物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

とね日記

2016-11-19 11:34:11 | 日記

というブログがあり、これが物理に関係したブログのランキング1位である。私のブログがランキング2位を占めることが多いが、その差は大きく、「とね日記」は私たちの2位以下をはるかに大きく引き離してのダントツのNo.1なのである。

読んで見るとおもしろい。大学では数学を専攻した方らしいが、物理を学ぶということを主に最近はされている。そして200冊を超える数学とか物理の本を読んで適切に書評しておられる。

おもしろいことには彼は多くの本を読んで学んでいるが、それによって分かったことをどこかに書きたいとはそれほど思わないらしい。もちろん、「とね日記」というブログを書いており、そこで十分にご自分の思うことを書かれているので、それで十分と思われているのかもしれない。

だが、ブログの内容の質とレベルが高いので、文句なしのランキングNo.1はうなずけるもので、彼に打ち勝とうなどという気持ちはまったく起こらない。

今後もこのブログ「とね日記」が健在であることを願っている。


市役所の公務員

2016-11-19 10:58:44 | 日記

を次兄は長く務めていた。その仕事ぶりは私などにはわかるはずがないが、この兄がいつも言っていたことは市長は政治家であるからともすれば、市の調査で得られた調査データでも自分に都合のいいように変えたがるとのことである。

だが、兄は「統計データは変えるな」というのが彼の年来の主張であった。そんなことは当然とも思えるが、彼がそういうことを部下の市役所の吏員に言わなければならなかったのは市長が陰に陽にその改変を迫ったからであろうか。

それともう一つ彼が言っていたことは「新聞等の切り抜きの出所と年月日を必ず書いておけ」ということだった。曜日はあとからでも計算して見つけることができるが、年月日は新聞の切り抜きをして年月日をその紙面に書いておけば、資料としての価値が増す。その年月日が書かれていないと資料としての価値がなくなるというのが、彼の口癖であった。

それを聞いてからは私も新聞の切り抜きの年月日を書くようになった。それでもときどきその年月日の記入を忘れた切り抜きもままあって、しまったと思うこともあるが、ほとんどの切り抜きに年月日と新聞名との記録を忘れてはいない。

市役所の部長くらいの地位になると盆暮の贈答が業者等から送られてくる。それを受け取らないでいちいち送り主に返すというのが彼の主義であった。

そのために兄嫁は6月と12月には余分な仕事がいつもあることになった。それでも頑強に「贈答を受け取るな」というのが兄の考えであり、兄の考えを忠実に聞いて贈答品を送り返すことを実行した兄嫁をなかなか偉いと思っている。家庭に関することは主婦の仕事であるかもしれないが、それを実行するにはなかなか強い気持ちが必要である。