荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

引退の巻。

2013年09月28日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
アニメ屋の宮崎駿が引退するとか、したとか。

僕は【ルパン三世 カリオストロの城】は観ましたが、スタジオジブリ作品ってモノを、ただの一度も観た事がない非国民。

宮崎駿作品って、大仰っていうか説教臭そうっていう感じで、どうも観る気にゃならんのですよ。

さて、彼の息子もなんだかいうアニメで監督デビューしましたし、パパも一安心で引退・・・。なわきゃねぇか。

偉大なパパからすりゃ、不肖の息子ってのは頭痛のタネでありましょう。

尤も、なんだかんだ言ってもパパからすりゃ息子はかわいいもの。

僕が一時期いた会社も、社会経験の全くないジュニアを入社させました。

ただ、引退しても院政を敷くケースも多々ありますし、そう簡単に引退出来るもんなのかなぁ、と思います。

アスリートの場合は肉体的問題が大きいですから、引退したくなくても引退せざるをえないんで、理解しやすいんですが。

政治屋も最近は比較的引退年齢が下がって来たと感じます。地盤や利権を引き継いでくれるヤツがいると安心出来るのでしょう。

そう考えますと、商売は違えど、上岡龍太郎とか芳村真理はエラいなぁ、と思います。

このふたりは比較的若い段階で引退を表明し、その後はほとんどお見かけしません。

芸能モンは引退っつってたクセに、復帰するケースは腐る程ありますから。

基本、上岡龍太郎って嫌いなんですが、この点は高く評価します。

島田紳助はどうすんでしょうねぇ。

一方、明石家さんまは還暦を迎えたら、自身の冠番組は全て降板、ゲスト出演に徹すると言っております。

これがホントなら、まさに天晴れ。

才能や実績があるヒト程、後進に道を譲る事を理解している、という重要な証左であります。

功成り名遂げて身退くは天の道なり。無能なオッサン程、自身のポストにしがみつく醜態を晒しますからな。


『老兵は死なず、ただ消え去るのみ』ダグラス・マッカーサー(米国の軍人・1880~1964)

子ども番組の巻、ふたたび。

2013年09月27日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを
ガキの頃からテレビばかり観ていました。

母親も勉強勉強と、ギャーギャーわめく割には僕のテレビ視聴を制限しようとはしませんでした。

いまだに母親に対し諸々根に持っている僕ですが、この点だけは感謝しております。

まぁ、ガキの視聴といったらアニメや特撮モノ、お笑い番組と相場は決まってますが、結構微妙に好きだったのがアメリカ産のアニメでした。

いわゆるカートゥーン番組です。

赤西くんとかいうヒトがいたジャニタレグループのお話しではありません。

お若い方はご存知ないでしょうが、当時は東京12チャンネルという放送局がありました。

早い話、今のテレ東です。

さて、平日の夕方、毎日毎日そのカートゥーン番組が放映されてました。

他局がこぞってニュース番組を放送する中、『夕食の支度をしてるママの邪魔をガキにさせない』番組として。

タイトルは【マンガのくに】といいました。

【アニメ】を【マンガ】と読んでいた時代である事がよく分かるタイトルです。

そんな、【マンガのくに】内にて、いろんなアメリカ産のアニメが次々と投入されました。みんな再放送です。

【チキチキマシン猛レース】は、後のスピンオフ作品を頻出するに足る、魅力あるキャラクターを創出しました。

『出て来いシャザーン!』でお馴染みの【大魔王シャザーン】は、頼りになるハクション大魔王って感じでしたな。

【シンドバッドの冒険】のマジックベルトは、【ポパイ】のほうれん草や【まんが 水戸黄門】の格さんのタスキの様なもんで、いわゆるスペック向上ツール。

そんな中、僕が大好きだったのが【幽霊城のドボチョン一家】と【スーパースリー】です。

【幽霊城のドボチョン一家】はモンスター3人による、おどろおどろしいお城でのドタバタ喜劇なんですが、ドラキュラが名古屋弁でして、何言ってんのかさっぱり分かりませんでした。

ただ、その名古屋弁が異様に心に突き刺さったものです。

ドラキュラの声を演じた脱線トリオの南利明には、『ハヤシもあるでよ~』という名古屋弁による大ヒットフレーズもありました。

ロシア民謡っぽい主題歌は今でも思い出す事が出来ます。

後に、似た様なタイトルの作品が放送されましたが、まったくの別物で面白くもなく、激しくがっかりした記憶があります。

【スーパースリー】は普段は3人でバンドを組むバンドマンたちなんですが、実は諜報部員。しかも変身出来るのです。

チーフから指令があると、各々変身し、特殊技をつかって悪を倒す、ってストーリー。

僕はマイトっていうキャラクターが好きでした。黒沢年雄ではありません。

声は愛川欽也があてていました。この頃のキンキンの声優業は素晴らしかったなぁ。


加齢と共に、昔を懐かしむのはオッサンの特権。

『なっつかしいなぁ』(水谷豊風)

現在もこのテのアニメってあるんでしょうか。



♪ドボチョンドロドロ、ドボチョンドロドロ、出ってっ来いよっ♪



♪ラリホー、ラリホー、ラリルレロ♪


昔のアニメの唄って、勢いだけで作ってたのかな・・・。


本日の処分品。



我が家、最後のプラスチックハンガー2本。



ウォッチワインダーについて来た付属品。鍵なんか使わねぇもんなぁ。



ニコルクラブフォーメンのニット。部屋着に成り果てた期間も含めて20年近く着てました。



ベルベット風素材のパーカ。安物ですが気に入って着てました。こちらも部屋着歴を含め、10年選手以上。

ババアの巻、ふたたび。

2013年09月25日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
今日は飛ばしますよ。レッドゾーンだ!!喧嘩上等!!全国制覇!!夜露死苦!!


ちょいと前、女性誌ananが『女子卒業!』って言い出しました。

要するに、女子会、女子力、○○女子・・・と呼ぶのをやめましょう、って事です。

これに対し、拍手喝采だとか。

誰が拍手喝采してるのかは置いとくとして、僕は拍手喝采です。

足でも拍手しますよ。シンバル叩くオモチャの猿みたいに。



そもそも、なんなんだ?大人女子って?【ババア】って打って、Enterキー打つと【大人女子】って出るんか?

僕の周りにも、50過ぎてるクセに『わたしの同級生の女のコがね』とかいうババアが何人かいるんです。

僕はそのババアどもと20年来の知り合いなので、パーソナリティーが分かっていますので、ギリギリ我慢出来ます。

ギリギリね。でも、言ったら拷問ですよ。【世界拷問史】にニューエントリーっすよ。

ですが、30歳前の男が聞いたらドン引きです。自分の母親とどっこいどっこいのババアが【女のコ】だぁ・・・?

既婚・未婚はともかく、【女のコ】発言するババアってガキがいませんな。

母になれなかったオンナは、永遠に女のコでいたいんですかね。気持ち悪い。

てか、物理的に母になれんのですよ。もう。あがっちゃって。

40過ぎてるクセに『今日、女のコの日なの』とかいうババアもいるんです。気持ち悪い。

狂っているとしか思えません。なぜ、『今日、生理なの』と言えんのか?

恥ずかしい?

・・・てめぇの存在の方が恥ずかしいわ!!

ババア面ぶら下げて、女のコ気取りなんて、中卒でシャブ中のソープ嬢より恥ずかしいわ!!

平気で、【ガールズトーク】って言葉を使うのも、ゲロが出ます。

昨日、食ったトウモロコシ入りのゲロっす。


勿論、ババアがクソほどの存在であるのに対し、ジジイがまとも、って訳はありません。

おおむね、世の中の両極はバランスが取れているからです。

ですが、【ちょい悪オヤジ】とかっつって【オヤジ】って言ってるだけ、まだまし。


バブル世代のババアって、ブスでもチヤホヤされたんですよね。

当時って、可愛いコとブスってセットでしたから、ブスにもあれこれ世話焼かないと、ヘソ曲げて『帰る!』とか言うんです。ブスのクセに。

でも、そうすっと可愛いコも『じゃあ・・・わたしも・・・』っつって帰っちゃうんです。

だから、ブスでも気ぃ使わにゃならんのです。

それを、21世紀の現在でも勘違いしているババアが多いんですな。


オンナは基本、27歳迄!!

あとはババア!!

鏡をよーーーく見ましょう!!

井川遥並みだったら、ちょっとは粋がっても良し!!

あとは太陽から逃れる様に生きるべし!!!!!

ドラマの巻。

2013年09月24日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを
TBS系ドラマ【半沢直樹】の最終回における視聴率が42.2%だったそうです。

この数字は、平成のドラマでは最高だとか。

とくに、関西での瞬間最高視聴率では50%を越えております。まさに、お化けドラマと言えましょう。

ドラマ原作者である池井戸潤も、東野圭吾並みになるんでしょうね。

僕は直木賞系の作家、とくに最近の作家は結構読むんですけど、池井戸潤ってまだ読んだ事がありません。

【空飛ぶタイヤ】は知人から借りたんですが、読まずにブックオフに売っちまいましたし、【下町ロケット】は図書館で借りたんですが、読まずに返却しちまいました。

さて、原作も読んでいない僕は、このドラマも1回も観た事がないのです。

日曜夜9時って時間帯は、能動的にテレビ番組を観る気になりません。

尤も、どの時間帯も観る気になりませんが。

【相棒】シリーズ位ですねぇ。観る気になるの。

勿論、巷で人気の【あまちゃん】も観た事がありません。

ガキの頃から、朝ドラって田舎の年寄りが観るモンだと思っていますので。

そう考えるとドラマって観なくなりました。

今期、観ていたのは【SUMMER NUDE】位ですかねぇ。

クッソつっまんねぇドラマでしたが、山本美月ちゃんが可愛くてキレイなので、彼女が出て来る時だけ観てました。

哲学者・適菜収は著書の中で、『B層はワンフレーズに弱い』と説いております。

【倍返しだっ!】とか【じぇじぇじぇ!】とか、まさにワンフレーズ。【○○斬りっ!】とか【そんなのカンケーねぇ!】と何ひとつ変わりません。

あっ、ちなみに、B層の定義って『IQが比較的低い、構造改革に中立的ないし肯定的』なヒトたち、すなわち『新しいモノに食いつくバカ』の事です。

ジジイもババアもみーんなバカ。

みーんな死んじゃえばいいのに。若くて可愛い娘以外は。


伊藤園のCMの山本美月ちゃん。たまりませんな。


本日の処分品。



友人から貰った、塗ると涼しくなるジェル。こういうのって使わんのですよ。

一日一捨の巻、20130922。

2013年09月22日 | 華麗な生活に極めたシンプルを
先日、再放送で【相棒9】の第13話【通報者】を観ました。

神戸尊同様、少年が必死で幼い妹を守ろうとする、いじらしい姿に涙してしまいました。

勿論、本放送時も涙しております。同じ事で泣いてしまうのが、僕の悪い癖。

てか、このお話、よく再放送やるなぁ。5ヶ月前にもやってました。

その中で、生活保護を受けるその少年が『トランプを万引きした』と虚偽の自白を神戸尊にします。

『なぜ?』と問う神戸尊に対し、彼は『生活保護を受けると必要なモノしか持てなくなる。たまにはトランプ等必要でないモノを持ちたい』と答えます。

まぁ、この答えも嘘っちゃあ嘘なんですが。

なるほど、僕みたいなヤツは、自ら望んで必要でないモノを捨てます。それどころか、必要なモノですら捨てる事を考えています。

これはベースとしていかに恵まれているか、という事のあらわれでしょう。

年寄りがモノを捨てられないのは、モノがない時代を生きて来たから、なんでも後生大事にモノを取っておいてしまうのだ、という意見が散見されますが、それも納得出来ようというものであります。

勿論若く、別段お金に困って生きて来た訳でもないのに、汚部屋に住んでるヤツぁ、ただの甘えですけど。

・・・と、感傷に浸っている訳にはいきません。

恵まれている事を恥じる前に、とにかく捨てて捨てて捨てまくり、己の道を邁進する事こそが肝要。

『トランクひとつで暮らしたい』のであれば、修羅の道を鬼になって進まないと。

尤も、その道は恐ろしく険しく遠いんですが・・・。

千里の道も一歩から。一日一捨であります。


本日の処分品。


木製ハンガー。50本まとめて購入したタイプとサイズ等が違うので処分します。



おたま&タオル。おたまはトング等で代用します。タオルはヘタってきたので処分。



ウォッチワインダー。画像がないのでメーカーのトコから拝借。回転音はうるさいし、片方は壊れて動かねぇし。そもそも2回壊れており、これは3台目。勿論、保証の範囲でカバーさせました。ドン・キホーテの糞オリジナル商品。



んで、新しいのをネットで購入。たいして値段も変わらんのですが、回転音も静かで良い商品です。高級感もあるし。

必殺仕事人の巻、みたび。

2013年09月21日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを
仙台から新幹線にて帰京する際、さて、なにをするべぇと思案しました。

いちおう、小説【探偵はBARにいる】を持ってはいたのですが、なにぶん全然面白くないんです。

んで、GyaO!でなんか観ようと思いつきました。

初めて観る作品は車内では集中力が持続しませんので、ここは久々に映画【必殺!】を観る事にします。



この作品は1984年に公開された必殺仕事人シリーズの初の映画版。

テレビ時代劇【必殺仕事人IV】放映中に製作された作品なのです。

映画版はあくまでテレビ版の延長上であり豪華版でありますが、今回、久々に観直しましたがそれなりに独自の世界観があると感じました。

分かり易くも良く出来た脚本、それに伴う名セリフ、音楽の使い方、丁寧に練られたカメラワーク等、手堅い作風ながらも2時間以上の長尺を全く飽きる事なく観る事が出来ます。

また、主役・中村主水が初登場した【必殺仕置人】第1話へのオマージュがあったりとファンサービスも忘れていません。

当時、公開初日に観覧に赴きましたが、関東では出演者による舞台挨拶がなかった様に記憶しております。

あったとしても藤田まことは来てなかったのは確かです。

やはり製作が関西の朝日放送でありますから、そちらを優先させるのは仕方がないのでしょうね。

斜陽産業であったニッポン映画界でしたが、この【必殺!】はなかなかのヒットとなりました。

劇場に行った際、『ずいぶん、年配のヒトが多いもんだなぁ』とも思ったもんです。

まぁ、16歳のガキから見りゃ、ほとんどのヒトは年配ですが。

今回、錺り職人の秀が憐憫の情から遊女の恨みをタダで受けようとします。この点について、とくべつ主水や勇次からの叱責はありませんでした。

そんな秀も、3年後公開の【必殺4 恨みはらします】では、依頼人である娘が、遊女に身を落として迄作った6両もの大金を【はした金】と言い捨て、その依頼を受けようとする主水を諫めます。

立派になったもんだ。



ありとあらゆる主水の顔で、もっとも怖く渋い顔。



秀の殺しもコマ割りで。



勇次の糸に、また勇次。



こういう一枚絵が結構、多いんですね。映画版ならではです。



こういうのもね。



『トランクひとつで暮らしたい』とか言っている割に、当時のパンフレットやチケットの半券はあるんですな・・・。



半券近影。

過去の記事。
必殺仕事人の巻。
必殺仕事人の巻、ふたたび。

総括の巻。

2013年09月16日 | 無聊な生活にさすらいの旅を
8泊9日・30年振りの北海道の旅は46歳のおじさんにとっては、かなりハードなものでした。

疲れは足に来て、いまだに足の裏が痛いのです。

トランカーに憧れて、今回の旅に至った訳でありますが、実際は健さんの様にボストンバッグを使用したので重かったです。

かといって、キャリーケースにすれば良かったとは思いません。

浪漫は便利を遥かに凌ぎますからな。僕の場合。

さて、今回の所持品ですが、8泊9日という行程を鑑みますと、さほど多いとは思いません。

実際、東京を出発する時点では、もう少し長期化する可能性もありましたから。

とはいえ、今回、使用に至らなかったモノを挙げてみましょう。

ニットキャップ

手帳

以上の2点であります。

ニットキャップは普段はヘアバンド代わりを含め、結構使用しますが、今回の旅では必要性を全く感じさせませんでした。

手帳も全く使用しませんでした。マルチペン1本あればレシートの裏なんかにちょこちょこメモすれば済んでしまうものです。

では、次に使用には至ったものの、なくてもよかったかなぁ・・・というモノを挙げてみましょう。

サンダル

ズボン1本

PC(条件付き)

以上の3点であります。

サンダルはなくても全く困る事はなかったでしょう。結構、カサがはるんですよね。

ズボン1本は、気候がいまひとつ理解出来ていなかったので仕方ない部分は多分にありますが、着用分含めて3本はやはり多いな、と。

PCは今回の旅にはなくてはなりません。スマホでも働きとしては十分かも知れませんが、タイピングも面倒、コピペするのも面倒。

お宿を予約する際に大活躍しました。

しかしながら、同じ8泊9日でも定点の宿泊だったり、行き先の宿泊先が決まっているなど、予約という行為がほとんどない旅であれば、充電コードを含めたPCを削減出来ます。1.5kg減るのですからこれは大きい。

逆に、これは今回持って行って大正解だったなぁ、というモノを挙げてみましょう。

ストール風タオル

サングラス

以上の2点であります。

ストール風タオルはホントに便利でした。



通常はお洒落さんのアイテムとして。んで、手や顔を洗ったらタオルとして。クルクル丸めれば枕代わり。おまけに乾くのが早いから、お宿で気軽に洗濯が出来るのです。

断じて、スノーピークのステマではありません。

サングラスは僕にとって必携品ですが、今回、便利な使用法を発見。

スマホ立て代わりです。これで列車内でGyaO!にて映画【必殺!】を観ながら仙台から帰って来ました。



この状態に乗っけますと・・・。



こんな風になるのです。


最後に、これはなくて困ったなぁ、というモノはひとつもありませんでした。

必要にかられて購入に至ったのは、たったひとつ。

コンタクトレンズの保存液です。

旅の途中でなくなってしまい。旭川で購入。

目が良ければ、荷物が減るなぁ、と改めて思った次第でありました。

でも、怖いのでレーシックはやりません。



今回の総移動距離・約3700km。だいたいセブ島迄の直線距離とおんなじです。

北海道の巻、やたび。

2013年09月11日 | 無聊な生活にさすらいの旅を
30年振りの北海道、8日め。

いよいよ帰京体勢であります。

ずいぶんと長旅でした。ひとり旅ですと、感動や楽しさをヒトと共有する事が出来ないので、結果、いそぎ旅となった気がします。

『あてのない旅でござんすが、先は急ぐものと決めておりやすんで』木枯し紋次郎(ニッポンの渡世人・1972~1973)

さぁ、それではいってみよう!



まずは南千歳駅でトランジット。



苫小牧駅到着。帯広から2時間30分ってトコでしょうかね。



駅前はこんな感じ。



国道を1時間歩いていますと、港が見えて来ました。

それにしても駅からフェリー乗り場迄の交通機関がないんです。バスもある事にはありますが、1日3本ほど。

フェリーに乗るヒトのほとんどが自動車やバイクの客みたいですな。



フェリー乗り場到着!疲れたぁ。



【きそ】。これで仙台迄行きます。



♪とま~こまいはつ~せんだい行きフェリー~あの爺さんときたら~♪


ゆるキャラ【とまチョップ】。結構、かわいい。



待合。地方の空港と一緒ですね。



さぁ、乗船。S寝台というランク。札幌のカプセルホテルに比べればよっぽど良いです。フェリーにはひとり用の部屋はないんですね。



ホール。かなり立派です。拓郎の歌になったくらいなので、もっと蟹工船みたいなのをイメージしていました。尤も昔はそうだったのでしょう。







シアターもあります。内部はちょっとナイトクラブ風。



出航!



夕食時、レモンサワーを頼んだら、懐かしや、ハイリキのダルマ瓶。



朝。仙台港迄あとわずか。やっぱり暑いですな。



仙台港着!この後、新幹線にて帰京と相成りました

30年振りの北海道、堪能しまくりました。まぁ、お金もいっぱい遣いましたけど。



北海道の巻、ななたび。

2013年09月10日 | 無聊な生活にさすらいの旅を
30年振りの北海道、7日め。


ホテル網走湖荘より網走湖を臨む。実に良いお宿でした。



出発!とりあえず知床のねもと辺り迄は行こうと思います。



網走から斜里を過ぎ、知床地域に入りました。オシンコシンの滝。



三段の滝。結構、ショボい滝です。




知床世界遺産センター。僕はよくしりませんでしたが、知床の世界遺産って知床全体なんですね。いまいちインパクトに欠けますな。

それから約4時間30分。ようやく帯広に着きました。疲れました。もう、自動車には乗りたくありません。


帯広駅。ここも立派な駅舎です。なーんにもありませんが。



またまたまたまたまたまた登場した、見た事ないコンビニ in 帯広。



昭和まるだしの飲み屋街。すげー。



あの六花亭の本店。宅配便で数点、手配をかけました。



シャッター通り。僕がいままで見たいちばんヤバいシャッター通りは小松市だったのですが、それに匹敵するヤバさ。



本日のお宿。



部屋。写真うつりはそれ程悪くありませんねぇ。実際はかなりひどいです。4,100円でも高い。でも、フロントのおじさんは良いヒトでした。

明日は、苫小牧へ。そこからフェリーで仙台へ。

この旅も終焉を迎えそうです。とにかく疲れました。

北海道の巻、むたび。

2013年09月09日 | 無聊な生活にさすらいの旅を
30年振りの北海道、6日め。

さぁ、本日より自動車で移動しようと思います。

早い話、238号線沿いに列車が走ってりゃそれに乗った訳ですが。自動車だと酒が飲めないし。


稚内のニッポンレンタカーでフィットを借りてGo!  スタッフの山上さん、可愛かったなぁ。



宗谷岬。30年振りですよ。ここも。



サハリン迄43km・・・。行ってしまいたい。



バス停。



238号線をずーーーっと行きますよ。



風力発電。アメリカっぽいっす。アメリカ行った事ないけど。



カントリーロード♪



またまたまたまた登場した、見た事ないコンビニ in 頓別。



4時間30分で網走着。これは網走湖。今迄見た湖の中で最もキレイです。



本日のお宿。立派だし、風呂は超デカいし、飯は美味いし、サイコーです。



部屋。



アリンコに続いてスワンのパチもの。



目的のひとつ。網走監獄。





現在の雑居房のレプリカ。



またまたまたまたまた登場した、見た事ないコンビニ in 網走。



網走駅。縦書きなのは『まっすぐに生きて欲しい』という思いだからだとか。



駅前はなんにもありません。



明日は自動車で帯広迄行く予定であります。



北海道の巻、いつたび。

2013年09月08日 | 無聊な生活にさすらいの旅を
30年振りの北海道、5日め。

さすがに旅の疲れが出て来ました。

朝8時過ぎに宿を出発、徒歩で旭川の家具センターを目指します。


こんな感じ。これでも北海道第2の都市なのであります。

1時間程歩いて到着。


通常は9時オープン。でも、本日はイベントとやらで10時オープン。おかげでずーっと待ち続けました。田舎のヒトは気が利かないなぁ。


旭川駅行きのバス。まさに1時間に1本。てか、1時間に1本もない時間帯もあります。


お昼は天金へ。結構、美味しかったです。


日銀第4弾。出張所ですかね。


緑橋ビル商店街。アメ横みたいなトコです。


駅前。立派なものです。


常盤公園。ちょっと昼寝。


さぁ、一気に稚内へ行くぞ!・・・でも2輌編成。


おまけに、あろう事かお座敷列車でした。生まれて初めてっす。


4時間以上かけて稚内到着!キレイな駅です。


最果ての地にアリンコチェア・・・と思ったらパチもんでした。


本日のお宿。


部屋はこんな感じです。十分十分。大浴場もあるし。


食事はロシア料理【ペチカ】にて。

明日はレンタカーを借りて網走へ。

北海道の巻、よたび。

2013年09月07日 | 無聊な生活にさすらいの旅を
30年振りの北海道、4日め。

ガールズバー&オカマバーでの痛飲がたたり、いちにち中二日酔いでした。

本日のミッションは名彫刻家のイサム・ノグチがデザインをしたモエレ沼公園に行く事です。

だいぶ前、東京の大丸でイサム・ノグチ展を開催した時に、このモエレ沼公園が完成する迄の映像が流れていました。

その時から『是非、1回は行ってみたいなぁ』と思っていたのです。


さっぽろ駅から、地下鉄で環状通東駅迄行き、そこからバスで30分程。




ガラスのピラミッド【HIDAMARI】。キレイなものです。


その内部。やはりイサム・ノグチがデザインした家具が納入されています。当り前っすね。


サクラの森の一部。幾何学的なステップが草月会館の1階を彷彿させます。


広い池。それにしてもヒトがいませんねぇ。




この階段、合計242段ありました。いや、疲れた。


バスにて旭川へ。またまたまた登場した、見た事ないコンビニ in 旭川。


それにしても異様に立派な駅舎です。


どこかヨーロッパ風。


でも、東旭川駅に行くのはたったの1両。


東旭川駅到着!


駅前はこんな感じ・・・。




本日のお宿。昨日がひど過ぎたので、天国の様に感じます。

明日は一気に稚内ぜよ!





北海道の巻、みたび。

2013年09月06日 | 無聊な生活にさすらいの旅を
30年振りの北海道、3日め。

小樽築港駅のすぐそばのホテル裏に石原裕次郎記念館。


【太陽にほえろ!】世代の僕としてはたまらない施設であります。

マナーを重視し内部の撮影は控えましたが、実に面白かった。

裕次郎のかなり大部分を知る事が出来ます。

裕次郎がボスを演じ始めたのが38歳。僕は現在46歳。

皆さん言われる様に、『昔って皆んなおとなだったよなぁ』とも思わないではありません。

が、もちろん仕事の時の裕次郎はビシッとキめていますが、オフの顔は本当に天真爛漫なんですよ。

裕次郎って絶対お茶目なヒトだったんだと思います。

レベルは全然違いますが、僕だって仕事の時は『なにがそんなに不満なのか?』って程仏頂面してますが、一転、飲み屋での僕は怒る事を知らないお坊さんの様です。

んで、【西部警察】の車両。


そして列車で2駅程行きまして、小樽駅でございます。


なにせ、この街といえば運河。


もの凄ぇヒトの数。とにかく中国人が多い。多過ぎる。


日銀第2弾。もっとも現在は日銀としては機能していませんが。


メインストリートの裏通り。いい感じです。ちょっとソウルのはずれっぽい。


またまた登場した、見た事ないコンビニ in 小樽。


バスで一時間。札幌到着!♪夜の札幌~あなたに逢えて~♪


時計台。30年振り。


ススキノ大交差点。歌舞伎町とおんなじ感じ。大泉洋が疾走してそう。


日銀第3弾。札幌の日銀なのにショボいっす。


赤レンガ庁舎。きれいですな。


街中に観覧車。商業主義プンプン。


【探偵はBARにいる】に出て来る喫茶店。飯を食いに行ったお店のオヤジさんに教えて貰いました。

さて、その後【花子Bar】とかいうガールズバーでシャンパン(厳密に言いますとスパークリングワイン)をあけて、オンナのコと大乾杯。

んで、そこのオンナのコに教えて貰った【ミスターマダム】とかいうオカマバーに行って大乾杯。

んで、安ーいカプセルホテルにベロベロになって帰りましたとさ。





昨日とはエラい違いだ・・・。





北海道の巻、ふたたび。

2013年09月05日 | 無聊な生活にさすらいの旅を
30年振りの北海道、2日め。


まずは函館駅にボストンバッグを放り込みます。28番、江夏。



朝市が駅横で開催されてます。ガキが売り子をやってるんで労基とか児童福祉とか大丈夫なのかなぁ・・・と思ったら、体験学習とやらでした。



赤レンガ倉庫。横浜とおんなじで商業主義プンプン。マフィアの取引きなんてもってのほか。



皆さんご存知の八幡坂。今回の旅で見たかった景色のひとつ。晴れて良かったぁ。



サブちゃん記念館。入場料が高いので入りません。



路面電車で五稜郭迄。なんか宇都宮みたいっす。



おーっ!ひさびさに見た五稜郭タワー。高所恐怖症なので登りませんでした。



お堀。30年前、ここでボートを漕ぎました。



箱館奉行所。入場料が高いので入りません。



貸しボート屋はお休みなんでしょうか・・・。



また登場した、見た事ないコンビニ。



スーパー北斗9号。これで札幌迄。トランジット後に小樽に向かいます。



んで小樽築港駅。



すぐ横に観覧車。商業主義プンプン。



本日のお宿。昨日と違ってエラい豪華です。まぁ、宿泊費も昨日の3倍です。




部屋。オンナのコと泊まりたいお部屋ですな。



眺めも良いでよ。



そうそう。列車の移動はとにかく暇なので本を買いました。ここはやっぱりススキノ探偵っすよね。



北海道の巻。

2013年09月04日 | 無聊な生活にさすらいの旅を
30年振りに北海道に行く事にしました。

例年、南の島に行くのが恒例となっておりましたが、さすがに飽きました。

日焼けをするのも飽きていたので魂が北を求めていたのでしょう。

まずは荷物のパッキング。これがまた楽しいんですな。

鞄は何にしよう、と考えます。

ガラガラ引きずるキャリーケースも良いんですが、いまひとつ旅情が足りない。

そう、キャリーケースを使用するのは『出張』だったり『観光旅行』という感じなんです。

今回はあくまで『旅』。

北海道といえば健さん。【幸せの黄色いハンカチ】で健さんが持っていたのがボストンバッグだったので、僕もボストンバッグにする事にしました。


↑グッチとフィアットの相乗り仕事のボストンバッグ。


↑中身。PC、パーカ、Tシャツ5枚、靴下、パンツ、コンタクトレンズ系、ズボン、半ズボン、ビーサン。

ダークな色調の中、パンツが派手です。

10:56東京発はやて31号に乗り、新青森でトランジット。んで、17:01に函館に着きました。いや、疲れた。あまりに暇すぎて独り言ブツブツ唱えてましたよ。





北の玄関、函館であります。

それにしても・・・暑い!湿度がひど過ぎる!

30年という年月は温暖化も招いていました。

それにしても、ホテルもお店もエアコン入れてないんですよね。

僕は昔っから東北出身者は寒がりが多い、という持論なのですが、当り前ながらやはり北海道も同じだな、と。寒い位なら暑い位の方が北のヒトには良いんでしょうね。

一方、便座はあったかくなっているんです。9月の頭なのに。


↑路面電車。ノスタルジックです。


↑見た事ないコンビニ。


↑本日のお宿。いやー温泉があるとかうたってますが、クソ狭い風呂でした。結構、最低のレベルであります。


↑部屋。盛岡でもスーパーホテルに泊まりましたが全くおんなじです。


↑夕刻ですが街歩き。日銀っす。


↑さすが港町。街灯も風情があります。


↑僕は高所恐怖症なので函館山に行くロープウェイに乗る事が出来ませんでした。仕方ないので駐車場からパチリ。


↑函館ってやっぱり神戸っぽいっす。

とにかく暑い!そんな北海道の初日でした。