朝から曇り。
もういいかげん植えものせねば、ということで葱を畑に。
春は葱から、ではなくて本来はジャガイモからだけれど今年は逆になってしまった。これも異常気象のせいだな。
葱の畝は深く掘らねばならないところ、浅く浅くと(結果的に)なって、ほこほこ植えて、ともかく終わりにして帰ろうか、となったところで雨ふりだす。
以後は降ったり降らなかったり、でも最終的には、やっぱり今日は雨でした、な天気。
ほんと、異常気象というのも飽き飽きするような天気だなあ。
というわけで、やっぱり『虹色のトロツキー』読み出してしまう。
まだ読み出したばっかりだけど、なんだか初見のよう。つまり読んだ記憶が断片的にしかない。で、面白い。
以前の記憶では、なんだか竜頭蛇尾だったような記憶だけがあって、世評ほどではないような気がしたのだけれど、読み直しだすと、傑作ですね。
ちょっと久しぶりにワクワクしながら展開が気にかかる、みたいなことになっております。なんででしょうね。前回は速読すぎたのか、こちらの知識が不十分だったのか。たぶん後者でしょうな。
それにしても、満州、ということですなあ。
たかだか十数年の擬似国家にこれほど濃縮された歴史の沈殿物が。たぶん日本近代史、どんな国内地方史だろうと、そこに満州の影を見落としてはいけないということでしょうね。
と、そんなことよりオマエの人生ナントカしろよ、といった一日。
晴れればいつでも開拓に励むのに、な日でした。