よもやま解体新書

山下和也の制作、見聞記. 北へ西へ南へ。

毒書「戦前の日本画家達が観ていたもの」

2006-07-28 23:12:24 | Weblog
今、昭和の始めに書かれた日本画の教科書のようなものを読んでいる。そうそうたる巨匠達が執筆しているのだが、皆それぞれに日本画に対する自論をしっかり持っている。日本画とは何かという事が自明であるかのように、堂々とした文章で書かれ、それぞれの仕事の上からなる必然としたリアルな言葉がなかなか興味深い。全6冊もあるこの毒書を少しずつ読み進めています。
毒だな、これは。

身辺雑感 2

2006-07-26 17:38:58 | Weblog
制作の方は縮図作りに一時期ハマッて40~50枚描いてました。
その後、水墨の試作でドローイングを何枚か作って、昨今は毒書の時間が増えてます。毒書の原因は八田さんの手技を見たせいです。もっと日本画を身体化したいとジャック以降思ってたんですが、更に思わせる出来事でしたよ、あれは!
と言いつつ、高木正勝さんのDVDが最近ウチのパソコンモニター内でヘヴィーローテーション。デジタルな光の中の色彩感覚って美しねー。なんて二律背反なワタシ。

昨今はHAPPY WAVEでお祝が多く、中でも先日大学の恩師の還暦パーティーがグランヴィアであって、大変でしたけどステキな会になって良かったです。



身辺雑感 1

2006-07-26 17:16:30 | Weblog
気付いてはいたけど、随分blogほったらかしてたなー、と思いつつ徒然雑感。
というのも光、ADSL問題というのがちょうど私の地区にあってプロバイダ手続きが延び延びになってしまったのが発端なっちゃって。あぁ早くネット繋がらないかなー。

京都の夏の風物詩、祇園祭に今年は山本太郎さんの屏風祭を浴衣で廻ってきました。町中使って作品一挙放出で、面白かったです。久しぶりに会う事ができ、先日の八田哲さんの巨勢派の技法の話等しました。また、ウチで福元なおんどさんと共通の知人のお祝用に扇面の合作を描いたのですが、こういう時は割と肩の力を抜いて描けたり、普段あまり描かないものを描いたりしてみたり、あと実際目の前で二人で描いてるのが見れるのは面白いですね。福元さんは扇面を何枚も描いているので、諸々になるほどと思う処あり。仕立て上がりが楽しみです。