路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

山の端で寒満月を浮かせおり

2011年01月20日 | Weblog

 このところ病室通いが続くが、きれいな病棟ときれいでやさしい看護婦さんがいるところに行くのはそれほどいやではない。以前の病院は某政党系といわれるところで、そのせいか看護婦さんがミョウに官僚的であった。けっきょく病院経営というのもマニュアルではなくて人の気持ちであるな、と素人がエラそうなことを思ったりする。

 で、ここ数日院内のオシャレな食堂でオシャレなランチとか食ったりしてるので、かえって太り気味なのであります。なんかいろいろ差し入れなんかもあるし。

 夜は受験生が貸してくれた百年文庫で、北原武夫「聖家族」を読む。なかなか隠れた名編はあるものだなあ。
 このところ何年振りかで小説づいてきたな。

                      

 今年の冬はとっても寒い、ということをさかんにいわれているようですが、ぜんぜん実感がない。寒さでいえば確実に昔の方が寒かったし、ワシとしては夏が暑いのは許しがたいが、冬寒いのはいっこうに問題ないのである。

 それでもここ数日寝るときにパジャマ着て寝ている。それでも寝ようと思うと寝られるものであることを発見した、そんな今日この頃。