名立たる求道者達が、その名を挙げるにはあまりにもお粗末な素材であると強く強く思うのであります。

通り魔の巻。

2013年02月14日 | 日毎ニュースに正義の理想を
グアムで通り魔事件が起きました。

自動車でお店に突っ込んだ挙句、包丁を二刀流で振り回したそうであります。



どうやらシャブ中との事。

脱日常を目指してグアム迄行ったのに、こんな理不尽な犯罪に巻き込まれ死亡してしまうなんてあまりに無体。

こんな犯人はご詮議無用でぶち殺すに限ります。

それにしても、通り魔ってホントにいなくならないですね。

薬物がこの世にある限り、通り魔もいなくならないのでしょう。

ニッポンの場合、薬物はやり放題ですから、今後も通り魔事件は一定のパーセンテージで起こる事でしょう。

なぜシャブはなくならないのでしょうね。

シャブは原価が安く、利益率も高い。

おまけに、闇のお金には領収書もいりませんし、政治屋にとっちゃ打出の小槌なんでしょうな。

ヒトの命より手前ぇの政治資金。

ニッポン人はそんな連中を『先生、先生』っつって崇めてるんですから、まさに愚民。

シャブ食ったキチガイを放っておく司法も大問題であります。

ひとり残らず極刑に処すのが当然。

平和ボケは結構なんですが、ヒトの命を軽んずる様では困ります。