久方ぶりに「プロレス話」でございます。
今回は「人物」ではなく、「技」にこだわって行こうと思います。
あのアントニオ猪木の必殺技のひとつであるのが「延髄斬り」です。
この下の写真がそうです。
相手はハルク・ホーガンです。
新日本プロレスの各選手は、この「アントニオ猪木型・延髄斬り」のです。
お次は生ける伝説・・・
あのジャイアント馬場とアントニオ猪木両者からピンフォールを
奪った唯一の日本人天龍源一郎です。
「天龍源一郎型・延髄斬り」は、ジャンプはせずに「遠心力」を利用して蹴っています。
本人曰く「アメリカ修業時代に外国人レスラーから教わった」と述べています。
その後、帰国して使っていたら外野が「アントニオ猪木のモノマネ」と言われて、
逆に開き直って、卍固めなどの猪木の得意技を全日本で使い始めたらしいです。
ですから、「天龍源一郎型・延髄斬り」の高さは相手の肩より上半身が低い位置にあります。
「ジャンプしてキック=アントニオ猪木型・延髄斬り」である。
アントニオ猪木・藤波辰爾・長州力は、
この「アントニオ猪木型・延髄斬り」の使い手である。
「遠心力型・延髄斬り=天龍源一郎型・延髄斬り」
残念ながら、「天龍源一郎型・延髄斬り」の使い手は途絶えているように思える。
凄いときは、天龍さんの頭が相手の膝くらいまで下がって蹴っている場合もみられる。
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