「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

『障害者-障がい者』-こだわるのは誰か?

2016年11月25日 21時45分39秒 | 「うつせみ和尚」のお説教

障害者医療にたずさわる人達は時折、「障害者」という文字にこだわる。

今の字に収まる前は「障碍者」特にこの『碍』という文字が悪いとのことで、

この文字の意味は「さまたげる。進行を邪魔して止める。」と言うことを意味する。

・・・で、「障害者」と。

これまた良くないとして『障がい者』とひらがなを使うのも最近見られます。

・・・が、『障』という文字もこだわれば、良くない文字なのです。

『さわり、害になる』と言うことなのでね。

私の見るところ、この様なことにクレームつける人っておそらく

「障害者じゃ無い人」のように思えます。

そいでもって、もっぱら最近は『当事者』といっていますが、

「なんの当事者?」かといえば、それは「心身の疾患、障害」となるので

この「障がい者・当事者」どのように意味を捉えても

「これらの文字を見て受け取る側の問題」であり、

差別的な感覚を持っている人ならば、どの文字や言葉遊びを繰り返しても

しょせん「蔑視する感覚」から抜け出ないのである。

そんなわけで、「その人が障害者を前にしてどう感じるか?」が、試金石なのである。

「蔑視する人は、その他の人は他から蔑視される」のです。

以上!

 

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