二日間まずはよい天気に恵まれなにより。
昨日はまずフンデルトヴァッサ-を観に行きました。彼の絵を初めて知ったのは高校生の時。カラフルな色彩感に新鮮な驚きを持ちました。版画でなく、肉筆を観るのは初めてなので楽しみにしてました。その色彩やだまし絵のような不思議な画面は今みても新鮮。あぁ、こう描いてたのかーなるほどー、と感心しつつ常設に行くとフジタの絵二点とルドンの絵が三点あった。日本画は小松均の花菖蒲屏風、石崎光遙の牡丹対幅、粥川伸二の残映や玉村方久斗のカラフルな小品もありました。
その後、尖展を観に行きました。作家トーク前のためか結構人が多くて藤岡さんとは軽い挨拶程度しか出来ませんでした。 そのまま石本正展と中島千波展をまわる。中島さんの絵は関西ではあまり観る機会がないので観てみようってな感じで。
桜、牡丹、椿、花菖蒲の屏風が出ていましたが、良くも悪くも人気作家故にソツなく合理的に描いています。桜が四点出ていましたが、一見装飾的に描きながらも見事に描き分けていて、さすが桜の画家やねと思う節アリ。
ちなみに私は富田渓仙の夜桜の様な色気のある桜が好きです。京の桜を一度しっかり描いてみたいなー。