路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

片腕をはずしたき宵川端忌

2010年04月16日 | Weblog

 というわけで、五十肩痛いわけです。右肩上がんないし、夕方になるとホント痛いし。はずせるもんならたまにははずしたい、ような。それでも水木しげる先生のような才能があれば・・・、てのは筆の滑りでしょうな、ヤッパリ。

 そういうわけですけど、もう言うのもイヤですが、寒い。力なくサムイ~。
 どうなってるんでしょうか。夕方からついにまた雪。もう3日くらい雪降るよな。それも春の淡雪とかではなくて、カンペキしっかり冬の雪。
 4月も半ば過ぎなのにね。

 冬眠鼠さんの雄姿をアップしようとしたら、本人から頑強な拒絶にあったので、かわりに誰だかわからない坊さんの像を。
 所用でお寺にいったのですね。今までそれほど気にも留めなかったけれど、お寺ってケッコウいろんなものがあるな。なんか行く度に立派になって、みんな檀徒の金だろうけどな。

 谷沢永一『えらい人はみな変わってはる』読了。
 「私はなんとかコラムニストになりたかったのである。何事も執念で願ってみるものらしい。この三十数年、私の著作はコラムで充たされている。」
 ワシもコラムニストなりたかったけどね。
 まあ、博覧強記は認めるけど、(そりゃそうだ。)コラムとしてはどうなんだ。
 やっぱり文章だなあ。この場合は文体でもいいけど。(もっとも文章と文体の違いはワシにはようワカラン。)
 これだけの内容、できれば違う人の文章で読みたかった、というのが正直な感想。例えば・・・山田風太郎、とかですかね。

 そんなわけです。
 今日ほんの少し焚火をしたら、ずーっと体から火の匂い。
 冬の匂い。

 冬だもんな。

 寒ッ。