よもやま解体新書

山下和也の制作、見聞記. 北へ西へ南へ。

仙台へ

2013-07-25 19:00:58 | Weblog
東北大学で行われた修復学会に行ってきました。2日間のうち初日は聞きたい発表が少なかったので近くの松島、瑞厳寺を訪ねました。丁度本堂の修復中で解体された欄間などの彫刻や襖絵などを宝物館で拝見できました。驚いたのは瑞厳寺横穴群。またもや横穴...最近ホントに行くところ行くところ石造文化財ばっかり相手していて、なんか引き寄せてるのかね...。
夕焼け間近の松島を船には乗れませんでしたが、徒歩で散策。流石の景色です。近くのちょっと洒落たお煎餅屋さんでオリジナルこけし箸置きと煎餅を買って夜は牛タンを食べに利久という宮城県ではメジャーな牛タン店へ。
二日めはまともに勉強三昧。帰りも空港で牛タン食べて帰路。上空から始めて富士山を見ましたが、絵に描いたような真っ青な富士山がとても神秘的でした。仙台の8月は七夕祭りなので、ちょっとそんな気配ごチラホラしておりました。

チャーリーと

2013-07-22 22:43:42 | Weblog
京都の茶山にある洋食屋さんに打ち合わせ。トンカツが有名の様で、確かにコスパの高い厚~いお肉。お腹いっぱい、ごちそうさまです。新風館で展示されていた写真家の野口さとこさんとも初対面。日本各地の地蔵を巡る写真と相方(腹話術人形?)チャーリーの作品シリーズはユーモラスで魅力的です。食事と談話を終えて、チャーリーとワンショット!野口さんのフェイスブックにもチャーリーとの別のショットがアップされるとか...

カンボジアへ

2013-07-22 22:31:53 | Weblog
カンボジアに行ってきました!
アンコールワット遺跡群を巡る旅。
素晴らしいレリーフ群と建造物。世界に誇る芸術に触れて感嘆しました。
カンボジアは南国の温和な人柄で食材や鉱物資源も豊富。内戦で多くのものを失い、経済は大変だが、アンコールワットは民族の誇りであり、観光資源として、世界中から観光客を集客し、国を経済的に支えている。文化のもつ力の偉大さを感じずにはいられない。石造美術中心なのだが、実は木製の仏像なども16cぐらいにはある。個人的には12.13c位の石造が美しく感じた。また、穏やかな姿の仏像には日本の仏像に通じる気品を感じるものも少なくなかった。ヨーロッパほどお金も時間もかからないので、行ける機会に再度行ってみたいと思いました。

東京、千葉へ

2013-07-11 08:48:29 | Weblog
東京の膠研究会へ。濃い内容の発表でしたが、その日は頭がスッキリしていて、概ね内容の理解が出来た。夜、上野公園のpark side cafeでお茶していると、となりでは70歳の江戸っ子と45歳の女性が元気に会話をしていた。いや、元気なのは70歳の江戸っ子で、「俺はね、~だと思うんだけどね、それはいかがなもんかと思うよ。」という調子で家族話をガンガン喋っている。よく大阪人の会話が漫才に聞こえるというが、それと同じく江戸っ子の饒舌は漫談に聴こえてしかたなく、暫く拝聴してその場を去った。
次の日、千葉県のDIC川村記念美術館 へ。ロスコルームとニューマンルーム、ロバート・ライマンなどが見たくて遠路はるばるやって来た。実見できた満足感はあるが。その日の私は思ったより感動が薄かった。とても良い展時空間ですが、期待度が高すぎたのか?でも、見れて良かった。

愛知へ

2013-07-09 21:30:54 | Weblog
先月もいろいろと廻りながら気が付けば猛暑の只中。
まずは豊田のフランシス・ベーコン展へ。ベーコン作品がこれだけ集まるのはそれだけで見所ですが、そのクオリティやイメージを確かめたくて豊田へ。ベーコンは自分の作品にガラスや額縁の指示をしているのですが、絵と作者の関係が見えてなかなか興味深い印象であった。また、制作課程を実物を見ると確認できる。ベーコンって以外にもあっさりしているんだなと思った。そのあと、
名古屋市美術館でフィンランドポートレートという写真展を観る。クラッシックとモダンが交錯した落ちついた世界観が魅力的でした。写真展を観る機会が増えたこともあってか、最近その面白さをあらためて感じるところです。