まだ十分ではないが、ようやく徳島科学史会で話ができそうな感じになってきた。
そうはいっても経済学関係の人からみた、技術論にはまったく泥沼に足を突っ込むような感じがする。
なかなか議論が複雑であり、もうなにがなんだかわからなくなる感じである。
中村静治さんの『新技術論論争史』を議論したかったのだが、どうも中村さんは議論が感情的すぎるような気がしたので、他の人がこの中村さんの議論をどう見ているかを知りたいという気持で他の人の書いたものを読み始めた。
特に、中岡哲郎さんの『技術を考える13章』からはじめた。これをぜんぶ読んだわけではないが、かなり読んだ。
八巻さんから紹介された、嶋さんの『技術論論争』の武谷三男に関係した章は読んだ。
もう一つの資料は一ツ橋大学年報に出ている「技術論の反省」は冒頭部しかまだ読んでいない。