フランスは、当時有力な対戦車ミサイルを開発しており、これをもってすれば戦車の撃破は容易と考えていた。このため無意味な装甲防御力は諦め、機動力を重視していた。ミサイルが飛んできたら素早く機動してミサイルから身をかわし、敵を攻撃することこそが最大の防御というわけである。(略)この主砲で特徴的なのは、ライフル砲であるにもかかわらず、成型炸薬弾(HEAT)を主要弾薬と考えていたことである。(PANZERより抜粋)
フランスのMBT。独仏統一戦車の可能性もありました。このキットはとにかく組みずらくて、初心者には薦められません。上級者向きです。
このキットは基本型は良いのですが、ディティールが甘い。各部スジボリなどでシャキッとした仕上がりを目指しました。ドイツ系と違う魅力があります。
私はどういうわけかこの戦車が好きで、これは2作目のものですが、以前は付いていた、エッチングや塗装可能なキャタピラはオミットされていました。
現在もアップデートを続け、「AMX30/B2 バロリゼ」としてフランス軍で使用されています。
鋼鉄のヒンヤリした質感をだすために、ハーフグロスでフィニッシュ。ちなみにキャタピラはポリ。ソフビ用の塗料で塗装後、ウォッシング。
赤外線暗視装置。74式にも通ずる、 時代を反映する装備。防盾カバーもポリです。
砲塔の複雑な形状をうまくとらえている?鋳造肌はパテで再現していますが、キットでは何の表現もありません。
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このキットの作例もあまり見かけませんね。
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G弾用の長大な105mm砲。この長砲身が最大の魅力となっています。マイナーな車両ですが、是非作ってみてください。