今日の午後はNさんの『武谷三男の生涯』の原稿の注のところを武谷とか他の方々の本をひっぱり出してきて検討していた。
しかし、いつの間にか疲れて椅子にもたれて眠ってしまった。少しは前に進んだのだが、それでも2ページくらいだろうか。書棚から本を出すのも一苦労である。
Nさんの本の原稿の注に引用してある書はかなりもっているのだが、それでもどこにあるのかはわからない本も多い。それと書棚の高い箇所に置いてあるととるのが一苦労である。
椅子の上にあがって取ろうとするのだが、なかなか取れない本もある。それにあると思っていた本の箱の中身はカラで本体の書はどこかに取り出してあるらしいものもある。あるものは2階の書棚の中にあったりして、わざわざ2階までそれを探しに行ったりした。
それでも私も以前に「武谷三男の著作目録」をつくるときにかなり意識的に彼の著作を集めたので、Nさんほどは持っていないかもしれないが、たぶん普通の人に比べたら、たくさんの武谷の本を持っていると思うので、Nさん以外で原稿の注を検討するには一番適任であろう。
現在、武谷三男の研究をしている人はNさんとかYさんとか私しかいないと思う。
武谷の親友だった哲学者の久野収の著作集とかは関連図書ということで私ももちろんもっているが、その広がりは大きくてとても大変である。