よもやま解体新書

山下和也の制作、見聞記. 北へ西へ南へ。

紙技百芸臨時OPEN!

2012-08-31 18:06:58 | Weblog
紙技百芸の京都展が、明日,臨時OPEN しています。私も夕刻会場にいます。お見逃しした方も、一度来られて気になる作品があった方も関西で見るラストチャンスです!取り急ぎ、お知らせまで。

明日から紙技百芸

2012-08-22 08:21:00 | Weblog
紙技百芸が京都で明日から日曜まで開催しています。土曜日は、15時から美術家の水谷イズルさんと写真家兼雅景錐クリエイティブ・ディレクターの天野雅景さんの「スイスバーゼルのアートシーンについて」というイベントがあり、17:00から持ち寄りレセプションがあります。土曜日は、私も夕方には会場にいる予定です。

三浦君の小夏日和

2012-08-22 08:03:15 | Weblog
京都の祇園にあるギャラリー西利へ友人の三浦茂樹くんの展覧会「小夏日和」を観に行く。版画を使っていろんなペーパーアイテムを作る作家で、最近はコマ撮り映像も作っています。妹さんはパティシエです。二人とも親しみやすい人柄で、つくるものも人に優しい感じがします。展覧会は京都新聞にも顔写真付きで掲載していたようです。作品世界は全然違いますが、同級生の数少ない作家で応援しています。
その後、川床で大学の同級生で集まり飲み会。七夕祭りで鴨川は七夕飾りがサラサラ揺れていました。夕立にあい、途中で屋内にはいりましたが、今年の夏の良い思い出になりました。

アートフェア紙技百芸に出品いたします。

2012-08-16 20:21:05 | Weblog
紙技百芸というアートフェア・コンペティションに出品いたします。
現代美術、絵画、写真など、全て紙媒体の作品で、A4サイズシートに入った作品です。それぞれプレゼンの仕方も違っていて、A4サイズシートだからA4サイズの作品というわけではありません。紙とA4サイズまでという括りがかえって面白い展開を見せているように感じます。
販売価格も、各分野の相場やキャリアがあるため、幅広く、しかし手の届く作品が並びます。
また、展示作品以外にも、閲覧出来る作品があるようです。今回、私はエントリーアーティストとして出品しています。色々な紙に水墨で描いたものを出品しています。
このアートフェアは、まず京都のガケイギムレットで8/23(木)~26(日)まで。続いて名古屋の時折で9/6(木)~9/9(日)まで。最後に東京のHIGURE17_15casにて、これから募集される第二次エントリー作家を含めて来年2/8(金)~2/10(日)まで巡回予定です。
作品はシートに簡素に入っているため、一見ビビっとこないかもしれませんが、額装をimagine イメージしてみると、これはかなりカッコイイ感じになるなぁと思う作品が多々ありました。小さな作品ばかりですが、多様なジャンルの紙作品が楽しめるので会期は短いですが、この機会に是非御高覧下さい。

まずは、2週間後に京都のガケイギムレットでスタートです!!
詳細はガケイギムレットのHPを御覧ください。
宜しくお願いいたします。

福岡へ行きました。

2012-08-02 17:40:36 | Weblog
福岡に行きました。
福岡市博物館の幽霊と妖怪の展覧会、九州国立博物館の18世紀の15人の京都絵師という展覧会です。
福岡市博物館の展示は吉川観方のコレクションを主にした展覧会。一般向けに楽しめる内容に会場構成をしていて、博物館展示というよりアミューズメント施設のような雰囲気がありました。夏らしい展覧会ですし、観方コレクションは以前に京都でも観たことがあったのですが、なかなか面白いコレクションだと思いました。王道からレアな幽霊画まで堪能できますよ。
さて、メインは九州国立博物館の展示です。曽我ショウハクの新発見や池大雅の国宝、重文、蕪村の絖の屏風、若沖の金地襖など、前・後期とも素晴らしい作品が目白押しです。
個人的に良かったのは池大雅とショウハクです。大雅作品のヘタウマに見えて繊細な感性と空間のダイナミックさ、力の抜け感は見事です。ショウハクは新発見の山水画と襖絵。ショウハクは仙人などのアクの強い人物画が有名ですが、山水画は個人的に注目していて、私の作品にも度々サンプリングされています。18世紀の日本において、江戸では浮世絵版画ブームで北斎などが活躍します。しかし、彼らには襖や屏風などの大作はみかけません。京都では襖や屏風などの大作が次々に描かれます。今回の展覧会でその事に触れた発言があって、この違いは大きいなとあらためて感じました。
常設展では、唐物の仏画や寒山拾得の小さな作品が印象的でした。オススメです。