素材に自信があるからこそシンプルになる。

最近ES（エントリーシート）の添削などをするようになって思うのが表題の事。
書かれている自己PRの素材に自信があると言うか、これで行こうという決意のある
ものはとても表現がシンプルに書かれている傾向がありますね、

逆にあれもこれも決断が出来ずに、詰め込もうとするとそれだけで主題がぶれる、
と言うか説明なら良いのですが、言い訳のような文章になっている事が多いです。

美味しい素材ならあまり手を加えずに、そのまま最小限の調理で味を引き出す
これが良いですよね、季節的に旬な物、体が欲する物、見た目に凄い物等々、
色々とあるかと思いますが、大事なのはその物の価値を見いだす事が大事ですよね

以前、mixiに書いた事もありますが、山陰の店で目刺しを食べて感動した事があり
その店長さんの「目刺しも料理ですよ」という自信に溢れた言葉が素敵でした、
金額や見た目ではない、自分の仕事に対して真摯な取り組む姿を見た気がしました

よく学生さんにも話をしますが、自信なんて持てるはず無いかも知れないけど
これと自分が決めた自己PRなら割り切って納得出来るんじゃないかと、
自分が決めた事に責任さえ持てれば、その決意が熱意となって伝わるよって・・

自信なんて、自分の姿勢だと思いますから虚勢でも良いから開き直る事が大事です
自分だって、人前で話をする時に自信なんて無いです、でも開き直る事で少しでも
相手に伝わるなら何でも利用するべきです。

そんな開き直りが幾つも、幾つも複数で行えない、だからこそ決めた事をまず一つ
シンプルに決める事から発想を変えると意外と考えやすいかもしれませんので、
是非、お試し下さい。