よもやま解体新書

山下和也の制作、見聞記. 北へ西へ南へ。

ぶらぶら、ぶらぶら

2008-06-19 07:25:29 | Weblog
滋賀近美のブルーノ・ムナーリ展と志村ふくみの展示を見に行きました。どちらもなかなか楽しい展示です。また、大津の数寄和さんにDMをいただいて、フランス詩の日本語訳を書家が書き、それを軸に仕立てるというなかなか面白い企画の展覧会を見に行きました。書の掛け軸は表具の取り合わせが絵よりも強く響くように思いますので、これは書展であり表具展であると予感しました。フランス詩訳の1フレーズを書いた各書家は、どれも容易に読める程度に字が呼吸と共に流動し、動いています。ただ、フランスの雰囲気を醸し出すには、なかなか難しそうですね。

DMといえば、THE NIHONGAというグループ展が京都文博でありました。個々の作品の良し悪しは別として、グループ名のダサい感じもさる事ながら、相変わらずの伝統と創造というお決まりのキャッチコピーで、内容はメンバーを少し変えただけの陳列ショー。後進を育てようという先生の意気込みは感じますが、練りのないグループ企画はちょっと厳しいですね。作家や作品は真面目で丁寧な仕事の方達ですし数回続くようですから、今回は今後の変化のための現状披露ですかね。

今週末は名古屋に行ってきます。

3の倍数になりました。

2008-06-14 22:20:47 | Weblog
高野山から再び下山してはや半月。二度目の滞在は早朝に奥の院まで行ってきました。巨大な樹の林を抜けていろんな規模の石塔を眺めながら一ノ橋から奥の院へと進みます。静かな道を歩く中、後ろから修学旅行の団体が幾班に別れて奥の院ツアーに横行。先祖供養の蝋燭と線香を立てると、後続のツアーに追い付かれてしまった。そして坊主の指揮のもと般若心経を唱和し始めたのです。もうこうなれば私も唱和するしかありません。予期はしてませんが数珠の用意もおこたわらなかった私は万全の状態で空海さんに読経捧げたのでございます。
で、滋賀に帰ると絵付けした皿を受け取りまして中身を拝見。唐津の時より確実に腕をあげています。なかなか気にいってます。
そして8のつく日に年齢が3の倍数になりました。これから10年、アホになるのでしょうか。ま、僕は世界ではなく宇宙ですから。と既にアホの兆候が…。

あと、金曜日はお祝いで琵琶湖でクルージングゥー〓しました。滋賀県ならではの船上パーティーです。日本で船に乗るのは10年ぶりかもしれません。船自体も6年ぶり。湖上でみる花火は綺麗でした。また、みなさんも華やかな姿で楽しかったです。