明けましておめでとうございます。今年も早半月が過ぎました。年末の忙しさを駆け抜け、年始の諸々も一段落。湖西にも雪が散らつき寒さもいよいよ来るのかなという昨今。新年早々興味深い展覧会がありました。ひとつは玉村方久斗展。秦テルヲ宜しく星野画廊だらけのマニアな内容。かなりの筆の速さでエッジの利いた線が乱舞しているが、それらと狂想する色彩感覚も見逃せない。本領はやはり個性が突出した歴史画なのだろうが、雨月物語絵巻はやはり凄まじい。大正の画家が持つ解放された闇の感覚は、何故か魅惑的である。
もうひとつは京都市学校歴史博物館の『日本画』むかし・いま~明治の京都毛筆画教育を訪ねて~展です。毛筆画教育は明治になり欧米化のもと、消えて行き現在に至るのですが、京都の教育者達は毛筆画像の重要性を認知し、様々な活動を行い私費を投じて呼びかけ小学生用の毛筆画の教科書を作った。その流れを追って解説され京都の日本画教育を支えた画家達の作品と共に肉筆手本も展示されている。こちらの施設の企画でこれらの教科書の一部を用いて日本画運筆教室の講師を何度かさせて頂いたので、より深くこれらの内容を感じられました。
さて明日からはイムラアートギャラリーで山本太郎展が始まります。一年の準備期間を経た太郎さんの新作展、楽しみにしています。
もうひとつは京都市学校歴史博物館の『日本画』むかし・いま~明治の京都毛筆画教育を訪ねて~展です。毛筆画教育は明治になり欧米化のもと、消えて行き現在に至るのですが、京都の教育者達は毛筆画像の重要性を認知し、様々な活動を行い私費を投じて呼びかけ小学生用の毛筆画の教科書を作った。その流れを追って解説され京都の日本画教育を支えた画家達の作品と共に肉筆手本も展示されている。こちらの施設の企画でこれらの教科書の一部を用いて日本画運筆教室の講師を何度かさせて頂いたので、より深くこれらの内容を感じられました。
さて明日からはイムラアートギャラリーで山本太郎展が始まります。一年の準備期間を経た太郎さんの新作展、楽しみにしています。