よもやま解体新書

山下和也の制作、見聞記. 北へ西へ南へ。

岡山で作陶

2013-04-30 20:22:47 | Weblog
大学の友人達と岡山に陶芸をしてきました。
備前焼ではなく、楽焼の土で釉薬を沢山の中から選ぶ。
僕は小さなオブジェとボタンをたくさん作りました。どっちかというと僕のは陶芸というより粘土細工に近い感覚だったけど、ザクザク作りました。うつわは片口をひとつだけ。釉薬がかかって出来上がりが楽しみです。久々の立体制作は楽しかったです。小さなオブジェばかりだったから、今度はもう少し大きなものも作ってみたいと思いました。
夜はBBQ,朝はパン祭、昼はカレーでおなかいっぱいの大満足!散歩をすれば小さな草花がそこら中に咲いていて、見渡せば大きな山に囲まれて時間と共に鮮やかな緑色のうつろいを感じる。11人もいたけど、みんな適当にうまくやっていて楽しかった。

先生、皆さん、ありがとうございます。またの機会を楽しみにしています。

展覧会とたべものの話

2013-04-26 18:54:48 | Weblog
丁度ひとつき前、ギャラリー恵風へ谷口順子さんの展覧会を観に行った。谷口さんは油彩の抽象画家で、僕が大学に入る前、彼女が学士の卒業展と同時開催の個展会場で知り合い、以来のお付きあいで毎年個展を観に行っている。谷口さんの絵は力強く情緒的。線のストロークと色彩に委ねられる。造形手法はスタンダードなんだけど、螺旋の如く毎回試行錯誤され、作家として着実な歩みを続けている。今回はセン日記というドローイングとモノクロの線を主体とした作品。個人的には今回の作品は前回よりも確実に素晴らしかった。谷口さんは色彩よりも線にその造形的感性が冴えているとあらためて思った。
僕は谷口さんの姿と作品にいつも励まされている。
シンプルな名刺には余白があって、「これは今日の線」と言って、余白にサッとドローイングしてくれました。
思わず いいね〓 でした。

ガケイギムレットの1周年で吉田重信さんの個展に行きました。黒の美学の展示でご一緒させていただき、福島ビエンナーレでもお姿を拝見していましたが、きちんとお会いするのは今回がはじめて。とても気さくで素敵な人柄でした。夜は吉田さん企画の展覧会の作家の方々が多数来られて、二次会は上七軒の文次郎バーガーでディープな夜が過ぎていきました。ちょっと緊張と疲れで頭が回らず、戸惑って茫然自失状態でした。自分にトホホです。

ガケイギムレットの1周年第2弾の展覧会は、スペースプロジェクトのヴァンサン・フルニエさんの展覧会!必見間違いなし!

ガケイギムレットの近くにあり、いつも立ち寄る木工作家と服飾作家のヒノさん(108chaju)に文旦を差し入れ、ムッキーを披露しました。ムッキーはシンプルなミカンの皮剥き道具なのですが、これがあるとキレイに内皮も剥けてなかなか楽しいのです。ムッキーの反応が思いの外よく、工程写真のようにヒノさんが写メで激写!そこまで反応するか!?と若干思いつつ、披露しがいがあり大満足です。その流れで三宝という中華の店で餃子パーティーが始まったのですが、量をみあやまっておなかパンパンになって味を忘れそうになる始末。餃子美味しいんだけどね。また食べにいきます。