最近、昔書いた数学エッセイをつぎつぎと改訂している。
これは昔はwordで書いたエッセイに学生さんに頼んで図を描いてもらい、本として出版した『数学散歩』(国土社,2005)の中に所載した数学エッセイである(注)。
現在では数式はlatex入力するのできれいに仕上がる。ただ図の入力はかなり手間がかかるが、それもtikzを使って昔ほど手間がかかるわけでもなくなった。それでも図を描くのは大変であることには変わりない。
体系的な本を書きたいとは思うが、それにはどうも程遠い。しかたなく、古い数学エッセイを改訂する仕事に集中している。だが、それだってなかなかである。
ワードの文書をlatexのソフトのところへ持っていってそれをコピーする。そこからようやく仕事が始まる。
冊子体の本を出さないつもりであり、電子書籍として出せないかを模索したい。
難しい分野ではなかなか自分の納得したものができないので、少しやさしいところから始めている。これは小学校程度から中学校程度か高校程度の内容である。
(注)このときに学生にアルバイト料として数十万円は払ったと思うので、ただ働きをさせたわけではない。