路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

下萌もしとどに古戸洗ひをり

2010年04月03日 | Weblog

 というわけでいい天気になったけれど風が冷たい。寒い晴天。

 朝から古い硝子戸を出してきてジャアジャア洗う。
 ジャアジャア洗って乾かして、またもとの処へ戻そうと持ち上げると風が吹いてきてそのまま硝子戸全体が浮遊する。それにつれてこちらも風に運ばれそうになる。
 ヒュウヒュウ・フワフワである。
 硝子戸の内である。
 『硝子戸の内』はガラスドノナカが正しい、と一時間授業したヤツがいたな。予備校のセンセだけど。ワシらの頃の予備校教師は変なヤツいっぱいだったな。そのうち思い出したら書くかな。(タブン書かないけど。)
 というより、ガラス屋の運ぶガラスの上に何か落とすってな小説あったよな。伊藤整だっけ、梶井基次郎のような気も。というよりボードレールとかそんなヤツだったかも。
 まあ、どうでもいいな。というより、どうでもいいことばかり書いてるな。要するに特に書く事もないんだろうな。だったら書かなきゃいいのに。

 ウン、その通りだから、もう書くことやめちゃう。