3月の数学・物理通信は20日に15巻1号を発行したが、2号の発行も目前にしている。ほぼ準備が整った。
ちょっと気がついたことがあったので、著者にどうするか問い合わせている。いずれにしても明日中に発行するつもりである。慌てすぎですか。今回は仕方がないのです。3月27日には入院をするので。そして月末まで入院です。
数学・物理通信は私個人が発行しているメールで無料配布のある種の雑誌である。印刷したものは全く発行してはいない。こういうことを思いついた時には我ながらその頭の良さに感心した覚えがある。もっともどなたからも「アイディアがよかったね」とかは褒められたことはない。だから大したアイディアではないのだろう。
ある印刷して出す小さな機関誌に投稿しても原稿が半年とか1年とか編集者のところに留め置かれ(機関誌に投稿してくれる原稿があまりに少ないので機関誌の編集・発行できないため)、また場合によっては原稿がどこかに紛失するのかどうか、掲載にならないことがまま起こったからの苦肉の策で考え出したことである。
そこまで悪意に思っていたわけではないが、編集者の意図で没になったかと思われる原稿もないわけではなかった。そこで自前の発行が保証されるサーキュラーを自分でつくったというわけである。「必要は発明の母」とはよく言ったものである。
いままでに発行した数学・物理通信の号数もすでに126号を超えているのではなかろうか。私の投稿していた機関誌よりもすでに発行の号数を重ねている。それにその機関誌では会員の会費を集めなければ、成り立って行かないが、私は会費をあつめたり、会員を募集したりする必要がない。
もっとも私も所属している徳島科学史会は徳島科学史雑誌を1年に1回だが、発行しており、これはすごい達成である。何せ立派な雑誌を年1回だが、40年にわたって出版しているのだから。この雑誌などとは私にはまったく競争するつもりなどない。関係者のご苦労は想像もできない。
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