以前から懸案であった「駐車場問題」。
現在、大学生であった兄妹が揃って自宅でニート生活(という名の充電期間)をしており、車が無いと移動手段が無いという田舎の特性上、息子には旧・嫁車のワゴンRを、娘にはラパンを与えています。
その他、旧・愛車2号機のハスラーが嫁車に、私がレヴォーグに乗るという4台体制になっています。
まず最初に、私が購入した2004年当時の家の庭の写真をご覧ください。(※引っ越し前)
既に前の家主によって、庭全面をDIYでコンクリート敷きにされてしまっています。
当初はそれに違和感があったのですが、恐らく雑草が生えない様にこういう風にしたんだろう、と後に得心しました。
昔ながらの新興住宅にありがちな門柱が立っています。(何故か門扉の片側だけ残置)
今までは基本的にはここから車の出入りを今までしており、おおまかには変わっていません。
(人物:嫁さん)
家の東側の通路もコンクリート敷きになっています。
ガラクタも多く、かなり雑然としていました。主要なガラクタは家主がその後片づけて無くなりましたが、木々の剪定も行われておらず一言で言えば荒れた庭でした。
この家は山の頂上付近にあり、家主は山の下に家を新築してこの家を売却しましたが、その売却情報を当時住んでいたアパートの大家さんがいち早くキャッチ。
家探しをしていた私に紹介をしてくれて、実家や小学校・中学校、勤め先が近い事もあり購入したというのがこの家に決めた経緯です。
コンクリートに埋まったこの自然石、何処から持ってきたものなのか分かりませんが、岩の隙間から花壇(?)の土が流れ出す造りになっていました。
車庫の屋根などは何度も暴風で飛んでいますが、基本的にこのカーポートは今でも使っています。
これが現在の状態です。
基本的に地面だけは変わっていません。
現状でもクルマは3台入るのですが、それは車庫証明上可能なだけであって、車の出入りにはチト手間がかかります。
コンクリートはDIYなのでひび割れもあり、あちこちにデコボコがあり雨が降ると水たまりが出来てしまう。
何とかしたいなぁ.... と思う事幾星霜。
しかし、植木に珍しい野鳥が飛んできたり、葉っぱの色で季節の移り変わりなどを実感出来て、なかなかそれはそれで風流でした。
が、ここに来て「今やっておかないと年金生活になったら出来ない」と思い立ち、庭を潰して駐車場にする事を決意。
問題は外構業者の選定ですが、どの業者が良いのかサッパリ分からない。
最初にコンタクトした業者などは何度連絡しても連絡がつかない有様。
すると嫁が、姉の同級生で地元が一緒だった知り合いに外構業者がいる事を思い出し、そこに連絡。
その方の話によると、地元の外構業者は詐欺まがいの高額な工事費用を請求するなどトラブルが多く、質が低いというか訳の分からない業者が多いのでやめておけ、との注意喚起がありました。
ただその人本人の会社は、「この先2年分くらいの仕事が詰まっている」との事で、「俺の知り合いのインチキをしない業者を紹介する」と言われ、それに乗っかる事に。
外構業者はハウスメーカー絡みの仕事が多いらしいですね。
今回はたまたま信用のおける方との縁があり、その業者に頼む事にしました。
既に私の書いたスケッチを見せ、測量も終えており、どうやら段差のない駐車場が造れそうだったのでGOサインを出しました。
見積もりも出してもらいましたが「まぁ、これくらいはかかるだろうな」という金額でした。
この壁と門柱をぶち抜いて駐車場にするのがミッションです。
という事は工事期間中は庭に車が置けない事になります。
隣組の会長さんに事情を説明し、工事が終わるまで子供達と嫁の車は地区の集会所に止めさせてもらう事になりました。
また、ご近所さんからも「いいからウチの駐車場に停めなよ」と温かい言葉も頂戴しました。
更に、嫁さんと子供がいたはずなのに、いつのまにか居なくなって独り暮らしをしている隣のクスリの売人風のアンチャンにも、「ウチの駐車場、空いてるから使ってイイですよ!」とこれも暖かい言葉を頂きました。
普段からのご近所づきあい、大事ですね。
という事で工事が着工となりました。
現在は、とりあえず撤去して欲しい箇所までブロック塀を壊し、花壇もいったん壊して木々の抜根をしている様です。
うちは共働きなので、どこまで工事が進んだかを知るのは帰宅後となります。
これが元々の花壇ですが、
予想はしていましたが、花壇を掘り返すと木の根っこだらけ。
更に紫陽花(あじさい)の真下にもデカい自然石がありました(これも撤去を要請)。
東側の植木の根っこも凄い事になっています。
これらがコンクリートを持ち上げ、あちこちにひび割れを作っていた様です。
311にも耐えたブロック塀、こういう感じでしたが、右側のひび割れ部分は看過出来ないので、そのすぐ脇からカットしてもらいます。
現状はここまで。しばらくはこの「庭の駐車場化」の推移を皆さまにご報告していきたいと思います。
(了)