「四元数による空間回転」の公式をどうやって導くか。これについては小著『四元数の発見』(海鳴社)で3つの方法で導いた。
こういう3つの説明をすべてしてある本はいままで日本の書籍の中ではなかったと思うが、それでももっと突っ込んだ説明を求める人がいることを知った。
それをインターネットのqiitaに書いておられる。なかなか読んでもわからない。それにそういうことを書いた本などはまったくないようだ。あれこれ持っている本の中にそういうものがあるかどうか調べてはいるのだが。
ただ、四次元空間の中の4次元回転が三次元空間での空間回転の公式を理解するために役立つらしいことはわかった。
それでそれを詳しく知りたいと思うようになった。ただ、3次元までは図解することもできるが、4次元空間の4次元の回転となると簡単に図に描くこともできない。
たかだかできることは4次元空間の3次元への射影を示すことくらいである。
私の四元数への旅もなかなか終わらない。