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J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

日本代表のこと・・・218

2013-11-20 07:05:35 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 さあ、ベルギー戦。眠い目をこすりながらパソコンの前に到着しました。先発を見ると、柿谷君出ています。個人的には大迫の方がいいと思いますが、この試合で覚醒する事を期待しています。遠藤に替えて山口、長友に替えて酒井高、今野に替えて森重、そして内田に替えてやってやれ酒井が出てます。気温7度と寒いです。
 ベルギーは史上最高と呼ばれ、欧州予選で、日本が敗負けたセルビアが所属するグループリーグで、8勝2分の無敗で首位突破し、3大会ぶりのW杯予選。FIFAランクも5位まで浮上している。190cmを超える選手が2人、平均身長はベルギーが184.8cmに対してベルギーは179.2cmと平均身長が高く、6cm近い差があるとか。相手のウィルモッツ監督は2002年W杯で日本戦で得点した選手だとか。そういえば、あの当時、ウィルモッツに気をつけろとか言ってたなぁ。
      キックオフ。最初からベルギーは飛ばしてきます。まるで大きな地元声援に煽られるように、何度も日本ゴールに迫ってきます。川島は大忙し。ベルギーでベルギー代表相手に試合できる幸せをかみしめていると、ベルギーリーグでプレーする川島。日本とベルギーの10番とともにプレミアリーグでプレー。香川はユナイテッド、アザールはcvヘルシー。山口は豊富な運動量と相手へのプレスが持ち味。今日も相手をボールをどんどん奪いに行きます。
 川島が前に出ていて、ルカクに抜かれた時点でやばいと思ったら、前半15分にやられました。川島ちょっと無謀過ぎ。日本痛恨の失点・・・0-1。オランダ戦と同じ時間帯の失点になります。193cmのルカクが脅威です。前半で本田へのパスを狙われています。

 日本もだいぶボールが持てるようになってきました。相手ゴール前にも何度か迫れました。相手のGKはリバプール所属。オランダと違って、ベルギーは日本の守備をセットさせてくれないです。ベルギーはW杯予選で、10試合でわずかに4失点と堅守速攻のチームです。
 やってやれ酒井から高速クロスから、いいボールが行って、柿谷がヘディングシュート。日本 ゴォール!!!柿谷ゴール!★ 1-1。やっと決めてくれました。覚醒なのかな。大迫といい勝負をして下さい。柿谷はほとんどヘディングゴールがないそうで、これで一つ自信がついたと思います。得点を決められて、ベルギーも守備がまばらになって崩れてきました。ベルギーサポからブーイングが起こってきました。
 山口は結構前に上がってくるので、遠藤とは少しタイプが違いますね。最後に長谷部のボレーシュート。枠内でしたが、惜しかった。最初は一方的にやられていましたが、今は互角です。前半終了。
 

 山口から遠藤、清武から岡崎に交代です。後半スタート。ベルギーは半分以上がイングランドでプレーしており、国内リーグは4人だそうです。遠藤も来年はJ1でプレーするとあって、充実したような表情・・・に個人的に見えます。
 後半8分に遠藤が上手く通して、本田が珍しい右足で決めました。日本 ゴォール!!!本田ゴール!★ 2-1。FIFAランク5位に対してリードしました。さすが本田。個を見せてくれました。山口も良かったですが、遠藤はやはりいぶし銀。パサーとしては最高ですね。
 ゴール前の混戦で、後半17分に岡崎が決めました。長谷部から柿谷のダイレクトパスから。やはりダイレクトプレーで日本は光ります。日本 ゴォール!!!岡崎ゴール!★ 3-1。予想外といっては叱られますが、2点リードです。ここで、救世主の大迫投入。
   
 W杯予選無敗でシード国、ダークホース、陰の優勝候補と言われたベルギーでしたが、スタンドはすっかり静かになりました。ベルギーのDFもアップアップしている様子。ベルギーもチェルシーの点取り屋らしいデ・ブライネが入ってきましたが、目立ちません。後半から起きて観ようという人が多いと思いますが、リードしていてビックリした事でしょう。もう1時間早く起きれば良かったと悔しいところですか。その分早い時間に就寝すれば簡単ですよ。
 年内は今日の試合が最後の強豪との強化試合です。12月6日にW杯抽選会があり、来年3月からは現実的な強化試合が始まります。セットプレーからシュートが来るが、バーが助けてくれました。勝ち試合というのは運も味方の選手になりますね。

 後半34分にCKから高さでやられました。アルデルワイレルトのヘッドですが、誰も付いていなくてフリーで決められました。ここは日本の足りないところか。日本痛恨の失点・・・3-2。この遠征でみんな口にする事が「勝ち切れない」という事。この試合では勝ち切れるか。香川に替えて、守備的なボランチの細貝投入。遠藤がトップ下にいきました。ここで酒井高に代わって今野投入。3バックかと思ったら4バックのままです。
 勝ち切れる試合になる事が整いました。本田が上手くファウルをもらって、時間かせぎをします。さすがわかっています。そういえば中2日なので、よくやっていると思います。確かベルギーはそこまで短くないのでは。ロスタイム4分が、来年W杯を戦える試金石になり、正念場。超満員のベルギーサポはブーイング続いています。ここでホイッスル。勝ちました!

 つい、この間までザック監督解任論なども出ていたようですが、当ブログでは一貫してザック監督容認論です。前の岡田監督と違って、ザック監督は世界を知っており、経験があります。岡田前監督は、最後に本田1トップという一か八かの賭けをして当たっただけですが、ザック監督は賭けをすることなく、やっとですが世界に向けて一歩前進できました。ただ、一つ心配なのはこのオランダ戦、ベルギー戦がピークにならない事。2-2でも良かったかもしれませんね。

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ボランティアの力188

2013-11-19 00:03:22 | ファジアーノ岡山

 ボランティアレポです。
 昨日、カンスタで開催されたファジのホーム富山戦のFSSボランティア参加してきました。月一ボランティア(月1試合のみは別)状態で、いつの間にかホーム最終戦になっていました。今回の写真も専属化したシマカズ氏や、ろんぱ氏などにお世話になっています。
 ファジロードの奉還町商店街への入り口には、長君たち「おかやま百年構想」が作った「掲示板」がありました。いい情報ばかり掲示されていましたね。通勤時に通ったファジスクエアにも列がありましたし、スタジアム前のグッズ売り場の前にも長い列がありました。そういえば、この日はクリアランスセール。
   
 ボラの控室に入ると、大勢の人数がありました。ただ、FSSメンバーというよりは、学生さんが特に多い日だったようですね。くらしき作陽大、環太平洋大、吉備国際大山陽学園大と勢ぞろいです。特に作陽さんはサッカー部とかではなく、純粋な学生ボランティアです。いつもありがとう。浅口の近くの玉島のキャンパスという事で、何かと馴染みもあります。他にもJFLクラブのフロントさんなどいくつか視察に来られていました。
 この日の担当はバックスタンドです。田リーダーの他に、曽君の他にくらしき作陽大の学生さんが2人来られました。そして、久しぶりのFSS参加というM本女史。とにかく賑やかな人で、その場が明るくなりました。いつもはコンコースのグッズ売り場なのですが、最近は仕事が忙しく久しぶりの参加という事で、最近Fゲートに登場したグッズ売り場を担当されていました。
   
 入口ゲート下側の手荷物検査とMDP配布を学生さんの中君と担当しましたが、神戸出身という事でJ2神戸などJリーグの話に終始しました。好奇心旺盛な学生さんで、よく質問されました。バックスタンドの統括リーダーの田氏もてきぱきと動かれて、スムーズな運営ができていました。山陽新聞の社員さんが応援紙面を配布されていましたが、気づくと小さい子どもさんが一緒に配布作業をしている。てっきり山陽新聞さんの子どもさんかと思ったら、何とこのゲートに毎回遊びに来る子どもさんとか。お姉さんもやってきて近くでずっと遊んでいる。よくスタジアムに来る近所の子どもさんかと思ったら、寄島のスクールに行っていると言いだして・・・何と浅口の子どもでした(苦笑)。しかも、応援団メンバーまではいきませんが、毎年応援募金をいただく方の息子さん・・・ そういえばRV車でホームもアウェーも行ってますと言われていたっけ。恐るべし、浅口のサポーター。
   
 久しぶりのバックスタンドという事で、瑠璃さんやAIM氏・ブレイン氏の応援団・浅口の面々などファジサポの方々と挨拶を交わしたり、立ち話ができました。A氏パパからは「いつもボランティアご苦労様です」と丁寧に頭を下げていただいて、こちら一同恐縮してしまいました。やっぱホームはいいですね。じゅんたろ氏が「遠くに行くので」と思わぬ挨拶をいただく。頻繁ではなかったですが、とにかく長すぎる(8~9年になるのでは)付き合いで、お互い一番の大昔を知っている同志だったので、もうここでお会いできなくなると思うと本当に残念です。当地でも頑張って下さい。コールリーダー氏にも「久しぶり!」ときさくに声をかけていただきました。気にかけていただいて、ありがとうございます。
 ふと、最初に真子選手のコールが聞こえる。あれっと思ったら、この試合は選手を少し入れ替えてきたようです。他にも植田、澤口、妹尾と久しぶりの面々が先発です。レン選手も元気に先発でしたね。ボランティア現場から、試合前から試合の最中にかけて、しっかりチャント・応援コールを耳にする事ができました。岡山の個性が出ていて、「岡山のチャントだなぁ」と思いました。
   
 この日は、「総力祭」という事で年に一度の選手(ベンチ外及びネクスト)が試合現場に立つ日。何人かの選手が売場などに立ったようですが、一番人気は怪我で欠場のミンキュン選手だったようです。コンコースのグッズ売り場に立った時は、すごい人だかりだったと後で聞きました。この日はイベントが多かったようです。
 ご存知、「ゲーフラをつくろう」の他に、山陽新聞による「ファジのある日常写真展示」と「山陽新聞企画カレンダープレゼント」、ファジピスタによる「フェイスペインティング」「岡山赤十字血液センターによる献血活動」「オフィシャルグッズクリアランスセール」「紫苑販売&試食コーナー」で、ファジステージではNHK「もぎたてコール」の収録があった様子。
 ファジフーズでは「2013フーズバトル第3弾!ホットフーズで体をあっためよう!」が開催されたようで、チラシを観ただけですが、最近少し地元色のPRが出てきた感じがします。そういえば、ここ最近ファジフーズを食していないなぁ。まあ、総力祭という事でしたが年1回ではなく、他のチームのようにもう少しファン・サポーターと選手の触れあいをもっと増やすべきと個人的に思います。そうすれば「馴染み」からイメージアップに貢献すると思います。
   
 試合開始前には、10月ベストゴールに選ばれた押谷選手と通算100試合出場の石原選手のセレモニー。募金委員会の募金額の発表もあり、261万円余りだったようです。クラブ向けもいいが、被災地を支援する「TEAM AS ONE募金」も来年もお願いいたします。ふと、国立競技場で募金活動をしていた、元フロントのH藤氏を思い出してしまいました。
 ボランティア現場では、歓声を聞きながら「あれはゴールか?」「いや、ファジのゴールなら、ダイナさんの『ゴ~ル』コールがあるでしょ」という会話を楽しみます。でも、この日は、聞こえてくる歓声は今一つ・・・ 0-1から1-1、最後は1-3になってホーム最終戦は負けてしまった様子です。岡山出身の妹尾選手が同点ゴールを決めたようですが、負けちゃいましたね。富山さんも同じ岡山出身で妹尾選手と同年齢という苔口選手が得点したそうで、今シーズンは2ケタ得点だそうです。
   
 試合後はセレモニーがありました。社長、監督の挨拶と、場内一周です。ゲートにいると、セレモニーがあるのに次々と家路に急ぐ来場者の方々が気になりました。結構多かったです。負け試合だし、それこそ試合だけ興味がある方々なのかな。これで今季2ケタ順位が確定しました。去年8位に対して大きくダウンです。順位は11位のままですが、またしても下から迫って来ています。次の福岡戦に勝てば最高10位、負ければ最悪14位まで落ちますね。来季も影山さんだそうですが、来季以降も万年J2中位と言われないように、踏ん張って欲しいものです。
 撤収作業が終わり、控室で終わりのミーティングですが、皆勤賞表彰という事で、次々と名前が呼ばれて、木村社長から記念品を手渡されていました。という事で、今シーズンも終わりました。後はファン感ですか。今年は一昨年と同じオレンジホールでの開催で、昨年期待した運動会形式にはならないようです。また、ファン感特集やキックオフイベント特集をしようかなと。

J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)

1位: 妹尾選手    2位: 押谷選手  

寝ても覚めても・issan: 妹尾選手。1得点もあったが、惜しいシュートもあった。周りが見えるようになれば、まだまだやれそうな気がします。
B太氏: 妹尾選手。ゴールを決めてくれたから。
山やん君: 石原選手。積極的にシュートを放ち、ゴールへの気持ちが感じられました。
きさん: 該当者なし。
雉人・F原氏: 該当者なし。
シマカズ氏: 妹尾選手。同点に追いついたということで。
松ちゃん君: 押谷選手。よくゴールに迫っていたし、見事なアシストを決めた。
雉楽・シンジ氏: 押谷選手。攻守に献身的に動いて、先制点のアシストをしました。
吉備ファジ会・Oご夫妻: 妹尾選手。久々の出場ながら、プレーが光り、見事なゴールを決めてくれました。

 あと、観戦者の皆さん、ファジ☆スタMVPもお忘れなく! 実施期間:11/16~22
ファジ☆スタ公式HPアンケートページ:http://www.clubohk.tv/enquete/
  

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カリスマの存在152

2013-11-18 00:11:24 | カリスマの存在

 生観戦レポです。
 16日(土)にカンスタで開催された、天皇杯4回戦の柏対大分の試合観戦に行ってきました。この試合は、県サッカー協会の主催試合で、OSS委員会でのボランティア活動もあったのですが、当ブログではご馴染みのチームの地元岡山での試合という事で、観戦組に回らせていただきました。下委員長、不参加でごめんなさい。また、今月末の女子クラブW杯の試合にはボラ参加しますので。
 という事で、現地集合が開始1時間前の12時。Aゲート前に集合です。今回仲間うちで参戦したのは、シマカズ君と後輩の鉄君など。OSS委員会の面々はAゲートに樽部長とY田女史、S席チェックに下委員長と西氏、Fゲートに篤氏と福氏、松氏もいたのかな。さて、メインでまったり観ようかどうしようか迷っていたのですが、何となく黄色い面々に手を引かれてFゲートに向かいました(笑)。Fゲートの篤氏から「来るのが遅いよ」と小言を言われてしまいました。ナビスコで優勝できなかったので、ちょっと機嫌が悪かったのか。
   
 到着したのが10番ゲートです。地元岡山の試合ではいつもバック中央とかメインなので、この位置は珍しいです。見ると、マヨさん発見。聞くと、柏市への永久就職は来週だそうです。ついに名実ともに柏市民になられるのですねと。今回はフィアンセ氏の姿はなかったなぁと。みろっこさんも同じグループにおられました。ちょっとバックスタンドをウロウロすると、いつもカンスタでお見かけするサポーターの方々の姿を発見しました。私服姿でした。緩衝帯が真ん中にあり、裏のコンコースも売店で完全に遮断されているため、大分側と柏側で100%仕切られています。という事は柏側での観戦という事ですね。おや、ふと横を見ると、黄色いタオマフをしていますが、何と天皇杯優勝バージョンです。貴重な代物ですね。
   
 いつものコアサポ(RYKNさん)の皆さんが密集しておられます。黄色いゴル裏はいつも笑いに溢れた賑やかな空間ですが、この日もそうでした。ただ、いつもと違うのが、バックスタンドホーム側が黄色くない私服姿の人も大勢おられた事。黄色いビニールビブスもいくらか配布されたのでしょうが、私服の方々は千葉県民なのか、西日本の黄色サポなのか、岡山県民でホーム側に来られた方々なのか、よくわかりませんでした。まあ、メインもバックスタンドも大分さんより人数は多かったようです。試合開始の少し前に、少し離れた位置(9.5とか9番とか言われている位置)に、若手のコールリーダーさん?が来られて、観客席に向けてアナウンスされていました。「時間が来たら声をかけるので、ぜひ立ち上がって応援しましょう!」と。組織力を感じる黄色サポさんならではの光景です。この日のコルリーダーも若手の方が務めておられました。
   
 選手紹介を、いつもベルの試合に耳にするMCの方がアナウンスされており、いつもはMCに合わせて掛け声を出すのですが、この日は全く合わせておられなかったです。いつもの選手ごとの選手チャントをやり、選手紹介では掛け声をやるはずなのですが・・・ やはり運営面(直前の試合相手のホーム会場になった事とか)に対して、何か気持ちがあったのかなとこちらで話が出ました。まあそうでしょう。
 オーロラビジョンのあるホームゴール裏を見ると、真っ黄色になっています。チームカラーが黄色と黒だけなので、自然と黄色くなります。日立台とかでは観た事ないダンマクですね。昔は面白ゲーフラとかたくさん掲げられていましたが、すっかり現在モードです。
 日差しがきつく、暑かったです。さすが晴れの国。太陽王が晴れの国にやって来たと、広報日記にありましたが最近の寒さを忘れる暑さで、また日焼けしそうです。先発には、ジョルジとクレオが外れていました。報道ではジョルジがオリベイラ監督のボタフォゴに移籍する話が流れていますが、姿を見れなくてちょっと残念。ニーヤンが先発ですが、本調子に戻ったのか気になるところです。
   
 試合の方は、降格が決まって来季はJ2でお会いする大分さんですが、さすがJ1のチームという試合運びでした。黄色いチームも攻めるが、最後が崩せません。確かにバーを叩いたりと惜しいシーンもありましたが、攻めきれずに後半ロスタイム前に失点し、そのまま0-1で負けてしまいました。前半から何となく動きが重いなぁとは思っていましたが、「たぶん、この試合は勝てるだろう」と予想していましたが、予想がはずれちゃいました。まさか、ナビスコ杯の優勝ボケがあった訳でもないでしょうが、何となくポゼッションも今いちで、大分さんと互角の展開が続きました。先日のナビスコ決勝で浦和さんにやったやり方を逆にされたという見方もあります。

 試合終了のホイッスルが聞こえると、サポーター席も呆然とした様子が続きました。それでも、神妙な表情で応援席前に来たイレブンに対してネガティブになる人は皆無で、「頑張っていこうぜ!」というポジティブな声があちこちから届いていました。よくブーイング論的な論評をネット上で見かけますが、無気力などチンタラプレーはブーイングしてもいいが、力を出し切った負けという結果に対して行うのは単なるヤジで、すべきでないという論調があり、同調しています。この日負けはしましたが、チンタラプレーはなかったと思いますよ。
   
 試合後、シマカズ氏に誘われて、出待ちエリアに行きました。ここ数年はレン選手しかサインをもらっていないのですが、誰かお馴染みの選手にサインをもらえるのもいいなと思って行ってみました。いつもは出待ちエリアではファジレッドばかり見えるのですが、この日は青色も黄色もどちらもなく、私服姿ばかりでした。ユニレプはスタジアムで着替えるというスタイルが関東圏では強いという話を聞いていますが、確かにこの時も行き帰りの道もそんな感じだったかな。どちらのスタイルがいいのかはよくわかりませんが。
 シマカズ氏は離れしているのか、サインをもらうのが上手い! 手帳を手に選手に上手く声かけして次々ともらっています。澤選手、バラ選手、TJ選手と次々とお馴染みの選手達が登場するが、なかなか難しい。鉄君がTJのサインをもらってくれたところで、ニーヤン(レアンドロ)選手登場。もらいたい選手なのですが、あっちへ行っちゃいました(苦笑)。しばらくして鉄君に手を引かれて、ずっと端の方へ行く。さっきこっちでサインしていたのに、まさかこんな端まで来ていないでしょうと思ったら、ニーヤン選手が紳士のように一人ずつ丁寧にサインをしていきます。ピッチ上で瞬間湯沸かし器になるニーヤン選手とは違う・・・ 警備ボラの松氏が「どこまでサインを続けるのかずっと見ていました」と口にするくらいに延々と。ふと、昔いたチアゴ選手の事を思い出す。やっぱブラジル人選手はファンサービスがしっかりしていると感心しました。端の方で見事サイン&握手をゲットしました。本音はエキセントリックと監督にももらいたかったのですが・・・
 一番端の方でワタル選手がファンの人とずっと話し込んでいて、その合間に「湯郷ベルのサポーターです」(奥さんが元ベルの中川選手)とちゃっかりPRで声をかけると反応してくれました(笑)。嘘じゃありません、地元ベルも普段しっかり応援していますので。そして、サインをしながら「そちらが(奥様の)お母さんなんすよ」とワタル選手。あれま!けつぷりえ奥様のお母さんですかと思わず、反射神経で会釈してしまう自分(笑)。美作から駆けつけてこられたのですね。お疲れ様です。

 翌日17日(日)にJ2岡山のホーム徳島戦が同じカンスタである訳ですが、この日OSSボランティアに参加された何人かのメンバーさんと、シマカズ氏もそのまま前日準備のボランティアに行かれました。すいません、この夜が飲み会の予定がありと失礼させていただきました。皆様お疲れ様でした。黄色サポの皆さん、大分の皆さん、帰路どうぞお気を付けて。大分さん、5回戦柏の分まで頑張って下さい。

 話は変わり、今日カンスタで開催されたファジのホーム富山戦にボラ参加してきました。結果は皆さんご存知のとおりです。今シーズンも終わっちゃいましたね。その模様は明日。あと、シャルムは入れ替え戦の第1戦アウェー戦で世田谷に1-0で勝ったようですね。

コメント (2)
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日本代表のこと・・・217

2013-11-17 01:50:43 | サッカー(日本代表、W杯等)

 留守録生観戦レポです。
 帰宅して23時にTVを付けました。オランダが相手という事で、どこまでやられているのかとビクビクしながら、スイッチを入れると何と!2-2でロスタイムに入る頃。留守録で2時間ちょうどで切れるという事で残り15分は生中継を観る事になっていたのですが、サプライズです。同時に、うーむちょっと出来過ぎたなかぁとも思ってしまいました。贅沢な話ですが、ここがピークなってはいけません。あくまでピークはW杯初戦なのです。かつてドイツW杯の時も、開幕前の対ドイツ親善試だったか善戦して期待が膨らみましたが、その後は失速した記憶があります。理想は1-2だったかもしれません。そういう感じで結果を知った上で、留守録生観戦です。
   
 さて、W杯前のアウェー親善試合2連戦、今日はオランダ戦です。オランダ代表は南アフリカW杯の準優勝で、FIFAランクで8位(1位になった事もあるとか)という強豪。日本は44位。会場はかつて元代表で現J2水戸の鈴木隆行選手が在籍したベルギーのゲンクです。先発には1トップに柿谷に替えてきて大迫投入です。左ボランチには山口蛍です。何とGKには西川です。香川に替えて清武です。ザック監督、少しスタメンをいじってきましたね。この交代はどう変化をもたらすか。対するオランダはファンベルシは欠場ですが、他はベストメンバーです。ロッペンには長友が相対します。
 ユニフォームは新型です。背中を横に流れるラインですが、赤ではなく微妙にピンクがかった赤で、しかも手書きのようなタッチで、何か違うチームのようにも見えました。監督は日本協会から過去に日本代表監督を打診されたというファン・ハール監督です。

 現地は寒く、ピッチは粘土質で堅いです。キックオフ。オランダの選手はちょっと焦っている様子が見られるようです。なぜ?? 今日は最初から日本のリズムがいいです。過去酷評された試合とは全然違います。3度対戦していますが、ここまで前に攻めるのは初めてです。確か、ザックジャパンで新しい戦術練習をしていたと聞いていましたが、その成果でしょうか。とにかく、今日の日本はスゴイです。何度もオランダゴールに迫っています。オランダのサイド攻撃は脅威です。
 ファン・ハール監督は就任後11試合を戦って、敗れたのが初戦(ベルギー戦)1試合だけで、オランダ代表は1年3ケ月負けがないという厳しい状況です。前半13分、西川が前に出てきたところをオランダのファーストシュートが決まってしまった・・・ファン・デル・ファールトが決めてしまう。日本痛恨の失点・・・0-1。背番号10番で、代表キャップ歴代3位で108試合目になるとか。うーむ、厳しい。その後もオランダは噂通りにワイドに使ってきます。

  ロッペンがヘディングシュート、どんどん攻められています。やはりロッペンですね。前半39分、見事なサイドチェンジから続いて、日本痛恨の失点・・・0-2。ボールサイドに人数をかけすぎると反対側から逆襲を受けます。ちなみに、ロッペンの一番好きな位置のようです。だが、今までの強化試合とは違って日本も攻めています。
 そして、ダイレクトプレーから前半44分に大迫! 日本 ゴォール!!!大迫ゴール!★ 1-2。大迫にとって、東アジア杯以来の得点です。今日の日本はプレーが早く、ダイレクトプレーが効いています。やはり、世界のこれくらいのクラスにはダイレクトプレーが必要なのか。前半終了。
   
 続いて後半スタート。後半から長谷部、清武に代わって、遠藤と香川投入。前半は2失点はしましたが、何となくいい形でした。前半だけを見るとシュート数で日本はオランダを上回っています。何か、最近今までの代表チームと比べて、今日はプレーが速い気がします。ユニフォームが違うせいもあるのか、違うチームのようです。
 遠藤によると、狭い局面に人数をかける新しい試みをチャレンジしたそうです。確かに今までのどちらかといえば、強豪相手に受け身だったスタイルから、攻めの流動性を感じるいい動きです。日本がボールを持って、オランダは全選手が自陣に戻っている状態です。香川も今日は動きがいいようです。

 余計な話ですが、新しいユニは背中のラインはいいが、袖とズボンのラインは余分かなという感じもします。長友のロングシュート、惜しい。日本に勢いが出てきました。この日の観客は1万3千人で、そのうち9千人が日本人だそうです。つまり、ホーム状態という事。どうりで日本サポのコールが大きいと思っていました。後半もセカンドボールが拾えているので、今がチャンスです。積極的で攻撃につなげる守備が効いています。オランダも守備に不安を感じて、ずるずると下がりぎみになっています。
 後半15分、ゴール前で、きれいにボールをつなげて本田が厳しい体勢から決める。大迫もいい動きでした。日本 ゴォール!!!本田ゴール!★ 2-2。今日の日本は違います。何か、昔アルゼンチンに勝った時を思い出しました。

 何かオランダの選手の目の色が変わってきました。焦りなのか。香川の接客的なシュート、惜しい。今日の日本代表の試合は本当に面白いです。それだけいいプレーが多いという事です。後半28分、長友、大迫に代わって、柿谷と酒井高投入です。いつだったか、スポーツニュースで沢登さんだったか、ザックジャパンの改善案を出していたのを思い出しました。柿谷に替わって大迫を抜擢と言っていましたが、まさに当たったなぁという感想です。柿谷君は先発よりは途中からに方がいいのかもしれない。本田ばかり気にしていたと言われていましたが、本田も変わるかもしれない時間帯であれば、本田に気を使わずにノビノビとプレーできるのかもしれない。
 オランダもパスの出しところがなくて、GKに戻すというシーンもあり、オランダが混乱しているようです。ドライブかかったオランダのシュート、西川が少しファンブルしていたのが気になりますが、じゃあ川島は止められるのかと言われたら微妙です。柿谷の惜しいシュートでしたが、これが柿谷かのしれません。微妙にはずします。今までのように。
 
 後半34分に内田に代わって、やってやれ酒井投入。久しぶりです。最近は所属するハノーファーでも活躍しているようです。ここでホイッスル。強豪オランダに対して互角のドローです。しかも2点を取った価値あるドローだと思います。戦前にはしんどいかなというものでしたが、どうしてどうしてやってやりました。ただ、個人的にはちょっと内容が良すぎたかなとも思います。この時期を考えたら、1-2くらいで良かったですね。もう少し課題が残るくらいでちょうど良かった。
 まあ、今まで散々マスコミで酷評され、解任論も出たザック監督も面目を保った事でしょう。当ブログでは何回負けても、一度もザック監督に疑問を持つ事はなかったです。確かにベラルーシ戦などスコア的に疑問が残る試合もありましたが、前の岡田監督は違って期待の持てる存在だと信じ切っていました。
 先発メンバーも今日の顔ぶれがベストではないでしょうか。次のベルギー戦にも期待。個人的にはこのベルギー戦が一つの目安だと思っています。 
   
 ちなみに次のような横長のダンマクが出されたようです。2ステージ制かと思ったら、ザック監督への意見の様子。岡田監督以来とか。
「3月まで試合0?強化プランの見直しを アジア王者の誇りはどこに?日本に伝わる必死さはあるか?日の丸の誇りは重みは?結果を出している国内組より結果を出していない海外組の方が大事?2013Jリーグ得点ランク 1 大久保 2 川又 ZACさん海外組が全て?この挫折は過程?準備できてるの?俺たちの声は届いているか?今のままで6月に結果を出せるの?2010から個々の成長もぶつけろ 球際に気合を」
岡山県民としては、川又選手の名前が出たのがうれしいですが、今回一応結果出しましたね。

 

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地域に溶け込む川崎フロンターレ48

2013-11-16 00:25:06 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 久しぶりの「イベント力」の川崎さんの話題です。今回もJ1川崎の公式HPを観ていたら、面白いイベントを見かけました。川崎さんの場合、内容に加えて、タイトルもなかなかセンスのいいものを付けられますね。今回は「川崎の車窓から」という事で、どこかの旅行番組のタイトルをもじったようです。以下、抜粋して紹介。
       
 地元密着型クラブとして地域活性活動に取り組むJ1川崎と沿線活性化を目指す東急電鉄が、両社のブランドイメージ向上や新たな顧客獲得に寄与する事を目的に共同で実施。イベントは、ホームゲーム時の電車・バス利用の促進を意識し、鉄道ファン・サッカーファンの双方が楽しめ、地域全体のさらなる活性化を目指すコンテンツを提供。
・名称: 川崎の車窓から~東急フェスタ~
・場所: 等々力陸上競技場前 場外イベント広場「フロンパーク」メインスタンド前広場
・協力: 東京急行電鉄㈱、㈱東急トランセ、イッツ・コミュニケーションズ㈱
・日時: 11月10日(日)14:00(開門2時間30分前)~18:30(キックオフ30分前まで)

①さよなら旧検測車、最後のお披露目 「電車展示」
 今回限りで廃車になる車両を通常の電車と同じ速度で走行しながら線路状態を測定し、補修が必要な線路を発見する旧検測車が等々力に登場。一般では初めて、車内の見学が可能。小学生以下150名(予定)で運転台での記念撮影も実施。
②道路も線路も走る工事車両が登場! 「軌陸車展示」
 道路も線路も走ることができる工事用の軌陸車が登場。係員がリフトの上下移動、車体回転を披露。また、工事用のATカートに乗って、作業着での撮影も実施。
③停止ボタンを体験できる 「非常停止ボタンの操作体験」
 ホームから人が転落した時などに使用する非常停止ボタンの操作体験。ボタンを押すと電車のNゲージが止まる様子を体感。
④イッツコム×フロンターレラッピングバスも来る 「東急バス展示」
 イッツコム×フロンターレのコラボラッピングバスを展示。こちらも車内見学が可能で、車内でVTR放送及び小学生以下限定で制服を着て運転席で記念撮影を実施。
⑤ジオラマで遊べる 「鉄道模型操作体験」
 子どもにも大人にも人気の鉄道模型をジオラマの中で操作。東急フェスタということで、走らせる車両は東急車両。
⑥マスコットとコラボ 「のるるん&ふろん太記念撮影会」
 東急線キャラクター「のるるん」と川崎フロンターレのマスコットキャラ「ふろん太」と一緒に駅係員の制服を着て写真が撮れる撮影会を実施します。
⑦当日東急線に乗って、豪華賞品ゲット 「ICカードで乗ってタッチ抽選会」
 イベント当日、PASMO等のICカードを使って東急線で来場した先着500名にプレゼントを進呈。選手サイン入りグッズ等が当たる抽選会も実施。 
⑧運が良ければ、豪華賞品ゲット 「イッツコムPresents電車あみだくじ」
 イッツ・コミュニケーションズの鉄道模型を使ったアトラクション。先着500名に、電車が到着した場所によって豪華賞品を進呈。
⑨アトラクションで賞品ゲット 「東急線武蔵小杉駅主催ゲームコーナー」
 東急線武蔵小杉駅より駅員さんが来場し、成功すれば賞品がもらえるスマートボールと輪投げの2種類のゲームアトラクションを実施。
⑩子どもに大人気 トロッコ列車 「トロッコ列車乗車」
 タイヤ式のトロッコトレインに乗車して、メインスタンド広場を走行。
⑪清水の地元、静岡の人気駅弁が登場 「東海軒の駅弁販売」
 地元市民にもなじみの深い静岡の弁当店で、人気の「幕の内弁当」と「元祖鯛めし」を販売。
⑫鉄道ファンにも人気 「東急電鉄グッズ販売ブース」
 記念入場券と合わせて、東急電鉄グッズを販売。部品販売として、使用済みつり革も100本限定販売。
⑬バスファンにも人気 「東急バスグッズ販売ブース」
 東急バスグッズを販売。マニアに人気の車額路面図や系統設定器から一般的に人気のあるノッテちゃんのぬいぐるみなども販売。
⑭宅配電気自動車登場 「東急ベル電気自動車コムス展示」
 東急ベルの宅配用の可愛い電気自動車コムスを展示・写真撮影。
⑮LAUNDRY×東急電鉄×川崎フロンターレのトリプルコラボ 「鉄道Tシャツ販売」
 大人気Tシャツブランド「LAUNDRY」とのコラボで記念Tシャツを製作。東急電鉄、ランドリー、フロンターレの夢のトリプルコラボ!!東急線をイメージした電車の前で、ランドリーボーイとのるるんが共演。
⑯選手が東急電鉄駅係員に!? 「川崎の車窓から~東急フェスタ~」記念入場券販売
 本イベントを記念し、東急とフロンターレがコラボレーションしたデザインの記念入場券を発売。チームを代表して、中村選手、稲本選手、大久保選手、小林選手の4選手が東急の制服姿になった台紙にコラボ入場券が3枚付いたシートを販売。
⑰次は~等々力陸上競技場駅~!? 「駅名風キーホルダー販売」
 本イベントを記念し、駅名板をイメージした記念キーホルダーを製作。駅名は「等々力陸上競技場駅」。
⑱昔の東急車両はどこに? 「東急線車両の譲渡車両写真展」
 昔東急線を走っていた車両が、地方に譲渡され装いも新たに地方線として走行している車両写真を集めて写真展示。
           
 まずは、そのイベント数の多さにいつも驚かされます。フロンパークに行った事がありますが、あのスペースにここまで入るの?と思ってしまうくらいに、すごい物量です。川崎さんの素晴らしいところは、イメージだけで終わるのではなく、必ず本物がある事。「難局ものがたり」の時も、本物の南極基地から中継していましたから。今回は、廃車前の名物車両などを走らせたりしていますね。あとは鉄ちゃんの心をくすぐるイベント。さりげなく、鉄道ファン層も引き入れようという気持ちが伝わります。
 東急電車といえば、関西でいう阪急のように高級感があるイメージがあります。渋谷と横浜をつないだ路線で、田園調布など高級住宅地の電車というイメージもありますね。歴オタ的には、古くは渋沢栄一、「強盗」こと五島慶太を思い出します。そういう立派な伝統ある鉄道会社とのコラボというのは本当に素晴らしい事です。
 岡山では両備グループさんとコラボした試合がありましたね。電車といえば、来週のアウェー福岡戦では、臨時新幹線貸切応援ツアーが実施されます。この試合がプレーオフを賭けた試合になっていれば、もっと盛り上がっていた事でしょう。岡山は単なる貸切ツアーですが、川崎さんのは東急グループの話題に溢れた一大テーマパークになっていて、ファン・サポーター全体を喜ばせる内容です。改めて川崎さんの「イベント力」に感服する次第であります。
J1川崎公式HP該当ページ:http://www.frontale.co.jp/info/2013/1021_15.html
J1川崎「フロンターレ日記」該当ページ:http://www.frontale.co.jp/diary/2013/1104.html
J1川崎関連:45444342414039383736353433323130292827262524232221 

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Jリーグの話題55

2013-11-15 00:20:50 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 Jリーグが昨日13日、’15年シーズンから実施するとする「2ステージ制+ポストシーズン」の開催案を公表しています。昨日、理事会か何か開催されるという事で、情報を待っていましたが、ヤフートップニュース等で流れてきたのが遅い時間でした。おかげでよく考える事ができました。先月の時は出ていなかったですが、今回は今朝の山陽新聞にも出ていましたね。以下、抜粋して紹介。
   
 この日に行われたJ1J2実行委員会で開催案がまとまったとの事。2ステージ制の導入は撤回されず、シーズンを前後期に分ける「2ステージ制」を維持するもの。今回の案では、前後期の各1、2位としていた「スーパーステージ(仮称)」の出場条件を、前後期の各1位と年間勝ち点2、3位に修正。その4チームによるトーナメントの勝者が、年間勝ち点1位との「チャンピオンシップ(CS)」と戦う形。ポストシーズンゲームに進出するチームが重複した場合でも、下位からの繰り上げは行わないという事で、試合数が変動する可能性が出てきました。

【チャンピオンシップ(CS)の開催】
 前後期で第1ステージと第2ステージに分け、年間勝ち点1位クラブと、スーパーステージ(SS)の勝ち抜けクラブによるCSを開催。CSの勝者が年間優勝、敗者が年間準優勝となる。
【スーパーステージ(SS)の設置】
 SSに出場できるクラブは、各ステージの優勝クラブ(2クラブ)、年間勝ち点2位、年間勝ち点3位の4チーム。組み合わせは、2つのステージ優勝クラブのうち年間勝ち点が多い方と年間勝ち点3位クラブが対戦し、残りの2クラブがもう1試合を行う。勝ち上がった2クラブがCS進出をかけて、もう1試合を戦う。
【繰り上げはなし】
 31節の時点で今季が終了したと仮定する。年間勝ち点1位=横浜M、2位=浦和、同3位=広島、第1ステージ優勝=広島、第2ステージ優勝=鹿島
 この場合、横浜MはCS出場が決定。SSには浦和、広島、鹿島が出場する。別のクラブの繰り上げは行わないため、SSは最多で3試合、最少で1試合となり、今回の例では2試合となる。今回のように出場が3クラブの場合は、ステージ優勝クラブに優先してシード権が与えられる。今回の例では広島と鹿島が該当するため、両者のうち年間勝ち点が多い広島がシードとなり、浦和と鹿島の勝者とCS出場をかけて対戦するとの事。

 SS1回戦は各ステージ優勝クラブの本拠地で、2回戦はステージ優勝クラブ同士の対戦なら両クラブの年間勝ち点が多い方、ステージ優勝クラブと年間勝ち点上位クラブの対戦ならステージ優勝クラブの方、年間勝ち点上位クラブ同士ならば年間勝ち点が上位な2位クラブのホームで一発勝負の1試合で実施。ステージ優勝クラブが年間下位3クラブに入ってしまった場合はSS出場権を失う。

 一時は1ステージ制の維持も含めて議論し直した結果、SSの試合数が一定にならなくとも2ステージ制導入で優勝争いの機会が増えることを重視。従来案では、チームが重複する場合、下位からの繰り上げ出場を想定したため、条件によって「負けた方が得」となるケースが生まれることを指摘。「“負け得”の解消のために議論を続けてきたが、繰り上げ自体に不備があるという結論になった」とJリーグ出井事業部長のコメント。

 今月19日のJリーグ理事会で提案され、今月下旬には選手会との意見交換を行い、12月の理事会で正式決定の運びとしていますが・・・ あくまで2ステージ制、ポストシーズン制(当ブログでは、2ステージだけの反対ではなく、ポストシーズン制そのものに反対)の維持に固執されているようですが、昨日晩に早くも欠陥疑惑の事象を思い立ちました。以下、具体的に論じてみましょう。

【無気力試合の可能性がある事例】
 後期最終節と仮定。年間勝ち点1位=柏、2位=横浜、同3位=広島、第1ステージ優勝=浦和で、第2ステージ優勝を柏と仙台が争っており、柏がわずかにリードしている状況。浦和は仙台よりも年間勝ち点は少ない。SSの片方の1回戦は年間勝ち点が少ない浦和が年間2位の横浜との対戦は決定。で、最終節の広島と柏の試合。
 ここで広島は考える。この試合で柏に勝ったら、SS1回戦を仙台と戦う可能性が強い。しかし、この試合に負けて、柏が後期優勝すると、SSの1回戦のもう1試合は不戦勝で2回戦に進める。

 と、こんな感じではないかと思います。読者の皆さんどうでしょうか? ネット上では他にも意図的に負ける事でSSの出場チームを減らす事ができる事例(1回戦が2試合とも消してしまう事例も)がすでに流れていますね。また、紹介します。

 スポニチWEBでは今回の案では不正の可能性が払しょくされるが、年間勝ち点1位とステージ優勝は重複することが多く、過去のシーズンでシミュレーションすると全5試合開催は08年の一度だけ。試合数が少なく盛り上がりに欠ける懸念もあるとしています。ちょっと長くなったので、今回はこの辺で。また、いろいろと紹介させていただきます。
Jリーグ組織問題関連(2ステージ関係)⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131101
   〃                    ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131021
   〃                    ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131010
   〃                    ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130928
   〃                    ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130923
   〃                    ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130919
   〃                    ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130918
   〃                    ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130916
   〃                    ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130915
   〃                    ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130914
   〃                    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130913
   〃                    ④:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130818
   〃                    ③http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130712
   〃                    ②http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130711
   〃                    ①http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130710
Jリーグ組織問題関連 (その他)⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130824
   〃                ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130704
   〃                ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130614
   〃                ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130518
   〃                ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130125
   〃                ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121228
   〃                ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121217
   〃                ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121216
   〃                ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121215
   〃                ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121214
   〃                ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121108

   〃                ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120730

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なでしこリーグについて15

2013-11-14 00:01:14 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 事例紹介コラムです。
 日本協会から、女子サッカー普及施策「なでしこひろば」を新展開するとの情報が流れました。未来のなでしこ選手を育成していく事業ですが、参加事業者の募集が開始されています。以下、抜粋して紹介。
                    
 女子サッカーの普及・育成事業「未来のなでしこプロジェクト」の一環で、普及の柱となる施策である「なでしこひろば」は、女子の登録チーム加入やサッカー教室参加における環境が整備されていない中、民間のスポーツ施設やサッカースクール、チームなどが定期開催するサッカークリニックや練習会などを日本協会が一定の条件をもとに「なでしこひろば」と公認して全国に展開するもの。認定者には名称を使用する権利やバナーなど広報ツールの提供、なでしこひろばホームページでの告知協力、指導者の紹介などをサポート。

【概要】
「なでしこひろば」とは、女性が、子どもから大人まで日常生活の中で定期的にサッカーやフットサルを気軽に『はじめて』『たのしみ』『つづける』ことのできる「場所」や「時間」のこと。
【主な「なでしこひろば」認定条件】
①女性を対象とした「個人参加フットサル」や「サッカースクール」、「体験練習会」などの定期的(月に1回以上)な実施。
②指導者の、JFA公認D級ライセンス以上の資格の保有

 より多くの団体で「なでしこひろば」の活動ができるよう、すでに女子サッカーの活動をしている団体やこれから始めようとする団体が申請しやすい内容としており、認定条件以外に、女性への参加料金の優遇や安心して参加できる運営体制や環境づくりなどを推奨。
 なでしこひろばホームページから申請し、認定された場合はは提供ツール(バナーまたはのぼり、認定ステッカー、スタンプカード、スタンプカードを集めた参加者への景品)や運営マニュアルが送付されます。必要に応じて、JFAが指導者紹介、活動の運営・企画立案のサポートを行い、なでしこひろばホームページを通じ、JFAが告知や活動報告に協力するとか。

【主な活動例】
①個人参加のフットサル(女性が気軽にフットサルなどの施設を使用、参加ができること)
②女性向けサッカースクール/クリニック(女性を対象としたスクールなどを企画し、募集・実施を行うこと)
③体験練習会、合同練習会(チームに登録していない女性も練習に気軽に参加することができること)

その第一号として、以下の3団体が「なでしこひろば」として認定され、活動が開始されています。
11/16(土)「なでしこひろば 上石神井 by FC東京」
11/24(日)「なでしこひろば in はままつフルーツパーク」
11/24(日)「なでしこひろば in 十文字スポーツクラブ」

 これらの情報を見ると、ある程度設備が整っていて、女性向けのサッカーやフットサルスクールなどがある施設は、申請をすれば「なでしこひろば」の認証を受けるような感じですね。JリーグからはまずはJ1のFC東京が手を挙げましたね。今後は下部組織としてレディースチームを持っていないクラブや、ある程度規模のあるフットサル場などが手を挙げて登録されていくのかなと思います。
 公開されているJ1、J2の経営情報を見ると、ここ数年は損益計算書の中の費用で「女子チームの運営」というのもが出てきています。つまり、日本サッカー協会やJリーグで女子チームの活動推進を図っているという事ですか。今後が楽しみですね。
なでしこひろばHP:www.nadeshikohiroba.jp

日本サッカー協会公式HP該当ページ:http://www.jfa.or.jp/training/topics/2013/134.html

 話は変わり、今日「サッカー批評」の65号を購入しました。この雑誌を購入するのはほぼ初めてで、結構いい値段でした。今回の特集が「Jリーグ改革の本質を問う 2ステージ制に未来はあるのか?」で、これは当初から2ステージ制反対の立場を取る当ブログとしては買うしかないでしょう。内容の紹介は後日、じっくりさせていただきます。ネット上でもある程度、この雑誌の事が話題になっているようですね。

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スポーツ文化の素晴らしさ69

2013-11-13 00:01:59 | スポーツ文化・その他

 事例紹介コラムです。
 ちょっと、Jリーグなどの重たい話題が続いたので、久しぶりに華やかな話題でいきたいと思います。いわゆる「美人アスリート特集」ですが、当ブログでも以前は時々やっていたネタです。すいません、出所がわからなくなりましたが、しっかりキープしていました(笑)。7年後の東京五輪に向けた「ビジュアル系アスリート」という事ですが、すでに多くの五輪競技で10代後半から頭角をあらわしている5人の女子選手を取り上げています。(たまにはこういう話題もいいでしょう・・・)
      
【バドミントン】 大堀彩(17)
 今年8月のアジアユース選手権で日本人初優勝を達成し、19歳以下のアジア女王になっています。現在は富岡高(福島県)2年生。福島原発の放射能漏れで被災して現在避難先の猪苗代町で練習しています。両親も姉もバドミントンプレーヤーという親子鷹。
選手名鑑該当ページ:http://www.smash-net.tv/player/details/id/264/
【女子ゴルフ】 成田美寿々(21)
 高校時代からゴルフを始め、ツアー参戦1年目で初タイトルを奪取。今季も2勝目をマーク。夢はメジャータイトルではなく「五輪に出て金メダルを獲りたい」。東京で表彰台に立つことを明言。現在、日本体育大学在学中。
成田美寿々ツイッタ―:https://twitter.com/missu01
【女子トライアスロン】 佐藤優香(21)
 今回の五輪招致の最終プレゼンで「サプライズ」登壇した選手。日本橋女学館高校卒。現在、トーシンパートナーズ・チームケンズ所属。2010年シンガポールユースオリンピックの金メダリスト。
所属チーム選手紹介ページ:http://teamkens.co.jp/team/team-member/yuka-sato

             
【全日本バレーボール女子】 宮下遥(19)
 待望の大型セッターがとして期待。高校2年でプロ契約してリーグ戦に出場。今季本格デビューした全日本の司令塔。三重県桑名市出身。小学1年からバレーを始め、大阪国際大和田中学校に入学。2009年に中学に在学中ながら岡山シーガルズの内定選手に。2009年に15歳2ヶ月でのプレミアデビューし、史上最年少を記録。2010年に全日本女子チーム登録メンバー(33名)に選出。15歳での代表入りは4人目で、セッターでは中田久美以来30年ぶり。同年の全日本B代表としてアジアカップに出場。今年、大阪国際滝井高校を卒業し、この8月に全日本A代表デビュー。
当ブログ紹介記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130831
【なでしこジャパン】 猶本光(19)

 昨年開催されたU-20女子W杯で活躍。この大会で3位に終わったヤングなでしこの面々が東京五輪では主軸に。福岡県出身で、2012年に筑波大への進学を機に浦和レッズレディースに移籍。
なでしこジャパン公式HP選手紹介ページ:http://nadeshikojapan.jp/national_team/2012/u20w/player/hikaru_naomoto/

 なでしこジャパンの楢本選手は、少し前に笠岡で開催されたシャルムの浦和戦で、少しだけお見かけしました。今後は田中陽子選手とともに、人気が出る事でしょう。なでしこジャパンも今のチームには、そこまで「ビジュアル系」と取り上げられる選手は、川澄選手くらいですから。
 この5人の中でも一番の注目はやはり、女子バレーの宮下遥選手でしょうか。ちょうど、今日から日テレ系(RNC)で、グラチャンバレーが開幕して放送が始まっています。さあ皆さん、その宮下選手が出場する全日本を応援しましょうと、TVを付けてみると何と・・・宮下選手はなぜかベンチ入り無し。何じゃそりゃという感じでした。待望の大型セッターと言われたのは何だったのか。怪我してるのかなぁ。せっかく、TV中継につなげようと思ったのに・・・まあ、人生そんなものです。という事で、ちょっと一息という話題でした。明日か明後日にはまた重い話題(確か理事会でしたね)をお届けする事になるでしょう。お楽しみに。

 話は変わり、日刊スポーツWEBによると、なでしこリーグが来季からプレーオフ制が導入される事がサラっと発表になっています。10チームによる2回戦総当たりの「レギュラーシリーズ」(仮称)を実施し、その後に1~6位による上位リーグと7~10位の下位リーグを行い、年間順位を決めるそうです。リーグカップは廃止されるとか。
 上位リーグの優勝チームが年間王者として最高賞金を獲得し、レギュラーシリーズ1位も賞金と国際女子クラブ選手権の出場権を手にするそうで、レギュラーシリーズの勝ち点を上位、下位各リーグに反映させるかは検討中で、来年1月の理事会で最終決定するとか。
 これはいわゆる「スプリット制」です。これはリーグを構成するチーム数が10だからできる事だと思います。さて、チーム数18のJ1リーグは結局はどう落ち着くのか、気になるところですね。
日刊スポーツWEB該当ページ:http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20131112-1217371.html

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青丹よし劇場の奈良クラブ2 

2013-11-12 01:28:53 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 事例紹介コラムです。
 以前から当ブログに登場している関西リーグのJリーグ準加盟の奈良クラブですが、またしても注目すべきニュースが入りました。何と、当ブログの事例紹介常連であるJ1川崎とアドバイザリー契約をされたそうです。以下、抜粋して紹介。
   
川崎フロンターレ・NPO法人奈良クラブ 「アドバイザリークラブ」提携

内 容:
・クラブを通じた街づくりの相談、協力など(セミナーや講演など)
・地域活動のアクションプラン作成、相談など
・クラブプロモーションの相談、連携など
・クラブスタッフ研修など
期 間:
 2015年1月31日まで

矢部奈良クラブGMの主なコメント
「自分自身、現役時代に対戦を重ねる度に強さが増し盛り上がっていく川崎フロンターレを体感していた。川崎フロンターレの仕掛けを楽しみにしており、天野氏の著書はクラブスタッフの課題図書となっている。今回、奈良で川崎フロンターレのようなファミリー感のあるクラブ作りを進めたいことを伝え、賛同を受けて提携の運びとなった」
岡山選手兼奈良劇場総支配人の主なコメント
「フロンターレに関わるすべての方々が汗を流し、涙で濡らしながら築き上げたノウハウを、自分と奈良クラブに教えて貰いたい」
㈱川崎フロンターレ 武田代表取締役の主なコメント
「岡山選手から相談を受けたのを機に、奈良クラブ様とアドバイザリー提携を結ぶ事になった。奈良クラブは、「夢づくり・町づくり・人づくり」をコンセプトに、スポーツを通じて地域貢献を目指しているクラブである事をよく理解し、アドバイザーとして手伝い、役に立ちたい。我々が、ホームタウン川崎で取り組んできた知識、経験を活用して欲しい」

 今後はJ1川崎のスタッフらが現地に出向き、クラブを通じた街づくりやプロモーション面の講演などを行うそうです。この奈良クラブというクラブにとても興味を持っています。まだ地域リーグですが、このカテゴリの時点で、目線はJ1レベルなのです。関西リーグ2部の時に総合スポーツクラブを意識した運営を目指し、関西リーグの時にジュニア部門を設立し、クラブのサポート体制の確立のために「ソシオ制度」を確立。J3参入は見送られましたが、今年Jリーグ準加盟を受けています。当クラブ的には、電動車椅子サッカーチームと提携しているのが素晴らしいです。
 クラブの歴史は何と21年で実は老舗クラブ。元Jリーガーを積極的に補強されています。「イベント力」№1の川崎さんと提携するというところも、経営センスの良さを感じます。いつか、逆に提携を申し込まれる存在になるのではないでしょうか。本当に注目すべきクラブだと思います。今後の活躍に注目したいと思います。
奈良クラブ公式HP該当ページ:http://naraclub.jp/archives/27435
J1川崎公式HP該当ページ:http://www.frontale.co.jp/info/2013/1030_3.html
奈良クラブ関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131015

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ジュビロ磐田のホームタウン活動8

2013-11-11 00:01:25 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 この週末は普通に仕事日でした。何か今年は週末の仕事が多いです。なので、ウルトラスブルーへのアウェー徳島戦にも、津山で開催されたシャルムのホーム戦のボランティアにも行っておりませんので、今回はレポは何もありません。OSS委員会公式ブログでは、ボランティアで参戦されたgermanee氏とシマカズ氏のレポがそのうち登場すると思います。乞うご期待。
     
 今日はJ1とJ2の試合が揃って開催されました。中でも大きな話題はJ1磐田のJ2降格が決定した事。記事のタイトルとちょっと内容は違いますが、余り気にしないで下さい。磐田さんといえば、前田選手のシーズン初ゴールを巡る「デスゴール」。前田選手がリーグ戦でシーズン最初のゴールを挙げた相手クラブは'07年から昨シーズンまで6年連続で、シーズン終了後にJ2降格しているというもの。
2007年:甲府/2008年:東京V/2009年:千葉/2010年:京都/2011年:山形/2012年:G大阪

 ただ、今シーズン初ゴールは4月に浦和戦で生まれました。会場である埼スタでは、前田選手の先制ゴールが決まった瞬間、スタンドの浦和サポが一瞬静まり返ったそうです。ただ、その試合を逆転で勝利した浦和は、今日現在、優勝争いを繰り広げており、前田選手の「デスゴール伝説」は一区切りを打ったようです。そして、その伝説が切れた年に、相手チームではなく本人が所属するチームが初のJ2陥落となった訳です。

 改めて、'94年のJリーグ加入からJ1で戦ってきた磐田さんが、20季目にしてクラブ史上初となるJ2降格が決定しました。J1磐田は'90年代後半から'00年代前半には、元日本代表の中山選手、名波選手、元ブラジル代表ドゥンガ選手らを擁し、リーグ年間優勝3回、ステージ優勝6回、ナビスコ杯2回と数々のタイトルを獲得。
 詳しくは'97年に後期優勝し、CSを制してクラブ初のリーグ年間優勝を達成。'02年には前後期とも制する史上初の完全優勝を果たすなど黄金期を築き上げましたが、その後、徐々に成績を落としていき、'08年には仙台とのJ1、J2入れ替え戦で何とかJ1残留をキープ。一時は最強の名を欲しいままにしてきた名門が、ここ数年は低迷していました。相手のJ1鳥栖は、残留を争うJ1湘南が負けたために、同じく今日J1残留が決定しています。一方の磐田は今年は31試合でわずか3勝しか挙げられずに、J2に落ちる事になった訳です。
 
 「THE PAGE」に名門の凋落について、3つの理由が述べられています。以下紹介します。
理由①「戦術面の混乱が招いた出遅れ」
 森下監督は、開幕前のキャンプから布陣を昨シーズンまでの4‐2‐3‐1から3‐5‐2に変更。ストロングポイントをより前面に押し出すための3‐5‐2構想であり、キャンプでは攻撃面の連携にほとんどの時間が割かれた。必然的にボールを奪うための連携はおざなりになる。
 クラブワースト記録を更新する、開幕から7試合連続で勝ち星なし(2分け5敗)と大きく出遅れた間はすべての試合で失点。失点を意識するあまりにチーム全体が引いてしまい、看板だった攻撃力までもがスポイルされる悪循環を招く。第9節で森下監督は解任。長澤暫定監督は、従来の4バックに戻してまず守備の安定を図ったが、次戦まで中2日と時間がなかったことが、混乱に拍車をかける結果に。長澤暫定監督が指揮した4試合も2分け2敗。守備が建て直されないまま、17位で関塚監督に交代したが、結果的に間に合わなかった。
理由②「前田選手のスランプ」
 J1中断期までの13試合で、絶対的なエースとして君臨してきた前田はわずか2ゴールと極度の不振。J1歴代3位の通算137ゴールをマークしているストライカーの沈黙は、体力的よりは精神的な部分に起因。「デスゴール伝説」があるが、「あれだけデスゴール、デスゴールと言われればナーバスにもなる」との分析も。一度崩れたメンタルをシーズン中に建て直すのは極めて難しく、前田選手は全試合に出場しながら9ゴールにとどまり、コンフェデ後は日本代表からも落選。
理由③「チームリーダーの不在」
 関塚監督は、J1川崎時代と同じく「攻撃的なサッカー」を標榜。しかし、すでに守備組織が破綻しているチームにはむしろ逆効果。
 「優位性を持とうとするためにも早く点を取りにいって、逆にバランスを崩して失点してしまう。さらに点を取り返そうとして、またバランスを崩す。悪循環というか、そういうスパイラルに陥ってしまったような感じになってしまった」と分析。
 関塚監督での16試合のうち、半分の8試合で先制を許し、逆転勝利したのは1試合のみで、あとの7試合は3分け4敗。スコアレスドローの1試合を除いた7試合で先制したが、今度はリードを守ろうとする意識が過剰に働いて、昨日までに1勝3分け3敗。チーム全体が自信を失っている中で周囲を鼓舞し、けん引するチームリーダーが不在ゆえ、チグハグな戦いが続く。
その他「世代交代の失敗」
 黄金時代の中心を担った藤田や名波、福西、服部選手らが決して円満ではない形で移籍。'09年の中山選手の退団は一つの時代の終わりを告げたと言える。世代交代で進化し続けるJ1鹿島とは対照的に、中山選手が去った磐田には何も残されていないに等しい。伝統をないがしろにするフロントの無定見なチーム作りと、いま現在のチームリーダー不在とは決して無関係ではないと言える。いわば長年にわたって溜まってきたツケを、一気に支払わされているのが今シーズンだと言っても決して過言ではない。

 別の報道では「生え抜き一掃からクラブ崩壊」という見方もあるようです。 閉鎖的な体質、世代交代の失敗など降格の要因には様々な要素が絡み合うが、最大の元凶は2011年オフとしています。クラブの生え抜きだった柳下監督、石井HC、尾畑強化部長らを放出し、チームの前身であるヤマハ発動機の色を一気に排除した事が遠因としています。また、生え抜き選手達を粗雑に扱ったことで、中山や名波らレジェンドすら現体制に同調することはなくなり、距離を置いたとしています。 フロント、首脳陣、OB、選手がちぐはぐとなったクラブの未来は見えないと締めくくっています。

 まだ、ゴン中山選手がいた頃の磐田について、「今はまだ強いけど、世代交代がうまくできていないから、将来が心配される」という声を聞いたのを思い出しました。もう何年も経った後になりましたが、予言が当たりましたね。磐田さんで思い出すのが、もうだいぶ昔にあるスタジアム(千葉県だったかな)にJ1の試合を観戦に行き、目の前でステージ優勝を決め、優勝セレモニーを見せられた事があります。磐田ゴル前で、ゴン中山選手が「ゴンゴール」のダンスを踊っていたっけ。あの時は「強さ」を実感しましたが、その時から見たら今日のJ2降格は信じられない光景でしたね。
 ただ当ブログでは、一度J2降格を経験した強豪は、J1にすぐ戻ってくると思っています。広島しかり、柏しかり、浦和しかりです。もっとも何年もJ1復帰に時間がかかった場合は知りませんよ(笑)。
「THE PAGE」該当ページ:http://thepage.jp/detail/20131026-00000002-wordleafs
1磐田関連⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121020
   〃    ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120425
   〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100628
   〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100221
   〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090929
   〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080313
   〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060713

 地元のJ2岡山は、今日アウェー徳島戦を戦いましたが、残念ながら0-2で負け、同時にプレーオフ出場の可能性も消滅しました。残念ですね。前の試合で、負けたら悪くて12位まで転落すると口にしていましたが、東京Vも負けたために何とか11位で止まりました。あと2試合。昨年順位の8位が今の目標でしょうか。試合結果を見ただけなので、偉そうな事は言えませんが、まだJ1昇格は早いというサッカーの神様の伝言なのかなと。頑張って欲しいですね。
 
 そして、JFLでは
長野が今日勝って優勝を決めましたが、長野はスタジアム基準を満たしておらず、J2クラブライセンスを保持できない事から、J2最下位チームとの自動入れ替えは行われないようです。つまり、長野さんは来シーズンはJ3という事ですね。ちなみに2位確定の讃岐がJ2クラブライセンスを保持した場合は、J2最下位との入れ替え戦が行われます。今現在の順位で行くと、J2鳥取とJFL讃岐での入れ替え戦になる訳か。まずは鳥取さんが即JFL降格にならないのは、当ブログとしてはうれしい事です。もし、そうなれば鳥取さん頑張れ、いや讃岐さんも上がって欲しいし、中四国での入れ替え戦というのは非情だ。まだ決まった訳ではないですが。

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