昨日は東京にいた。空はあいにくの雨。京橋の噂のsweetsの店は今日も開店前から列をなしている。
しばらくあるいてボストン美術館に着く。50周年の名品ぞろい。レンブラントのドラマチックな小品やジャコメッティの彫刻を観ながら久々にルノワールのシャルパンティエ嬢の絵をみる。愛に満ちた優しい眼差しの交感が画面から感じられる。隅々まで丹念に集中力を持って描かれ画家のこの絵に対する熱が感じられる。
モネの睡蓮二点も静かに深い空間を讃えていた。セザンヌはモネの目に感嘆していたが、私もモネが何を観ていたのか、考えていたのかという事はとても興味深く思っている。常に変容する水や光、自然と向きあい、また自然に身を置き描くということ、繰り返し描き続ける事はとても示唆的な事だと思う。描く事、観る事、今ここに生きている事について静かに語っているような気がしてくる。
ちなみに古本屋で手に入れたStuckeyのMONET:WATER LILIESは私の愛書。
ルドンも良かった。ルドンの色もとても興味深い。
青木繁の絵が三点も出ていた。ワダツミノイロコノミヤは前から観てみたかった。いい作品だった。
モディリアニやマティスのエレガンスを感じながら、土臭い麗子や関根正二の絵の大正臭を味わう。
最後に応挙の孔雀、宗達の扇面、雪舟の四季山水を観る。東西の名品を前に改めてその差異を感じられる展覧会でした。
その後、第一生命のエントランスをぐるっとまわって出光美術館に行く。伴大納言絵巻、もっけい、南宋画の小品、能阿弥の花鳥屏風、そして日月四季花鳥図屏風等が出ていた。日月四季花鳥図屏風は観たかった絵で、ロマンチックな絵に少し酔った。
オペラシティの武満徹展を観に行く。ここにもルドンのいい絵が数点、華岳や大竹伸朗もあったが、武満さんの楽譜がたくさんあった。様々な筆致の線があった。どんなリズムでこの楽譜の線は引かれていったのだろう。きれいな楽譜だった。
その本屋で武満さんの本とヤン・ファーブル、大原美術館の本を2冊買う。
その後ギャラリーでリュック・トゥイマンスの展覧会を観て帰省する。
しばらくあるいてボストン美術館に着く。50周年の名品ぞろい。レンブラントのドラマチックな小品やジャコメッティの彫刻を観ながら久々にルノワールのシャルパンティエ嬢の絵をみる。愛に満ちた優しい眼差しの交感が画面から感じられる。隅々まで丹念に集中力を持って描かれ画家のこの絵に対する熱が感じられる。
モネの睡蓮二点も静かに深い空間を讃えていた。セザンヌはモネの目に感嘆していたが、私もモネが何を観ていたのか、考えていたのかという事はとても興味深く思っている。常に変容する水や光、自然と向きあい、また自然に身を置き描くということ、繰り返し描き続ける事はとても示唆的な事だと思う。描く事、観る事、今ここに生きている事について静かに語っているような気がしてくる。
ちなみに古本屋で手に入れたStuckeyのMONET:WATER LILIESは私の愛書。
ルドンも良かった。ルドンの色もとても興味深い。
青木繁の絵が三点も出ていた。ワダツミノイロコノミヤは前から観てみたかった。いい作品だった。
モディリアニやマティスのエレガンスを感じながら、土臭い麗子や関根正二の絵の大正臭を味わう。
最後に応挙の孔雀、宗達の扇面、雪舟の四季山水を観る。東西の名品を前に改めてその差異を感じられる展覧会でした。
その後、第一生命のエントランスをぐるっとまわって出光美術館に行く。伴大納言絵巻、もっけい、南宋画の小品、能阿弥の花鳥屏風、そして日月四季花鳥図屏風等が出ていた。日月四季花鳥図屏風は観たかった絵で、ロマンチックな絵に少し酔った。
オペラシティの武満徹展を観に行く。ここにもルドンのいい絵が数点、華岳や大竹伸朗もあったが、武満さんの楽譜がたくさんあった。様々な筆致の線があった。どんなリズムでこの楽譜の線は引かれていったのだろう。きれいな楽譜だった。
その本屋で武満さんの本とヤン・ファーブル、大原美術館の本を2冊買う。
その後ギャラリーでリュック・トゥイマンスの展覧会を観て帰省する。