よもやま解体新書

山下和也の制作、見聞記. 北へ西へ南へ。

陶芸が焼き上がりました!ボストン美術館展に行きました!

2013-06-11 21:26:50 | Weblog
GWの陶芸が焼き上がって到着しました。釉薬の雰囲気で随分違うものです。もう少し大きなものにも挑戦したいとおもいます。
ボストン美術館展にようやく行けました。目玉はショウハクの雲竜図ですが、長谷川等伯の龍虎図屏風も出ていて、比較するとなかなか面白かった。等伯は牧谿の影響下ぬめっとしたした質感の画面で、墨使いもショウハクとは随分違う。この図は宗達に影響を与えるが、宗達はもっと軽やかになる。ショウハクはかなりエッジが効いてインパクトはあるが、ある意味単調ではないかと 思いました。ボストン美術館はショウハクだけでも名品揃いですが、商山四こう図のダイナミックさとユーモアは個人的に好きです。あのふざけた感じと技の力業が素敵です。
伊年印の芥子屏風と水墨の花鳥図も秀逸です。そして仏画が本当に凄く良かった。ボストン美術館の名品図録でよく見ていた仏画が奇蹟のように並んでいた。これを見るだけでも価値があるというものがワンサカでした。
いろんな意味でためいきです。ほんと...