現在開催中の展覧会と11 月の展覧会のご案内

京都国立博物館の堪庵という茶室で紙技京都というコンペティションがあります。A4シート内に納めた作品がズラリと並びます。ジャンルは様々で、コレクションしやすい価格の作品が並ぶのでコレクターは必見です。
会期は11/9(土)10(日)の２日間。紅葉シーズンの京都へ是非お立ち寄りください。このコンペには私も出品して、日曜日には来場予定しております。

また、ガケイギムレットにて現在開催中の個展「Relation 」も宜しくお願いいたします。同時開催中の但馬摩衣子さんの版画も必見です。
。

京都と横浜で展覧会開催中です。

先週末は京都のガケイギムレットでレセプション。作家の但馬摩衣子さんの個展と合同レセプションです。但馬さんの版画は木版をベースとした春画ですが、いろいろな食物や動物が絡み合ってエロスと滑稽さが絶妙な作品です。僕の作品とは東洋絵画の引用という点とひとつの画面に多様な技法を押し込めるところに共通性を感じましたが、但馬さんの作品は女性的な感性が作品の内容をさらに後押ししていた気がします。11/3までの会期なので、宜しければご高覧ください。
横浜では今週末までmujikobo でグループショーに出品してます。
また、すでに会場に来てくださった皆様ありがとうございます。K川様、入れ違いでお会い出来なかったようで、失礼しました。ご連絡先がわからず、ずっとご案内をお送り出来なかったのですが、わざわざの起こしいただきいたありがとうございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。どうかまた、お会いできますように。

墨縁2

墨縁が続くのか、大和文華館、根津美術館、承天閣美術館で水墨画の展示を立て続けに観る。どれも濃い内容で水墨画の魅力を感じる展覧会でした。今週から始まる個展「Relation 」も墨画淡彩で、いくつもの日本水墨画の作品や技法が凝縮された作品です。いろいろな隠しモチーフが散りばめられているので是非とも読みといて楽しんでみてください。また、それらがどのように繋がり、どのような世界が構築されているか実見して体感していただけると幸いです。

墨縁

先月、東京国立博物館の和洋の書を見に行き、そこで販売に来ていた宝研堂さんから熊野筆を買った。親切な店員が色々と教えてくださったのですが、その方は退職されてたまたまお手伝いに来ていたようでした。ところが、この方は文房四宝のコレクターで更に自伝とコレクションの本を自費出版されるという希有な方で、人柄も温厚な紳士。後日、本をサイン入りで贈ってくださり拝読させていただきました。「これは墨縁です。」と言ってくださったのに未だお返事が書けずに失礼したおります。その間に東京に行く用事があって、宝研堂を訪ねて墨を購入した。退職されているので居られないが、本で出てくるこの店を訪ねてみようと思ったからです。はてさて、そんなことをしている間に返事のひとつも書けばよいのですが．．．。
墨の話といえば、その日は大正大学の講座で水の硬度と墨の色・滲みおよび和紙の可能性という内容の話があり、同じ墨でも硬度で変化する様はなかなか興味深い内容だった。

展覧会のおしらせ

明日からは横浜の黄金町バザールというアートイベントの際にmujlkoboというスペースでグループ展に出品いたします。
mujikobo か雅景錐のHPに詳しい内容あります。

また、今週末は雅景錐にて個展「Relation」が始まります。10/12(土)はレセプションあります。但馬さんの版画展と共同展示となります。但馬さんの作品も迫力があって必見です。
どちらも併せてどうぞ宜しくお願いいたします。