富士へ
先日富士へドライブにに行ってきました。
行先は富士スピードウェイです。ただ、サーキットとは言え、
レースを見に行ったわけでもなく、スポーツ走行をするわけでもありませんが。
目的はマツダが行ったイベント、Be a Driver Experience in Fuji Speedway です。
富士スピードウェイ本コースを走ることができるチケットを先着順でゲットして
おいたので、パレードランにも参加しました。
子供たちを連れ、早朝4時出発でいざ大井松田で仲間と合流していざ富士へ。
親子共々、初富士スピードウェイ。F1を開催したこともある国際コースです。
パレード欄に参加するのでピット裏のパドック駐車になりました。
参加の多い車種は車種ごとの走るのでまとまって駐車しますが、
今回は多数ある車種ではないので、その他のエリアへ。
前はマツダ市販車史上、最高出力&最高の加速力を誇るユーノスコスモの
3ローター車です。 この車と一緒に本コースを走るんです。
もうわかった方もいますかね。
今回はロードスターではなく、我が社の社用車 タイタンダンプ で
しちゃったんです! しかも子連れ!
パドックに入場する際、前を走っていた友人が、
「後ろのタイタンですが、念のため一般参加なのかを確認してください。」と
言うスタッフの連絡を聞いたそうです。
その指示通り、「一般参加ですか?」と尋ねられました。(´∀`)
一般参加?え?パレードラン参加車だけど・・・意味がわからなかったので
ミラーにぶら下げたパドック駐車券を「これです・・・」と指差したら、
「あっ!わかりました~っ、まえの誘導員お指示に従ってくださ~い!」と
言われてその他エリアへ案内されました。
どうやら搬入車?と勘違いされたようです。そりゃそうですよね。
普通こういうイベントは乗用車で参加するのが当たり前ですので。
しかし、古くからのファンの一部の方はご存知のとおり、マツダのタイタンは
ライバルメーカーと比べて、ずば抜けたボディ剛性を誇る優秀なトラックでした。
100ヶ月連続でトップセールスだった時代もあるくらいです。
残念ながら現在はマツダでは生産されておらず、いすゞからのOEM(車両供給)に
なってしまったので、ごく普通のトラックですが。
今回のタイタンでの参加には正直言って、妻も母も大反対 (-.-)
子供はもちえろん賛成派 (^O^)
乗り心地が悪いし、うるさいし、眠くなったらどうするの、
リクライニングしないから可哀想でしょって。(^_^;)
でもね、ダンプにほぼ乗ったことのない二人は知らないんです。
乗り心地や居住性を比べたら路面状況にもよりますが、ダンプもロードスターも
さほど変わりはない感じなのいです。騒音もロードスター幌車のためうるさいんです。
ダンプに余裕で勝てない快適性・・・ イインダカワルインダカ(-_-;)
ロードスターにほとんど乗ったことがない母には、なおさらわかりませんよね。
ダンプ=乗り心地が悪いというふた昔前の感覚しかないんです。
今のダンプは道が悪くなければその割に乗り心地は悪くありません。
ただし、あくまでも21年目のロードスター比 ですが。
普通の乗用車に比べたらどちらもかなり悪い部類です。(-.-)
ですので、ジュニアシートの後ろにクッションを挟んでリクライニング角をとったり、
座面との間や頭の脇ににクッションを配置して寝た時に前に突っ込まないように
さまざまな準備をして、ドライブに出発しました。
ただ快適性は低くても、ダンプは乗用車にはない見晴らしの良さがあります。
高速道路などではいつもと違う見晴らしの良い景色に、気づくことも違うようで、
いつもは気づかないような話をしながらドライブでした。
会場では往年のマツダレーシングカーも展示。
もちろん世界を驚かせた4ローターエンジンを搭載した787Bも展示されていました。
パーレードレンでは私の大好きな時期と色の3代目RX-7(FD型)が走っていました。
アルミホイールは後期のものですが、この艶っぽいデザインに似合う深い青。いいです。
1991年にデビューですので、すでに25年が経過しているデザインです。
今見てもまったく見劣りするどころか一線級の美しさ。
いまマツダが進めている鼓動デザインにだって全く負けていないと思います。
この磨きぬかれたシンプルなデザイン。
考え抜かれたシンプルは色褪せない。 住宅にも同じ事が言えると思います。
ちなみに女性が運転していました。
派手にいじらずシンプルなものをMTで乗る女性。 カッコイイですね。
そうしている間に私たちの番はやってきました。
おそらく、現役のダンプが本コースを走るのは作業車以外では初かも??
友人撮影です。(残念ながら車外から撮された写真はこれだけです・・・)
本コースに入る際、誘導するスタッフや入場を見ていた方々から、
常識ではありえない車(笑)の登場に多くの歓声をいただきました。
私や子供達も待ちに待ったこの瞬間に胸が高ぶっていました。(^O^)
名物の長い直線の終わりにある第一コーナーへ!
渋滞中。
前方は世界唯一の3ローターの推定320馬力。私ディーゼルの125馬力。
その差歴然・・・(´∀`)
最大トルクは42kg-mと30kg-mでそれほど負けていないんですけどね。
路面の綺麗なサーキットはタイタンでも滑るように快適な走り心地でしたよ。
ナビを撮影。 富士の最終コーナーにいます!
最終コーナーを立ち上がり、タイタンフル加速!
自慢のストレート!楽しませていただきました。
2周の走行はあっという間に終了。 親子3人大変満足でした。
帰ってきて経営陣のトークショーを拝見。
左から マツダの開発を統括する藤原大明神(専務)
デザイン部門を率いる前田本部長、カスタマーサービスの梅下本部長です。
マツダのこれからや、歴代RX-7やユーノスロードスターの部品の再供給開始
などのお話を。
もう手に入りづらくなった絶版車の部品。RX-7やロードスターは熱心なファンも多く
その人たちが長年に渡ってマツダを愛し支えてくれているという認識をマツダは
持っていて、その方々への恩返しとして、国内自動車メーカーとしては異例の
絶版部品の再供給開始を決めたようです。 これはとても凄いことなんです。
そして一番の注目は、東京モーターショーに出品されたRX-Visionに関すること。
出る!開発が始まった!などと噂にはなっていますが、公式には何もありません。
藤原大明神は 次期ローターリーエンジン搭載車を買うための貯金を始めたそうです。
開発のトップが貯金を始めた。 公の場でそう語った。
そうです、そういうことです。 わかりますよね。
イベントの最後は往年のレーシングカーのデモンストレーション走行。
走行前のブリッピング(エンジンを温めるためのエンジンの空ぶかし)では、
子供たちが787Bの爆音を目の前数メートルで聞いて、興奮していました。
そしていよいよデモ走行!富士のストレートは全長約1475m。
そのストレートを甲高い爆音を立てながら通過していきました。
昨年の三次テストコースで見たときは、世界で一番近い距離で見られたであろう、
目の前1.5m通過でしたので、排気やバックファイアの風圧を感じられて
桁違いの物凄い迫力でしたが、上から見下ろすロングストレート高速通過も
やっぱりいい音で気持ちがいい!
マツダを満喫できた週末でした。
帰りの東名高速は御殿場~大井松田間の事故もあって、大井松田まで下道。
東名に乗ってからも秦野中井~大和トンネルあたりでいつもの渋滞。(´∀`)
途中で夕食などをとったりしたので、御殿場を出てなんだかんだで5時間~
くらいかかって帰宅しました。 遠いなぁ・・・(´∀`)
長文失礼いたしました。 m(_ _)m
ZOOM-ZOOM & Be a Driver.
千葉・南房総 (株)加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます