「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

日常の自分が感じた「?」や「!」な事を書き留めたサイトです。

私の好きになれない「オッサン達の言動」とは

2012年09月13日 | Weblog
少し前まで新聞などで露出していた事もあり色々な事を言って来る
飲んでいる時は絡んでくる方が結構いました、そこで気になった事を少し・・・

特に嫌いな言い草「礼儀やマナーがなってない!」「最近の若い奴は甘い」
「自分で考えられない」とか色々という人が居るのですが、そもそもそいつを
育てたのは誰なんだって言う話です、自分がそんな事を言うほどしっかりしてるなら
何で自分はその教えるという事をせずにサボっていたんだと言いたい。

自分はその役目を果たしていないのに、偉そうに言う人ってどうなんだろうって
自分は教えて貰うと言う恩恵を得ていながら、それを後進に受け継いで行くと言う
事を怠ったツケが空白の10年・20年となっているのではと思います。

国が音頭を取ってゆとり教育とか休めとか言っているが、世界のどこを見ても
努力しないで休んでいて発展した国なんてあるはずがない。

今の世界は過去の先人達が子孫の為に頑張ってくれたからこそじゃないのかと
思うのですが、今の世の中を見た時に昔は景気よくなってたというのは戦後の
何も無い時に頑張った人達の遺産であり、その遺産で遊び呆けた人達の遺産が
現在の不景気ではないかと思う、私の嫌いな言動ってそんな自己中心的な匂いがする
将来の子孫の為に何か頑張ると言う気概のない台詞に聞こえて仕方無いので
敢えて反発するようにしています。

自分の子供達を見てもそんなにしっかりと教育出来てるとも思えないし、もっと
頑張らないといけないと思う、自分の責任分担の家族とすこしプラスアルファの人に
対して真摯な対応が出来れば良くなって行くと思うんですが

今の時代に情報を制限するという方向性に疑問を持つべき

2012年09月13日 | Weblog
就職情報会社に勤めておりますと、溢れ返るような情報を前にして
収拾がつかないので、耳をふさごうという感じの行動を取ろうとする人がいる

いくつもある情報サイトから送られて来る情報を制限する為に、使う量を制限する
特定の情報以外はシャットアウトするという事をしている人が少なからずいます。

ここで敢えて言わしてもらうと、今のこの時期に情報に晒されて、そこから自分の
気になる情報をピックアップするだけの技術を習得してもらうために慣れて欲しい。

情報はいくらあっても困らない、しかしそれは拾い上げるというセンサーとそれを
行動に結びつける行動力の双方がなければ意味がない、みんなガイダンスなどでも
よく「そんな事は知っている」と口にする事が多いけど、それを実際に行動して
「そんな事はもうすでに経験済みだ」という人はほとんどいない。

行動しなかった人の言い訳は「教わらなかった」「知らなかった」というのがダントツに
多いが知っていても動かないなら一緒です、周りからは理屈だけ、仕事ができないと
烙印を押されてしまうのは間違いがない。

多くの情報に晒されて、すべてに反応するのは不可能です、でも興味がある事が
ふと出てきたり、前に聞いた事と関連付ける事が出来るのではとつながったり、
こんな考え方もあるんだと発見があったりするのも、まずは情報を受け止めるという
気持ちがないと、一度試してみようという意識がないと発展しない。
あのイチローだって、あれだけのカリスマもコーチのアドバイスには耳を傾けて
一度は試してみる、そこで合うかどうかを自分の感覚で試してみて判断する、
そんな試してみるという感覚が大事なんです。

何もできない新入社員が毎年企業には入社してくる、最初は本当に頼りないし
仕事を任せてもうまくなんてできないのは社会人はみんな知っている、それ以下の
学生の分際でどんなに偉そうな事を言っても、自分の理論をひけらかしても
世間からはたかが学生と思われている、しかしそんな自信を持って希望に満ちているのも
若さの特権だし期待もしたいと思っている。

でも、耳をふさいで情報を遮断して自分だけで何とかできるなんてことを考えた時点で
自身の成長を阻害してしまう、そんな意識を持ってほしくないから聞く耳を持てと
敢えて言っている、情報に晒されて取捨選択し、自分に合うものをピックアップできる
嗅覚をぜひ鍛えて欲しい、情報の海に、何が起こるかわからない偶有性に満ち溢れた
世の中を泳いで行くにはそんな感覚を鍛えて欲しいと思っています。

阪神の金本知憲外野手が、今季限りでの現役引退を表明した!

2012年09月13日 | Weblog
今期、阪神が現時点で優勝争いでもしていたらこのニュースがこんな時期に
流れる事は無かったかも知れないし、本人も引退の事なんて言いたくは無かった
だろうと思います。

チームとしての阪神を今期は語る気は無いですが、個々の選手に関しては大いに
リスペクトしていますし賞賛に値する功績を挙げてきたのですから敬意を表したいです。

引退会見でのコメントで、最初と最後の3年は本当に苦しかったという言葉も印象的でしたが
最も心に響いたのは「若い時にもっと練習しておけば良かった」という更なる向上心でもっと
成長するんだという意識や強い心を持たれているからこそのプロフェッショナルなんだなと、
そして「内野安打にならない局面でも、全力で一塁に走ってゲッツーにならなかった。
フルイニングよりも誇りに思う」そんな真のチームプレイに徹していたその意識こそが
チームリーダーなんだろうなと、野球をするプロとして羨望の存在として居られるのだと。

ある時、少年野球をしている息子がプロ野球を見ていて「何で一塁に必死で走らないの?」と
聞かれた時にイチローの話をするよりも金本選手のこの姿勢を伝えるべきだったと後悔しています。

チームとしては若返りも必要です、しかしこんな意識をしっかりと継承しないと
一緒のチームでプレーした事が無意味になってしまいます、このようなベテランが今まで
築いてきた事は、結果の数値だけではなく、それを真剣に取り組んできた姿勢を学ぶべきだと
思います、生き様をしっかりと継承しないから、マニュアルや表面的な事ばかりに目が行き
大事な事を学ばずに、実践する事を忘れているから組織がおかしくなるのでは無いでしょうか?

これは阪神も国会も似たようなモノかも知れません、大事なものを継承しないと衰退して行く
ひたむきに頑張る事を示唆してくれた金本選手に大きな感謝を込めて拍手を送りたいです。


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