今治市出身の作家・黒川博行さんが6度目の挑戦でようやく直木賞に選ばれたとマスコミが報じている。
私も今治市出身なので、同郷者としてすなおに喜んでいる。5回も直木賞の選に漏れれば、もう小説を書くのを止めようかと思っても不思議はない。
黒川さんは65歳だというので、私よりも10歳年下であるが、なにはともあれ喜ばしい。
美術分野の道に進まれていたのが、作家となられたということだから人生の不思議といっていいかもしれない。
美術だってそれで生きていくことは大変だが、作家となることはもっと大変だろう。
それでも5回も直木賞にノミネートされたということだけでも実力のほどは窺われる。もっとも私は小説を読まない方なので、私が何かを言っても無力だろう。
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