よもやま解体新書

山下和也の制作、見聞記. 北へ西へ南へ。

10.29

2005-11-03 21:46:47 | Weblog
東京へ行く。
朝、友人に会ったあと近美でドイツ写真の現在をみる。常設で大観の生々流転を見る。他、栖鳳の兎と猿の屏風、麦せんの菊の淡彩、芋銭、鉄斎、近藤浩一郎の水墨を観る。他に華揚の洋犬やゆき彦の頼朝、魁夷の巻物もあった。
たまたま芸大で斉藤典彦さん等の第一日本画研究室展をしていたのでみる。
北斎はひとだらけでした。ほぼかけあしでみる。
庭園美術館に行く。これはなかなかヒット!牧野富太郎、中川幸夫の作品を生ではじめてみる。(中川幸夫は写真だけど)
蜷川実花とアラーキーのインスタレーションの対比も面白かった。とにかく色と花に溢れて空間もあさかの宮ですから。
写真美術館でコンテンポラリーダンスにスポットあてた展覧会をしていて、そのテキストとコンドルズ手拭いとティルマンスのポストカードを買う。
残念ながらICCで観たかった古橋悌二さんのLoversはすでに閉館前だったのでとりやめる。
森美術館で杉本博とダヴィンチを観る。どちらも良かった。ふとダヴィンチにとって絵や芸術は実践方法であって、あの人は基本的に学者なんだと思った。
そうこうしてる間に終電で滋賀へ帰宅。

 今回はなにか収穫ありなカンジ。さすが実りの秋やね。