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Jリーグの話題31 【J特】

2013-01-25 00:05:38 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 最近、何かと話題が出てくるようになった「J3」ですが、今朝の報知新聞に「新設J3にJ1セカンドチーム参戦も」というタイトルで、'14シーズンから発足予定のJ3リーグに、J1のセカンドチームが参戦する可能性がある記事が載っていました。以下、抜粋して紹介。
                  
 来年度からスタートする「J3」に、J1クラブがセカンドチームを作って参戦する可能性がある事が23日に判明。スペイン1部リーグの強豪、FCバルセロナは2部リーグに、「バルセロナB」を所有し、若手選手の登竜門として活躍中。Jリーグでは入団直後の若手選手の出場機会の少なさが問題になっており、バルサ方式で若手育成を図る。バルサの他にも、Rマドリードやビジャレアル等が保有。
 
 「セカンドチームの参戦は想定済み。若手は練習試合で伸びない。観客が少なくても、年間を通した公式戦を行う事が成長につながる」とJリーグ幹部のコメント。現在、J1で出場機会の少ない若手選手は、J2へのレンタル移籍で実戦経験を積んでいるが、レンタル先と育成方針が違う事も少なくない。J3に参加すれば、目の届く範囲での育成が可能。
 
 新J3は、Jリーグ入りを目指すJFLや地域リーグの準加盟クラブを中心に、計10クラブで来年度からスタートする予定。J1浦和やJ1・FC東京などの財政基盤が確かなビッグクラブならば、将来的にセカンドチームの保有が可能。
 バルサBでは過去にメッシやイニエスタが所属歴あり。前監督のグラディオラ氏も、'07~'08年に監督として活動。選手だけでなく、スタッフや指導者も鍛えられるJ3が誕生すれば、サッカーの裾野が更に広くなると締めくくっています。

 うーむ、J1セカンドチームときましたか。J2ではないのですね。確かに一つ違いのカテゴリでは何かとやりにくいでしょう。しかし、元々はJ3構想は、Jリーグ入りを目指すチームを集めて、J2から降格してくるチームのモチベーションを下げないために運営されるものと認識していました。上位に昇格する気が無いチームと一緒にリーグ戦を戦うのでは、今の混在JFLと同じのような気もします。J3を作る事が決まって、周りからあれやこれや物を言われて、Jリーグ側も混乱しているのかもしれませんね。そのうち、Jリーグのユースチームも加えるとか言いそうです。
 J1のプレミア化構想ではイングランド、下部3部リーグではスペインリーグと、あっちやこっちや目がうろうろしているのではないですか。なぜ、サテライトリーグが消滅したのか、なぜ、J3を作るのか、若手選手の実践経験をどう積ませるのか、しっかり足を地に付けてJリーグは慎重に物事を進めるべきだと思います。そうしないと、益々人気が停滞し、観客動員の減少の歯止めがかからなくなりますよ。
Jリーグ組織問題関連⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121228
   〃          ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121217
   〃          ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121216
   〃          ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121215
   〃          ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121214
   〃          ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121108

   〃          ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120730

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