「対数とは何か」の原稿がほぼできたと先日ブログで書いたが、なお推敲している。
読み返すと何かつけたしたいところが出てきてしまう。2日ほど前にもう最終稿としようと心に決めたのだが、また気持ちが揺らいでいる。
対数を定義する方法がいくつかあるのでそれについて補足をしたほうがいいのではとか、1/xの1からxまでの積分で自然対数を定義した後に、その積分の性質を用いて対数の性質を導く方法を知ったとかいうことが原因である。
そろそろ来年度の基礎物理の講義の準備もしなくてはならないし、これから忙しくなる。
それに遅遅として進まぬe-Learningの図形の入力もある。もっとも大事なことはこれのコンテンツをまがりなりにも小さい範囲の「代数」のところだけでもいいから完結をしなくてはならない。
しかし、遅遅として作業は進まない。
(2013.11.10付記) この「対数とは何か」は徳島科学史雑誌No.27 (2008) 11-16に発表した。結論は一言でいうと、対数とは指数と同じものである。ただし、焦点のあて方は対数と指数で異なる(注)。
私は同じものを指数というときを指数表示といい、対数というときは対数表示ということにしている。
また、対数関数と指数関数とは互いに逆関数であり、上に述べた対数と指数とは違う。
だから、対数とは指数と同じものであるというとき、対数関数とか指数関数のことをいっているのではないことに注意しなくては話がおかしくなる。
(注) このブログは2009年3月に書かれているので、上記の徳島科学史雑誌のエッセイとは時間の関係から違うと思われる。だが、自然対数の底のeの導入のしかたについての説明などを除けば、上のエッセイで要点は尽きている。