「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

日常の自分が感じた「?」や「!」な事を書き留めたサイトです。

ゼミ通信を配信中・・・・vol.7

2008年08月14日 | Weblog
私が自社のサイトに登録した学生さんに毎週配信している「ゼミ通信」ですが
1週遅れでブログ公開しております、今日はその第7弾です。

「就活ゼミ」通信vol.7 大阪「就活ゼミ」担当:降矢 一朋
 ~ 嫌いなモノの理由が分かると、自分が分かる ~

これから夏休みという時期ですので是非皆さんに実践しておいて欲しいこと、
これを夏休み中に意識することで自分が変るきっかけになる事の第三弾です!

就活で自己PRをやESの添削をする時に、自分の事に全く自信がなくて困ってますと
言う人に対し、これからやってみたらどう?とアドバイスするのですが、

いや、それは私に向いて無いのでダメ。やりたくありません! と返して来る方が
結構おられますが、自分に自信が無い、決断力もない、だから助けのアドバイスを
求めている筈なのに、それに対して自信のない信用できない自分の決断を優先して
折角の申し入れを断る・・・ こういう事が少なからず良くあります。

人の能力は基本的に大差ないのですが、行動熱意、取りかかる為の時間に関しては
個人差がかなりあるかと思います、好きな事はすぐに出来るのに、嫌な事は全く手
つかずになる。これは夏休みの宿題、部活のハードトレーニング等、分かっている
けど出来ない、やるのに理由をつけて先延ばししてしまうから、そんな所が知らず
知らず鍛えられ、マイナスの強化学習を行っている事は、最近の茂木健一郎先生の
ベストセラー「脳を活かす勉強法」でもこの事は取り上げられてました、とりあえ
ず躊躇せず行動に移す事が、その回路を鍛えて更に動ける様になる、脳も体だから
鍛えれば強くなるという事らしいです、今までやらなかった事は端に使わなかった
から鍛えられてないだけの話、だから鍛えればいい! 単純明快な答え。

でも、一筋縄で行かないのが人の心なので、この理由が分かればもっと動きやすく
なりますし、反対に好きな事の理由も明確になればさらに行動力に弾みが付きます

一回だけでは自分も納得できるフィードバックが得られるとは限りません!
この夏休みに、今やっている事を少し意識して継続してみて、興味が湧くのは何?
逆に、どんな事で自分のテンションが下がるのか、と言う事を確かめてみるのも
大事なことだと思います。

私も、美大卒で理系の事は良く分かりませんが昔から宇宙や、気象など、それに
雑学的な事は好きだったので、数ヶ月前から「日経サイエンス」を年間購読して
読み始めました、最初は知らない言葉や単語が多すぎて読むのが本当に大変だった
のですが、最近は先端技術に何か独特のファンタジー的な技術者の想いや夢みたい
なモノが込められているな、と言うのが少し分かるようになってきて本当に面白く
感じています、それから本業のデザインや美術の本、キャリア関係の文献を読むと
違った視点から情報が流れ込んでくる感覚がします。

案外、苦手な事というのは、好きだったのにやらなかった、嫉妬やコンプレックス
みたいなモノだったりもします、第一印象がたまたま悪かっただけかも知れません
これから何十年と過ごす人生の大事な選択を、20年前後の人生で得た先入観だけ
で決定する事は無いと思いますし、知らずに自分が成長して変わっている事もある

就活は、新しい世界や価値観、文化と出会えるチャンスなのに、自分の嫌いな色の
服を着ている、自分の好みではない顔立ちだからと言う理由で出会った人を判断す
る様な事を知らず知らずにしているかも知れません、だからこそ今、嫌いなモノの
本当の理由を探るべく可能性を広げてみて食わず嫌いが本当に理由なのか、偶然に
作った人の腕が悪かっただけかも知れません。好みや趣味は年齢と共に変化します
これらを改めて確認する良い機会として、就活を是非活用して下さい。



最近、一気に読んだ本

2008年08月14日 | Weblog
一つのモノを、様々な視点や感性で見て、自分の視点が再確認できるのが自己分析
それを自分の好きな事でしてくれると妙に面白いと感じて納得できる。
この本はそんな感じで、色々な人が「ビートルズ」について語っている。
自分と同じ世代の、視点や論点が染みこんでくるそんな感じの本でした。

ビートルズという流行ではなく、時代の空気にもなったスタンダードな音の中で
育った世代には納得できる本だと思いますし、知らなくてもモノの見方を学べる
そんな良書だと思いましたので、お薦めです。

一度、手にしてみて下さい!

アクロス・ザ・ユニバース―林檎をめぐる物語
恩田 陸,北川 悦吏子,倉本 美津留,佐野 元春,武田 双雲,TAKURO(GLAY),つんく♂,野田 英樹,ピーター・バラカン,古川 日出男,茂木 健一郎,本 秀康
ソニー・マガジンズ

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