先週、京都三条のギャラリー射手座で福元なおんどさんの個展があり、拝観した。福元さんは日本画ジャックの出品作家で妖怪や蟹を戯画で描く作家で紺紙金泥画から最近は彩色の屏風へと変遷している。その日は平日の仕事あがりだったが、丹波橋で同じく出品作家の西田さんに遭遇。四条で別れると今度は射手座の奥で同じく話し込む田中さんに遭遇。その数日前には大丸で同じく水野さんの小品展が大丸であったところだ。
水野さんは最近イタリアに滞在していて、今回は帰国間もなくの作品である。最近の鮮やかで落ち着いた色合いからオーカー色の画面になっていた。柔らかな優しい光の感覚は健在で、水野さんは空気が描ける人だと僕は勝手に思っているが小品にもその感じが出ている。
福元さんは以前から描きたいと言っていた猿蟹合戦図屏風と猿蟹で鳥獣戯画を真似た絵巻を展示。
想像していたより穏やかな合戦図で合戦遊びに興じている動物図という内容。近世日本画に妙に詳しい福元さんが毎回どんな元ネタを落し込んでくるかを見るのは私のひそかな楽しみ方です。
会場ではたまたま不在のおりでしたが、せまい京都、また会うでしょう。
ではでは。
水野さんは最近イタリアに滞在していて、今回は帰国間もなくの作品である。最近の鮮やかで落ち着いた色合いからオーカー色の画面になっていた。柔らかな優しい光の感覚は健在で、水野さんは空気が描ける人だと僕は勝手に思っているが小品にもその感じが出ている。
福元さんは以前から描きたいと言っていた猿蟹合戦図屏風と猿蟹で鳥獣戯画を真似た絵巻を展示。
想像していたより穏やかな合戦図で合戦遊びに興じている動物図という内容。近世日本画に妙に詳しい福元さんが毎回どんな元ネタを落し込んでくるかを見るのは私のひそかな楽しみ方です。
会場ではたまたま不在のおりでしたが、せまい京都、また会うでしょう。
ではでは。