ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

【ジャブ】ボクシング練習【突き】

2010-09-07 19:01:54 | ソリッドな武道空手の話

グローブを新調してから1回しか稽古に行ってない。

何せこの暑さなので、仕事が終わればどうしてもグウタラしてしまう。

しかしなんだかんだ理由をつけて、結局は苦しい事から逃げているのではないか・・・

お前はそんなんでいいのか。他人(ひと)が酒だ、パチンコだ、デートだと言ってる時も、単調で苦しい稽古をしてきたではないか。

と、天の声が聞こえる(笑)。

と、まぁそんなわけでバナナを喰い、プロテインをガッツリ飲んで月曜の練習に出撃!

練習風景はここ↓

http://blog.livedoor.jp/jcm800zakk/archives/51937899.html

今回は打撃班の重鎮・地元空手界の至宝・沼澤師範代が欠席するとの事で、ちょっとスパーを控えて空手の基本と移動をやろうと考えていた。

一通りの基本を終え汗が噴き出してきた頃、ボクサー「イケメン」石井君が登場。

石井君はプロテストを受けたい、と聞いており、そのあたりの雑談を少々。

石井君とスパーをすることにした。

835dca1as_3 基本的なジャブからの攻防を メインにマススパーを始める。

以前は8オンスのグローブだったので、14オンスのこのグローブが、やけに重く感じる。

手に枕を持っているような感覚である。

当てないと単なる遊びに終始してしまうので、「当ててくれ」と頼み、石井君に打ちこんできてもらう。

しかし、左が見えずどうしても喰らってしまう。

身長差がある場合、小柄な私など上体がそっくり返ってしまいがちだ。

そうするとまともに喰らうので、なるべく顎を引き、おでこで防ぐ。

空手で防御に徹する場合は、両手を前に出したいわゆる「前羽の構え」で対処するのだが、ボクシングの動きを勉強したいので、なるべくそういう事はせずに、ウィービング・スウェー・ダッキングなどを使う。

が、動きが読まれておりバチバチ当たる(笑)。

それを見ていたシューター漆山君が、私のジャブについての的確なアドバイスをしてくれた。

要は私のジャブは突っ込みすぎ、倒そうとするパンチになっており、打った後のバランスも崩れ、そこをツケ込まれやすいとの事。

「ジャブは相手の動きを止める様な感じで小さくチョン・チョンと出し、リーチの差はステップを使って縮める」という、基本的な、しかしひじょうに大事なポイントを教えてもらった。

ジャブは空手だと「順突き」に相当する技である。前にステップしながら行う場合は「飛順突き(ひじゅんづき)」と言う。

技の性質としては、相手の動きを止めるというより、突っ込んでくる相手にカウンターを合わせる類の技である。

空手では一発で仕留める事を眼目に稽古するので、順突きにしても、どうしても体重をのせた前のめりのパンチになる。

私は体重が軽いので、拳の威力を増幅させるために、普通の空手よりも極端に前のめりの突きを行っている。相手を完全に貫通するようなイメージで突きを稽古する。

それが、ボクシングでは通用しない。動きが大き過ぎて読まれるのだ。

同じ打撃系、同じパンチとはいえ、違うものである。

しかし、今回また新たな課題を与えられたので、我が空手に早速取り入れる事にしよう。

その夜、火照った身体が眠気を催さず、眠りに就いたのはAM2:30頃となった。

翌日は普通の顔して出勤。当たり前だが、それがサラリーマンだ。


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