「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

『「障害者なんか死んでしまえ」と施設脅迫した男逮捕』-岡山県警

2016年11月11日 16時48分08秒 | 「うつせみ和尚」のお説教

密かに「ピコ太郎さんの『PPAP』」のダンスをどこでやるわけでも無いのに

稽古している空蝉<うつせみ>現人です(^^;

 

 

さて、今回はピコ太郎さんの話しではなく、「障害者差別」のお話しです。

「障害者なんか死んでしまえ」と施設脅迫した男逮捕』-岡山県警

こんな事件がありまして、「ここは一言、言わせてくれ!」と思い投稿したわけです。

ハイ。

しかし、世間の健常者は言います。「敏感になりすぎ」だと。

しかしながら、「あなた方だって、職場で蔑視されたらどう思いますか?」と。

町内会でもいい、「町内で『村八分』あったらどうしますか?」

差別というのは、goo辞書によりますと・・・

あるものと別のあるものとの間に認められる違い。

また、それに従って区別すること。「両者の―を明らかにする」

取り扱いに差をつけること。特に、他よりも不当に低く取り扱うこと。

「性別によって―しない」「人種―」と言うことだそうです。

今はアメリカ次期大統領が「D・トランプ氏」に決まり、

中南米からの移民・難民などは戦々恐々しておりますが、

選挙戦では、「アメリカとメキシコの間にバリケードを作ってその予算はメキシコに・・・」

と、馬鹿げたことを言ってましたが、

ハッキリ言ってそれが「アメリカ白人社会の本音」ですよ。

その「差別意識」を行動に表すか、言葉にするかの違いです。

「移民・難民によって、職が奪われている」と考えているからです。

ちなみに「ヘイトスピーチ」なんかも差別行為の一つですが、

公安が本気を出して、潰しに掛からないのは、

一種の「国民の根底に流れる差別意識のガス抜き」とでも考えているのかもしれません。

被差別の人達は宗教にすがりがちだが、宗教は「差別しない」というのは、

「幻影」で、被差別の民を利用していた過去がありますし、

佛教の方では、「過去帳」や墓石に彫る「法名」に被差別の方と解るようにしています。

まぁ、なんというか「差別する者は、後に被差別者になる」のです。

今、精神障害者の間では、『弱さの情報公開』といって、北海道は浦河町にある

障害者施設「べてるの家」が、東大の学者なんかも引っ張って、

様々なアプローチをしています。

そんなこんなで、「自分はこんな障害で苦しんでいる、つらい」ということを

まさしく情報公開し、どうすれば良い方向に向かうのか、

また同じ障害で悩んでいる人はどのように克服してきたのか?

そういったことを「研究」する『当事者研究』とよばれることを盛んにやっています。

私の職場(精神科病院)でも、ひとつのプログラムとして行っています。

私はその中でアシスタントというか、すでに就業している先達として発言しております。

これからも私は「いけないことは、いけない」と、

行動・言動として発して行きたいと思っています。

 

 

 

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