「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

日常の自分が感じた「?」や「!」な事を書き留めたサイトです。

ゼミ通信を配信中・・・・vol.20

2008年11月27日 | Weblog
「就活ゼミ」 通信vol.20
少し遅れて配信している「就活ゼミ」 通信vol.20ブログバージョンです。

大阪「就活ゼミ」担当:降矢 一朋(ふるや かずとも)

 ~ 「継続している事」に秘められた力とは? ~

最近、ESの添削が増えて来た中で皆さんがPRする内容で多いのは断トツアルバイト
次いで部活等の経験ですが、それ自体は全く問題なし、でもPRする意識が少し、
勘違いした捉え方をしていて、PRの視点やポイントが似た様な傾向になってます。

見る側としては又バイト頑張った、忙しいのに耐えた、やり方を変えて工夫した、
だから頑張ります! その様な事が延々と書かれています、でもそれだけ頑張った
人が書いたにしては、なぜか文面からその事が伝わってこない事が多いのです、
それは今までの経験を説明し、単なるエピソード、思い出としてしか「自己PR」を
捉えているだけなのかも知れません。

エピソードや体験はその事自体も大事だと思うのですが、その経験を活かして、
自分が成長し変わったというターニングポイントのハズ、それがきっかけで今の
成長した自分があり、成長して変化したからこそ、その仕事に興味関心を示した事
を伝えてPRして欲しい、新卒採用はあくまでも企業と自分自身の未来の共通点を
探り、マッチングを図るのが目的なので、熱い想い継続中である事が大事です。

学んだ事を書けと言われて、エピソードや具体例を書けと指導される事が多いと
思いますが、その大事な前提として学んだことを活かしているかどうかという意識
視点が欠落している事が多いので、まるで自慢話の説明書みたいになってます。

辛い仕事を頑張った人ならエントリーシートを書く時にもその痕跡が出るはずです
お客さんの笑顔を見る為に頑張った人はその工夫した事を反映して書くはずです。

今、伝えようとしているのはその学んだ事から得た自分の気付きを、このESの設問
でも必ず反映されて居るはずだと思うのが自然です、だからこそどう活かすのか?

面接や面談の選考、グループディスカッションで話す際にも、そんな自分で学んだ
事を活かして日常で意識してしっかりと実践し伝える方が、よっぽど具体性が出る
と思いますし、何よりも個性的だと思うんです。

学んだ事を活かして自分が実際に行動をし、将来やりたい仕事の採用担当者に向け
熱意を込めて話をする方が自然体で一貫性のあるPRが出来ると思います、
そこには想いと行動が一致した姿から、あなたに対しての「信頼」が産まれるはず
周りの受験者との競争を意識するより相手からこの「信頼」を得るためには自分の
日常の行動や想いを伝える事、今の自分をしっかりと伝え20余年継続している、
自分の生き方に込められた力を示して欲しいですね。




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