物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

体系的な書物を著した人たち4

2018-08-21 12:34:12 | 物理学
ここでは秀才だとか偉大な業績を挙げた人とかのその人の学者としての業績とかを度外視してあげている。

今回は村上雅人さんを取り上げる。この人は東京大学の金属工学科の出身であるが、高校時代をアメリカで過ごした人なのかちょっと変わった経歴の人だとの印象がある。

今調べてみると、はじめは「なるほど虚数」(海鳴社)を出して、注目を集めたと思うが、その後、この「なるほど」シリーズのテクストを私の知り限りでは15冊以上出している。

はじめは数学が主であったが、いまでは物理学のテクストも出版している。

微積分、線形代数、ベクトル解析、フーリエ解析、複素関数、統計学、確率論、回帰分析、微分方程式、熱力学、電磁気学、量子力学等である。

なかなかの才人であることは間違いがない。

村上雅人さんは実は超電導が専門らしいが、そちらのほうでもいくつかの賞を受賞しているようなので優秀なかたなのであろう。私も「なるほど熱力学」(海鳴社)を図書館で借りて読んだが、その書き方にはなかなか独特なところがあって、興味をそそられた。

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